Project hayano最終報告
- 2. Project HAYANO
経緯
- 給食検査
- 各種の陰膳検査
- WBC測定
により,
食品由来のセシウム内部被ばくは
非常に少ないことが判明
- 6. Project HAYANO
しかし
警戒区域等では、事故発生初期に有意に
放射性ヨウ素(半減期8日)による内部
被ばくを受けた可能性
実測データは少なく内部被ばく線量評価
への適用は困難
小児甲状腺ガン発症のリスクは?
- 9. 放医研資料
Project HAYANO
外部被ばく線量評価システムの概要と
避難行動のモデルパターン別の外部被ばく線量の試算結果
平成23年12月13日 より
住民行動調査は
開示されない
(個人情報)→
3/12 11:00
第三者検証は
不可能 3/12 10:00
2
- 10. Project HAYANO
1. 131I シミュレーション結果を4種入手
i) SPEEDI - 3月15日以降については、実際のモニタリング測定結果を再現できていない
ii) 海洋研究開発機構(JAMSTEC)- 動画
iii) 国立環境研究所 - 最新の放出源推定を用いた数値データ(これを主として使用)
iv)JAEA - 動画のみ.数値データの提供には応じていただけなかった
2. ZENRINデータコムの混雑統計と重ね
3. 地域ごとの 線量 ✕ 人数 を評価
- 13. Project HAYANO
幸いにも ヨウ素濃度が最も高かった時の
ZENRINデータは使えそう
福島第一からの距離ごとの人数(ZENRIN混雑データによる)
<5km
140 000 5-10km
携帯基地局復活? 10-15km
↓ 15-20km
20-25km
120 000 25-30km
30-35km
35-40km
40-45km
45-50km
100 000
80 000
人数
60 000
40 000
20 000
0
Mar 10 Mar 12 Mar 14 Mar 16 Mar 18
原発への通勤 避難 日時
- 14. Project HAYANO
ZENRINのデータをじっと眺める
頻度(対数)
250mメッシュに
100 000
1人 2人 3人 ...
10 000
途中が埋まって
頻度(対数)
1000
いるのはなぜ?
100
0 200 400 600 800 1000 1200 1400
人数
人数
- 15. Project HAYANO
3/10 午前3時 3/10 午前8時
人々は動いていない 人々が移動.
出現頻度
3000
ピークはシャープ
3
3000
ピークとピークの間
8
出現頻度
2500 2500 が埋まる
2000 2000
1500 1500
1000 1000
500 500
0 200 400 600 800 1000 0 200 400 600 800 1000
250mメッシュ内の人数 250mメッシュ内の人数
今回の解析では時空メッシュを粗視化
- 17. Project HAYANO
いわき
20 000
WSPEEDIHnewL
WSPEEDI
15 000
「ソースターム」 NIES
ヨウ素 Bqêm3
「気象データ」
10 000 「計算コード」
により大きな違い
5000
0
Mar 14 Mar 21
日付
今回の解析では時空メッシュを粗視化
- 18. Project HAYANO
代表的な例
飯舘村,いわき市,南相馬市の市役所(村役場)から
半径5km圏内での 人数 vs ヨウ素濃度 (縦軸対数注意!)
ZENRIN 国立環境研究所
105
104
1000 飯舘人数
飯舘ヨウ素濃度 Bqêm3
いわき人数
いわきヨウ素濃度 Bqêm3
100
南相馬人数
南相馬ヨウ素濃度 Bqêm3
10
1
Mar 10 Mar 12 Mar 14 Mar 16 Mar 18
- 21. Project HAYANO
10/23 東北市長会決議
(議員立法を目指す)
…
よって、甲状腺検査の対象者である平成23年3月11日時点
で18歳以下の県民が18歳を超えて甲状腺がんを発症した
場合においても、原子力発電所事故との因果関係を問うこ
となく、国が治療費を負担するよう強く要請する。
Project HAYANOの結果は,この法案に必要な予算の概算
に用いる