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20030712
- 2. 何が変わったの( .NET
Framework )
モバイルコントロールの統合
ODBC 、 Oracle 接続の統合( ADO.NET )
IPv6 対応
InterNet アクセス許可セットの付与
ノータッチデプロイメント
side-by-side 実行
dll ヘルの終焉
- 3. 何が変わったの( VS.NET )
Visual J# の統合
モバイルアプリケーション開発環境の統
合
複数の .NET Framework に対応
Dotfuscator Community Edition の追加
難読化ツール
- 4. 何が変わらなかったの?
Web サービスに対するセキュリティ
Web Services Enhancements for Microsoft
.NET ( WSE )は組み込まれていない
標準化の動きに合わせ、そのときに最適なツ
ールを配布して対応するものと思われる
- 5. dll ヘルはなくなったのか
Ver1.0 と Ver1.1 は同一のマシン上に共存できる
Ver1.0
C:WINDOWSMicrosoft.NETFrameworkv1.0.3705
Ver1.1
C:WINDOWSMicrosoft.NETFrameworkv1.1.4322
System.Environment.Version で動作中の CLR の
バージョンを確認することができる。
- 6. Windows アプリのバージョン対
応
Ver1.0 のみ Ver1.1 のみ Ver1.0 と
Ver1.1
Ver1.0 で 動作可 Ver1.0 上で
動作可
コンパイル (要確認) 動作
Ver1.1 で Ver1.1 上で
動作不可 動作可
コンパイル 動作
・ VER1.0 でコンパイルした dll を Ver1.1 から利用すると
Ver1.1 上で動作
- 7. CLR のバージョンの指定
構成ファイルで指定可能
アプリケーション名 .exe.config
<?xml version=“1.0” encoding=“utf-8” ?>
<configuration>
<startup>
<requiredRuntime version=“v1.0.3705”
safemode=“true”/>
</startup>
</configuration>
- 8. ASP.NET のバージョン対応
.aspx ファイルは動的にコンパイルされる
Ver1.1 がインストールされた環境ではデ
フォルトで Ver1.1 上で動作
Ver1.0 で開発したものも Ver1.1 上で動作
CLR のバージョンを変更するには
aspnet_regiis を利用する
C:WINDOWSMicrosoft.NETFrameworkv1.0.3705aspnet_regiis -r
- 9. VS.NET のバージョン対応
VS.NET
Ver1.0 に対応
VS.NET2003
Ver1.1 に対応
プロジェクトのプロパティからサポートラン
タイムを変更可
構成ファイルによるバージョン限定が行われる
コンパイルは Ver1.1 で行う
- 10. 現在のバージョン配布状況
WindowsUpdate では。。。
新規にインストールしたマシンに対して
Ver1.1 が提供される
Ver1.0 がインストールされていて SP が当た
っていない場合は SP2 も提供される
新たに Ver1.0 をインストールしたい場合
、ダウンロードセンターから入手する
Microsoft .NET Framework SDK version 1.0a
- 11. 難読化ツール
アセンブリは ildasm によって解読可能。
Anakrino のようなデコンパイルツールも存
在
dotfuscator
アセンブリを解析し、解読できない形に変
更
VS.NET 2003 付属の Community Edition は評
価用。商用利用不可。
- 12. ノータッチデプロイメント
Web サーバ上に配置した Windows アプリケーシ
ョンを実行可能
クライアント側に .NET Framework Ver1.1 のインス
トールが必要
インストールされているのが Ver1.0 だと - 例外が発生する
Framework がインストールされてないと - ダウンロード確
認
IE が CLR のホストとなって実行が行われる
インターネットオプションで制御可能
デフォルトでは制限されたセキュリティのみ許可
Internet 許可セット
Configuration ツールから確認可能
- 13. まとめ
dll ヘルはなくなったが、コンパイル環境
と実行環境のバージョンに気をつける必
要は残る。
動作確認が完全でなければ実行環境を配布し
よう
最新環境での開発、確認を行うべき
Windows Update では最新環境のみ提供
次回のバージョンアップは。。。
Yukon 登場時( 2004 年予定)