ビデオゲーム機事業の場合、ゲーム開発会社とプレーヤといった別々の顧客が存在し、ゲーム開発会社からはロイヤリティの収益を、プレーヤからはハードウェアの購入費をそれぞれ収入として得ることになります。
クレジットカード事業も同様で、小売店とカード所有者の複数の顧客が存在します。
どちらの事業も、存在する顧客をつなぐものがプラットフォームです。複数の顧客セグメント間のプラットフォームを運営することで、企業は既存のモデルに新しい収益の流れを追加できます。
ネットワーク効果により、ユーザ数が増えるほど、プラットフォームの価値が高まり、売り手と買い手、店舗と客など、複数の顧客間の結びつきも強まります。
Google、SCE、Microsoft、Nintendo、Appleの事例をもとに、Multi-Sided Platformsをまとめました。