Report Agile Conference 2012 Retrospective
- 2. このスライドについて
agile2012 が 2012 年 8 月アメリカのテキサ
ス州にて開催された
agile2012 に参加した日本人による公開セ
ッションが 2012/10/19(Fri) に行われた
このセッションを傍聴のまとめと所感を記
述したスライド
- 4. Enterprize Agile(be agile!)
enterprise agile について。大規模開発 (+ 組織全体において ) でも
agile を適用させられるか? do agile でなく be agile 。つまり開発
だけでなく関わる組織がすべて agile であれと。
ようは ( 経営層含め組織全体を ) 巻き込むしかないと。やはりトッ
プがアジャイルの本質を理解し支援する必要があると思う。
トップの理解が (agile の本質を ) 誤解のケース要注意とのこと。早
い安いは認識違い。確かに(笑)
相手のマインドセットは変えられない。変えようと思わせるよう
なマインドセットを自分が持ち、伝播するのを待つ。自分から変
わることが大事。
ストーリーポイントをどれくらい消化していて動くものを毎週見
せることで経営層に進捗をタイムリーに理解してもらうことが必
要と。冷静に考えると当たり前な話なんだけど再認識。 タイムリ
ーってとこが肝だなぁ
- 5. lean-agile mindset
lean-agile なマインドセットへ。これ超重
要だな
資金調達もアジャイル、これ刺さった!
[8/15] Legacy Mindset から Lean-Agile へ –
Agile2012 現地レポート (25)
http://www.manaslink.com/articles/4735
MMF (Minimum Marketable Features)
IFM (Incremental Funding Method)
- 6. 日本 vs 海外
日本と海外のアジャイルへの取り組みの違い。日本は開発だけの話と思わ
れてる。アジャイル講師で稼ぐ人がほぼいない。海外ではリーンと TPS
の流れで日本ではアジャイル実践されてると誤解されてる。
インドではアジャイルが広まりつつある。中国ではまだ始まってもいない。
欧米はアジャイル広まるのに 10 年かかった。日本も後 10 年かかるかも?
一方 2001 年頃アジャイルの流れはあったのに浸透してないのは何故?
日本では失敗を恐れて萎縮しチャレンジし辛い。アメリカでは失敗したら
それを共有する文化がある。
日本の技術者は SIer 、欧米の技術者はユーザ企業。だからアジャイルが広
まらず。 一方、 GREE,DNA などユーザ企業が増えてるので期待出来るか
も。 全く同意。やはり自社開発じゃなきゃね
個人的にはやっぱ単純に請負は非アジャイル、自社サービス開発はアジャ
イルなんじゃ
アジャイルの普及にはやはりアントレプレナーシップと既存の請負体質の
脱脚がキーなんじゃないかな
- 7. 私見
agile による最先端のソフトウェア開発を行
うアメリカでは agile という概念の定義範
囲が広い
単に技術者だけの開発手法ではなく、組織
のあり方にまで及んでいる
todo 整理、見積り/計画、予算組、プロ
ジェクトマネジメントまで広く agile 手法
に最適化すべき
まずはマインドセット浸透から!