Contenu connexe Similaire à 0 i pad基本機能解説書_20120626_最新版 Similaire à 0 i pad基本機能解説書_20120626_最新版 (20) Plus de Yudai Shibuya (20) 2. はじめに
Windows95 発売から、IT 化が急激かつ長期間進化し続け、IT やインターネットは今や仕事にも
生活にも欠かすことのできない存在となりましたが、 当時、
現在の様子を明確に想像できた人は、
どれだけいたでしょうか？
ビジョンとして語られることは多かったと思いますが、 そうはいっても実現するのかどうか・ ・・
の思いもあったような気がします。
ただ、本当になったらすごいな、という「わくわく感」があったことを今でも憶えています。
そして、
何かが大きく変わるような心躍る気持ちは、いま、また訪れたような気がしてなりません。
今後も IT の技術はまだまだ発展を遂げることは間違いないと言われていますが、技術や機能優先
で IT 化が進められ、進化すればするほど、使いこなしにストレスを抱える人が増えてしまいまし
た。いわゆる、デジタルデバイドです。
PC はある程度ちゃんと覚えないといけないちょっと難しいツールでしたが、今後発展を期待す
るデジタル機器は、誰でも使える簡単なツールであってほしいと思います。
もしかしたら、そんなツールの時代がやってきたのではないでしょうか？
それが、iPad なのかもしれません。
ところで、
このテキストを手にされる方は、書店で iPad や iOS の分かりやすい解説書がなかったから、と
いう方が多いのではないでしょうか？
また、さらにいえば、アップル社のサイトに、iPad ユーザーガイドがあるのですが、これをみて
もよくわからいという方も含まれると思います。
本テキストでは、iPad の基本機能に関して使いこなすための知識と利活用の術を学んで頂けるよ
う設計されています。
使いこなしによって、みなさまの iPad ライフに少しでもお役立て出来れば幸いです。
そして、新しい「わくわく感」と「楽しみ」のために、地域の iPad 講師（ICTDA 認定スマート
パッドマスター）がみなさまをサポートしてくれています。詳しくは弊社 Web サイトをご覧く
ださい。頼りになるアドバイザーがきっと見つかります。
ICT コミュニケーションズ株式会社
内野良昭
2
3. 目 次
iPad を使用するための準備 ................................................................................................................. 4
第 1 章 iPad の基礎知識......................................................................................................................... 5
1 iPad の各部の名称と機能 ............................................................................................................... 7
2 iPad の基本操作 .............................................................................................................................. 9
3 iPad のタッチ操作（画面操作）.................................................................................................. 12
4 iPad の文字入力 ............................................................................................................................ 13
（1）オンスクリーンキーボード................................................................................................... 13
（2）キーボードの切り替え方法................................................................................................... 14
（3）機能キー ................................................................................................................................. 21
（4）キーボードの分割.................................................................................................................. 22
5 iPad のその他の機能..................................................................................................................... 24
6 iTunes の概要 ................................................................................................................................ 28
7 第 1 章のまとめ ............................................................................................................................. 30
第 2 章 iPad の各種設定....................................................................................................................... 32
1 iPad の設定と管理......................................................................................................................... 34
2 アプリケーションの設定 .............................................................................................................. 62
3 Apple ID の取得 ............................................................................................................................. 75
4 iPad のバックアップ..................................................................................................................... 80
5 第 2 章のまとめ ............................................................................................................................. 84
第 3 章 複数の iPad を活用する準備事項........................................................................................... 85
1 iTunes を使った複数の iPad 同期................................................................................................ 86
2 第 3 章のまとめ ............................................................................................................................. 91
このテキストでの学習環境は次のとおりです。
・iPad
・iOS 5.1.1
3
4. iPad を使用するための準備
iPad を使用するために必要なものは次のとおりです。
（1）iPad 本体
iPad は、ワイヤレス通信方式の「Wi-Fi モデル」
とワイヤレス通信＋携帯電話（データ通信のみ）
通信方式の 「Wi-Fi+Cellular モデル」 2 機種があ
の
ります。
さらに 2 機種ともに、記憶容量が 16／32／64GB
の 3 種類が用意されているので、全部で 6 モデル
となります。
モデル Wi-Fi モデル Wi-Fi+Cellular モデル
記憶容量 16GB 32GB 64GB 16GB 32GB 64GB
価格 42,800 円 50,800 円 58,800 円 53,760 円 61,680 円 69,600 円
（2012 年 6 月 Apple Online Store, Softbank での表示価格）
（2）iTunes
iPadの使用中におけるアプリケーションやメデ
ィアファイルを管理するために、Apple 社が無
料で提供するコンテンツ管理ツールである
iTunes があります。2012 年 6 月時点で提供さ
れているバージョンは「10.6.3」です。
Apple 社のサイトからiTunes をダウンロード
してインストールすることができます。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
（3）iTunes Apps Card／iTunes Card
クレジットカードを持っていなくても、このカードで
iPad のアプリケーションを購入することができます。
iTunes Apps Card／iTunes Card はApple Store や
Apple 製品を取り扱っている家電量販店、コンビニ、
パソコンショップなどで購入できます。
1500 円、3000 円、5000 円、10000 円などの金額の
ものが販売されています。
4
5. 第 1 章 iPad の基礎知識
1 iPad の各部の名称と機能
2 iPad の基本操作
3 iPad のタッチ操作（画面操作）
4 iPad の文字入力
5 iPad のその他の機能
6 iTunes の概要
5
6. 学習内容
1 iPad の各部の名称と機能
iPad の各部の名称とその役割について学習します。
2 iPad の基本操作
iPad の電源オンから電源オフまでの一連の操作の基本について学習します。
3 iPad のタッチ操作（画面操作）
指先を使用した iPad のタッチ操作（画面操作）について学習します。
4 iPad の文字入力
iPad に搭載されているオンスクリーンキーボードによる文字入力の方法について学習し
ます。
5 iPad のその他の基本機能
iPad のその他の基本機能について学習します。
6 iTunes の概要
音楽、動画、写真、アプリケーションなどを管理する iTunes の概要について学習します。
学習の成果
・iPad の各部の名称とその役割を知ることができます。
・iPad の電源オンから電源オフまでの基本操作ができるようになります。
・iPad のタッチ操作ができるようになります。
・iPad のオンスクリーンキーボードによる文字入力の方法について知ることができます。
・iPad のその他の機能について知ることができます。
・iPad の管理するために必要な iTunes の概要を知ることができます。
6
7. 1 iPad の各部の名称と機能
フロントカメラ
ホームボタン
ホーム画面 3.5mm ステレオ
ヘッドフォンジャック
マイク
オン/オフボタンおよび バックカメラ
スリープ/スリープ解除ボタン
ミュート/ 音量調整ボタン
ディスプレイ回転ロックボタン スピーカー 30 ピン Dock コネクタ
7
8. 名称 機能
フロント（前面側）カメラ 写真や動画を撮影します。
使用するアプリケーションのアイコンが配置されてい
ホーム画面
ます。
アプリケーションの使用中に押すとホーム画面を表示し
ホームボタン
ます。
ボタンを長押しすることで電源のオン/オフをおこな
オン/オフボタンおよび います。
スリープ/スリープ解除ボタン ボタンを押すことでスリープ/スリープ解除をおこな
います。
iOS5 の設定によりスイッチをスライドすると
ミュート 消音（ミュート）または
ディスプレイ回転ロックボタン ディスプレイ回転ロック
のどちらかの機能を割り当てることができます。
音量調整ボタン 音量を調整します。
3.5mm ステレオヘッドフォンジャック 3.5mm ステレオヘッドフォン用の端子です。
マイク 録音用のマイクです。
バック（背面側）カメラ 写真や動画を撮影します。
専用の USB ケーブルや拡張機器を接続するコネクタ
30 ピン Dock コネクタ
です。
スピーカー 音楽や動画の音声を出力します。
●チェックポイント
電源のオンとオフの方法
ミュートとディスプレイ回転ロックの切り替え方法
8
9. 2 iPad の基本操作
iPad の操作の基本は、次のとおりです。
■ 電源オン
電源ボタンを押し続けます。
中央にアップルマークがしばらく表示されます。
［ロック解除］が表示されます。
［ロック解除］のボタンを右にスライドするとホーム画面が表示されます。
■ホーム画面
各種アプリケーションのアイコンが並ぶ画面をホーム画面といいます。
ホーム画面は 11 画面まで設定できます。
指先で横方向にフリックして画面表示を切り替えます。
9
10. ■ホームボタン
各種アプリケーションのアイコンが並ぶホーム画面を表
示するボタンです。
アプリケーションの操作中でもホーム画面を表示できま
す。
■ドック
ドック
よく使うアプリケーションを登録しておく場所です。 画面
が切り替わっても表示されています。
ドックにはアプリケーションのアイコンを 6 個まで登録
できます。
ホームボタン
■ピクチャフレームボタン
iPad に写真が保存されていると、 ロック画面の右下に表示され
るボタンです。
このボタンを押すと、 iPad をピクチャフレームとして利用でき
ます。
ピクチャフレームボタン
■ 電源オフ
電源ボタンを押し続けます。
画面上部に［電源オフ］が表示されます。
［電源オフ］のボタンを右にスライドすると電源が切れます。
10
12. 3 iPad のタッチ操作（画面操作）
■ タップ
指先で 1 回だけ軽く叩きます。
アプリケーションの起動、メニュー表示などの操作が
できます。
■ ダブルタップ
指先で画面を軽くトントンと続けて叩きます。
叩いた部分が拡大表示されます。
■ ドラッグ
画面に指先をあてて、上下左右に動かします。
指先の動きに合わせて画面も一緒に動きます。
■ フリック
画面に指先をあてて、上下左右いずれかの方向に素早
くスライドさせます。
長いページやリストを高速でスクロールできます。
■ ピンチアウト／ピンチイン
ピンチアウトとは、2 本の指で画面をつまむようにし
て広げることで画面表示を拡大する操作のことです。
ピンチインとは、2 本の指で画面をつまむようにして
狭めることで画面表示をもとの表示サイズまで縮小す
る操作のことです。
■ 指を置いたままの長押し操作 ■ スワイプ
画面に指をあててそのまま押し続けると、 画面に指をあてて、主に左右にスライド
・アプリアイコンの移動や削除 させて、画面を切り替えます。
・アプリアイコンのドックへの移動や取り出し ホーム画面や、写真の切り替えなどに利
・Web ページのテキストのコピー 用します。
・Web ページの画像のコピーや保存
・Web ページのテキスト部分に虫眼鏡を表示
などといった動作ができます。
12
15. 方法その 2 ［地球のアイコン］キーを長押しすると表示されるメニューのキーボ
ードの種類に指先をスライドすると、キーボードを切り替えることが
できます。
日本語ローマ字
タップ
長押し
日本語かな
タップ
長押し
English
タップ
長押し
絵文字
タップ
長押し
15
16. ■日本語ローマ字キーボードでローマ字入力と数字入力の切り替え
ローマ字入力 → 数字入力 ［.?123］キーをタップすると、ローマ字入力から数
字入力へ切り替えることができます。
日本語ローマ字キーボード：ローマ字入力 日本語ローマ字キーボード：数字入力
タップ
数字入力 → ローマ字入力 ［あいう］キーをタップすると、数字入力からロー
マ字入力へ切り替えることができます。
日本語ローマ字キーボード：ローマ字入力 日本語ローマ字キーボード：数字入力
タップ
16
17. ■日本語ローマ字キーボードで数字入力と記号入力の切り替え
数字入力 → 記号入力 ［#+=］キーをタップすると、数字入力から記号入力へ切
り替えることができます。
日本語ローマ字キーボード：数字入力 日本語ローマ字キーボード：記号入力
タップ
記号入力 → 数字入力 ［123］キータップすると、記号入力から数字入力へ切
り替えることができます。
日本語ローマ字キーボード：数字入力 日本語ローマ字キーボード：記号入力
タップ
17
18. ■English キーボードで英字入力と数字入力の切り替え
英字入力 → 数字入力 ［.?123］キーをタップすると、英字入力から数字入力
へ切り替えることができます。
英字入力モード 数字入力モード
タップ
数字入力 →英字入力 ［ABC］キーをタップすると、数字入力から英字入力
へ切り替えることができます。
英字入力モード 数字入力モード
タップ
18
19. ■ English キーボードで数字入力と記号入力の切り替え
数字入力 → 記号入力 ［#+=］キーをタップすると、数字入力から記号入力へ
切り替えることができます。
English キーボード：数字入力 English キーボード：記号入力
タップ
記号入力 → 数字入力 ［123］キータップすると記号入力から数字入力へ切り
替えることができます。
English キーボード：数字入力 English キーボード：記号入力
タップ
19
20. ■ 日本語かなキーボードでの文字種（かな、英字、数字、記号）の切り替え
50 音かな入力 ［あいう］キーをタップすると、キーボードに 50 音か
なが表示されます。
タップ
数字/記号入力 ［☆123］キーをタップすると、キーボードに数字と記
号が表示されます。
タップ
英字入力 ［ABC］キーをタップすると、キーボードに英字が表示
されます。
タップ
20
24. 5 iPad のその他の機能
● フォルダー作成
アイコンを長押してから、フォルダーにしたいアイコンに重ねます。
ここをタップしてフォルダー名を変
更できます。
● フォルダーの展開
フォルダーをタップしてフォルダーを展開します。
24
25. ● フォルダーからアイコンの取り出し
アイコンを長押してからフォルダーをタップします。
取り出したいアイコンをホーム画面にドラッグします。
ここをタップしてフォルダー名を変
更できます。
フォルダー名はデフォルトでそのアプリのカテゴリ名が付きます。そのためアイコンの重ね方に
よってフォルダー名が異なります。
● アプリの削除
アイコンを長押してから、アプリの左上に表示される をタップします。
25
26. ● アイコン登録数
ホーム画面 1 画面ごとにホームボタンを
20 個まで登録可能
ホーム画面は最大 11 画面
フォルダー内にホームボタンを 20 個まで
登録可能
ドックにはホームボタンを6 個まで登録可
能
● マルチタスク
ホームボタンを続けて 2 回押すと、ドックの下にマルチタスクバーが表示され、アプリケー
ションアイコンが一覧表示されます。
マルチタスクバー
26
27. ● 画面の回転ロック
本体右横のミュート/ディスプレイ回転ロックボタンは、 消音 (ミュート)またはディスプレイ回転
ロックのどちらかの機能を割り当てることができます。
（参照：61 ページ 設定「本体横のスイッチの機能」
）
割り当てない機能に関しては、ホームボタンを 2 回押して表示されるマルチタスクバーを右にフ
リックした際に表示される画面の、左側にアイコンが用意されます。
（例：消音ミュートの機能を本体右横のボタンに割り当てた場合、回転ロックのアイコンがマル
チタスクバーに表示されます）
回転ロック解除 回転ロック
ロックボタン
27
28. 6 iTunes の概要
iTunes は、iPad の音楽、動画、写真、アプリケーションなどを管理することができるソフトウェ
アです。
また iTunes は、 音楽や動画を購入できる iTunes Store や、iPad や iPhone 用のアプリケーション
を購入できる App Store に接続する事ができます。
iTunes Store
iTunes Store とは、Apple 社がインターネット上で運営する音楽、動画、アプリケーションの
販売サイトです。
iTunes Store で購入した音楽や動画は iTunes が動作するパソコンや Apple 社のハードウェア
（iPad、iPhone など）で視聴できます。
iPad で使用できるアプリケーションは iTunes Store 内の App Store から購入できます。
アプリケーションには無料のものと有料のものがあります。
音楽、動画、アプリケー 音楽、動画、アプリケー
ションの購入 ションの購入
iTunes Store で購入した音楽、
動画、
アプリケーションの転送
パソコン内の写真、動画の転送
iTunes で管理している音楽、動画、
アプリケーションとの同期
iPad のバックアップ
パソコン＋iTunes iPad
28
29. ここでは、iPad をiTunes に接続したときに表示される iPad を管理する機能について解説します。
iPad2 を iTunes がインストールされているパソコンに専用の USB ケーブルで接続すると、iPad2
を管理するためのメニューが表示されます。
番号 メニュー項目 iPad2 を管理する機能
概要 iPad2 の基本情報や更新情報などを表示します。
情報 連絡先やカレンダーの同期設定をおこないます。
App App Store から購入したアプリケーションの同期設定をおこないます。
ミュージック 音楽の同期設定をおこないます。
ムービー 動画（ムービー）の同期設定をおこないます。
テレビ番組 （日本ではサービスが提供されていません。
）
Podcast Podcast（無料ラジオ・テレビ形式番組）の同期設定をおこないます。
iTunes U iTunes U（教育メディア）の同期設定をおこないます。
ブック ブックの同期設定をおこないます。
写真 写真の同期設定をおこないます。
29
30. 7 第 1 章のまとめ
第 1 章では次のことを学習しました。
■ iPad の各部の名称と役割
□ フロント（前面側）カメラ
□ ホーム画面
□ ホームボタン
□ オン/オフボタンおよび
スリープ/スリープ解除ボタン
□ ミュート
ディスプレイ回転ロックボタン
□ 音量調整ボタン
□ 3.5mm ステレオヘッドフォンジャック
□ マイク
□ バック（背面側）カメラ
□ 30 ピン Dock コネクタ
□ スピーカー
■ iPad の基本操作
□ 電源オン
□ ホーム画面
□ ホームボタン
□ ドック
□ ピクチャフレームボタン
□ 電源オフ
□ スリープ
□ スリープ解除
■ iPad のタッチ操作（画面操作）
□ タップ
□ ダブルタップ
□ ドラッグ
□ フリック
□ ピンチアウト／ピンチイン
□ 長押し
□ スワイプ
30
31. ■ iPad の文字入力
□ オンスクリーンキーボード
□ キーボードの切り替え方法（日本語入力と英語入力の切り替え方法）
□ 機能キー
・変換候補表示
・その他の変換候補表示キー
・削除キー
・キーボード非表示キー
・次候補キー
・Shift キー
□ キーボードの分割
■ iPad のその他の機能
□ フォルダー作成
□ フォルダーの展開
□ フォルダーからのアイコン取り出し
□ アプリの削除
□ アイコン登録数
□ マルチタスク
□ 画面の回転ロック
■ iTunes の概要
□ iPad は、iTunes に接続することで、音楽、動画、写真、アプリケーションなどを管理する
ことができます。
31
32. 第 2 章 iPad の各種設定
1 iPad の設定と管理
2 アプリケーションの設定
3 Apple ID の取得
4 iPad のバックアップ
32
33. 学習内容
1 iPad の設定と管理
iPad を使用するために必要な次の項目について、設定内容と標準設定について確認しま
す。
・ 機内モード ・ 明るさ/壁紙
・ Wi-Fi ・ ピクチャフレーム
・ 通知 ・ 一般
・ 位置情報サービス ・ iCloud
2 アプリケーションの設定
iPad で使用するアプリケーションの設定の製方法について確認します。
・ メール/連絡先/カレンダー ・ ミュージック
・ Twitter ・ ビデオ
・ FaceTime ・ 写真
・ Safari ・ メモ
・ メッセージ ・ Store
3 Apple ID の取得
iPad から Apple ID を取得する方法について確認します。
4 iPad のバックアップ
iPad をバックアップする方法について確認します。
学習の成果
・iPad を自分の使用環境に合わせて使いやすいように設定できるようになります。
・アプリケーションの動作設定の方法を知ることができます。
・iPad から Apple ID を取得する方法を知ることができます。
・iPad のバックアップの方法を知ることができます。
33
42. 情報
■ 情報
iPad に関する情報を確認できます。
iPad の名前 42 ページへ
保存されている音楽の数
保存されている動画の数
保存されている写真の数
記憶容量
使用可能な記憶容量
iOS のバージョン
iPad2 の型式
iPad2 のシリアル番号
MAC アドレス
Bluetooth のアドレス
診断/使用状況
著作権情報 42 ページへ
認証
42
45. 使用状況
■ 使用状況
ストレージ
（ハードディスク）の使用領域の確認やバッテリー表示のオン/オフの設定ができます。
写真やミュージック、ビデオやその他のアプリなど、iPad のハードディスクに保存しているデー
タの使用状況をこちらから確認することができます。
45
49. ■ iTunes Wi-Fi 同期
Wi-Fi ネットワークを使用して iTunes との同期をおこないます。
こちらの設定を有効にすると、iPad は電源および Wi-Fi に接続しているときに自動的にコンピュ
ータの iTunes に同期されます。
Wi-Fi 接続時
＜Computer Name＞
＜Computer Name＞
49
50. Spotlight 検索
■ Spotlight 検索
最初のホーム画面を右側にフリックして表示されるのが Spotlight 検索の画面です。
Spotlight 検索では iPad 内のデータをキーワードで一括検索することができます。
ここでは Spotlight 検索の画面で検索する項目を設定できます。
最初のホーム画面を右側にフリックすると「Spotlight 検索」が表示されます。
50
51. 自動ロック
■ 自動ロック
iPad には一定時間操作されないと自動的に iPad をロックする機能が備わっています。
こちらから自動でロックするための時間を設定できます。
パスコードロック
■ パスコードロック
［パスコードロック］では、iPad のロックを解除するためのパスコードを設定できます。
パスコードの入力を 10 回間違えると、iPad 上のすべてのデータが消去されます。
その際は、最後にバックアップをしたデータを使用して iPad2 の内容を復元する必要があります。
51
57. アクセシビリティ
■ アクセシビリティ
視覚や聴覚、あるいは操作に不自由を感じるユーザがより簡単に使用できる機能が用意されてい
ます。
●VoiceOver
iPad には画面読み上げ機能「VoiceOver」が標準で搭載されて
います。この機能を使うと画面に触れるだけで、指の下にある
アイテムを説明する音声が流れます。
音声の案内に沿って、ダブルタップ、ドラッグ、フリックとい
ったジェスチャーで iPad を操作していきます。
VoiceOver は iPad 標準 App および一部の他社製 App で利用で
きます。
「ローター」 ダイヤルを回すように画面上で二本指を回転させ
：
ると、選択した設定をもとに、VoiceOver が文章
内の項目を読み上げる方法を変更できます。
また、ローターを使ってウェブページ上を移動す
ることもできます。
「点字」
：iPad は Bluetooth 対応のブライユ点字ディスプレイ
に対応しています。これを使って、VoiceOver の読み
上げをブライユ点字で読むことができます。
57
58. ●ズーム機能
ズーム機能を使用すると、使用中の iPad の画面全体をどの
部分でも拡大できるようになります。
ズーム機能は、ホーム画面、ロック解除画面、Spotlight 検索
画面を含むすべての画面のほか、App Store から購入したア
プリケーションでも使えます。
・拡大/元に戻す：3 本指でダブルタップ
・画面の表示範囲を動かす：3 本指でドラッグ(拡大表示中)
・拡大倍率の変更：3 本指でダブルタップしてそのまま指
を離さず上下にドラッグ
●テキストを大きな文字で表示
テキストの大きさを 20pt から最大 56pt まで大きくするこ
とができます。
カレンダー、連絡先、メール、メッセージ、メモのテキス
トに反映されます。
●黒地に白
iPad には、ハイコントラスト表示を好む方のために、黒地に白の表示に変更することができます。
●選択項目の読み上げ
選択項目の読み上げを使用すると、
WebサイトやE メール、
メッセージなどのテキストをダブルタップした際に、その
部分がハイライト表示され、テキストを読み上げられるよ
うになります。
58
61. iCloud
iCloud とは、コンテンツ（メール、連絡先、カレンダー、リマインダー、ブックマーク、メモ、
写真、および書類）を保管するサービスです。
●iCloud の特徴機能
・自動的ダウンロード
購入した新しい音楽、App、およびブックをデバイスに自動的にダウンロードします。
・以前購入した項目のダウンロード
iTunes Store と App Store で以前に購入した項目を表示して必要に応じてそれらを再度ダウ
ンロードします。
・フォトストリーム
1 つのデバイスで写真を撮ると、自動的にほかのデバイスに送信されます。
フォトストリームにアップロードされた写真は 30 日間 iCloud に保存されます。
iOS デバイス上の「フォトストリーム」アルバムには直近の 1,000 枚が保存されます。
・書類とデータ
iCloud と連動している App の書類とデータを保存します。
・iPad を探す
地図上で iPad を探したり、 メッセージを表示したり、
音を鳴らしたり、画面をロックしたり、
遠隔操作（リモート）でデータを消去したりできます。
61
64. ワンポイント
●アカウントを停止
アカウントの使用を停止する場合は、アカウント
を選択してから、アカウントサービス「メール」
（ 、
「カレンダー」「メモ」など）をオフにします。
、
●アカウントを削除
アカウントを削除する場合は、アカウントを選択
してから、下方向にスクロールして「アカウント
の削除」をタップします。
61 ページより
●データの取得方法
・ プッシュ：新規メールをメールサーバーから自動受信します。
・ フェッチ：指定された時間ごとにメールサーバーにメール着信を確認します。
●署名
メールに挿入される署名を設定することができます。
デフォルトでは「iPad から送信」と設定されています。
64
66. Twitter
Twitter アプリケーションのインストールや Twitter アカウントの新規作成、サインインなどをお
こないます。
Twitter アカウントにサインインする（または新しいアカウントを作成する）と、以下のアプリケ
ーションからの情報を含むツイートが有効になります。
・
「写真」 「カメラ」 ：アルバムの写真
・
「Safari」：Web ページ
・
「マップ」 ：位置情報
・
「YouTube」：ビデオ
FaceTime
FaceTime を使用するために必要な Apple ID の入力や Apple ID の新規作成をおこないます。
Apple ID のサインインをしたあと、FaceTime での着信に使用するメールアドレスを設定します。
設定したメールアドレスに相手から FaceTIme をかけてもらうことによりビデオ通話ができます。
66
69. メッセージ
メッセージを使用するために必要な Apple ID の入力や Apple ID の新規作成をおこないます。
Apple ID を入力すると、Apple ID として使用しているメールアドレスを利用して iOS5 ユーザに
テキストメッセージを送信できる iMessage の機能を使うことができます。
受信用のメールアドレスを変更することもできます。
69
74. Store
iTunes Store や App Store を利用するためのサインインや、サインインに必要な Apple ID の取得
をおこないます。なお、Apple ID を新規作成するには、クレジットカードもしくは iTunes Card
（または iTunes Apps Card）が必要です。
74
75. 3 Apple ID の取得
Apple ID は、iPad または、iTunes から取得できます。
ここでは、iPad から Apple ID を取得する手順について解説します。
操作を開始する前にクレジットカード、もしくは iTunes Apps Card／iTunes Card を用意してく
ださい。
操 作 開 始
最初のホーム画面にある［設定］
アイコンをタップします。
設定一覧から［Store］をタップ
します。
［サインイン］
をタップします。
［Apple ID を新規作成］をタッ
プします。
75
76. ［国または地域］で［日本］が
表示されていることを確認した
ら、 ［次へ］ボタンを
タップします。
利用条件とアップルのプライバ
シーポリシーが表示されます。
縦方向にスクロールしながら一
読します。
［同意する］ボタンを
タップします。
iTunes Store の利用規約への同
意を確認するメッセージが表示
されます。
［同意する］ボタンを
タップします。
76
77. Apple ID を登録するための情報
を入力する画面が表示されます。
必要な情報を入力します。
入力する項目は次のとおりです。
・メールアドレス
・パスワード
・パスワードの確認
・質問
・質問の答
・生年月日
・情報メールの希望
入力が完了したら ［次
へ］ボタンをタップします。
支払い情報を入力する画面が表
示されます。
必要な情報を入力します。
入力する項目は次のとおりです。
・iTunes Card のコード
・請求先氏名と住所
・電話番号
入力が完了したら ［次
へ］ボタンをタップします。
77
78. アカウントの登録を確認するメ
ールが送信されたことを知らせ
るメッセージが表示されます。
設定画面での操作はここまでと
なるので、 ［終了］ボタン
をタップします。
続いて、アカウント登録確認の
メールが届いていることを確認
します。
ホーム画面を表示して［メール］
アイコンをタップします。
メール画面が表示されます。
［受信トレイ］を表示します。
Apple からのアカウント確認メ
ールをタップします。
Apple からのアカウント確認メ
ールが表示されます。
［今すぐ確認］
をタップします。
78
79. Apple ID として登録したメール
アドレスを確認する Web ペー
ジが表示されます。
Apple ID として登録したメール
アドレスとパスワードを入力し
ます。
［アドレスの確認］
ボタンをタップします。
メールアドレスが Apple ID と
して登録されたことを知らせる
メッセージが表示されます。
ここまでの操作で Apple ID の
登録が完了しました。
操 作 終 了
79
80. 4 iPad のバックアップ
アクセシビリティ
■ iTunes を使ってバックアップを作成する
iPad を iTunes に接続して登録作業をおこなうと、iPad を登録した iTunes と接続することで自動
的にバックアップが作成されます。
以下の操作を行うたび「iTunes」によって自動的にバックアップが作成されます。
・ iPad をコンピュータに接続する
・ iPad をアップデートまたは復元する
また、
［デバイス］の項目に表示されている iPad の名称を右クリックして表示されるコンテキ
ストメニューの［バックアップ］をクリックすると、手動でもバックアップを作成できます。
80
81. 「iTunes」では主に以下のコンテンツがバックアップされます。
・ カメラロール
・ テキストメッセージ
・ メモ
・ よく使う連絡先
・ サウンド設定などにある写真 など
詳細：http://support.apple.com/kb/HT4946?viewlocale=ja_JP
※ 曲などのメディアファイルおよび一部の写真のバックアップは作成されませんが、
「iTunes」
と同期することによって復元できます。
ワンポイント
iTunes では、バックアップファイルは次の場所に保存されます。
・ Windows Vista, 7：
¥ユーザー¥(ユーザー名)¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup¥
・ Windows XP：
¥Documents and Settings¥(ユーザー名)¥Application Data¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup¥
・ Mac：
~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/
81
83. ｚ
■ iTunes バックアップから iPad を復元する
修理から iPad が戻ってきたときや、バックアップしたプログラムやデータをもとに iPad の構成
を修復したいときは、 ［バックアップからの復元］を使用します。
バックアップを作成しているコンピュータに iPad を接続して、iTunes を起動します。
［デバイス］の項目に表示されている iPad の名称を右クリックします。
［バックアップからの復元］をクリックします。
iPad が復元されると、新しい iPad として設定するか、または音楽やビデオ、App データなどの
情報をバックアップから復元するかを選択できます。
83
84. 5 第 2 章のまとめ
第 2 章では次のことを学習しました。
■ iPad 設定内容の確認
□ ホーム画面の［設定］アイコンをタップして表示される設定画面で、iPad を使用していく
うえで必要なさまざまな機能の設定や管理をおこなうことができます。
・機内モード
・Wi-Fi
・通知
・位置情報サービス
・明るさ／壁紙
・ピクチャフレーム
・一般
・iCloud
■ アプリケーションの設定
□ ホーム画面の［設定］アイコンをタップして表示される設定画面には、iPad で使用するア
プリケーションの一覧が表示されています。必要に応じて使用するアプリケーションごと
に、動作環境の設定などをおこなうことができます。
・メール／連絡先／カレンダー
・Twitter
・FaceTime
・Safari
・メッセージ
・ミュージック
・ビデオ
・写真
・メモ
・Store
■ Apple ID の取得
□ iPad から Apple ID を取得することができます。
■ iPad のバックアップ
□ iPad が故障した場合などにデータの復元ができるように、バックアップを取ることができ
ます。
84
85. 第 3 章 複数の iPad を活用する準備事項
85
86. 1 iTunes を使った複数の iPad 同期
スクールでは、レッスンのために複数の iPad を同じ環境に設定をすることがあります。
iTunes を利用すると、事前に準備した iPad のデータのバックアップデータを活用して、複数の
iPad の設定環境やアプリケーションを同じ環境にセッティングすることができます。
こちらの方法は、全ての iPad に同じ Apple ID を利用します。
iTunes
バックアップ
復元
準備した iPad
（1）事前準備
複数の iPad を同期するために必要なものは次のとおりです。 準備した iPad
・Apple ID
・iTunes がインストールされたパソコン
・インターネット回線
・スクールの講座のために「アプリケーション」や「設定」を
準備した iPad1 台
・バックアップデータのコピー先の iPad
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87. （2）準備した iPad のバックアップを iTunes に保存する
スクールの講座のために「アプリケーション」や「設定」を準備した iPad を PC に接続し、
iTunes を起動します。
準備した iPad
パソコン＋iTunes
［デバイス］＞［iPad 名］を右クリックします。
［バックアップ］をクリックします。
87
88. バックアップが完了しました。
［デバイス］＞［iPad 名］に表示されている をクリックして、iPad を取り外します。
ここまでの操作で、レッスンのために準備した iPad のバックアップを iTunes に保存しま
した。
ワンポイント
バックアップデータは、
「編集」＞「設定」＞「デバイス」から確認できます。
88
89. （3）バックアップをコピーした iPad を作成する
先ほど作成したバックアップデータを同期する iPad を PC に接続します。
同期先の iPad
パソコン＋iTunes
iPad が iTunes に認識されました。
［デバイス］＞［iPad 名］を右クリックします。
［バックアップから復元…］をクリックします。
89
91. 2 第 3 章のまとめ
第 3 章では次のことを学習しました。
■ iTunes を使った複数の iPad 同期
□ iTunes を利用すると、複数の iPad の設定やアプリケーションを同じ環境にセッティング
することができます。
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92. 巻末資料 製品仕様
モデル Wi-Fi Wi-Fi+Cellular
サイズおよび重量 高さ：241.2mm 高さ：241.2mm
幅：185.7mm 幅：185.7mm
厚さ：9.4mm (iPad2 8.8mm) 厚さ：9.4mm (iPad2 8.8mm)
重量：652g (iPad2 601g) 重量：662g (iPad2 613g)
容量 16GB 32GB 64GB 16GB 32GB 64GB
通信方式 Wi-Fi（802.11a/b/g/n） Wi-Fi+3G モデル （データ通信のみ）
Bluetooth 2.1 + EDR UMTS/HSDPA/HSUPA
（850、900、1900、2100 MHz）
GSM/EDGE
（850、900、1800、1900 MHz）
Wi-Fi（802.11a/b/g/n）
Bluetooth 2.1 + EDR
ディスプレイ Retina ディスプレイ
IPS テクノロジー搭載 9.7 インチ（対角）
LED バックライトワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ
2048×1536 ピクセル 解像度 264ppi
耐指紋性撥油コーティング
複数言語および文字の同時表示をサポート
プロセッサ 省電力デュアルコア Apple A5X SoC(System on a Chip)
カメラ バックカメラ
ビデオ HD ビデオ撮影（1080p、最大 30fps、オーディオ入り）
静止画（5 メガピクセル オートフォーカス）
フロントカメラ
ビデオ撮影（VGA 画質、最大 30fps、オーディオ入り）
静止画（VGA 画質）
Wi-Fi 経由で写真とビデオへのジオタグ添付
電源および 42.5Wh リチャージャブルリチウムポ 42.5Wh リチャージャブルリチウムポ
バッテリー リマーバッテリー内蔵 リマーバッテリー内蔵
Wi-Fiで イ タ ネ ト 用 ビ オ Wi-Fiで イ タ ネ ト 用 ビ オ
の ン ー ッ 利 、 デ 再 の ン ー ッ 利 、 デ 再
生 オ デ オ 生 最
、 ー ィ 再 で 長10時 間 生 オ デ オ 生 最
、 ー ィ 再 で 長10時 間
電源アダプタまたは USB 経由でコン 3G 携帯電話ネットワークでのインタ
ピュータを使って充電 ーネット利用で最長9 時間
電源アダプタまたは USB 経由でコン
ピュータを使って充電
入出力 30 ピンDock コネクタ 30 ピンDock コネクタ
3.5mmス レ ヘ ド ォ ジ ッ
テ オ ッ フ ン ャ ク 3.5mmス レ ヘ ド ォ ジ ッ
テ オ ッ フ ン ャ ク
内蔵スピーカー 内蔵スピーカー
マイク マイク
Micro-SIM カードトレイ（Wi-Fi +
Cellular モデル）
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93. モデル Wi-Fi Wi-Fi+Cellular
センサー ジャイロスコープ
加速度センサー
環境光センサー
位置情報 Wi-Fi Wi-Fi
デジタルコンパス デジタルコンパス
Assisted GPS および GLONASS
携帯電話通信
オーディオ再生 周波数特性：20Hz〜20,000Hz
対応するオーディオフォーマット
HE-AAC（V1 および V2）
AAC（8〜320 Kbps）保護された AAC（iTunes Store）
MP3（8〜320 Kbps） 、MP3 VBR、
（フォーマット 2、 4、
Audible 3、 Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+）
Apple Lossless、AIFF、WAV
ユーザー設定が可能な最大音量制限
Dolby Digital 5.1 サラウンドのデジタル出力
（別売の Apple Digital AV アダプタが必要）
TV/ビデオ Apple TV への AirPlay ミラーリング（720p 対応）
Apple TV（第 3 世代）への AirPlay ビデオストリーミングは最大 1080p、
Apple TV（第 2 世代）へは最大 720p
ビデオミラーリングおよびビデオ出力対応
Apple Digital AV アダプタまたは Apple VGA アダプタ接続時は最大
1,080p（アダプタは別売り）
ビデオ出力対応
Apple コンポジット AV ケーブル接続時は 576i および 480i
（ケーブルは別売り）
対応するビデオフォーマット
H.264 ビデオ
最大 1,080p、毎秒 30 フレーム、ハイプロファイルレベル 4.1（最大
160kbps の AAC-LC、48kHz、ステレオオーディオ）
ファイルフォーマット.m4v、.mp4、.mov
MPEG-4 ビデオ
最大 2.5Mbps、640×480 ピクセル、毎秒 30 フレーム、シンプルプ
ロファイル（1 チャネルあたり最大 160Kbps の AAC-LC、48kHz、
ステレオオーディオ）
ファイルフォーマット.m4v、.mp4、.mov
Motion JPEG（M-JPEG）
最大 35Mbps、1,280×720 ピクセル、毎秒 30 フレーム、ulaw オーデ
ィオ、.avi ファイルフォーマットの PCM ステレオオーディオ
93
94. モデル Wi-Fi Wi-Fi+3G
対応するメール添付 表示可能なドキュメントの種類
ファイル 画像 ：.jpg、.tiff、.gif
Microsoft Word：.doc、.docx
Microsoft Excel ：.xls .xlsx
ウェブページ ：.htm、.html
Keynote ：.key
Numbers ：.numbers
Pages ：.pages
Preview、Adobe Acrobat ：.pdf
Microsoft PowerPoint ：.ppt .pptx
text ：.txt
リッチテキストフォーマット ：.rtf
連絡先 ：.vcf
●チェックポイント
Wi-Fi とは何か、どのように使用するのでしょうか。
Bluetooth 2.1 + EDR とは何か、どのように使用するのでしょうか。
3G とは何か、どのように使用するのでしょうか。
テレビへの出力はどのようにするのでしょうか。
94
95. HDCP
HDCP（High-bandwidth Digital Content Protection system）
パソコンなどの映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号を送受信する
経路を暗号化し、 コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術の一つです。
参考（1）COPP
COPP（Certified Output Protection Protocol）
COPP はコンテンツ保護の制御を行うアプリケーションと GPU の間で著作権保護の仕組み
をコントロールするための規格です。Windows XP Service Pack2 と Windows Media Player
10 以降でサポートされています。COPP を利用するためには、グラフィックチップとグラ
フィックドライバの双方が、COPP に対応している必要があります。
参考（2）CPRM
CPRM（Content Protection for Recordable Media）
DVD などに採用されている、記録メディア向けの著作権保護技術です。
デジタルコンテンツをメディアにコピーする以外は、メディアから他の機器やメディアへの
コピー（ダビング）を禁じる「コピーワンス」を実現する方式の一つです。デジタル放送番
組のデジタル録画をするためには、 CPRM に対応しているレコーダーと録画用メディアが必
要です。そのため、 回だけ録画可能」なデジタル放送をデジタル録画した場合、他のデジ
「1
タル機器にはダビングできず、再生には CPRM 対応プレーヤーが必要となります。
参考（3）著作権コントロールの仕組み
地上デジタル放送 アプリケーション グ フ ッ カ ド
ラ ィ ク ー モ タ
ニ
ハ ビ ョ
イ ジ ン COPP HDCP ハ ビ ョ
イ ジ ン
ハ
イ
ビ
ジ
ョ
ン
CPRM
ハードディスク DVD ドライブ
95
96. 参考（4）Wi-Fi とモバイルルーター
Wi-Fi とは、パソコンや iPad などの通信機器とモバイルルーター間で無線通信をおこなうと
きに、異なるメーカーの機器間での相互接続性を保証するために、無線 LAN 製品の普及促進
を図ることを目的とした業界団体である「Wi-Fi Alliance」によって、無線 LAN 機器間の相互
接続性を認証されたことを示す名称です。
Wi-Fi 通信機能を搭載した機器であれば、異なるメーカーの機器間での相互接続性が保証さ
れているため、
無線 LAN を利用したアクセスポイントを経由してインターネットへ接続でき
ます。
つまり、パソコンや iPad などの通信機器とモバイルルーターとの間での無線通信は、Wi-Fi
の認証を得た機器同士であれば、メーカーに関係なく無線通信が可能です。
Wi-Fi のベースになっているのは、パソコンの無線 LAN の標準規格である IEEE 802.11 シリ
ーズ（IEEE 802.11a/b/g/n）です。
なお、Wi-Fi は規格ではなく、Wi-Fi Alliance が IEEE 802.11 シリーズをベースに異なるメー
カーの機器間での無線通信の相互接続性を認定する名称となります。
Wi-Fi の役割は、パソコンや iPad などの通信機器とモバイルルーター間を容易に接続するこ
となのです。
モバイルルーターとは、インターネットとの通信をおこなう機器のことです。
モバイルルーターのメーカーによって異なる通信システムになります。
（1）NTT Docomo のモバイルルーター
例 モバイル Wi-Fi ルーター BF-01B
通信方式（ネットワーク側）
3G（FOMA ハイスピード対応）
通信方式（端末側）
Wi-Fi
（2）UQ コミュニケーションズのモバイルルーター
例 WiMAX Speed Wi-Fi
通信方式（ネットワーク側）
モバイル WiMAX
通信方式（端末側）
Wi-Fi
そのほかにも、通信各社や通信機器メーカーからさまざまな製品が販売されています。
96
97. モバイルルーターについてまとめると次のようになります。
パソコンや iPad などの通信機器とモバイルルーター間の通信は、IEEE802.11 a/b/g/n をベー
スにした Wi-Fi を使用し、モバイルルーターとインターネット間は、使用しているモバイル
ルーターを提供している通信事業者の回線を使用します。
モバイルルーターの選定は、基本的にはどこの通信会社のものでも使用できることから、多
くの場合次の 3 つがポイントとなります。
・データ通信速度（下りの速度 上りの速度）
・通信可能エリア（人口カバー率、地下鉄、空港など）
・通信料金
参考（5）無線 LAN（Wi-Fi）のセキュリティ
①WEP（Wired Equivalent Privacy）
WEP は、 LAN の世界で最初に登場した暗号化方式で容易に解析される危険性があるため、
無線
使用は推奨されません。
②WPA（Wi-Fi Protected Access）
WPA は、WEP の強化策として考えられた方式で、TKIP（Temporal Key Integrity Protocol）と
呼ばれる技術が採用されています。
一般家庭用としては、事前共有キーPSK（Pre-Shared Key）を使う WPA-PSK を利用します。
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98. ③WPA2（Wi-Fi Protected Access 2）
WPA2 は、WPA の強化策としてより強力な暗号化技術である AES（Advanced Encryption
Standard）を採用してします。そのため WEP や WPA の欠点の多くが解決されています。
一般家庭用としては、 事前共有キーPSK （Pre-Shared Key）を使う WPA2-PSK を利用します。
暗号化方式として WPA2-PSK が最も強力であり、安全です。
【注意】暗号化方式を使用するには、無線 LAN の親機および子機ともに同じ暗号化方式に対応し
ている必要があります。
暗号化方式 暗号化技術 セキュリティ強度
WEP RC4 脆弱
WPA-PSK（TKIP） TKIP
WPA2-PSK（AES） AES 強固
上記の暗号化方式に加えて WPA-PSK（AES）や WPA2-PSK（TKIP）の暗号化方式を搭載
した無線 LAN 機器も販売されています。
Windows 7 では通知領域の［ネットワーク］
アイコンをクリックして表示されるネット
ワーク接続をポイントすると、 そのネットワ
ークに実装されている暗号化方式が表示さ
れます。
98
99. スマートパッドマスター認定研修用公式テキスト
「iPad2 基本設定解説書」iOS5.0 対応 第２版
発行日 ： 2012年1月10日 初版
改訂 ： 2012年7月1日 改訂
著作/制作 ： ICTコミュニケーションズ株式会社
発行者 ： 内野良昭
監修 ： 公益財団法人日本生涯学習協議会 ・ 一般社団法人 ICT能力開発協会
協力 ： 古賀昭
発行所 ： ICTコミュニケーションズ株式会社 コンテンツ事業部
www.ictcom.jp
● 本テキストの初版記載内容は、2012年1月10日現在のものです。
（一部、iPadの価格に関する表記のみ改訂）
● 本テキストは、構成・文章・プログラム・画像・データなどすべてにおいて、著作権上の保護
を受けています。本テキストの一部もしくはすべて無断複写した場合は発行者の権利侵害にな
ります。
● 本テキストに起因してご使用者に直接または間接的な障害が生じても、ICTコミュニケーショ
ンズ株式会社はいかなる責任も負わないものとし、一切の賠償など行わないものとします。
Apple, iPhone, iPad, iTunes, Macは、Apples Inc.の商標です。
Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
＠Copy Rights ICTコミュニケーションズ株式会社2011
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