aegif社内勉強会として行われているCMIS仕様書(ver1.1)の輪読会資料です。
(※CMIS: コンテンツマネジメントの標準規格)
This material is used for a reading circle of CMIS, Content Management Interoperability Service specification ver1.1 in Aegif.
8. Secondaryオブジェクトタイプ [2.1.9]
n Alfrescoのaspectに似ている
n CMIS Ver1.1ではCMIS SQL QueryでSecondaryプロパティが取得できるようになる(想像)
– SELECT * FROM cmis:document WHERE ∼ で * の中にsecondary由来のプロパティが含まれている
– Primaryオブジェクトタイプのプロパティcmis:secondaryObjectTypeIdsからたどれば、secondary由来
のプロパティを特定できる
– 標準的なCMIS SQL Queryだけでaspects的なものが取得可能になる
– 特定のCMISリポジトリでしか通用しない構文を使わなくてよくなる
• SELECT D.*, O.* FROM cmis:document AS D JOIN cm:ownable AS O ON D.cmis:objectId =
O.cmis:objectId http://wiki.alfresco.com/wiki/CMIS_Query_Language
n NemakiWareのカスタム属性も、将来的にはSecondaryオブジェクトタイプによる実装にしたい
– 現在はChemistryのCmisExtensionを使用(XMLライクな階層構造を持ったデータ形式)
• CMIS SQL Queryで扱えず、NemakiWare用に作ったクライアントでしかカスタム属性が表示できない
– そういえばCmisExtensionはChemistry以外のCMIS実装ライブラリでも使用可能なのだろうか……
• Googleで調べた限り、Chemistryでしか使えなさそう。つまり、CMIS以前に実装依存。
8
13年1月30日水曜日
9. オブジェクトタイプの作成/変更/削除 [2.1.10]
n オブジェクトタイプとオブジェクトの違いを理解した上で……
n リポジトリは、(Primary/Secondary共に)オブジェクトタイプの作成/変更/削除をサポート「できる」
– A repository MAY support the creation, modification and deletion of primary and secondary
object-types.
n オブジェクトタイプに、作成/変更/削除を許可するプロパティが存在する
– typeMutability.update/typeMutability.delete
– これらのフラグ(プロパティ)のONは、リポジトリとしてその機能をサポートしているという意味
• 権限のないユーザはもちろん作成/変更/削除できない
9
13年1月30日水曜日