Thriftを用いた分散型のNyancatを作ってきた

1. Thriftを用いた分散型
Nyancat
@huydx

2. 作ったもの

3. 背景
• みんなNyancatが好き
• 分散システム作りたい
• Thrift勉強してみたい
分散Nyancat作ればいい！

4. +
複数のマシンで動くNyancat

5. プログラムの設計
• 分散モデルの選択
• P2P型 → フレームの同期がむずい
• Master-Slave型 にした
• プロトコルの実装の選択
• 単にソケット通信でもいいですが、データのシリア
ライズなどが面倒くさい
• せっかくなのでThriftを用いてプロトコルを実装する

6. 設計
nyan server
nyan client
id1 id2 id3 id4
ping（id1)
frame 1を動かし
てください！

7. Thriftについて
• 「スケーラブルな言語間サービス開発」のためにFacebookにて
開発されたRPCフレームワークである。
• C++、C#、Java、Perl、Python、PHP、Erlang、Rubyなどの言
語間にて効率的かつシームレスに動作するサービスを開発するこ
とを可能とする。
• Facebook, Twitter, Quora, Tumblrなどで使われている
• 簡単にいうと：
• サービス間で共通言語を実現するためのもの

8. Thriftを利用する流れ
• Thriftファイルでプロトコル定義
• プロトコルファイルからコード生成する
• 生成されたもののなかにサンプルサーバ実装がある
• クライアントのロジックを実装する
• サーバとクラインとは基本的にTCP/IP＋定義されたプロトコルで話す
• 基本的は一方的な通信しかた（サーバがListenで、クライアントから送
信する、polling型）
• サーバからクライアントにプッシュしたいなら（bidirectional通信)
自分で実装する必要がある

9. Nyanプロトコル
namespace cpp nyan
typedef i32 MyInteger
const i32 INT32CONSTANT = 9853
struct SyncPacket {
1: i32 server = 0,
2: i32 frame = 0
}
service NyanSync {
SyncPacket sync(),
}

10. • Nyancatをフルスクリーンできないのバグまだあ
るが
• まあ1日作れるものは許せる！（勝手な思い）

11. 次は
• P２P型、障害に耐性もつ分散Nyancat
• 真ん中のクライアントが突然死んでもそれを無
視して死んだクライアントの次のクライアント
に移動する

12. • ソースコードも公開しました
• https://github.com/huydx/NyanNyan
• 星募集しています∼∼∼