Contenu connexe Similaire à Jmrx資料20110924 Similaire à Jmrx資料20110924 (20) Plus de Shigeru Kishikawa Plus de Shigeru Kishikawa (20) Jmrx資料201109242. はじめに 1
本日はJMRX牛堂様からのご依頼で
「リサーチ業務に役立つプレゼン指南的な…」
ことをお話しします
しかし、
全ての皆様に共通の問題解決手段をお話するのは不可能です…
今日は皆様と「プレゼン」についての課題発見・共有ができ
個人
明日からの改善のヒントになれば幸いです
レベル
チーム・組織
レベル
会社レベル
業務分野・業界レベル
3. 本日のプログラム 2
時間配分
Ⅰ.自己紹介
Ⅱ.課題共有
Ⅲ.プレゼンの基本
Ⅳ.改善策
補足(時間に余裕があれば)
Ⅴ.質疑応答
〜20:00終了予定
5. 何してる会社なの? 4
・主に 企業様のブランディングやプロモーションのコンサルティング、
それらの実施企画・制作 をやっております
・実施分野はショップ、展示会、企業展示施設等の
プロデュース・空間デザインや社屋の企画 などが多いです
また、CI、企業パンフレット、ホームページ、映像等の企画・制作
もやってます
・また、商品企画、技術企画 のお手伝いなどもしています
会社概要
社名 :株式会社idealShip(アイディアルシップと読みます)
所在地 :東京都千代田区紀尾井町3-29
設立 :2006年6月
関連会社:トリニティ㈱(デザインコンサルティング&リサーチ)
6. 何してる会社なの? 5
Mitsui Fudosan Milano Salone 2007 Stanley Milano Salone 2007
企業ブランディングのための“コミュニケーション” のお手伝いをしています
これら自体が企業にとっての“プレゼン”
Panasonic Milano Salone 2008 Panasonic Milano Salone 2009
Panasonic Milano Salone 2010 Toyota Design Exhibition 2009 Hotel Reception 2011
プロジェクトの一環でリサーチに関わる機会はとても多いです
7. …で、あなたは誰? 6
・平野 幸司
・静岡県浜松市出身 1971年生まれ
・元々は設計事務所で建築や内装の設計を
していました
その後広告会社に転職、約9年在籍の後
2006年に独立し現社設立
・日常の生態は…
Facebook ⇒ 平野幸司
Twitter ⇒ @idealship
9. さて今日の本題です、まずは課題の共有から 8
リサーチ業務プレゼン“あるある” !
・始まりのときの空気がなんかサムい…
・開始して3分くらいでもっとサムくなる…
・イキナリ、説明してるところよりずっと後の紙を見始める…
・隣の人とボソボソ話し始める(なんか、笑ったりしてる)…
・そのうち、誰かが目を閉じ始める…
・身内にも目を閉じ始めてる奴がいる…
・ガチャガチャ、出たり入ったり、携帯イジイジ…
・プロジェクターで説明してても誰も見やしねえ!
・「何か質問ありますか〜?」って聞いても「シーン…」
・質問があっても「今それ言うか〜?!」という“そもそも論”的なものが多い…
・リサーチのみのお仕事なのに「で、御社だったらどうしますか?」
と、究極的判断を求められる…
10. 課題の考察 〜業務分野・業界&会社レベル〜 9
プレゼン以前の根本的課題…
1.受注形態が安定していない(クライアント直ではないことも多い)
2.プロジェクト全体の中でのリサーチ業務のポジションや目的
が明確にされていないこともある
3.業務の性質上、提供情報が刺激的ではない(ことが多い)
4.業務の性質上、断定的な考察は述べにくい
5.最終報告の段階で、既に結果予測がされてしまっていることがある
6.しっかりとした報告環境が与えられることが少ない
7.報告の場があればまだよい、製本した資料のお届けで終わり…
メールで納品!なんてことも多い
8.兎に角、オリエンから報告まで時間的余裕が全く与えられない…
ナカナカ自力で解決できないことが多いですが、
できることから改善していくしか無いですよね
11. 課題の考察 〜チーム・組織レベル〜 10
身に覚え、ないですか!?
1.資料を作った人しか内容を理解できていない
2.メンバー間で報告における課題の共有がされていない
3.メンバー間で、誰をプレゼンター(メイン&サブスピーカー)
にするか、事前に話し合いされていない
4.一度もリハーサルをしていない
5.プレゼン開始時、相手にプレゼンプログラムを
伝えていない
6.プレゼン中に連携(アイコンタクト)がとれていない
7.終わってからの振り返りや反省会は皆無…
12. 個人的な課題… 11
なかなか克服できないですよね…
1.そもそも、人前で話すなんて苦手
2.逆に話し好きすぎて、止まらない…
3.緊張しやすい、手汗で紙がふやけるレベル…
4.話す内容が途中で頭から飛んでしまう…
5.時間配分のコントロールが苦手
6.人の目を見るのが苦手で下を向いてしまう…
7.「えーっと…」「要するに…」「まあ…」連発など、
特定の話し方の癖が出てしまう
8.変な手癖(ペン回し等)が出てしまう…
13. プレゼンの課題はフクザツ! 12
個人
レベル
どのレベルも直ぐに簡単には解決できないものばかり…
チーム・組織
レベル
会社レベル
業務分野・業界レベル
しかし、客観的に課題を認識し、
チーム・組織・会社でそれを共有するところから
少しづつ解決が始まります
14. ところで、リサーチの根源目的 13
そもそも何のためにリサーチしているのか?
リ
GOAL!
「やりたいこと」
3.競合との差別化 の実現
リ (または領域創造)
(製品化等)
2.イノベーションの注入
(技術・ビジネス
モデル・サービス内容)
聞き手が欲していることに応えられているか?
4.対象(利用者等)
の細かなニーズの反映
START!
誰かによる 1.対象マーケットの
リ
「やりたいこと」 価値観の汲み取り
の発案 リ
16. 人を魅了するってどういうこと? 15
人が何かの対象を魅力的に感じるための3つの価値
①表層価値 ②経験価値 ③背景価値
外観や体裁等視覚により 将来時間を 対象の背景に存在し、
この3つの価値の総和で人の魅了がなされている
短時間で 共有することで 将来享受できる
感じられる価値 得られる (だろうと想像できる)
(だろうと想像できる) 価値
価値
17. 人を魅了するプレゼンって? 16
“魅了するための価値訴求”別プレゼン要素
①表層価値 ②経験価値 ③背景価値
外観や体裁等 将来時間を共有 対象の背景に存在し、
視覚により することで 将来享受できる
短時間で 得られる (だろうと想像できる)
感じられる価値
(だろうと想像できる) 価値
価値
・身なり ・誠実感 ・会社の
・表情 ・説得力を感じ 規模や実績
・身振り&動作 させる話し方 ブランド
・喋り方&声 ・段取りや ・プレゼンター
時間配分 の経歴や実績
・資料の体裁
・説明順序 知見など
・プレゼンの
環境や形式 ・内容そのもの…
自分(自社)の得手不得手が何か?客観的な評価が必要
19. 身なり 18
服装などはまあ普通にきちんとしてればよいと思います…
むしろ自分の気持を盛り上げるために、
イイものを身につけたほうが
いいかもしれません
<注意>
ただ行き過ぎた“自分らしさ”みたいなのは、
意味がないですし、ノイズになるのでやめましょう
20. プレゼン資料 19
極力シンプルに ①メッセージライン(主文)
は言い切り型&
最小限の文字数で
②詳細説明は最低限 ③表は着目点を明確に
④グラフは色味を抑え
主張しすぎない
21. プレゼン資料 20
レイアウトとコピーにこだわる
①大胆で明確な構図(左ビジュアル・右文章)
②見出しコピー
をキャッチーに
③読ませる工夫
22. プレゼン資料 21
レイアウトとビジュアルにこだわる
①見出しコピー
をキャッチーに
②極力ビジュアル化
③インデックス類は
まとめて
23. プレゼン資料 22
文章を羅列する場合でも箇条書きは極力つかわない
24. プレゼン資料 23
集計データの報告においては
・総括を端的に先に述べる
・表やグラフは着目点にインデックスをつけ考察と対応させる
25. プレゼン資料 24
極力シンプル且つ最小限の言葉で
(お手本:ニュース番組)
26. 時間配分 25
プレゼン時間配分は「3分の2型」
説明 質疑応答
「つかみ」⇒「概要」⇒「総括」⇒「詳細」⇒「まとめ」
つ
概
か 総括 詳細 まとめ
要
み
27. 参考:映画づくりにおけるシナリオ構成 26
映画づくりの基本“三幕構成”
発端 中盤 結末
(状況設定) (対立や葛藤) (解決)
時間配分
1 2 1
プロットポイント(物語の転換点)を仕込む
特に最初のほうの出来事を
“インサイティング・インシデント(誘引する事件)”
といいます
28. 参考:映画づくりにおけるシナリオ構成 27
映画づくりの基本“三幕構成”
発端 中盤 結末
(状況設定) (対立や葛藤) (解決)
時間配分
1 2 1
つ
概
か 総括 詳細 まとめ
要
み
29. ストーリー&演出 28
ちょっとの“もったいつけ”
結論はドカーンと
根拠や理屈はあとから熱く細かく
30. 改善策まとめ 29
身なりは自分のためにも“キチンと”
見せる情報はシンプルで簡潔に
(できれば、スライドでのプレゼン資料と配布資料を別のものにしたほうがいい)
資料は着目点を明確にする
説明は与えられた時間の3分の2程度に
ストーリー配分をよく考えて、
最初のほうの盛り上げが肝心
43. 42
ところで
世界で最も完成された
プレゼンテーションが求められる人
ご存知ですか?