ビジネスモデル・キャンバスワークショップ2015-08-01
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8/1のTOCcafE au lait@OSAKA "PROJECT DESIGN WORKSHOP"での資料です。 https://tocfe-kansai.doorkeeper.jp/events/24647
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- 1. 榎 真治 (shinji.enoki@gmail.com) in TOCcafE au lait@OSAKA "PROJECT DESIGN WORKSHOP" This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License. 「ビジネスモデル・キャンバス」 ワークショップ 2015-08-01 版
- 2. 2 自己紹介 ● LibreOffice などのオープンソースコミュニティで活動 ● TOCfE コミュニティにも時々参加 – まだ使いこなしきれてないです ● 以前 BMG やリーンスタートアップの勉強会していた – ビジネス的な知見がなく、痛い目を見たので
- 4. 4 ビジネスモデルキャンバス・コンビニの例 KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客 セグメント C$ コスト構造 R$ 収益の流れ KR リソース CH チャネル KP パートナー 小山龍介ビジネスモデルイノベーション講座第 4 回から www.youtube.com/watch?v=Ie24jsXEsq0 いつでも どこでも 学生 社会人 店舗 セルフサービス 少人数での運営 小さな敷地面積 1 日 3 回配送 POS 商品原価 物流コスト 商品代金
- 6. 6 こんなことありませんか？ ● 企画書を作ったけど、他の人にうまく通じない – 新規ビジネスとか、イベントとか ... ● 引き継ぎの時に、全体像がみえない / 説明できない – 一言で説明してよ！ ● 議論がずれてる！ – いや、その部分ではなくて ... – 空中戦になっちゃってるよ
- 8. 8 ツールの力を使ってみる ● TOCfE のツールはロジックを可視化する ● ビジネスモデル・キャンバスは、全体の構造を可視化す る – アンビシャスターゲットツリーは全体像も見える – 実行レベルにフォーカス – それ以前の大枠をみるには、ビジネスモデル・キャンバ スの方が向いているのでは
- 9. 9 ビジネスモデル・キャンバスの定義 ● ビジネスモデルを記述、ビジュアライズし、 評価、変革するための共通言語 – ビジネスモデル・ジェネレーション p.12 より なんか難しいけど、 ビジネスモデル（全体の構造）を可視化するツール
- 10. 10 ビジネスモデル・ジェネレーション ● 世界的なベストセラーになった本 – ISBN-13: 978-4798122977 – 日本語訳は 2012/2/10 に発売 ● アレクサンダー・オスターワルダーとコミュニティに よって書かれた ● ビジネスモデル・キャンバスを紹介し、それを使って分 析する方法が書いてある – 自分で描いてみないとわからない系の本 – 世界中の政府、非営利組織、企業で使われているらしい
- 12. 12 価値提案を中心に置く（ Value Position ） VP 価値提案 CS 顧客 セグメント 顧客セグメントとセット 顧客にとってうれしいこと どんな問題を解決するか？
- 18. 18 Google の例：マルチサイドプラットフォーム KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客 セグメント C$ コスト構造 R$ 収益 の流れ KR リソース CH チャネル KP パートナー ターゲティング広告 コンテンツの収益化 AdSense 広告主 ウェブ閲覧者 無料サービス コンテンツ制作者 無料検索 「ビジネスモデル・ジェネレーション」 p.81 を一部変更 キーワードへの入札 AdWords
- 19. 19 LibreOffice でドキュメント財団の立場で 描いてみました KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客 セグメント C$ コスト構造 R$ 収益の流れ KR リソース CH チャネル KP パートナー 自分たちに欲しい サービスが買える ライセンスコスト 不要 法人ユーザー 個人ユーザー Web から ダウンロード セルフサービス 開発 サーバインフラ サーバー費用 人件費 6 人ほど スポンサーの年会費 改変、配布もできる 開発に参加できる 独自言語だしたりも ビルドの提供 世界中の貢献者 寄付 サポートベンダ 無料で配布 マーケティング / イベント
- 20. 20 LibreOffice ：個人ユーザー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客 セグメント C$ コスト構造 R$ 収益の流れ KR リソース CH チャネル KP パートナー ライセンスコスト 不要 個人ユーザー Web から ダウンロード セルフサービス 開発 サーバインフラ サーバー費用 人件費 開発に参加できる ビルドの提供 世界中の貢献者 寄付 無料で配布 マーケティング / イベント Linux ディストリ ビューション コミュニティ での相互サポート 自由な ソフトウェア環境
- 22. 22 こんな時に便利 ● 現状のビジネスモデル（全体像）を分析・理解する – チームメンバでビジネスモデルを理解する – 上司、顧客などに説明する – 個人的に分析してみる – 成果物だけでなく、みんなで議論することが大事 ● 新たなビジネスモデル（方向性）を考える – どこを変えれば、何がかわるかをシミュレーション – 仮説を表現する手段としてもよい ● スティーブン・ブランクの顧客開発でも使われる ● 参照：「スタートアップ・マニュアル」
- 25. 25 さあ、描いてみよう！
- 26. 26 自己紹介 + ネタ出し（ 5 分） ● 自己紹介 ● 今やっている仕事やプロジェクトで、お題にしたい / で きそうなものを付箋に各自 1 つ書く
- 28. 28 顧客セグメントと価値提案（ 15 分） ● 2 つをセットで考えてみる ● 現状の分析もしくは、目指しているところを書く