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Plus de Hiroshi Yamaguchi (16)
コンテンツビジネス論特別講義「映画におけるフラッシュマーケティング」
- 3. 映画の興行収入
百万円
250,000
洋画 220,737
邦画
200,000
150,000 118,217
100,000
50,000 102,521
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
※社団法人日本映画製作者連盟資料 (c)Hiroshi Yamaguchi 3
- 4. 入場人員の推移
単位千人
1,200,000 1958年
1,127,452千人
1,000,000
800,000
600,000
400,000
200,000
0
1955
1960
1965
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
※社団法人日本映画製作者連盟資料 (c)Hiroshi Yamaguchi 4
- 5. リメイク・シリーズものの増加
• 1 アバター
• 2 アリス・イン・ワンダーランド
• 3 トイ・ストーリー3
• 4 借りぐらしのアリエッティ
• 5 THE LAST MESSAGE
MESSAGE海猿
• 6 踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ
• 7 カールじいさんの空飛ぶ家
• 8 ワンピース フィルム ストロングワールド
• 9 劇場版ポケットモンスター ダイアモンド&パール 幻影
の覇者ゾロアーク
• 10 のだめカンタービレ 最終楽章 前篇
(c)Hiroshi Yamaguchi 5
- 6. 放送局による映画製作
• ヒット作のほとんどの製作委員会に参加
– 1 借りぐらしのアリエッティ 日本テレビ
– 2 THE LAST MESSAGE 海猿 フジテレビ
– 3 踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ フジテレビ
– 4 ワンピース フィルム ストロングワールド フジテレビ
– 5 劇場版 ポケットモンスター ダイアモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク テ
レビ東京
– 6 のだめカンタービレ 最終楽章 前篇 フジテレビ
– 7 告白
– 8 のだめカンタービレ 最終楽章 後篇 フジテレビ
– 9 SP 野望篇 フジテレビ
– 10 名探偵コナン 天空の難破船 日本テレビ
(c)Hiroshi Yamaguchi 6
- 7. 映画館数(スクリーン数)の推移
8,000
7,000
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
1955
1960
1965
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
※社団法人日本映画製作者連盟資料 (c)Hiroshi Yamaguchi 7
- 8. シネマコンプレックスの増加
90%
80% ※シネコン
5スクリーン以上
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
※社団法人日本映画製作者連盟資料 (c)Hiroshi Yamaguchi 8
- 10. フラッシュマーケティング
• Flash Marketing
– 購入可能期間を限定した共同購入等の手法を用
いたネット販売手法
– 類似の手法は以前も存在した
• 2008年、米グルーポン社がネット上で展開し
急成長
• 日本では2010年4月にPikuがサービス開始、
100社以上?が運営
(c)Hiroshi Yamaguchi 10
- 11. フラッシュマーケティング
• しくみ
– 企画をネットに公開し、一定期間内に購入希望者
を集める
– 一定人数集まれば成立、販売へ
– 集まらなければ企画全体が流れる
• 特徴
– 「売れなくて損失」がない
– 損失リスクがない分、価格を安く設定できる
– ネットで募集するため、ニッチな需要に対応できる
(c)Hiroshi Yamaguchi 11
- 12. フラッシュマーケティング
• トラブル事例
– 広告と実際の商品・サービスの差
– 不適切な商行為
– 注文殺到によるサーバ負荷
– 「若い業界」であるがゆえのさまざまな不備
• 有効性への疑問
– ただの割引販売になってしまう?
(c)Hiroshi Yamaguchi 12
- 13. 「共同購入」対象としての映画
• 細分化された需要
• 事前には「品質」がわからない
• 新しければいいとは限らない
• 「在庫」は超長持ち、コスト小
• 「定価」が必ずしもはっきりしない
(c)Hiroshi Yamaguchi 13
- 14. 事前課題
• 下線部に適当なセリフを入れて、面白い問答を完成
させてください。
• 回答は、(1)、(2)、(3)と番号を付けて、それぞれの画
像に対する回答を記入してください。
• 評価の基準は、以下の通りです。
• ・オリジナリティがあること。
• ・面白いこと。
• ・「THIS IS IT」上映イベントのチラシに取り入れてもお
かしくないものであること。
• ・作品や出演者等を貶めるものでないこと。