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オープンソースとコミュニティによる
     価値の創造
〜次世代ITシステムのあるべき姿と
    OSSの重要性〜
    2012年10月12日
     @日立製作所


   楽天株式会社 DU 技術理事
       吉岡弘隆


                    1
本日のアジェンダ


   オープンソースとコミュニティによる価値の創造
       オープンイノベーション
       コミュニティ




                             2
自己紹介

   よしおかひろたか
         楽天株式会社、DU、技術理事
         カーネル読書会主宰、
         勉強会勉強会スタッフ
hyoshiok@gmail.com
未来のいつか/hyosihokの日記

         http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok
   Twitter:hyoshiok

                                           3
Rakuten Group




                4
Company Profile


• Founded:              February 7, 1997
• IPO:                  April 19, 2000 (Jasdaq Stock Exchange)
• Chairman & CEO:       Hiroshi Mikitani


  The First Office: Atago in Tokyo, Japan
  Employees : 5 (at the establishment)
  Business: Rakuten Ichiba (online mall)




                                                                 5
Company Profile (Continued)
New Office: Rakuten Tower (Tokyo, Japan)
Employees: 7,615 (as of Dec. 2011)
Market Cap: 1.2 Trillion yen or US$15.6 Billion
            (JASDAQ, as of September 20, 2011)
Businesses: Rakuten Ichiba, Rakuten Travel, Rakuten Securities,
            Rakuten KC, Rakuten Bank, etc.




                                                                  6
Rakuten has Stepped onto the Global Stage




                                            7
Corporate History




                    8
Rakuten Business Lineup

   E-Commerce         Portal and Media     Securities



                                            Banking



                           Travel          Credit Card




Telecommunications   Professional Sports    E-money


                                                         9
Rakuten Worldwide

         Our Goal is to become the No. 1 Internet Service in the World



LS(UK)

 ★★
  ★
 ★ ★
  ★★
   ★
                                                                                      ★
                                                                                     ★★
                                                                                     ★
                                         ★ ★                                          ★
                                                                                      ★
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                                         ★ ★ ★                                   ★
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                                               Taiwan   ★
                                                        ★
                                    ★
                                    ★
             *To be open soon         ★
                                      ★
                                                                                          ★
                                                                                          ★




                                ★ Ichiba (EC) ★ Travel ★ Performance marketing
                                ★             ★        ★                                      10
国内グループ流通総額推移
(単位:十億円)
                      (カード、電子マネー含む)
 3,500                                                                 国内グループ
                                                           3,294        流通総額
                                                                       +22.3% YoY
 3,000
                                              2,693
                                                                              *1
 2,500                                                     1,642         Edy  及び *2
                                                                        クレジットカード
                                                                         +29.5% YoY
                                               1,268
 2,000                            1,859
                     1,473         657                                    トラベル
                                                                                   *3
 1,500                                                      420          +14.9% YoY
         1,154         482                      366
 1,000                             305
            355
                       260
            220                                                           国内EC
                                                                                   *4
                                                           1,232
  500                                          1,059
                                   896                                   +16.4% YoY
                       730
            579

    0
           2007年      2008年       2009年        2010年       2011年
*1: Edy決済取扱高=電子マネーEdyにより決済された金額(モバイル(おサイフケータイ)及びカード)10/1Q~
*2: クレジットカード・ショッピング取扱高=クレジットカードのショッピング取扱高(楽天グループのサービス利用を含む)
*3: トラベル予約流通総額=予約受付時に対する流通総額(キャンセル前、税別料金に換算)
                =国内/海外施設予約、海外航空券、楽天バスサービス、国内/海外ダイナミックパッケージ、レンタカー
*4: 国内EC流通総額=モール(通常購入・共同購入)、モバイル、オークション(旧フリマ含む)、ブックス、GORA、ビジネス、ダウンロード、チケット、
              ネットスーパー、チェックアウト、楽天競馬、toto、ShowTime、メディアレンタル                               11
本日のアジェンダ


   オープンソースとコミュニティによる価値の創造
       オープンイノベーション
       コミュニティ




                             12
IT産業の流れ


   垂直統合 ~80年代ころまで
   水平分散 80年代ころから
   オープンシステム
   オープンソースの時代 98年頃から
   Web 2.0 の時代



                        13
インターネットの時代


   ネットワークの向こう側の誰かとコラボレー
    ション – Mass Collaboration
       Wikipedia
       OSS – Open Source Software
       勉強会
       Facebook, twitter, ...
       2ch
       ニコ動
                                     14
Free Software


   GNU Project – GNU’s Not Unix、1983
   GNU General Public License
       http://www.gnu.org/licenses/gpl.html
   Linux、1991
   Open Source Software、1998



                                               15
GNU project


   テープで配布
       送付手数料をFSFに送金
       テープで配布(CDROMですらなかった)
   ソフトウェア開発はバザールモデルでなかった
   Internet 商用化以前




                               16
Unix & Hacker Culture

• 1969, AT&T
  • Ken Thompson, Dennis Ritchie, Brian
    Kernighan, Douglas McIlroy, Michael
    Lesk and Joe Ossanna.
  • by 1973, C
• 1983, BSD 4.2




                                          17
Hacker Ethic


•   Access to computers—and anything which might teach
    you something about the way the world works—should
    be unlimited and total. Always yield to the Hands-On
    Imperative
• All information should be free
• Mistrust authority — promote decentralization
• Hackers should be judged by their hacking, not criteria
    such as degrees, age, race, sex, or position
• You can create art and beauty on a computer
• Computers can change your life for the better
http://en.wikipedia.org/wiki/Hacker_ethic
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487593100X/


                                                            18
インターネットの勃興


   XMosaic -- 1993
   Windows 95 -- 1995
   Netscapeのソースコード公開 – 1998
   Web 2.0 - 2004




                               19
OSS – Open Source Software


   OSS & Free Software
   98年、Netscape社のソースコード公開
   オープンソースソフトウェア
       フリーソフトウェア(Free Software)の反商業的
        響きを嫌った。
       Free Software:ソフトウェアの自由という価値
        を強調
       OSS:ソフトウェアの自由以外にも価値がある

                                        20
OSS

   OSS:ソースコードを公開して、利用、変更、
    再配布できるライセンス
   その価値は何か?
       ソフトウェアの自由
       ソフトウェア開発モデルとしての広域分散協調
        型ソフトウェア開発(バザールモデル)
   ソフトウェアを公開すると自律的に進化する
    ということを発見した
       Cathedral and Bazaar(伽藍とバザール)
           Eric Raymond
           http://www.catb.org/esr/writings/homesteading/   21
OSS


   OSSという言葉
       Free Software陣営の「自由」を過度に強調す
        る姿勢が反商業的と感じた人々
       Free Softwareの「自由」以外にも価値がある
       Free Softwareには無料というイメージ
       新しい概念には新しい言葉が必要
       1998年2月にOSSという言葉が定義された
       http://opensource.org/osd.html

                                         22
バザール

   ソフトウェア開発モデル
   参加&経験
       利用者の増大が開発者の増大へ
       いい経験
       ネットワークの向こう側の人々を信頼する
   コミュニティによる開発
       開発主体が組織でない
       個人によって開発される
       自発的な意志、志願した個人(ボランティア)
                                23
コミュニティの形成


   コミュニティって何?
       日本では、地域とか会社(組織)が担う場合が
        多い
       同じ志を持った人々の集まり
   インターネット
       コミュニティ形成コストを劇的に下げた
   魅力的なコミュニティ
       利用者コミュニティ
       開発者コミュニティ
                                24
バザールモデル


   ソフトウェア工学へのアンチテーゼ
       明確な管理主体、プロジェクトマネージャー、
        スケジュール、予算管理、リソース管理、…、が
        存在しない?
   コミュニティの存在が前提
   情報を公開すると進化するというパラダイム
   優しい独裁者 - Benevolent Dictator

                                   25
あちら側を信頼するか


   オープンソース型開発(バザールモデル)
       見たこともあったこともない人たちとコラボレー
        ションする
       年齢も職業も性別も国籍も宗教も思想信条も
        関係ない
       インターネットが生んだ奇跡




                                 26
コミュニティマネジメント論


コミュニティをどう運営するか
コミュニティは管理可能か


どのように影響力を持つのか


従来の組織論とどう違うのか


企業がコミュニティに参加するには、コミュニ

ティの動作原理を理解しないといけない
http://www.artofcommunityonline.org/




                                        27
バザール開発モデル

   コミュニティによるソフトウェア開発のベスト
    プラクティス
       release early, release often
       rough consensus and running code
       メーリングリストによる議論
       コード管理システム(git)
       コミュニティへの影響力は貢献に比例
       技術力だけではなくコミュニケーション能力、リー
        ダシップが必要
       優しい独裁者 Benevolent Dictator
                                           28
技術者のロールモデル


   かつては社内にいた
   オープンイノベーション時代は外にいる
   どう発見するのか




                         29
好きなものを見つける方法論

   勉強会というコミュニティ




                     30
勉強会の隆盛

   300件/月以上開催            IT勉強会カレンダー




id:hanazukinと愉快な仲間達
による人力作業によって編集
公開されている。




                                      31
勉強会とオープンソース

   勉強会が生み出す価値
       知識の獲得
       人的ネットワーク
       価値創造エンジン
   オープンソースと勉強会の相性のよさ
       勉強会というリアルな場で議論
       オープンイノベーションの駆動エンジン
       イノベーションの外部化(Inovation Happens
        Elsewhere) vs N.I.H (Not Invented Here)

                                                  32
勉強会のイメージ

• 主催者が個人的興味の延長で開催
• ボランティアによって運営
• 無償ないしは廉価
 – 商用セミナー、教育コースとの違い
• 技術者の人的ネットワーク、知識獲得の
  プラットフォーム、キャリア形成のツール




                        33
事例:カーネル読書会

• Linuxおよびオープンソース技術に関する
  勉強会
 – 1999年4月から。10年続いている。
  • 第100回開催した。Linusも参加してくれた。
 – 中学生から50代まで、素人からカーネルハッ
   カーまで、毎回数十人参加
 – よしおかが主宰。横浜Linux Users Group
   (YLUG)有志と運営
   http://ylug.jp



                                 34
カーネル読書会って何?

YLUG(横浜Linux Users Group)の有志が


不定期に開催しているLinuxやOSSにまつわる
勉強会みたいなもの。
       Linux Kernelなどの濃い話題から、オタワに
        行ったときの旅行記まで幅広い話題を扱う
       http://ylug.jp/ を参照のこと
       1時間ほどのセミナー(途中での質疑応答が活発)
       ビアバッシュ(ピザとビールの懇親会)あるいは
        近所の居酒屋での懇親会がデフォルト。重要な話
        は飲み会で決まる
                                 35
いつから開催


第1回、1999年4月28日(溝の口)
第100回にはLinusさんを呼んだ、2009年10月

22日(秋葉原)
第107回、2011年5月31日、@楽天




                           36
ニコ動、Google Video、中継

第67回glibc malloc(小崎さん)からGoogle
Videoに残っている(2006年9月22日)
第72回TOMOYO Linux Night(2007年2月8日)


第74回SE-PostgreSQL(海外さん)でニコ動

(2007年5月7日)
第83回高速なRuby用仮想マシン(笹田さん)で

ustream中継(2007年12月27日)
資料は公開が大原則


情報発信はチカラだ

                                 37
社外勉強会を社内で開催

• 楽天でカーネル読書会を開催した
 – 大変だったこと
  • 申請書類がいっぱい。(空調、ゲストカード、イベント申請、エ
    レベータ、会場、開錠…)
  • 社内ワークフロー、誰に何を頼めばいいかわからない
 – うれしかったこと
  • ボランティアがいっぱい立候補してくれた(多分10人以上)
    楽天カーネル隊を結成♪
  • 社内ワークフローとか、教えてくれる人がいた
  • エライ人が理解を示してくれた(社内スポンサー)
  • ビアバッシュ(ピザとビールのパーティ)ができた




                                    38
カーネル読書会@楽天

• 社外勉強会を社内でやると…
• メリット(社員にとって、会社にとって)
  – 自社での開催なので、参加の敷居が低い。最新技術動向の入
    手。議論の場の提供。外部からの刺激による開発者の活性化。
    モチベーションアップ。外部人材との交流。企業イメージ向上。
• リスク、コスト
  – 情報流出⇒会場以外には入れない
  – 会場提供⇒直接的な費用はほとんど発生しない
  – 勤務時間外⇒コストはほとんどかからない
• メリット>コスト (持続可能にするため)




                                    39
カーネル読書会の奇跡


   カーネル読書会の奇跡
       勉強会が当たり前の社会になった
       フラットに議論するプラットフォームになった
       カーネル読書会ファミリー(笑)がLinux Kernel
        にいっぱい貢献している
           カーネル読書会発表者のコミット数の総和は1000を越える?
            (TOMOYO/NILFS/Fault Injection/...)
           Kernel Summitへの参加者も



                                                 40
わたしの野望


技術を日本語で議論したかった(Done)
Linux kernelへの貢献(Done)


Linusを呼ぶ(Done)


カーネル読書会+他の勉強会とのコラボ(Done)


技術者が楽しく生き生きとして豊かな社会←イマ

ココ


                        41
OSSとビジネス


フリーソフトウェアの商業的価値を再発見した
のがOSS
バザールに企業が参加

       例:Linux開発に企業が参加




                          42
Linux

•   1991, v0.01
•   1992, GNU GPL
•   1994, v1.0
•   1995, DEC Alpha, Sun SPARC
•   1996, V2.0
•   2011, V3.0



                                 43
Linux

• Development model
  • kernel release every 2 – 3 month
  • changes, patches 5,000 – 10,000 per
    release
  • kernel source code
    •   2.6.11, 2005/03/02, 17,090 files, 6,624K lines
    •   2.6.20, 2007/02/04, 21,280 files, 8,102K lines
    •   2.6.30, 2009/06/09, 27,911 files, 11,560K lines
    •   3.0, 2011/07/21, 36,788 files, 14,651K lines
    •   3.2, 2012/01/04, 37,626 files, 15,004K lines


                                                          44
Linux

• Kernel Development
  •   Who is doing the work
      •   2.6.11, 389 developers, 68 companies
      •   2.6.20, 673 developers, 138 companies
      •   2.6.30, 1150 developers, 249 companies
      •   2.6.39, 1258 developers, 239 companies
      •   3.0, 1131 developers, 331 companies
      •   3.2, 1316 developers, 226 companies
      •   All 7,944 developers, 855 companies
      •   Linux Kernel Development: How Fast it is Going, Who
          is Doing It, What They are Doing, and Who is
          Sponsoring It, By Linux foundation
      •   http://go.linuxfoundation.org/who-writes-linux-2012



                                                                45
企業とコミュニティ


   メリットは
        利益?
        金銭的なメリット以外のもの
        社外のイノベーションを取りこめる
        インターネットのサービスはほとんどOSSで構築
         されている




                                   46
企業間のコラボレーション

   OSSはかくすものがない
       ソースコードが公開されている
       開発プロセスが公開されている
       抜け駆けができない
   信頼感がコストを下げる
       囚人のジレンマ(騙すことにインセンティブがある
        構造なのか)
   協力することがメリットを生む
       開発コストを削減
                                  47
楽天におけるOSS戦略

• 自社製品のOSS化
 • ROMA
 • LeoFS
 • Web API SDK
• OSSへの貢献
 • Cassandra他
• OSSの使用
 • Linuxをはじめ多数


                     48
あちら側を信頼するか


   オープンソース型開発(バザールモデル)
       見たこともあったこともない人たちとコラボレー
        ションする
       年齢も職業も性別も国籍も宗教も思想信条も
        関係ない
       インターネットが生んだ奇跡
       ハッカーカルチャー


                                 49
自社技術優先主義の終焉
   自社技術優先主義(Not Invented Here症候群)
        うちの技術にこだわる(垂直統合時代の技術革新)
        プロプライエタリな技術
        技術を囲い込み独占する事によって利益を上げる
        人モノ金を自前で用意する
        中央研究所モデル
   特徴
        コストがかかる
        時間がかかる
        変化に追従できない(陳腐化する)
                                 50
オープンイノベーション

   OSSの時代
       イノベーションは外にある。IHE - Innovation
        Happens Elsewhere
技術は囲い込めない(技術は会社のものでは
なく、コミュニティのものだ)
企業はどのようにオープンイノベーションと

向かいあうのか



                                        51
パラダイムシフト


   技術が一社独占から共有材へ
       イノベーションが加速する
       経済的である(開発コストが激減する)
       安全である
       多くの人の利益になる(誰も困らない)




                             52
技術者のロールモデル


かつては社内にいた
オープンイノベーション時代は外にいる

       コミュニティにいる




                      53
ソフトウェア産業のビジネスモデル


垂直統合型ビジネスモデル
水平分散型ビジネスモデル

       マイクロソフト型ビジネス
オープンイノベーション時代のビジネスモデル


は?
       Google型、Facebook型、Apple型、…



                                     54
次世代ITシステム??

• OSS?
 • 製品ではなくバザール開発モデル
• Webサービスは人が作る
 • 人に投資する




                       55
Web時代のソフトウェア開発

• 最高のプログラマを雇う
• 少数精鋭
• 最高のプログラマは最高のプログラマと
  働きたがる




                       56
http://blog.topprospect.com/wp-content/uploads/2011/06/Talent_traffic.gif   57
ENGLISHNIZATION

                  58
IT’S ONLY ENGLISH




                    59
ZONE DEFINITION

    RED ZONE:            More than 200 points away from target
    YELLOW ZONE:         Between 100-199 points away from target
    ORANGE ZONE:         Between 1 – 99 points away from target
    GREEN ZONE:          Score meets or exceeds target


Employee   Not Reached        Not Reached     Not Reached   Reached Target
Grade         (RED)            (YELLOW)        (ORANGE)        (GREEN)


AAA          -550             551-650         651-749              750-
AA           -500             501-600         601-699              700-
A            -450             451-550         551-649              650-
BBB          -400             401-500         501-599              600-
BB           -400             401-500         501-599              600-
B            -400             401-500         501-599              600-
                                                                          60
ZONE STATUS
                                                                                           As of June 30th, 2012

29%                                                                                       GREEN          87%
       42% 45% 48% 49% 51% 53% 54% 56% 58% 60% 63% 66% 72% 80%



9%
11%
14%
36%
    16%                                                                                   ORANGE            8%
             19%
                                                                                          YELLOW
No Score             20% 19% 17% 15% 13% 10% 7%                           6%     6%
                                                                                                           4%
                                                                                      5% 4%         2%
M      A       M       J      J       A      S      O       N      D       J     F    M        RED         1%
2011                                                                      2012               A      M        J
           Data: Ranten, Inc (Total may not equal 100% due to rounding)                                       61
TOEIC SCORE


700                                                                                                                                             697.7
                                                                                                                                                    694.7
        TOEIC Average score                                                                                                                             687.3
680
                                                                                                                                                672.3
660

                                                                                                            632.6 638.9 645.6           651.5
640
                                                                                                       625.3
620
                                                                                               612.7
                                                                                       604.3
600
                                                                               596.3
                                                                      586.9
                                              593.9
580    526.2                        589.6
                                          589.3
                                                         593.7      583.6
560
              537.8 558.0
540
                            522.6
520
      526.2
500
       Oct-2010                                                                                                                                   June-2012
      2010/10 2010/11 2010/12 2011/1 2011/2 2011/3 2011/4 2011/5 2011/6 2011/7 2011/8 2011/9 2011/10 2011/11 2011/12 2012/1 2012/2 2012/3 2012/4 2012/5 2012/6/22


                    Data: Rakuten, Inc.
                                                                                                                                                                62
楽天テクノロジーカンファ
 レンス 2012

Oct.     20 th    (Sat)
Rakuten Tower 1
http://tech.rakuten.co.jp/rtc2012/

                                     63
まとめ


オープンソースとコミュニティによる価値の創


造について紹介した




                        64

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オープンソースとコミュニティによる価値の創造

  • 1. オープンソースとコミュニティによる 価値の創造 〜次世代ITシステムのあるべき姿と OSSの重要性〜 2012年10月12日 @日立製作所 楽天株式会社 DU 技術理事 吉岡弘隆 1
  • 2. 本日のアジェンダ  オープンソースとコミュニティによる価値の創造  オープンイノベーション  コミュニティ 2
  • 3. 自己紹介  よしおかひろたか  楽天株式会社、DU、技術理事  カーネル読書会主宰、  勉強会勉強会スタッフ hyoshiok@gmail.com 未来のいつか/hyosihokの日記  http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok  Twitter:hyoshiok 3
  • 5. Company Profile • Founded: February 7, 1997 • IPO: April 19, 2000 (Jasdaq Stock Exchange) • Chairman & CEO: Hiroshi Mikitani The First Office: Atago in Tokyo, Japan Employees : 5 (at the establishment) Business: Rakuten Ichiba (online mall) 5
  • 6. Company Profile (Continued) New Office: Rakuten Tower (Tokyo, Japan) Employees: 7,615 (as of Dec. 2011) Market Cap: 1.2 Trillion yen or US$15.6 Billion (JASDAQ, as of September 20, 2011) Businesses: Rakuten Ichiba, Rakuten Travel, Rakuten Securities, Rakuten KC, Rakuten Bank, etc. 6
  • 7. Rakuten has Stepped onto the Global Stage 7
  • 9. Rakuten Business Lineup E-Commerce Portal and Media Securities Banking Travel Credit Card Telecommunications Professional Sports E-money 9
  • 10. Rakuten Worldwide Our Goal is to become the No. 1 Internet Service in the World LS(UK) ★★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★★ ★ ★★ Taiwan ★ ★ ★ ★ *To be open soon ★ ★ ★ ★ ★ Ichiba (EC) ★ Travel ★ Performance marketing ★ ★ ★ 10
  • 11. 国内グループ流通総額推移 (単位:十億円) (カード、電子マネー含む) 3,500 国内グループ 3,294 流通総額 +22.3% YoY 3,000 2,693 *1 2,500 1,642 Edy  及び *2 クレジットカード +29.5% YoY 1,268 2,000 1,859 1,473 657 トラベル *3 1,500 420 +14.9% YoY 1,154 482 366 1,000 305 355 260 220 国内EC *4 1,232 500 1,059 896 +16.4% YoY 730 579 0 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 *1: Edy決済取扱高=電子マネーEdyにより決済された金額(モバイル(おサイフケータイ)及びカード)10/1Q~ *2: クレジットカード・ショッピング取扱高=クレジットカードのショッピング取扱高(楽天グループのサービス利用を含む) *3: トラベル予約流通総額=予約受付時に対する流通総額(キャンセル前、税別料金に換算) =国内/海外施設予約、海外航空券、楽天バスサービス、国内/海外ダイナミックパッケージ、レンタカー *4: 国内EC流通総額=モール(通常購入・共同購入)、モバイル、オークション(旧フリマ含む)、ブックス、GORA、ビジネス、ダウンロード、チケット、 ネットスーパー、チェックアウト、楽天競馬、toto、ShowTime、メディアレンタル 11
  • 12. 本日のアジェンダ  オープンソースとコミュニティによる価値の創造  オープンイノベーション  コミュニティ 12
  • 13. IT産業の流れ  垂直統合 ~80年代ころまで  水平分散 80年代ころから  オープンシステム  オープンソースの時代 98年頃から  Web 2.0 の時代 13
  • 14. インターネットの時代  ネットワークの向こう側の誰かとコラボレー ション – Mass Collaboration  Wikipedia  OSS – Open Source Software  勉強会  Facebook, twitter, ...  2ch  ニコ動 14
  • 15. Free Software  GNU Project – GNU’s Not Unix、1983  GNU General Public License  http://www.gnu.org/licenses/gpl.html  Linux、1991  Open Source Software、1998 15
  • 16. GNU project  テープで配布  送付手数料をFSFに送金  テープで配布(CDROMですらなかった)  ソフトウェア開発はバザールモデルでなかった  Internet 商用化以前 16
  • 17. Unix & Hacker Culture • 1969, AT&T • Ken Thompson, Dennis Ritchie, Brian Kernighan, Douglas McIlroy, Michael Lesk and Joe Ossanna. • by 1973, C • 1983, BSD 4.2 17
  • 18. Hacker Ethic • Access to computers—and anything which might teach you something about the way the world works—should be unlimited and total. Always yield to the Hands-On Imperative • All information should be free • Mistrust authority — promote decentralization • Hackers should be judged by their hacking, not criteria such as degrees, age, race, sex, or position • You can create art and beauty on a computer • Computers can change your life for the better http://en.wikipedia.org/wiki/Hacker_ethic http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487593100X/ 18
  • 19. インターネットの勃興  XMosaic -- 1993  Windows 95 -- 1995  Netscapeのソースコード公開 – 1998  Web 2.0 - 2004 19
  • 20. OSS – Open Source Software  OSS & Free Software  98年、Netscape社のソースコード公開  オープンソースソフトウェア  フリーソフトウェア(Free Software)の反商業的 響きを嫌った。  Free Software:ソフトウェアの自由という価値 を強調  OSS:ソフトウェアの自由以外にも価値がある 20
  • 21. OSS  OSS:ソースコードを公開して、利用、変更、 再配布できるライセンス  その価値は何か?  ソフトウェアの自由  ソフトウェア開発モデルとしての広域分散協調 型ソフトウェア開発(バザールモデル)  ソフトウェアを公開すると自律的に進化する ということを発見した  Cathedral and Bazaar(伽藍とバザール)  Eric Raymond  http://www.catb.org/esr/writings/homesteading/ 21
  • 22. OSS  OSSという言葉  Free Software陣営の「自由」を過度に強調す る姿勢が反商業的と感じた人々  Free Softwareの「自由」以外にも価値がある  Free Softwareには無料というイメージ  新しい概念には新しい言葉が必要  1998年2月にOSSという言葉が定義された  http://opensource.org/osd.html 22
  • 23. バザール  ソフトウェア開発モデル  参加&経験  利用者の増大が開発者の増大へ  いい経験  ネットワークの向こう側の人々を信頼する  コミュニティによる開発  開発主体が組織でない  個人によって開発される  自発的な意志、志願した個人(ボランティア) 23
  • 24. コミュニティの形成  コミュニティって何?  日本では、地域とか会社(組織)が担う場合が 多い  同じ志を持った人々の集まり  インターネット  コミュニティ形成コストを劇的に下げた  魅力的なコミュニティ  利用者コミュニティ  開発者コミュニティ 24
  • 25. バザールモデル  ソフトウェア工学へのアンチテーゼ  明確な管理主体、プロジェクトマネージャー、 スケジュール、予算管理、リソース管理、…、が 存在しない?  コミュニティの存在が前提  情報を公開すると進化するというパラダイム  優しい独裁者 - Benevolent Dictator 25
  • 26. あちら側を信頼するか  オープンソース型開発(バザールモデル)  見たこともあったこともない人たちとコラボレー ションする  年齢も職業も性別も国籍も宗教も思想信条も 関係ない  インターネットが生んだ奇跡 26
  • 28. バザール開発モデル  コミュニティによるソフトウェア開発のベスト プラクティス  release early, release often  rough consensus and running code  メーリングリストによる議論  コード管理システム(git)  コミュニティへの影響力は貢献に比例  技術力だけではなくコミュニケーション能力、リー ダシップが必要  優しい独裁者 Benevolent Dictator 28
  • 29. 技術者のロールモデル  かつては社内にいた  オープンイノベーション時代は外にいる  どう発見するのか 29
  • 30. 好きなものを見つける方法論  勉強会というコミュニティ 30
  • 31. 勉強会の隆盛 300件/月以上開催 IT勉強会カレンダー id:hanazukinと愉快な仲間達 による人力作業によって編集 公開されている。 31
  • 32. 勉強会とオープンソース  勉強会が生み出す価値  知識の獲得  人的ネットワーク  価値創造エンジン  オープンソースと勉強会の相性のよさ  勉強会というリアルな場で議論  オープンイノベーションの駆動エンジン  イノベーションの外部化(Inovation Happens Elsewhere) vs N.I.H (Not Invented Here) 32
  • 33. 勉強会のイメージ • 主催者が個人的興味の延長で開催 • ボランティアによって運営 • 無償ないしは廉価 – 商用セミナー、教育コースとの違い • 技術者の人的ネットワーク、知識獲得の プラットフォーム、キャリア形成のツール 33
  • 34. 事例:カーネル読書会 • Linuxおよびオープンソース技術に関する 勉強会 – 1999年4月から。10年続いている。 • 第100回開催した。Linusも参加してくれた。 – 中学生から50代まで、素人からカーネルハッ カーまで、毎回数十人参加 – よしおかが主宰。横浜Linux Users Group (YLUG)有志と運営 http://ylug.jp 34
  • 35. カーネル読書会って何? YLUG(横浜Linux Users Group)の有志が  不定期に開催しているLinuxやOSSにまつわる 勉強会みたいなもの。  Linux Kernelなどの濃い話題から、オタワに 行ったときの旅行記まで幅広い話題を扱う  http://ylug.jp/ を参照のこと  1時間ほどのセミナー(途中での質疑応答が活発)  ビアバッシュ(ピザとビールの懇親会)あるいは 近所の居酒屋での懇親会がデフォルト。重要な話 は飲み会で決まる 35
  • 37. ニコ動、Google Video、中継 第67回glibc malloc(小崎さん)からGoogle Videoに残っている(2006年9月22日) 第72回TOMOYO Linux Night(2007年2月8日) 第74回SE-PostgreSQL(海外さん)でニコ動 (2007年5月7日) 第83回高速なRuby用仮想マシン(笹田さん)で ustream中継(2007年12月27日) 資料は公開が大原則 情報発信はチカラだ 37
  • 38. 社外勉強会を社内で開催 • 楽天でカーネル読書会を開催した – 大変だったこと • 申請書類がいっぱい。(空調、ゲストカード、イベント申請、エ レベータ、会場、開錠…) • 社内ワークフロー、誰に何を頼めばいいかわからない – うれしかったこと • ボランティアがいっぱい立候補してくれた(多分10人以上) 楽天カーネル隊を結成♪ • 社内ワークフローとか、教えてくれる人がいた • エライ人が理解を示してくれた(社内スポンサー) • ビアバッシュ(ピザとビールのパーティ)ができた 38
  • 39. カーネル読書会@楽天 • 社外勉強会を社内でやると… • メリット(社員にとって、会社にとって) – 自社での開催なので、参加の敷居が低い。最新技術動向の入 手。議論の場の提供。外部からの刺激による開発者の活性化。 モチベーションアップ。外部人材との交流。企業イメージ向上。 • リスク、コスト – 情報流出⇒会場以外には入れない – 会場提供⇒直接的な費用はほとんど発生しない – 勤務時間外⇒コストはほとんどかからない • メリット>コスト (持続可能にするため) 39
  • 40. カーネル読書会の奇跡  カーネル読書会の奇跡  勉強会が当たり前の社会になった  フラットに議論するプラットフォームになった  カーネル読書会ファミリー(笑)がLinux Kernel にいっぱい貢献している  カーネル読書会発表者のコミット数の総和は1000を越える? (TOMOYO/NILFS/Fault Injection/...)  Kernel Summitへの参加者も 40
  • 43. Linux • 1991, v0.01 • 1992, GNU GPL • 1994, v1.0 • 1995, DEC Alpha, Sun SPARC • 1996, V2.0 • 2011, V3.0 43
  • 44. Linux • Development model • kernel release every 2 – 3 month • changes, patches 5,000 – 10,000 per release • kernel source code • 2.6.11, 2005/03/02, 17,090 files, 6,624K lines • 2.6.20, 2007/02/04, 21,280 files, 8,102K lines • 2.6.30, 2009/06/09, 27,911 files, 11,560K lines • 3.0, 2011/07/21, 36,788 files, 14,651K lines • 3.2, 2012/01/04, 37,626 files, 15,004K lines 44
  • 45. Linux • Kernel Development • Who is doing the work • 2.6.11, 389 developers, 68 companies • 2.6.20, 673 developers, 138 companies • 2.6.30, 1150 developers, 249 companies • 2.6.39, 1258 developers, 239 companies • 3.0, 1131 developers, 331 companies • 3.2, 1316 developers, 226 companies • All 7,944 developers, 855 companies • Linux Kernel Development: How Fast it is Going, Who is Doing It, What They are Doing, and Who is Sponsoring It, By Linux foundation • http://go.linuxfoundation.org/who-writes-linux-2012 45
  • 46. 企業とコミュニティ  メリットは  利益?  金銭的なメリット以外のもの  社外のイノベーションを取りこめる  インターネットのサービスはほとんどOSSで構築 されている 46
  • 47. 企業間のコラボレーション  OSSはかくすものがない  ソースコードが公開されている  開発プロセスが公開されている  抜け駆けができない  信頼感がコストを下げる  囚人のジレンマ(騙すことにインセンティブがある 構造なのか)  協力することがメリットを生む  開発コストを削減 47
  • 48. 楽天におけるOSS戦略 • 自社製品のOSS化 • ROMA • LeoFS • Web API SDK • OSSへの貢献 • Cassandra他 • OSSの使用 • Linuxをはじめ多数 48
  • 49. あちら側を信頼するか  オープンソース型開発(バザールモデル)  見たこともあったこともない人たちとコラボレー ションする  年齢も職業も性別も国籍も宗教も思想信条も 関係ない  インターネットが生んだ奇跡  ハッカーカルチャー 49
  • 50. 自社技術優先主義の終焉  自社技術優先主義(Not Invented Here症候群)  うちの技術にこだわる(垂直統合時代の技術革新)  プロプライエタリな技術  技術を囲い込み独占する事によって利益を上げる  人モノ金を自前で用意する  中央研究所モデル  特徴  コストがかかる  時間がかかる  変化に追従できない(陳腐化する) 50
  • 51. オープンイノベーション  OSSの時代  イノベーションは外にある。IHE - Innovation Happens Elsewhere 技術は囲い込めない(技術は会社のものでは なく、コミュニティのものだ) 企業はどのようにオープンイノベーションと 向かいあうのか 51
  • 52. パラダイムシフト  技術が一社独占から共有材へ  イノベーションが加速する  経済的である(開発コストが激減する)  安全である  多くの人の利益になる(誰も困らない) 52
  • 54. ソフトウェア産業のビジネスモデル 垂直統合型ビジネスモデル 水平分散型ビジネスモデル  マイクロソフト型ビジネス オープンイノベーション時代のビジネスモデル  は?  Google型、Facebook型、Apple型、… 54
  • 55. 次世代ITシステム?? • OSS? • 製品ではなくバザール開発モデル • Webサービスは人が作る • 人に投資する 55
  • 56. Web時代のソフトウェア開発 • 最高のプログラマを雇う • 少数精鋭 • 最高のプログラマは最高のプログラマと 働きたがる 56
  • 60. ZONE DEFINITION RED ZONE: More than 200 points away from target YELLOW ZONE: Between 100-199 points away from target ORANGE ZONE: Between 1 – 99 points away from target GREEN ZONE: Score meets or exceeds target Employee Not Reached Not Reached Not Reached Reached Target Grade (RED) (YELLOW) (ORANGE) (GREEN) AAA -550 551-650 651-749 750- AA -500 501-600 601-699 700- A -450 451-550 551-649 650- BBB -400 401-500 501-599 600- BB -400 401-500 501-599 600- B -400 401-500 501-599 600- 60
  • 61. ZONE STATUS As of June 30th, 2012 29% GREEN 87% 42% 45% 48% 49% 51% 53% 54% 56% 58% 60% 63% 66% 72% 80% 9% 11% 14% 36% 16% ORANGE 8% 19% YELLOW No Score 20% 19% 17% 15% 13% 10% 7% 6% 6% 4% 5% 4% 2% M A M J J A S O N D J F M RED 1% 2011 2012 A M J Data: Ranten, Inc (Total may not equal 100% due to rounding) 61
  • 62. TOEIC SCORE 700 697.7 694.7 TOEIC Average score 687.3 680 672.3 660 632.6 638.9 645.6 651.5 640 625.3 620 612.7 604.3 600 596.3 586.9 593.9 580 526.2 589.6 589.3 593.7 583.6 560 537.8 558.0 540 522.6 520 526.2 500 Oct-2010 June-2012 2010/10 2010/11 2010/12 2011/1 2011/2 2011/3 2011/4 2011/5 2011/6 2011/7 2011/8 2011/9 2011/10 2011/11 2011/12 2012/1 2012/2 2012/3 2012/4 2012/5 2012/6/22 Data: Rakuten, Inc. 62
  • 63. 楽天テクノロジーカンファ レンス 2012 Oct. 20 th (Sat) Rakuten Tower 1 http://tech.rakuten.co.jp/rtc2012/ 63