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「麺つゆ」新コンセプト
開発のための実態把握調査
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
最終更新日:2015年8月6日
分析サンプル
リサーチコンシェルジュ
By 株式会社アレンジベース(http://arrangebase.com)
2お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
■目次
: P 04 - 05
: P 06 - 11
: P 12 - 23
: P 12 - 13
: P 14 - 23
: P 24 - 40
: P 24 - 25
: P 26 – 40
: P 41 – 47
: P 41 – 42
: P 43 – 47
: P 48 – 49
・調査概要
・総括
■ネットリサーチ
・参加者プロファイル
・調査結果詳細
■グループインタビュー
・参加者プロファイル
・調査結果詳細
■調査票、インタビューフロー
・ネットリサーチ
・グループインタビュー
・コンセプト
3お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・著作権は弊社が所有します。
著作権
・非営利目的はもちろん、商用の
二次利用も可能です。
商用利用
・二次利用にあたってはライセンスを表示してください。
・ライセンスは「株式会社アレンジベース(http://www.arrangebase.com/)
|○○調査」という形式でお願いします。
ライセンス
・内容の一部を改変して二次利用
することが可能です。
改変
・二次利用にあたって、弊社へのご
連絡は必須ではありませんが、ご連
絡いただけると幸いです。
・なお、二次利用の方法などによっ
て利用を禁止することはありません
ので、お気軽にご連絡ください。
弊社へのご連絡
本著作物は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス「表示」の下でご利用いただけます。
※クリエイティブ・コモンズの詳細はNPO法人コモンスフィアのWEBサイト(http://creativecommons.jp/licenses/)にてご確認ください。
※詳細:http://www.arrangebase.com/2014/09/rc-cclicense/
■著作権について
4お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Outline
調査概要
ネットリサーチ
グル―プインタビュー
5お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・高付加価値の麺つゆの開発を検討している。
・まずは普段の麺つゆの購入実態や活用実態を把握して、コンセプトの方向性を見定めたい。
・比較的高付加価値の麺つゆと親和性が高い属性として「50代女性で生協利用者」を想定しており、彼女たちの実態を
把握したい。また、通常の麺つゆの消費量が多い属性である「30代女性」についても確認したい。
調査目的
※本調査は、株式会社アレンジベースの自主調査です(実際に調査を実施した結果です)。
ネットリサーチ グループインタビュー
■調査手法:ネットリサーチ
■調査期間:2014年8月1日(金)~2日(土)
■調査手法:グループインタビュー
■調査期間 Aグループ:2014年8月7日(木)
Bグループ:2014年8月11日(月)
・性別:女性
・年代:30~50代
・未既婚:既婚
・居住地:全国
手
法
と
期
間
対
象
者
条
件
■Aグループ
・性別:女性
・年代:50代
・未既婚:既婚
・居住地:首都圏
・同居家族:末子大学生以上
・その他:生協利用あり
■Bグループ
・性別:女性
・年代:30~40代
・未既婚:既婚
・居住地:首都圏
・同居家族:末子小学生以下
・その他:生協利用なし
※グループインタビュー参加者を抽出するための
リクルーティングアンケートと兼ねてネットリサーチを実施
■調査概要
6お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Summary
総括
ネットリサーチ+グループインタビュー
※但し「コンセプト構築」という目的を鑑みて、グループインタビューの結果を中心に分析を行った
7お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Point1.麺つゆのコアベネフィット
安心感
手軽
一発で
味が調う
<生活者のなまごえ>
・麺つゆがないと味が決まらない。麺つゆ1
本でいい。他に何かを足さなくても大丈夫
なところがよい。
・麺つゆがあれば1本で味が決まる。丼もの
の時は欲しい。
<生活者のなまごえ>
・手軽で調理の時間を短縮できるもの。さ・
し・す・せ・そ+麺つゆっていうくらい、
自分の中では大事な調味料になっている。
・料理が面倒な時に麺類を食べることが多い
のに、そんな時に出汁をとりたくない。
・麺つゆのコアベネフィットは、「味が一発で調う」+「手軽」=「安心感」と定式化できる。
・麺つゆは、うどんやそうめんなどの麺類の汁としてだけではなく、丼ものなどを作る際の調味料としても活用されている
が、いずれのシーンにおいても、「味が一発で調う」「手軽」という点が魅力となっている。
■総括
8お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Point2-1.麺つゆの購入実態
・麺つゆは、いずれのグループからもあまりこだわりなく購入されている。購入時に重視されているのは、サイズ、価格、
容器の形状。なお、ネットリサーチでも同様の傾向が確認できる。
・Aグループは、「こだわり」を持って醤油、ポン酢を購入している様子が伺える。
・小サイズ
・価格よりも大豆の安全性や無添加な
商品
・材料や製法にこだわりのある地元
メーカー品
・昔から使っている商品をリピート購
入
・安心感から大手メーカー品
・価格重視
醤油
Aグル―プ Bグル―プ
・食べなれた味がよいのでリピート購
入
・こだわりのある地元メーカー品
ポン酢
・安心感から大手メーカー品
・サラダに合う味わい
・無添加、低カロリー
・家族が好きな味をリピート購入
・CMで宣伝している
・コレステロール0、ノンオイル
ドレッシング
・失敗したくないのでリピート購入
・小サイズ
・持ち帰りやすく捨てやすい紙パック
・有名メーカー品
・価格重視
・濃縮タイプの大容量サイズ
麺つゆ
・Aグループはこだわりあり。
・Bグループはこだわり希薄。大手メー
カー品を価格重視で購入。
まとめ
・健康感重視。
・こだわり希薄。サイズ、価格、容器
の形状重視で購入。
・失敗したくないのでリピート購入
・オーソドックスな大手メーカー品
・大容量サイズ
・Aグループはこだわりあり。
・Bグループはこだわり希薄。大手メー
カー品をサイズ重視で購入。
■総括
9お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Point2-2.「こだわり」とは何か?
安全性
価格よりも、大豆の安全性や
無添加な商品を選んでいる。
シュガーレディや生活クラブ
で、添加物やよくわからない
成分が入っていない商品を買
う。
地元性
大手メーカーはコスト重視で
きめ細やかな物づくりはでき
なさそう。材料や製法にこだ
わりを持てるのは個人商店だ
から、道の駅で情報を収集し
て購入する。
「餅は餅屋」ではないけれど、
専門のお店に置いてあるもの
の方が買いやすい。カボスの
産地だと「カボスを使ったポ
ン酢」がある。今は産地のも
のを行った先々で買うことが
できるから、そこで買うこと
が多くなった。
生
活
者
の
な
ま
ご
え
醤油 ポン酢 醤油 ポン酢
・Aグループが醤油やポン酢を購入する際の「こだわり」とは、安全性と地元性のことである。
■総括
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・ネットリサーチで最も評価が高かったのは「R」。次いで、「P」「Q」の順番。
・Bグループは全体的に使用シーンが広がりそうだと感じており、目新しさにも好意的。但し、価格感度が高いため、実際に購入する可能性は低い
と考えられる。
・一方、Aグループは比較的「使用シーンが広がりそう」という印象を抱いておらず、目新しさに対するポジティブな評価もあがっていない。Aグ
ループが評価するのは、産地が明確になっている点。但し、味わいに疑問を抱いているため、実際に購入する可能性はあまり高くないと考えら
れる。
Point3.コンセプト評価
・産地が明確でよい
・使用シーンが広そう
・化学調味料無添加がよい
・ジアスターゼが体によさそう
・使用シーンが広そう
・原材料にこだわりがある
・使用シーンが狭そう
・賞味期限が短そう
・ジアスターゼの効果が疑わしい
・高い
・大根おろしを適量取り出せるのか疑問
・目新しい
・産地が明確でよい
・目新しい
・使用シーンが広がりそう
・生臭そう
・目新しさは求めていない
・海鮮が出汁の原料になるのか疑わしい
・海鮮が好きではない
・プロの味わいを楽しめそう
・健康的
・目新しい
・プロの味わいを楽しめそう
・高級感がある
・健康的
・使用シーンが広がりそう
・出汁の材料が多すぎておいしそうではない
・料理人の素性が知れない
・高い
・癖がありそうなので、使用シーンが狭そう
10
Positive
Negative
Positive
Negative
Positive
Negative
P
源助大根を使った
「おろし麺つゆ」
Q
淡路島の海鮮を使った
「海鮮麺つゆ」
R
10種の旨み
風味が決め手の
「10種の風味麺つゆ」
Aグル―プ Bグル―プ
■総括
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・新商品のターゲットとして適切なのは、高付加価値商品との親和性が高いAグループ。
・「一発で味が調う」+「手軽」=「安心感」というコアベネフィットを阻害しないように注意する必要がある。
・高付加価値の方向性は「安全性」と「地元性」。また、味わいのよさをしっかりと伝えることが重要。なお、目新しさは
求められていない点に注意。
Point4. 今後の方向性のご提案
11
ターゲット
・Aグループは比較的価格感度が低く、食材へのこだわりが強い
ため、高付加価値商品との相性がよいと考えられる。
現在の麺つゆの購入実態(Aグループ)
・他の調味料と比べてこだわりを持って購入されておらず、サイ
ズや価格、容器の形状が検討される程度にとどまる。
・高付加価値商品に対するウォンツは潜在化した状態にあり、
マーケットを生み出す必要がある。
・醤油やポン酢はこだわりを持って選定されている。ここで言う
「こだわり」とは、安全性と地元性。
コアベネフィット
・麺つゆのコアベネフィットは「一発で味が調う」+「手軽」=
「安心感」。また、使用シーンは「麺類の汁」+「調味料」。
これを損なうことがないように注意する必要がある。
コンセプト評価から得られる知見(Aグループ)
・産地が明確である点に魅力を感じている。これは醤油やポン酢
に見られた「地元性」へのこだわりの一種と考えられる。
・Bグループと比べて、目新しさへの好意度は低い。
・味わいに疑問を抱いている。
■総括
12お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Profile
参加者プロファイル
ネットリサーチ
北
海
道
青
森
県
岩
手
県
宮
城
県
秋
田
県
山
形
県
福
島
県
茨
城
県
栃
木
県
群
馬
県
埼
玉
県
千
葉
県
東
京
都
神
奈
川
県
新
潟
県
富
山
県
石
川
県
福
井
県
山
梨
県
長
野
県
岐
阜
県
静
岡
県
愛
知
県
三
重
県
滋
賀
県
京
都
府
大
阪
府
兵
庫
県
奈
良
県
和
歌
山
県
鳥
取
県
島
根
県
岡
山
県
広
島
県
山
口
県
徳
島
県
香
川
県
愛
媛
県
高
知
県
福
岡
県
佐
賀
県
長
崎
県
熊
本
県
大
分
県
宮
崎
県
鹿
児
島
県
沖
縄
県
2.9 1.0 0.8 2.5 0.8 0.6 0.8 0.9 1.7 0.8 6.8 5.5 12.6 10.7 1.8 0.7 0.7 0.3 0.3 0.5 1.5 2.9 7.9 0.9 0.6 2.0 8.7 6.1 1.0 0.9 0.6 0.2 1.4 2.4 0.5 0.2 0.8 1.3 0.2 3.3 0.2 0.3 0.5 0.5 0.7 0.7 0.7
0%
20%
全体
(n=866)
34.2 31.1 34.8
0% 20% 40% 60% 80% 100%
30代 40代 50代
全体
(n=866)
※1%未満の値は非表示
100.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
男性 女性
13お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
■性別 ■年代
■居住地
■参加者プロファイル
14お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Detailed Findings
調査結果詳細
ネットリサーチ
n=
(866) 49.0
30代 (296) 49.0
40代 (269) 46.4
50代 (301) 51.6
※1%未満の値は非表示
年
代
別
全体
週1回
以上
合算
1.0
1.9
1.0
2.4
2.7
3.7
16.5
15.9
14.1
19.3
29.1
30.1
29.7
27.6
26.7
25.3
30.5
24.6
9.5
8.4
11.9
8.3
7.7
8.8
4.8
9.3
7.0
8.4
6.3
6.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
ほとんど毎日 週4~5回程度 週2~3回程度
週1回程度 月2~3回程度 月1回程度
月1回未満 使用しない
15お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・「うどんやソーメンの汁として」をみると、週1回以上合算の割合は49.0%。
・年代別にみると、50代の割合が高い。
・「丼ものや煮物の調味料として」をみると、週1回以上合算の割合は40.7%。
・年代別にみると、50代の割合が高い。
1. 麺つゆの使用頻度 ※夏(6~9月頃)
■うどんやソーメンの汁として ■丼ものや煮物の調味料として
■調査結果詳細
40.7
39.2
38.6
44.2
※1%未満の値は非表示
週1回
以上
合算
2.3
2.0
4.1
1.0
3.1
2.4
2.2
4.7
17.3
16.2
16.7
18.9
18.0
18.6
15.6
19.6
18.0
16.9
20.4
16.9
10.9
12.2
10.8
9.6
12.1
14.9
11.5
10.0
18.2
16.9
18.6
19.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
ほとんど毎日 週4~5回程度 週2~3回程度
週1回程度 月2~3回程度 月1回程度
月1回未満 使用しない
16お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・最も割合が高いのは「昔から使い慣れている商品」の33.1%。次いで、「家族が好きな味の商品」31.1%、「特売されている商品」26.4%が
続く。
・年代別にみると、30代は「価格の安い商品」の割合が高い。
2-1. 購入重視点【麺つゆ】
■調査結果詳細
n=
家族が好
きな味の
商品
昔から使
い慣れて
いる商品
価格の安
い商品
特売され
ている商
品
CMで見
かける商
品
大手、有
名メー
カーの商
品
地方の小
さなメー
カー、地
元のメー
カーの商
品
大容量サ
イズの商
品
小容量サ
イズの商
品
安全な商
品(添加
物無添加
など)
健康な商
品(低カ
ロリー、
ノンオイ
ルなど)
紙パック
の商品
その他 特にこだ
わりなく
購入して
いる
普段購入
していな
い
(866) 31.1 33.1 22.7 26.4 8.3 16.1 2.4 11.3 5.3 9.1 0.8 2.2 1.5 7.3 7.2
30代 (296) 31.8 32.8 30.4 28.4 6.4 15.9 3.4 14.2 3.4 8.1 1.4 2.7 1.4 6.1 8.8
40代 (269) 32.7 29.4 22.7 23.8 5.9 13.4 1.9 10.0 4.8 10.0 0.4 3.0 1.9 9.3 5.6
50代 (301) 28.9 36.9 15.3 26.9 12.3 18.6 2.0 9.6 7.6 9.3 0.7 1.0 1.3 6.6 7.0
※全体+5%以上の項目をハッチング
年代別
全体
0%
20%
40%
60%
全体 30代 40代 50代
17お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・最も割合が高いのは「昔から使い慣れている商品」の35.3%。次いで、「特売されている商品」22.9%、「家族が好きな味の商品」20.1%が
続く。
・年代別にみると、30代は「価格の安い商品」、50代は「昔から使い慣れている商品」の割合が高い。
2-2. 購入重視点【醤油】
■調査結果詳細
n=
家族が好
きな味の
商品
昔から使
い慣れて
いる商品
価格の安
い商品
特売され
ている商
品
CMで見
かける商
品
大手、有
名メー
カーの商
品
地方の小
さなメー
カー、地
元のメー
カーの商
品
大容量サ
イズの商
品
小容量サ
イズの商
品
安全な商
品(添加
物無添加
など)
健康な商
品(低カ
ロリー、
ノンオイ
ルなど)
紙パック
の商品
その他 特にこだ
わりなく
購入して
いる
普段購入
していな
い
(866) 20.1 35.3 19.4 22.9 5.3 15.4 6.0 8.4 7.0 13.5 4.2 0.6 2.7 5.9 3.1
30代 (296) 22.6 33.8 25.7 23.6 5.4 16.2 5.7 8.8 3.0 11.1 5.1 0.7 3.7 6.1 3.0
40代 (269) 21.2 30.1 20.8 23.8 4.5 13.4 5.2 7.1 6.3 14.5 4.1 0.4 2.2 5.9 3.0
50代 (301) 16.6 41.5 12.0 21.3 6.0 16.3 7.0 9.3 11.6 15.0 3.3 0.7 2.0 5.6 3.3
※全体+5%以上の項目をハッチング
全体
年代別
0%
20%
40%
60%
全体 30代 40代 50代
n=
家族が好
きな味の
商品
昔から使
い慣れて
いる商品
価格の安
い商品
特売され
ている商
品
CMで見
かける商
品
大手、有
名メー
カーの商
品
地方の小
さなメー
カー、地
元のメー
カーの商
品
大容量サ
イズの商
品
小容量サ
イズの商
品
安全な商
品(添加
物無添加
など)
健康な商
品(低カ
ロリー、
ノンオイ
ルなど)
紙パック
の商品
その他 特にこだ
わりなく
購入して
いる
普段購入
していな
い
(866) 30.1 35.9 16.5 18.6 9.2 16.1 4.0 2.5 6.7 6.1 1.6 0.1 0.7 6.1 9.0
30代 (296) 32.8 33.1 19.9 17.6 6.4 16.6 4.4 2.0 3.7 4.4 1.4 0.0 1.0 7.4 9.8
40代 (269) 27.9 34.2 20.1 18.6 8.9 14.1 2.6 3.3 5.2 6.7 1.9 0.0 0.7 5.2 8.2
50代 (301) 29.6 40.2 10.0 19.6 12.3 17.3 5.0 2.3 11.0 7.3 1.7 0.3 0.3 5.6 9.0
※全体+5%以上の項目をハッチング
全体
年代別
0%
20%
40%
60%
全体 30代 40代 50代
18お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・最も割合が高いのは「昔から使い慣れている商品」の35.9%。次いで、「家族が好きな味の商品」30.1%、「特売されている商品」18.6%が
続く。
・年代別に大きな差異はみられない。
2-3. 購入重視点【ポン酢】
■調査結果詳細
19お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・最も割合が高いのは「家族が好きな味の商品」の49.1%。次いで、「昔から使い慣れている商品」20.7%、「特売されている商品」19.7%が
続く。
・年代別にみると、30代は「家族が好きな味の商品」、50代は「小容量サイズの商品」の割合が高い。
2-4. 購入重視点【ドレッシング】
■調査結果詳細
n=
家族が好
きな味の
商品
昔から使
い慣れて
いる商品
価格の安
い商品
特売され
ている商
品
CMで見
かける商
品
大手、有
名メー
カーの商
品
地方の小
さなメー
カー、地
元のメー
カーの商
品
大容量サ
イズの商
品
小容量サ
イズの商
品
安全な商
品(添加
物無添加
など)
健康な商
品(低カ
ロリー、
ノンオイ
ルなど)
紙パック
の商品
その他 特にこだ
わりなく
購入して
いる
普段購入
していな
い
(866) 49.1 20.7 16.5 19.7 8.9 15.0 2.3 3.0 8.5 5.9 11.9 0.1 1.5 6.4 8.3
30代 (296) 54.1 19.6 20.3 22.0 7.1 14.2 3.4 3.7 6.8 5.1 8.8 0.3 1.4 6.8 7.8
40代 (269) 47.2 20.8 20.1 16.4 6.7 13.0 1.9 3.3 4.8 7.1 10.4 0.0 2.2 6.3 8.6
50代 (301) 45.8 21.6 9.6 20.6 12.6 17.6 1.7 2.0 13.6 5.6 16.3 0.0 1.0 6.0 8.6
※全体+5%以上の項目をハッチング
全体
年代別
0%
20%
40%
60%
全体 30代 40代 50代
n=
家族が好
きな味の
商品
昔から使
い慣れて
いる商品
価格の安
い商品
特売され
ている商
品
CMで見
かける商
品
大手、有
名メー
カーの商
品
地方の小
さなメー
カー、地
元のメー
カーの商
品
大容量サ
イズの商
品
小容量サ
イズの商
品
安全な商
品(添加
物無添加
など)
健康な商
品(低カ
ロリー、
ノンオイ
ルなど)
紙パック
の商品
その他 特にこだ
わりなく
購入して
いる
普段購入
していな
い
(866) 31.1 33.1 22.7 26.4 8.3 16.1 2.4 11.3 5.3 9.1 0.8 2.2 1.5 7.3 7.2
(866) 20.1 35.3 19.4 22.9 5.3 15.4 6.0 8.4 7.0 13.5 4.2 0.6 2.7 5.9 3.1
(866) 30.1 35.9 16.5 18.6 9.2 16.1 4.0 2.5 6.7 6.1 1.6 0.1 0.7 6.1 9.0
(866) 49.1 20.7 16.5 19.7 8.9 15.0 2.3 3.0 8.5 5.9 11.9 0.1 1.5 6.4 8.3
- 2 3 1 1 3 1 3 1 4 2 4 1 2 1 3
※1位の項目をハッチング
麺つゆRank
麺つゆ
醤油
ポン酢
ドレッシング
0%
20%
40%
60%
麺つゆ 醤油 ポン酢 ドレッシング
20お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・麺つゆは他の調味料と比べて、「価格の安い商品」「特売されている商品」「大手、有名メーカーの商品」「大容量サイズの商品」「紙パッ
クの商品」「特にこだわりなく購入している」の割合が高い。
・「価格」「大手メーカー品」「大容量」「紙パック」が購入時に重視されている点であるといえる。
2-5. 購入重視点 ※4種の調味料の比較
■調査結果詳細
n=
(866) 53.6
30代 (296) 59.4
40代 (269) 55.0
50代 (301) 46.9
※使用したい合算=「使用してみたい」+「やや使用してみたい」
全体
年
代
別
使用
したい
合算
19.7
23.6
18.2
17.3
33.9
35.8
36.8
29.6
28.1
24.3
23.8
35.5
11.9
10.1
14.9
11.0
6.4
6.1
6.3
6.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
使用してみたい やや使用してみたい
どちらともいえない あまり使用してみたくない
使用してみたくない
21お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・コンセプト【P】をみると、使用したい合算の割合は53.6%。
・年代別にみると、30代の割合が高い。
・コンセプト【Q】をみると、使用したい合算の割合は47.3%。
・年代別にみると、30代の割合が高い。
3-1. コンセプト評価
■P:源助大根を使った「おろし麺つゆ」 ■Q:淡路島の海鮮を使った「海鮮麺つゆ」
■調査結果詳細
47.3
52.3
48.4
41.6
※使用したい合算=「使用してみたい」+「やや使用してみたい」
使用
したい
合算
17.3
21.6
17.5
13.0
30.0
30.7
30.9
28.6
32.2
27.7
30.1
38.5
13.3
12.5
13.8
13.6
7.2
7.4
7.8
6.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
使用してみたい やや使用してみたい
どちらともいえない あまり使用してみたくない
使用してみたくない
22お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・コンセプト【R】をみると、使用したい合算の割合は64.1%。
・年代別にみると、40代の割合が高い。
3-2. コンセプト評価
■R:10種の旨み風味が決め手の「10種の風味麺つゆ」
■調査結果詳細
n=
(866) 64.1
30代 (296) 63.2
40代 (269) 68.4
50代 (301) 61.2
※使用したい合算=「使用してみたい」+「やや使用してみたい」
使用
したい
合算
全体
年
代
別
21.7
23.0
23.0
19.3
42.4
40.2
45.4
41.9
25.8
25.0
23.4
28.6
6.1
7.1
5.2
6.0
4.0
4.7
3.0
4.3
0% 20% 40% 60% 80% 100%
使用してみたい やや使用してみたい
どちらともいえない あまり使用してみたくない
使用してみたくない
23お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・最も割合が高いのは「P」の53.6%。次いで、「P」49.0%、「Q」40.7%が続く。
・年代別にみると、30代は「P」「Q」の割合が高い。
3-3. コンセプト評価 ※3種のコンセプトの比較
■「使用したい合算」の値
■調査結果詳細
n=
P
源助大根を使った
「おろし麺つゆ」
Q
淡路島の海鮮を使った
「海鮮麺つゆ」
R
10種の旨み風味が決め手の
「10種の風味麺つゆ」
(866) 53.6 47.3 64.1
30代 (296) 59.4 52.3 63.2
40代 (269) 55.0 48.4 68.4
50代 (301) 46.9 41.6 61.2
※全体+5%以上の項目をハッチング
全体
年代別
0%
20%
40%
60%
80%
全体 30代 40代 50代
24お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Profile
参加者プロファイル
グループインタビュー
ID 性別 年齢 未既婚 居住地 職業 同居家族構成
普段の調理頻度
(週○回)
めんつゆ使用頻度
(週○回)
現在使用している麺つゆ
(インタビュー中の発言より)
A-1 50歳 埼玉県川越市
公務員(高校/家
庭科教師)
夫(65歳/機材メーカー/嘱託) 毎日 週1~2回
「本つゆ」と生活クラブの「白だ
し」。季節によって使うものは変わら
ない。
A-2 52歳 埼玉県川越市
ピアノ講師(自宅
でピアノ教室)
夫(57歳/印刷/技術管理)、長女
(26歳)、長男(23歳)
毎日 週2~3回
「金笛」と「にんべん」。あとは「味
生庵」。
A-3 52歳 埼玉県川越市 専業主婦 夫(56歳/IT/営業)、次男(23歳) 毎日 週4~5回
七福醸造の「うどんだし」と生活クラ
ブの「白だし」と金笛の「春夏秋冬」
の薄口と濃口。
A-4 55歳 埼玉県川越市
保育園補助(週2
日)
夫(59歳/食品メーカー/総務) 毎日 週2~3回
「創味」。でも、その他にもいろいろ
と買っているかもしれない。
B-1 35歳 千葉県船橋市
コンビニ店員の
パート
夫(35歳/生協/配送)、長男(小
6)、次男(小5)、三男(小1)、
四男(幼稚園年中)
毎日 月2~3回
メーカー名はわからないが、1リット
ルの濃縮タイプ。
B-2 32歳 千葉県船橋市 専業主婦
夫(32歳/建築)、長男(小6)、次
男(小1)
毎日 週2~3回
1リットルの3倍濃縮タイプで、ラベ
ルに麺つゆと書いてある商品。メー
カー名は覚えていない。
B-3 43歳 千葉県船橋市
介護福祉士の正社
員
夫(42歳/雑貨/営業)、長女(中
3)、長男(小6)、次女(小4)
毎日 週2~3回
マミーマートのPBの1リットル。それ
か、ミツカンの「追いがつおつゆ」の
どちらかを使う。
B-4 40歳 千葉県船橋市 看護師のパート
夫(43歳/IT)、長女(中2)、長男
(小6)
毎日 週2~3回 ミツカンの「追いがつおつゆ」。
女性 既婚
25お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
■参加者プロファイル
26お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Detailed Findings
調査結果詳細
グループインタビュー
27
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■以前は子どものために料理していたが、夫と2人になって作る張り合いがなくなってしまった
・料理は誰かいないと作らないもの。子どもがいるときは「子どものため」みたいな感じでいっぱい作っ
ていたが、旦那と二人だと張り合いがない。(1)
■料理は義務感から作っている。更年期の影響か、料理を作りたいと思わなくなった
・料理が楽しいとは全然思わない。義務だし、餌だし、栄養。昔は違ったから、更年期のせいかもしれな
い。更年期を迎えて何もする気がなくなって、いまは料理に限らず何もしたくない。(3)
■家族そろって食事をすることがなくなり、新しいメニューに挑戦することが少なくなった
・餃子は作り置きすると野菜から水が出て美味しくなくなる。だから週末、家族が揃う日でないと作らな
くなった。でも段々週末でも家族が揃わなくなってくると、作るメニューが変化した。以前より新しい
メニューを作る頻度は減っている。(2)
■家族そろって食事をすることがなくなり、消費量が減ったため、一から料理をすることが減った
・家族揃って食べる機会が少なくなってきた。家族みんながいれば作っても家族でワーッと消費してしま
えたが、今はそういうことはなくなったから一から春巻きを手作りするのが面倒になる。(4)
■夫と2人暮らしになったので消費量が減った。
食材を買うと毎日似たような料理になってしまうが少量タイプだと不経済。
出来合いのものを買うことが増えた
・二人暮らしは不経済。キャベツを一玉買うと、毎日キャベツ三昧になってしまう。少量を買えばよいと
も思うけれど、少量だと割高だったりする。つい出来合いのものを買ってきてしまう。(1)
■「おいしい」と言われたいので、友だちが来るときには頑張って料理をする
・沢山の人に来てもらって「おいしい」と言って食べてもらえると、頑張って作ろうと思う。料理道具も
あるし、「だったら頑張って作ろう」と思える。(4)
■結婚当初と比べて料理へのモチベーションは低下。楽をすることしか考えていない
・結婚当初と比べて面倒くさいなという気持ちが強い。料理への気持ちが低下している。(1)
・前は本を読んだりレシピを見て材料を揃えて使っていたが、今は疲れてしまってそういう気が湧かなく
なっている。いかに時間を短くして簡単なものを出すかしか考えていない。(3)
■料理は義務感で作っている。家族がおいしそうに食べてくれないからかもしれない
・料理は嫌な方が多い。家族は食べておいしいというより、当たり前に食べている。そこもやりがいがな
いのかもしれない。仕方なく作っている。(2)
・嫌ではないが、義務感で作っている。(3)
■忙しいので時短重視でメニューはマンネリ化。余計料理がつまらなくなっている
・早く作らなくちゃという気持ち。最近はメニューがマンネリ化しているから、あまり楽しくはない。
(1)
・時間に追われている感じがある。子どもが帰ってくる時間が、中学生だと部活が終わって、そこから塾
に行ったりする時間までにパパッと食べさせたり、小学生の子と食べる時間が違って、バタバタしてい
る感じなので、そんなに時間がかけられない。(4)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループ、Bグループ共に料理に対するモチベーションは低下している。
・Aグループからは、子どもが成長し、夫と2人で食事をする機会が増えたために張り合いがなくなったという声があがっている。それに伴い、
新メニューに挑戦する機会も減少している。また、消費量が減ったため食材を購入すると同じようなメニューばかりになってしまうので、出
来合いのものを購入する機会が増えている様子が伺える。
・Bグループからは、結婚当初と比べてやる気がなくなったという声があがっている。家族が喜んでくれないため張り合いを感じなくなっている
様子。また、忙しいあまり時短重視になり、メニューがマンネリ化、その結果として余計料理がつまらなくなったという人もいる。
1-1. 普段の調理実態(料理に対する気持ち)
■調査結果詳細
28
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■クックパッドを使う
・クックパッドで調べたりする。(1)
■料理番組を見ていていいなと思うメニューを作ってみることがある
・たまに料理の番組を見たときに「あっ、これは」と思うと新しいメニューを作ったりする。(2)
■普段の会話の中で「今日は何にするの?」と友だちにメニューを聞き、調理方法を教わる
・友達に「今日、何にするの?」と聞いて、そこで教わって作ってみる。(2)
■シュガーレディのパーティで試食したレシピを教わる。味がわかっているから安心して作れる
・シュガーレディのパーティーに行くとそこで試食ができる。そうすると「じゃ、作ってみよう」という
気になれる。(2)
■テレビでメニューを紹介していても、味がわからないから作ろうという気にならない
・テレビでメニューを紹介していても自分が実際に食べていないから「作ってみよう」という気にはなれ
ない。(3)
■メニューがマンネリ化していると思うと、クックパッドで新メニューを探す
・新しいメニューは月1回くらい。ちょっと飽きてきたなと思ったら、スマホでクックパッドとかを調べ
る。(1)
・子どもにマンネリ化していると言われると、クックパッドで調べる。でも結局「簡単」とかで調べてい
る。(4)
■日常的にクックパッドのレシピを参考にしている
・夕飯が決まらないので、一応クックパッドを見てやる。(2)
・スマホでクックパッドを見ながら、おいしそうなものを探したりして、出したりはしている。(3)
■スーパーで無料配布されているレシピを参考にしている
・スーパーで食材の横にあるレシピを見る。(2)
■知人の家でごちそうになったメニューの調理法を教えてもらう
・人の家へ食べに行った時に、その人が作ってくれたものとかを、「どうやって作るの?」と教えてもら
うこともある。(3)
■レシピ本を見てもいつもと同じようなメニューになってしまう。レシピ本は見ない
・レシピ本を見ても、結局いつもと同じメニューになってしまう。それなら新しいのが入ってくる方で見
た方が良いかなと思って、本は最近は見ない。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループ、Bグループ共にクックパッドの活用、友だちとの情報交換が新メニューの情報源になっている様子が伺える。
・Aグル―プからはシュガーレディのパーティで試食したメニューを作ることもあるという声があがっている。
1-2. 普段の調理実態(情報源)
■調査結果詳細
29
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■子どもの成長と共に栄養バランスへの意識は低下。
しかし自分が病気になり、再び気にするようになった
・子どもが小さいときは栄養バランスを気にしていたが子どもが大学生ぐらいになると「まぁ、いいか」
となっていた。1人の時の食事はお茶漬けなどで済ましていたが、それだと糖質が多くなりよくなかっ
たと反省。自分が病気になり、やはり栄養バランスは大事なんだなと改めて気にしている。(3)
■子どもが大きくなったので、味のよさを重視して肉を選んでいる
・生活クラブの牛肉はパサパサ過ぎて、いくら抗生物質を使っていない体にいい肉だとしても美味しくな
い。子どもたちも大きくなったから、美味しい肉の方がいいと思うようになり、最近は近江牛を食べて
いる。(2)
■品数よりも、野菜の量や肉と魚のバランス、肉の種類(牛肉など)を気にしている
・「何品食卓に出すか」というよりは、「野菜はこのぐらいの量を」とか、「肉ばっかりにならないよう
に魚も出そう」とか、「牛肉ばかりではなく豚や鶏を順番に出そう」とか、バランスを気にしている。
(2)
■旬のものは栄養価が高く、安くておいしいので食べるようにしている
・そのときにしか食べられない旬のものは「食べておかなくちゃ」と思っている。旬の食材にはエネル
ギーがあるし、美味しい。(4)
・旬のものは安いし、栄養価が高い。(1)
■食後に喉が渇くのが嫌だし、健康のためにも化学調味料や塩分は控えている
・喉が渇くのが嫌だから、化学調味料は使わないようにしている。(3)
・食べたあとに喉が渇くし、体にも良くないから薄味にしている。(2)
■安売りの玉子は抗生物質の耐性の原因になりそう。薬が効かなくなると困るから買おうとは思わない
・安売りの玉子は、どれだけ抗生物質を鶏に与えているのかがわからないし、それを食べてしまうと自分
自身が薬を飲んだときに効かなくなってしまうから、買わない。(2)
■栄養バランスを気にしているが、あくまでも感覚。本当にバランスよいメニューかはわからない
・バランスを気にする。でも詳しく、これが何にいいとか知らない。なんとなく見た感じが良いもので、
野菜でも濃い色の方が栄養があるんじゃないかという感覚でやっている。実際にバランスがいいのかと
いわれるとわからない。(2)
・栄養面を1番考える。まず夕飯を考える時に肉か魚か決めて、それに対する周りの野菜を考える。いか
に偏らずに食べられるか。(4)
・なんとなく周りから栄養がという言葉を聞くので、気にしている。(3)
■子どもは好き嫌いが多いので、子どもが食べられて、しかも栄養バランスのよいメニューにしている
・いかに食べてもらえるか。まずは食べてもらないと、栄養とかがとれない。野菜は小6の息子が駄目。
「何で食べないの?」と聞くと、「頭の中がうるさくなる」と言う。シャキシャキという音が頭に響く。
それをいかに食べられる味つけや料理にするか。(3)
■家族全員の健康によくなさそうなので、中国産は避ける
・中国産は嫌。買う時に見てしまう。周りの情報をすごい耳にする。不衛生で変なものが入ってるとか、
そういうのを聞いてしまうと、家族全員に良くない気がする。(2)
■子どもが成長期なので、品数を増やすなどお腹がいっぱいになるように工夫している
・子どもが小さい頃と比べて、いまは成長期だし量を出す。簡単だけど、品数も増やそうかなと思う。
(4)
・子どもの成長のために、お腹がいっぱいになるものを出す。(1)
■子どもが小さい頃はなるべく好き嫌いしないように色々出していたが、
今は好き嫌いがあるので、家族全員が食べられるメニューにしている
・小さい時は食に関する関心の持ち始めだから、なるべく好き嫌いをなくすように色々なものを食べさせ
ていたが、大きくなると好き嫌いが出てきた。うちは子ども3人と親も入れたらそれぞれ好き嫌いがあ
るから、料理を作ることに気を使う。全員が食べられるものを配慮して作っている。(3)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループからは子どもが成長したので栄養バランスへの意識が低下したという声があがっている。但し、その結果自分が体調を崩し、再度健
康を意識するようになったという人もいる。旬のものや化学調味料無添加、減塩などが意識されている。
・一方、Bグループは「子どもの健康」「子どもの満腹感」「子どもの好き嫌いをなくしたい」がキーワードの様子。但し、「栄養バランスを気
にしているが、あくまでも感覚」という声もあがっている。
1-3. 普段の調理実態(気にしていること、心がけていること)
■調査結果詳細
30
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■食べるメニューや時間帯が異なるので、夫の食事は夫が用意している
・主人は朝食はお茶漬けと決まっている。主人の出勤に合わせて5時に作るのは無理。夫の食べるものは
買っておくが、夫が自分で作って食べて行く。(2)
・「大麦若葉」の袋とハサミを出しておくと主人が自分で大麦若葉のジュースを作り、あとはヨーグルト
とパンと決まっているから、それを自分で出して食べている。(3)
・朝食はそれぞれが食べたいものを食べている。(1)
■朝忙しい娘のために、手軽に栄養を摂れるスムージーを作ってあげる
・娘は朝シャンをしているので食べる時間が取れない。私がスムージーをほぼ毎日作っている。それだと
時間がなくてもクーッと飲むだけでビタミンとタンパク質やカルシウムが摂れる。(2)
■糖尿病なので、自分用の朝食は栄養バランスと摂取カロリーを考慮している
・糖尿病になってしまったので、栄養のバランスがとれたものを自分用に作る。摂取カロリーが決まって
いるので、野菜、タンパク質、糖質のバランスを考えている。カロリーは450Kcalまで。ほぼ毎日同じ
ようなメニューを食べている。(3)
■「1日1食豪華主義」なので、夕食をしっかり食べる日の朝食は軽め
・「1日1食豪華主義」と決めている。夕食をしっかり食べる日には、朝食はあまり食べない。(4)
■【有職者】昼食は、前日の残り物を詰めた弁当に食べている
・昼食は前の日の残りをお弁当にして詰めて、職場で食べている。(1)
■一食単位でなく1週間スパンで捉えている。週の前半にしっかり食べたら、後半はありもので作る
・毎日しっかりと献立を決められないので、1週間のスパンで考える。週の半ばに「今週は結構しっかり
と食べている」と思ったら週の後半はその時々に家にあるものでメニューを考える。(4)
■朝食は子どもしか食べない
・朝ごはんは子どもしか食べない。(2)
・夫と私は朝ごはんを食べない。(3)
■朝食は簡単に済ませる。前日の残り物を使うこともある
・朝は簡単におにぎりとかが多い。あとは前日の夕飯の残りの味噌汁とか。(2)
・朝は簡単に基本的にはご飯食なので、ご飯と味噌汁に、ウインナーを焼いたり玉子焼きを作る程度。味
噌汁は前の日に結構多めに作って朝ごはんにすることが多い。(4)
■朝食は用意せず、子どもたちが自分で好きなものを食べている
・朝は基本的に作らない。前は作っていたが、作っても違うものを子どもが食べるので作らない。上の子
はご飯派で、下の子2人はパンなので、違ったジャムとかつけるものを買ってくる。姉はふりかけとか
海苔で食べる。(3)
■【専業主婦】昼食は自分1人なので、家にある食材で簡単に済ませる
・私だけなので、家にあるパンにガーッとのせて焼くとか、軽い感じのものしか食べない。(2)
・昼は冷蔵庫にあるもので、ご飯と何かがあればいいので、すごく簡単に済ます。(4)
■【有職者】会社の傍のコンビニでそばやパンを購入する
・私は会社の横のコンビニを使っている。疲れて暑いと食べたくないので、今はそば系が多い。冬場は好
きなパンとかを買って食べる。(3)
■夕食時は忙しいので、簡便調味料などを活用して簡単なメニューにする
・時間がない時にはお肉を焼くだけとか、野菜と一緒に焼くだけとか、簡単なメニューにしちゃう。
(1)
・子どもに「何が食べたい?」と聞くが、聞いているだけで自分で選んでいる。よっぽど時間がないと、
最初からは作らない。クックドゥとかにお世話になっている。(4)
■子どもが偏食なので、子どもが食べられるメニューにする
・下の子がすごい偏食なので、メインはその子が必ず食べられるものを作るようにしている。野菜があま
り食べられないので、それをいかにごまかして入れるか考えている。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・【朝食】Aグループ、Bグループ共に軽めで、喫食メニューや時間帯が家族によって異なる人が多い。Aグループは娘のためにスムージーを用
意しているという人がいるが、夫のメニューは夫自身が用意している様子。
・【昼食】Aグループ、Bグループ共に軽め。残り物やコンビニの弁当を食べている。
・【夕食】Aグループからは、1週間スパンでメニューを考えており、週の前半でしっかり食べた場合には、後半は残り物で済ませるという声が
あがっている。Bグループからは、夕食時は忙しいので簡便調味料などを活用して簡単に済ませるという声があがっている。
1-4. 普段の調理実態(いつ、誰に、何を作っているか)
■調査結果詳細
31
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■家族の人数が減って消費量が減った。
1Lサイズでは味が悪くなったり、カビが生えたりするので、小さいサイズを買うようになった
・多いとなかなか減らず、どんどん味が悪くなったりカビが生えるから少量のものを選んでいる。以前は
1Lのペットボトルを買っていたが、人数が少なくなったので、小さめで冷蔵庫に入るサイズのものを
選んでいる。(1)
■色々試したが、1番味がよいと思う商品を選んでいる
・キッコーマンの「超特選」の1Lのペットボトルか、たまに「金笛」。キッコーマンの「超特選」は、
ちょっと価格は高いが、うまみ成分が感じられて一番美味しい。これまでいろいろな銘柄を食べてきた
結果、今これが一番美味しいと思って選んで買っている。(3)
■価格よりも、大豆の安全性や無添加な商品を選んでいる
・国産大豆とか、遺伝子組み換えではない大豆を使っているとか、そういうものを選んで買う。あまり値
段がどうのというのはない。「今日はこれが特価だから」といった買い方はしない。(1)
・地元川越の醤油メーカー「金笛」の醤油を、金笛の本店で買っている。金笛は味がよいし、添加物が
入っていないし、手作り感があるから買っている。(2)
■大手メーカーはコスト重視できめ細やかな物づくりはできなさそう。
材料や製法にこだわりを持てるのは個人商店だから、道の駅で情報を収集して購入する
・道の駅やお醤油屋さんなら味見をさせてくれるし、どういう風に作っているかを教えてくれる。産地で
売っているものはその情報が信頼できるから、その情報で商品を買える。(4)
・大手は基本コストを重視しているから、例えば大豆はいい物かもしれないけれど、その大豆をどういっ
た保存状態にしているかどうかはわからない。そういったきめ細やかなことは個人でないとできないだ
ろうと思う。だから話をした人が信用できると思った時点で物を買える。(4)
■等級が低いものは添加物が多いので、等級の高いものを買っている
・お醤油の等級が低いものは添加物が多いので、等級のマークを見て、高いものを買う。(3)
■醤油を変えると料理の味が変わってしまうので、
価格が高くても昔から使っている商品を買うようにしている
・キッコーマンの昔ながらの商品を選んでいるのは安心感から。昔からそれを食べているので間違いない
だろうという感じ。醬油を変えたりすると、味が違う時がよくある。基本量って作るので、味が変わっ
てしまうと直しようがない。それがすごくわかってしまう。醬油は変えない方がいいと母に言われて、
醬油だけは安いものがあっても気にしない。(2)
・夫が九州の熊本出身で、味噌もそうだが醬油とかも甘い。それを子どもがすごく気に入って、いつのま
にかそれを帰省した時に買ったり、送ってもらったりしている。フンドーキンというメーカーの花嫁と
いう名前の醬油だった。花嫁がなくなってしまって、キッコーマンとかに変えてしまうと、すごく
しょっぱく感じてしまう。その味に慣れてしまっているので、花嫁ばかりで取り寄せている。(4)
・たまに気が向くとキッコーマンの商品を買う。今は、しぼりたての醬油とか新しいのが出ているけれど、
味に慣れているので昔から出ているラベルのものを買ってしまう。(3)
■メーカーにこだわりはないが、安心感があるので有名メーカー品を買う
・メーカー自体にこだわりはないが30円くらいの差なら、知っているメーカーを買う。知っているメー
カーの方が、おいしいのかなと思う。PBは安さを追求しているイメージがある。実際に食べると味の違
いはわからないけれど、安心感から買ってしまう。(1)
■こだわりがないので、一番安いものを買う
・コストが1番。お金をかけないようにする。とりあえず安くて、1リットルのペットボトルのものを買
う。大体PBが1番安いから買う。(3)
■レシピなどのおまけが付いていると気になる
・レシピがついているとか、おまけがついているとか、首掛けがついていると買いたくなる。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・AグループはBグループと比べてこだわりが強い様子で、味やサイズ以外に大豆の安全性や無添加であること、等級などを確認して購入してい
る。また、個人商店は大手メーカーよりも材料や製法にこだわりを持っており、発信している情報にも信憑性があるので、産地の道の駅など
で購入している人もいる。
・Bグループからは、「醤油を変えると料理の味が変わってしまうので、昔から使っている商品を買っている」「安心があるので有名メーカー品
を買う」「こだわりがないので、一番安いものを買う」など、比較的保守的な声があがっている。
2-1. 調味料購入実態(購入時に気にしていること、購入重視点)【醤油】
■調査結果詳細
32
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■慣れた味がいいので、食べ慣れた商品を買う
・新商品に惹かれて買っても、それを買い続けるかというとそうでもない。案外、味ポンに戻ってしまっ
たりしている。やっぱり慣れた味というのが大きい。(1)
・シュガーレディしか買っていない。以前、「塩ポン酢」というのがあったので試しに買ったが、子ども
が「美味しくない」と言うので、1回だけ使って捨ててしまった。やっぱりあの慣れた味がいい。 (2)
■ポン酢は1本あたりの量が少ないので試し買いしやすい。
素材や味わいを訴求したパッケージやPOPに惹かれて試し買いすることがある
・ポン酢は小さいので、新しくても試せる。小さめなサイズのもので「昆布頑張りました」とか「果汁が
入っています」と書かれているのを見て、それで買ってみたりする。(4)
・新製品で手書きのPOPに「まろやか」とか「コクがある」とか「○○を加えて美味しくなりました」
などと書かれていると、まんまとはまって買ってしまっている。ミーハーなので値段がそんなに変わら
なければ「新製品」と書かれたものを、つい買ってしまう。(1)
■味見をしながらポン酢の活用法を学べるので、シュガーレディで買う
・シュガーパーティで「お料理にこういう風に使える」と教えてもらえるし、食べてみて美味しさがわか
るから、つい買おうと思う。(3)
■シュガーレディや生活クラブで、添加物やよくわからない成分が入っていない商品を買う
・シュガーレディのポン酢は「ソルビン酸」とか「ペーハー何とか」みたいなよくわからないものが入っ
ていない。砂糖とか塩とかわかりきったものが入っているので安心して使える。値段は関係ない。(2)
・安心だから生活クラブでポン酢を買っている。外食もするから全て添加物を排除できるわけではないけ
れど、少しでも減らせるところから減らそうと思う。(4)
■「カボスを使ったポン酢」をカボスの産地で買うように、各産地の専門店で買う
・「餅は餅屋」ではないけれど、専門のお店に置いてあるものの方が買いやすい。カボスの産地だと「カ
ボスを使ったポン酢」がある。今は産地のものを行った先々で買うことができるから、そこで買うこと
が多くなった。(4)
■1回で使い切るわけではないので失敗したくない。食べなれた商品を買う
・酸っぱいのは子どもがあまり好きではない。ヤマサのポン酢は酸味がちょうど良い。そんなに酸っぱく
なくて家族に評判が良いので大体同じものを買っている。(4)
・1回で使いきるものではないから、失敗はしたくない。捨てるのも嫌だし、なくなるまでそれを使うの
も嫌。それなら安定しているものを買っている。(2)
・PBを買ったら、柑橘がすごく入っていた。柚子とか家族皆が駄目なので、普通のミツカンが良いねとい
うことになった。(3)
■ポン酢といえばミツカン。オーソドックスなミツカンのポン酢を買う
・醬油なら醬油、ポン酢ならポン酢で、大々的に出しているメーカーに目がいく。醬油ならキッコーマン、
ポン酢ならミツカンの商品を買っている。新しい商品が出て、宣伝文句で「ここがおいしくなりました
よ」と書いてあるけれど、でもオーソドックスなものが一番いい。(3)
■頻繁にCMを見ると有名なのでおいしいのだろうと思う
・頻繁にCMを見ると買いたくなる。有名だと色々な家庭で食べられているから「おいしいんだな」と感
じる。(4)
■持ち帰るのが大変だし、大人しか使わないので、小さいサイズを買う
・ビンが多い。大きいと持って帰るのが重いので、小さいサイズを買ってしまう。(2)
・大人しか食べないので、あまり大きくても使いきれないからビンのものが良い。(1)
■ポン酢は使用頻度が高いので、1Lサイズのペットボトルタイプを買う
・ミツカンの小さいビンを買っていたが、酢のものやお豆腐や切り干し大根を戻したものにポン酢をかけ
て、おしんこみたいに食べたりするなど使う頻度が高いので、小さいとすぐになくなってしまう。今は
ミツカンの1Lのペットボトルをコストコで買っている。(3)
■鍋料理の時には柑橘果汁の多いポン酢がよい。
スーパーのポン酢では物足りないので、ご当地ショップや道の駅で買う
・お鍋の時にいつもの味ぽんとは違った、柑橘系が強いポン酢で食べたくなる。スーパーで柑橘系が入っ
ているポン酢も買うが何かが足りない。沈殿している果汁がご当地系の方が多いので、ご当地ショップ
や道の駅で買っている。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループ、Bグループ共に「食べなれた味がよい」という声があがっているが、Aグループには目新しい素材や味わいを求めて試し買いする
人もいる。また、添加物を使用していない商品を選んでいる人もいる。
・Bグループは比較的保守的な様子で、オーソドックスな商品やCMで頻繁に見る商品を買うという声があがっている。サイズに関する言及は多
いが、Aグループのような素材や味わい、添加物に関する指摘は少ない。
・Aグループ、Bグループ共により本格的な味わい(柑橘果汁の多いポン酢など)を求める人は、柑橘類の産地や道の駅、ご当地ショップで購入
している。
2-2. 調味料購入実態(購入時に気にしていること、購入重視点)【ポン酢】
■調査結果詳細
33
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■馴染みの味という安心感があるので、キユーピーなどの大手メーカーの商品を買う
・キユーピーなどの大きなメーカーのものを買うことが多い。特にそのメーカーが気に入っているわけで
はないけれど、安心感があるのかな。食べたことがある安心感。馴染みの味という安心感。(1)
■ドレッシングはサラダに使う。サラダの素材に合わせて、最適なドレッシングを買う
・サラダの内容によってドレッシングは変わる。シーザーサラダだったら、ちょっとチーズが入っている
ものがいいとか、中華物なら中華ドレッシングがいいし。使う素材に合わせて買っている。(1)
■友だちにおいしいと言ってもらいたいので、家族用とは別にストックしている
・よく買うのは叙々苑の野菜サラダのタレ。家族なら毎日叙々苑のドレッシングを食べなくてもよいけれ
ど、友達が遊びに来たときには「美味しいね」と言ってほしいしい。自分が美味しいと思っているので
安心して使える叙々苑のドレッシングをストックとしている。(4)
■添加物の入っていないものを買う
・金笛のゴマドレッシングはゴマや醤油、お酢しか入っていない。乳化剤や、変なものが入っていないか
ら、しゃぶしゃぶのタレとして使っている。(2)
■糖尿病の夫のために、医療用の低カロリードレッシングを買う
・ドレッシングはカロリーがものによってずいぶんと違う。主人は糖尿病。朝、主人が野菜を食べるとき
用に薬局で売っている、医療用の「ジャネフ」のドレッシングを買っている。そういうときはカロリー
を見て買っている。(2)
■家族が好きなドレッシングをリピート購入している
・食べてみて美味しかったから、いつもキユーピーのゴマドレッシングを買っている。(1)
・子どもはゴマドレッシングが好きなので、子ども用に買う。自分用には好きな味を買う。(1)
・香料系のものが苦手なので、そういうのが入っていないものを買う。(3)
■CMで見かけるとおいしそうだし、失敗しなさそう
・CMで見ておいしそうだと買う。よくやっているのはキユーピーかな。 (1)
・CMしているものは美味しそうだし、間違いがないと思う。(4)
■自分と夫の健康を意識してコレステロール0の商品を買う
・夫と私は歳も歳なので、健康も気になる。コレステロール0と書いてあると買いたくなる。(3)
■カロリーが高くない方がよいから、ノンオイルであることを意識して買っている
・ドレッシングはカロリーが高くて、オイルをたくさん使っているイメージがある。ノンオイルでおいし
ければ、ノンオイルの方がよい。(4)
■大容量サイズで失敗すると大変だから、知人の家で食べてみておいしかったら買う
・コストコの玉ねぎドレッシングを子どもは好んでかけている。コストコの商品は大きいが、1回買った
らなくなるまで使わないといけないから買いにくい。近所の人とご飯を食べている時に使ってみて美味
しかったドレッシングを食べて、味が好みなので買い始めた。(3)
■ドロッとしている、サラッとしているとといった液の状態を見て決める
・見た目で決める。ドロッとしているとかサラッとしているとか、その時の気分で決める。(2)
■目新しいフタの商品を買ってみることもある
・フタを逆回転させるとカチッと開栓されるドレッシングがあって、それがやりたくて買ったこともある。
(2)
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・Aグループ、Bグループ共に失敗を避けるために、大手メーカー品を買ったり、家族がおいしいと言った商品をリピート購入している。また、
Bグループからは「CMで見かけるとおいしそうだし、失敗しなさそう」という声があがっており、Aグループと比べてマス広告の影響が強い
様子が伺える。
・また、Aグループからは「添加物なし」「低カロリー」、Bグループからは「コレステロール0」「ノンオイル」というキーワードがあがって
おり、健康面に配慮しつつ購入商品を選定している様子が伺える。
2-3. 調味料購入実態(購入時に気にしていること、購入重視点)【ドレッシング】
■調査結果詳細
34
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■失敗したくないので同じ商品をリピート購入。
夫婦2人になって消費量が減ったので、なおさら失敗したくないと思うようになった
・好みの味があるから同じものを買うことが多く、特に何も見ずに「これ、これ」と買う。(1)
・4人家族のときはあっという間に無くなってくれたけれど、夫婦2人だとずっと同じものを食べ続ける
ことになる。量が減らないから失敗したくないし、今よりも上のものは求めていないから冒険しようと
は思わずいつものものを買う。 (4)
■「出汁の会社」というイメージのあるにんべんの商品を買う
・にんべんの麺つゆを買ってる。にんべんは出汁の会社だから出汁が濃そうな感じがする。(2)
■甘みや出汁の濃さのバランスがよい商品を買う
・創味の麺つゆは、甘みが強すぎず、出汁が濃すぎず、丁度よい。どれも突出していないところがよいか
ら買う。(4)
■食後に喉が渇くのが嫌だから、添加物が入っていない商品を買う
・食べたあとに喉が渇くのが嫌だから添加物が入っていないかどうかを気にしている。「金笛」で出して
いる麺つゆ「春夏秋冬」を買っている。(3)
■夫婦2人では1Lサイズを使いきれないので、小サイズを買う
・量を気にして買っている。1Lサイズは大きすぎて使いきれないから、小さいものを選んでいる。
(1)
■持ち帰りやすく、捨てやすい紙パックの商品を買う
・創味の麺つゆのパック商品を買っている。麺つゆはビン物が多いからゴミ捨てのときに嫌。創味のつゆ
はパックだから捨てやすいし、持って帰るときも重くない。パッケージ重視で買っている。(4)
■有名メーカーの商品の中で、特価になっているものを買う
・有名なメーカーのものが、さらに特価で売っていたら買う。(4)
・聞いたことがある会社ならどこでもいい。気にするのは値段。麺つゆは結構特価になっているのが多い。
歩いていて、なくなると思い出した時に買う。(2)
・母がにんべんの麺つゆが好きで、それが安くなっている時は、なんとなくつられて買うが、他より高い
のでセールで安くなっているものを買う。そこまでこだわりはない。(1)
■使用量が多いが長く使いたいので、3倍希釈タイプの1Lのペットボトル商品を買う
・麺つゆは量を使うので、ビンだとすぐになくなってしまう。しょっちゅう買いたくないし、長く使える
お得感がほしいから、3倍希釈の1Lのペットボトルのものを買っている。(2)
■家族それぞれの好みに合わせて濃さを調整できるので、濃縮タイプがよい
・ストレートを買ったことがあるが、濃くできないので困る。色々なメニューに使うとなると、濃さが調
節できる方が良い。私は麺つゆが濃い味派で、子ども達は濃すぎるのが駄目。濃さが調節できるのは濃
縮タイプ。好みの味に合わせられるのがよい。(2)
■パッケージに手が込んでいたり、レシピが付いていると、こだわりがありそうなので買いたくなる
・手の込んだパッケージだとこだわりを感じる。単色や手が込んでなさそうなパッケージは安っぽくて惹
かれない。絵が描いてあるとか、魚の絵などわかりやすいもの良い。(2)
・レシピがついていると、考えて作っているんだろうなと感じるので、おいしいのかなと思う。(2)
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・Aグループからは「失敗したくないので同じ商品をリピート購入」という声があがっている。一方、Bグループからは「有名メーカーの商品の中で、特価になっているものを買
う」という声があがっており、比較的メーカーに対するロイヤリティは希薄な様子。
・Aグループは比較的家族の人数が少ないので、小サイズの商品を求めている様子。一方Bグループからは大容量サイズで、かつ3倍希釈タイプがよいという声があがっている。
・Aグループからは「甘みや出汁の濃さのバランスがよい商品を買う」という声があがっている。Bグループからは「家族それぞれの好みに合わせて濃さを調整できるので、濃縮タ
イプがよい」という声があがっている。いずれも濃さに関する言及だが、Bグループはカスタマイズを前提に商品を選択している様子が伺える。
・Bグル―プには、「長く使える」「濃さを調整できる」という理由で濃縮タイプを高評価している人が多い。
2-4. 調味料購入実態(購入時に気にしていること、購入重視点)【麺つゆ】
■調査結果詳細
35
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
<希釈・ストレートの使い分け>
■おいしい蕎麦を食べたいときにはストレートタイプを購入。
急に麺類を食べたいとき用に、ストックで冷蔵庫に希釈タイプを置いている
・ 「今日はおいしいお蕎麦を食べたい」というときは、4人揃っていたらストレートタイプを買うことも
ある。急に「麺を食べたい」という日も多くあるから、そういうときは創味のつゆを置いておけば安心、
というのもあって買っている。(4)
<もしも麺つゆがなくなったら>
■麺つゆを自分で作る手間や調理時間を考えると、料理が嫌いになりそう
・なくても自分で作ることはできるけれど、もともと料理は「餌作り」だと思っているので、麺つゆがな
くなるともっと料理が嫌になってしまいそう。麺つゆの手軽さはとてもよい。(2)
・あの味を自分で出すのは大変。作ろうと思えば作ることは可能。ただ、時間的な制限がある中で、麺つ
ゆがあることの便利さを知ってしまっているからあった方が便利。(1)
■そうめんやうどんを食べる頻度が減り、麺類はパスタを作ることが多くなりそう
・麺つゆがなくなったら、そうめんもうどんも作るのをやめて「今日はスパゲッティにしちゃおう」と
なってしまいそう。(3)
<自分にとって麺つゆとは>
■調理の時間や手間を短縮できるもの。基本調味料と同じぐらいあってあたり前の存在
・うどんやそばの汁だけでなく、手軽で調理の時間を短縮できるもの。塩や砂糖、醤油などの基本調味料
と同じぐらい、麺つゆは大事。さ・し・す・せ・そ+麺つゆっていうくらい、自分の中では大事な調味
料になっている。(1)
・麺つゆは便利な商品。醤油やみりんや出汁を自分で足すとなると大変なこと。「麺つゆがあって当たり
前」と思って暮らしているから、麺つゆがなくなったら困る。(4)
■企業が自分の代わりに作ってくれた「これがあれば手軽に美味しくなるもの」
・麺つゆは、昆布を一晩つけたり、カツオの厚削りとザラメを入れて煮たり、みりんとお酒を入れるなど
の手間を自分に代わって、企業がやってくれているもの。これがあれば、手軽に美味しくなるもの。
(3)
<季節による違い>
■夏は麺類を食べる機会が増えるので、使用頻度も増える
・夏は麺を食べる機会が多いから、普段よりは増える。(3)
・夏が多い。ぶっかけ系が夏は多くなる。冷たいものが多いと、よく使う。(2)
<もしも麺つゆがなくなったら>
■麺つゆがないと味が調わなくなってしまうので困る
・麺つゆがないと味が決まらない。麺つゆ1本でいい。他に何かを足さなくても大丈夫なところがよい。
(2)
・麺つゆがあれば1本で味が決まる。丼ものの時は欲しい。(4)
・前に切らしてしまって、自分で作った時に味の調節がうまくできなかった。出汁と醬油で作ると、醬油
のうまい調節ができない。煮物とかも、他の調味料を入れても、ただしょっぱいだけとかただ薄いだけ
になる。麺つゆだと、すぐに味が整う。(3)
■麺つゆは麺類に使う。料理が面倒なときに麺類を食べるのに、麺つゆを作る手間が増えるのは避けたい
・自分で出汁をとって作りたくないので困る。料理が面倒な時に麺類を食べることが多いのに、そんな時
に出汁をとりたくない。(2)
<自分にとって麺つゆとは>
■すぐに1品作れるという安心感につながるもの
・あれば1品は作れるという安心感がある。常に冷蔵庫にいて欲しい。(2)
・ないと困る。困った時の1本。麺つゆを使う料理はすぐできる。仕事から帰ってきて、時間がない時に
丼ものにするとか助けてくれる存在。(3)
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・Aグループ、Bグループ共に「手軽に味を調えることができる」という調味料的な性格に価値を感じている。Aグループからは「さ・し・す・
せ・そ+麺つゆ」という声があがっている。また、「味を調えることができる」ということは料理の失敗が少なくなることを意味しており、B
グループからは「安心感」という声があがっている。
・調味料的なシーンだけではなく、麺類の汁としても多用されている。うどんやソーメンは手軽に作れる点に価値が感じられているが、その手
軽さは麺つゆの存在によって担保されている様子が伺える。
3. 麺つゆ活用実態
■調査結果詳細
36
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■容器がビンだと持ち運び時に重いし、ゴミ捨ても不便。割れる不安もある
・麺つゆはビン物が多いからゴミ捨てのときに嫌。 (4)
・ビンだと重いし、蹴ってしまって1本無駄にしてしまったこともあった。(3)
■容器の形状がペットボトルやビンだとかさばるのが不安。パウチタイプだと保管しやすくてよい
・冷蔵庫でボトルが場所を取るのは不満。(2)
・ビンだと保管場所もかさばる。(3)
・「味生庵」は、ラックスの詰め替え用みたいなアルミの容器にキャップがついているタイプ。軽いし、
詰替えずにそのまま使える。使っているうちに小さくなるから保管場所も取らないし、容器も捨てやす
い。(2)
■年齢と共に握力が弱くなると、キャップが空けづらいと感じるようになった
・年を取ってくると握力がなくなるから、もう少しキャップが開けやすかったらいいのになと思う。
(4)
■お茶のペットボトルのように、麺つゆのボトルもウエスト部分に窪みがあると持ちやすくてよさそう
・最近はお茶でもウエストの部分が細くなっていて持ちやすいから、麺つゆでもそうなっていたら持ちや
すくていいのになと思う。(4)
■不満はない
・不満はない。(2)
■麺つゆは冷蔵庫の中で保管しているが、かさばって困る
・麺つゆは醬油となどと一緒に冷蔵庫に入れている。大きいからそれだけで冷蔵庫が埋まってしまう。た
くさん使いたいから1リットルが欲しいけれど、冷蔵庫での保存を考えると大きいので邪魔。(4)
■ワンタッチでフタを開けられると便利
・フタがワンタッチで開けられるとよい。今は回して開けるタイプなので、フタを開けて、置いて、注ぐ
という動作が面倒。ワンタッチの方が楽。(3)
■計量せずに使うとしょっぱくなってしまうことがあるので、目盛りが付いていると便利
・目盛りがついているとよい。自分で量ればいいだけの話だが、2人で食べる時に適当に作るとしょっぱ
くなってしまうことがある。(3)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループ、Bグループ共に容器に対する不満が多くあがっている。ビンについては重いので持ち運びが大変、捨てづらい、割れる不安がある
という声があがっている。また、容器の形状を問わず、かさばるので保管場所に困るという人も多い。
・また、いずれのグループからも、フタに対する不満の声があがっている。Aグループには「年齢と共に握力が弱くなると、キャップが空けづら
いと感じるようになった」という人がいる。
4. 現在の麺つゆの不満/要望
■調査結果詳細
37
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
<魅力点>
■「国産のカツオ」など産地がわかっているのがよい
・国産のカツオとか、産地がわかっているのはいいなと思った。(1)
■季節を問わず、色々なメニューに活用できそうなのでよい
・「そうめんやうどんのつけ汁としてだけではなく、納豆やお肉、鍋の具材の旨みを引き立ててくれるの
で様々なシーンで活用することができます」とあるので、夏場でも冬場でも色々なメニューに使えて、
体にやさしいのがいいかな、と思った。(3)
■化学調味料無添加がよい
・「化学調味料無添加」がよい。(3)
■大根のジアスターゼが体によさそうで魅力的
・「大根のジアスターゼ」というのを読んで、体にやさしい感じがして試してみたくなった。(3)
・大根のジアスターゼを見て、体にいいのかなと思って、使うかもしれないと思った。(1)
<不満点・疑問点>
■大根おろしが入ったことで、麺つゆの使用範囲が狭まりそう
・煮物に使ったら、みぞれ煮みたいになっちゃうのかなと思った。大根おろしが入っていることで、麺つ
ゆの使用範囲が狭まってしまうんじゃないかなと思った。(1)
■ジアスターゼはおろしたての大根にある成分。麺つゆに浸してあるなら効果がなさそう
・ジアスターゼはおろしたての大根にあるもので、麺つゆに浸してある大根のジアスターゼがあるわけな
いから、この商品を買おうとは思わなかった。(2)
■「よく振る必要があるのか?」「沈殿するのか?」など、どのような商品かイメージできない
・麺つゆは液体。その中に大根おろしという固形物が入っていると、よく振らないと使えないのか、沈殿
するのかなど、どんな状態か想像できない。(1)
■大根おろしが入ったことで賞味期限が通常の麺つゆよりも短くなりそう
・生ものの大根が入っているということは賞味期限は短いのかな。(1)
<魅力点>
■大根おろしを作る手間が省けるので、麺つゆをより幅広いシーンで使えそう
・大根おろしも好きだから、普段も麺つゆに自分ですった大根を入れて食べたりするが、入っているので
手間も省ける。(3)
・大根おろしをすらなくても入っているので、使える幅が広がる。メニューが増えそうな感じが良い。
(3)
■夏場の食欲がない時によさそう
・夏場であまり食欲がない時に「食欲が落ちがちな夏場にも」と書かれると、良いかもと思った。(4)
■「国産のカツオ」「源助大根」はこだわりがあっておいしそう
・「国産のカツオ」とか「源助大根」とか、こだわりがあって作っているので、おいしそうだなと感じた。
(2)
<不満点・疑問点>
■大根おろしは自分で作れるが、それにしては価格が高すぎる
・500mlに対しての価格が高い。値段を見るまでは試してみたいと思った。(4)
・値段を見ると大根が入っていなくてもいい。自分ですればいい。(2)
・値段がちょっと高い。お試しで買うには気が引ける。続けて買うのはもっと難しい。(1)
■大根おろしを適量出すのが難しそう
・好きな量だけ大根を出すのは難しいから、自分ですった方が良いかなと思う。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
<魅力点>
・Aグループ、Bグループ共に、産地が明確なのでこだわりが感じられる点が評価されている。Aグループからは化学調味料無添加、大根のジアスターゼといった点が評価されてい
る。Bグループからは、「大根おろしを作る手間が省けるので、幅広いシーンで使えそう」という声があがっている。
<不満点・疑問点>
・Aグループからは、使用範囲が狭まりそうだという懸念や、おろしたてではない大根おろしにもジアスターゼが含まれているのかという疑問の声があがっている。
・Bグループからは、価格に対する不満や、大根おろしを適量出せるのかという疑問の声があがっている。
5-1. コンセプト評価【P:源助大根を使った「おろし麺つゆ」】
※購入意向あり:1人(4人中) ※購入意向あり:1人(4人中)
■調査結果詳細
38
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
<魅力点>
■海鮮を使った麺つゆは初めてなので、麺類に合うのかという疑問はあるが試してみたい
・「海鮮」を使った麺つゆをこれまでに食べたことがないので、一度試してみたいなと思った。いつもと
は違った味わいになればいいなという期待感があった。そうめんやうどんに海鮮が合うのかどうかは疑
問も残るが、どんな味なのか試してみたいと興味が持てた。(2)
■オーソドックスな味わいではないので2本目の麺つゆとして使ってほしいという点から、
特別な麺つゆだと感じられた
・「出し巻き卵との相性が抜群」と言っているところから、味に魅力を感じた。「従来の麺つゆとは一味
違った味わい」「『2本目の麺つゆ』としてご利用ください」を読み、オーソドックスなものではない
んですよ、と言ってくれているので納得できた。(4)
・魅力に感じたところは「2本目の麺つゆ」。普段の麺つゆとは違ったものなんだな、ということはよく
わかった。(3)
■「淡路島近海」から原料の産地がわかってよい
・具体的に「淡路島近海で取れる」と書かれているから、どこで採れたどんなものかが具体的にわかるの
がいい。(4)
■おいしいかどうかはわからないが面白そうなので一度試してみたい
・新しい物好きなので「試したい」気持ちが湧いた。これは「美味しそう」というよりは「面白そう」と
いうイメージ。ちょっと冒険というか、話題性というか。これを食べたら美味しくても、美味しくなく
ても人に話ができそうでいいかもと思った。(1)
<不満点・疑問点>
■「味わい豊かなエビやマグロの味わい」から、生臭い味わいをイメージしてしまった
・もしも「干しエビを使って」などと書かれていたら「旨み成分がありそう」と思えたが、「味わい豊か
なエビやマグロの味わい」だと生ものを想像してしまい「生臭いのかな」と思った。(1)
■コンセプトを読んだだけでは、どのような商品なのかイメージできない
・商品Pだと「麺つゆに大根おろしが入っているんだ。楽チンでいいな」と思ったけれど、これは食べて
みないとどの様な商品かわからない。(3)
<魅力点>
■「海鮮麺つゆ」はこれまでの麺つゆとは別物の印象。2本目として試してみてもよさそう
・麺つゆとは別のものなのではないか、海鮮麺つゆって何だろうと思う。今使っている麺つゆとまた別で、
特別に置いてみてもいいのかなという気持ちになった。海鮮は普段と違うから試したい。(4)
■色が薄めということで、料理の幅が広がりそう
・色が薄めというのがよい。普段の麺つゆは茶色だけれど、これは薄い色なので料理の幅が広がりそう。
(4)
■「出し巻き卵」などのメニュー名が登場するので、料理の幅が広がりそう
・出し巻き卵とか、これを使った他の料理のことが書いてあるので、そういうのを考えると使ってみても
良いのかな。これがあると、料理の幅を広げられるかなという期待感はある。(3)
・出し巻き卵とかに使えるのは興味が湧く。(1)
<不満点・疑問点>
■いつもの味の麺つゆがよい
・麺つゆは、いつもの味を求めて買いに行っている。(1)
■エビやマグロは出汁の素材になるイメージがない
・エビやマグロでどんな出汁の味になるのか、あまりピンとこない。エビやマグロはあまり出汁の素材と
なる感覚がない。(2)
■海鮮が好きではないので、海鮮風味が強すぎるのではないかと心配
・海鮮出汁は、どれくらい海鮮の味がするのか気になる。夫は魚が駄目だからあまりきついと食べられな
い。買って食べなかったら無駄になる。(3)
・私は海鮮が元々好きではないので、味が想像できない。要らないかなという気がする。(2)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
<魅力点>
・Aグループ、Bグループ共に、これまでにはない「海鮮麺つゆ」に関心を示しており、試してみたいという声があがっている。また、Aグループからは産地が明記されている点、B
グル―プからは色が薄いので料理の幅が広がりそうな点が魅力的であると感じられている様子。
<不満点・疑問点>
・Aグループからは、生臭そうだという懸念があがっている。
・Bグループからは、エビやマグロは出汁の素材になるのかという疑問の声があがっている。また、そもそも海鮮が好きではないという人もいる。
5-2. コンセプト評価【Q:淡路島の海鮮を使った「海鮮麺つゆ」】
※購入意向あり:1人(4人中) ※購入意向あり:1人(4人中)
■調査結果詳細
39
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
<魅力点>
■「家庭では出せないプロの味わい」が家で楽しめる点が魅力的
・「家庭では出せない和食専門店のプロの味わい」が魅力的。(3)
・「高級専門店の味を手軽に、そして健康的にお楽しみください」に魅力を感じた。(2)
■旨みがありつつも、塩分が控えられているのは健康によさそうでよい
・「旨みが効いているので塩分は控えめ」というのは健康によさそうでいいなと思った。(3)
■「塩分控えめ」や「化学調味料無添加」は魅力的
・「塩分は控えめ」「化学調味料無添加」は魅力的。(2)
・「化学調味料無添加」というのもいいな、と思った。(3)
■他にはない素材の組み合わせが魅力的
・「鰹、昆布、椎茸、飛魚(あご)、煮干し」という組み合わせは美味しいだろうなと思った。こういっ
た素材の組み合わせはないからいいなと思った。(3)
<不満点・疑問点>
■「出汁の素材が10種類」は多すぎる。それぞれの素材のよさがなくなってしまいそう
・沢山入れればよいというものではない。食べたときに「カツオが効いている」などがわからなさそう。
それぞれの素材が良くても、10種類は多すぎる。(1)
・10種類をバランスよくするのは難しそう。そんなにいろいろなものをごちゃまぜに食べるイメージが
ない。(4)
■「この道45年の和食料理人」というだけで具体的な料理人の名前がわからないので、
本当かなと思ってしまう
・「この道45年の和食料理人」というのが嘘くさいと思った。(2)
・「この道45年の和食料理人」というのが誰なんだろうと思った。道場六三郎など、名前がでている方
がよかった。これがちょっと怪しげだった。(3)
<魅力点>
■「和食専門店のプロの味わい」や「高級専門店の味」を家庭で作れる点が魅力的
・「家庭では出せない和食専門店のプロの味わいをこれ1本で」に目が惹かれる。(4)
・「家庭では出せない」という一文は気になる。高級専門店の味が家で出せるのは魅力を感じる。(2)
■普段の麺つゆよりも高級感があるので、ちょっと贅沢な気分になれそう
・普段のものよりは高級な感じがする。食べる時にワクワクしそう。子どももおいしいものがわかると思
うので、「おいしい」と言ってくれたら、買った甲斐があったと思える。(3)
・うどんやそうめんを食べる時は、つゆの味そのものだから、高級なもので食べると違うのかなと思う。
ちょっと贅沢した気分になって嬉しいかも。(1)
■沢山の種類の出汁を使っていておいしそう
・出汁がたくさん入っているのも美味しそうでよい。(3)
■血圧が気になり始めたので、健康に配慮した「塩分控えめ」が魅力的
・1番魅力的なのは塩分控えめなところ。私と夫はこれから血圧が気になる年代。夫は30歳を過ぎてか
ら疾患とかが出てきていて、もう少し体のことを考えないといけないので塩分控えめはよい。(3)
・塩分控えめで健康にも気を遣っている1本なので魅力的。(4)
■毎日の食卓に並ぶメニューに使うと、バリエーションが増えそうでよい
・豆腐やサラダはほぼ毎日のように出るメニュー。たまにこういうのをかけると、同じようなサラダでも
ちょっと違って良いのかなと思う。(2)
<不満点・疑問点>
■普段の麺つゆと比べると高すぎる
・値段がちょっと普通のと比べると高いので、買わなくてもいい気がする。 (2)
■アゴなどのニオイの強そうな素材を使っているので、家族が食べられるか不安
・アゴとかは出汁もニオイも強いイメージがあるので、それを夫が食べてくれるかな。(3)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
<魅力点>
・Aグループ、Bグループ共に、「家庭では出せないプロの味わい」や、「塩分控えめ」「化学調味料無添加」といった健康感を魅力的に感じている様子。また、Aグループからは
「他にはない素材の組み合わせが魅力的」、Bグループからは「毎日の卓に並ぶメニューに使うと、バリエ―ションが増えそうでよい」という声があがっている。
<不満点・疑問点>
・Aグループからは、「出汁の素材が10種類」というのは多すぎるという疑問の声があがっている。
・Bグループからは、値段が高すぎるという不満の声があがっている。
5-3. コンセプト評価【R:10種の旨み 風味が決め手の「10種の風味麺つゆ」】
※購入意向あり:1人(4人中) ※購入意向あり:3人(4人中)
■調査結果詳細
40
Aグループ(50代/末子大学生以上) Bグループ(30~40代/末子小学生以下)
■支払う金額が高くなったと感じる。ただ必要なものを買っているので、買い物に変化はない
・支払うときに金額が高くなったとは感じている。でも食料品は、これまでも必要なものを買っていたか
ら、増税だからといって買うものに関しての変化はない。洗剤なども、日々使うものだから減らすわけ
にはいかない。買う量に変化もない。(1)
・全然変化はない。(3)
■物の値段が上がったので、安いからたくさん買おうとは思わなくなった
・物の値段が上がったことで、無駄な量を減らしたいと思うようになった。「安いから沢山買っておこ
う」という発想はなくなった。(4)
■増税前に思ったほど影響はなかった
・増税になる前はもっと高くなったと感じると思ったが、小銭が増えるとか計算が面倒くさくなったくら
い。(1)
■増税直後は気にしていたが、いまは気にしなくなった
・増税前から増税後の少しの間は気にしていたが、今逆に薄れている。(4)
■商品が高くなったという印象はない
・特に変わったことはない。定価で売っていることの方が少ないから、そんなに気にならない。特売品が
高くなった印象もない。(2)
■税抜表示と税込表示の二重表記をみると、高くなったと感じる。
買い控えたり、より安い店で買うようにしている
・買う時に表示されているのが税抜きで、横に税込みが入っている。8%になった税込みの金額を見た瞬
間に高くなったと感じるので、買うのを止めようとか、買い控えようとか考える。もう少し安くなるの
を待ってから買いに行ったり、野菜なら市場とか安いところへ行って買うようにしている。(3)
お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
・Aグループ、Bグループ共に影響はなかったという人がいる。また、Bグループには増税直後は気にしていたが今は気にしなくなったという人
もいる。
・一方、Aグループからは「安いからたくさん買おうとは思わなくなった」、Bグループからは「二重表記を見ると高くなったと感じる。買い控
えたり、より安い店で買うようにしている」という声もあがっている。
6. 消費税8%増税後の買い物行動の変化
■調査結果詳細
41お気軽にお問合せください!(担当:村上) Tel: 080-2372-5314 Mail: t.murakami@arrangebase.com
Questionnaire
調査票
ネットリサーチ
分析サンプル_「麺つゆ」新コンセプト開発のための実態把握調査
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