1. ARG 「オープン志向による図書館サービス改革－金太郎飴を超えて」 第11回図書館総合展 財政危機をチャンスに変える思考と戦略－低成長時代の図書館サービス指導理念 日時：2009年11月10日（火） 会場：パシフィコ横浜 岡本真 ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) 編集長 ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

2. 自己紹介－岡本真（おかもと・まこと） 現在： アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役、プロデューサー ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長 兼任 情報処理学会DBS研究会/CH研究会運営委員 京都大学情報学研究科非常勤研究員 東京大学Creation Advisor 国立情報学研究所産学連携研究員 著書『これからホームページをつくる研究者のために』（築地書館） 過去： 国際基督教大学卒業（1997年） 編集者等を経て、 1999年～2009年、ヤフー株式会社に在籍 Yahoo!知恵袋、Yahoo!検索ランキング等の企画・設計・運用 2 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

3. 参考：ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) 1998年7月創刊、週刊、4500部、無料 「インターネットの学術利用」がテーマ 約150人の執筆者、約400回の発行 3 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

4. 前向上－金太郎飴を超えて 公共図書館の現実－存在面 公共図書館≒公立図書館 参考：開かれた私立図書館の事業可能性調査 公共図書館の現実－行為面 一種のユニバーサルサービス志向 全国一律／横並び意識 サービス面での表出 貸出 課題解決 レファレンス 4 ARG 丸い棒状の飴で、どこを切っても断面に金太郎の顔が現れるように細工したもの。（中略）。飴の柔らかいうちに手早く作業するが、すべて手仕事であるから顔の表情は飴の1本ごとに異なるところがおもしろい。 （Yahoo!百科事典） ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

5. オープン志向とは何か ウェブに学ぶ共創モデル 「Web2.0」から生み出されたもの オープンな姿勢への転換 コラボレーションへの展開 様々な事例から “Wikipedia”モデル “Yahoo!知恵袋”モデル “Twitter”モデル 5 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

6. オープン志向をとるべき理由 現状への対処としての意味 財政状況の悪化 公共事業の検証 将来への投資としての意味 「公共性」に支えられ、 「公共の利益・福祉」を実現するための 投資 6 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

7. 図書館がとりうるオープン志向 館種間ネットワーク 館種：公共（公立／私立）／大学／学校／専門／国立 MLA：Museum, Library, Archive 特に都道府県立図書館の役割 共同保存、共同目録 職員間ネットワーク 正規雇用と非正規雇用 司書職と一般職 市民間ネットワーク ボランティア、友の会、利用者、非利用者 7 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

8. 仮説的提案としての共創モデル#1 参加型レファレンス 「最後の砦」論のとらえ方 誰にとっての“Last Foundation” レファレンスのアーキテクチャの再設計 誰もが専門家時代におけるレファレンス 一例としての東京都立図書館による「GiveUp事例」 Q&Aサイトの隆盛 Yahoo!知恵袋 8 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

9. 参考：Yahoo!知恵袋の利用者数推移 9 ARG 出典：ネットレイティングス ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

10. 仮説的提案としての共創モデル#2 参加型アーカイブ 自律・分散・協調による保存 デジタルアーカイブのテコ入れ デジタル岡山大百科 みんなでつくる横濱写真アルバム 地域資料デジタルアーカイブ「甲斐之庫」 新たな動向： 地域住民参加型のデジタルアーカイブの推進に関する調査検討会 個人蔵書アーカイブの模索へ P2P的展開 10 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

11. オープン志向のリスクと可能性 11 ARG ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

12. ご清聴に感謝続きは討論で ARG 本資料は後日、 ブログにて公開します http://d.hatena.ne.jp/arg/ 岡本真 ACADEMIC RESOURCE GUIDE（ARG） 編集長 ACADEMIC RESOURCE GUIDE http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/ 12 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.