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Similaire à 第30回名古屋アジャイル勉強会「『アジャイルな見積りと計画づくり』のエッセンス」
Similaire à 第30回名古屋アジャイル勉強会「『アジャイルな見積りと計画づくり』のエッセンス」 (20)
Plus de hiroyuki Yamamoto
Plus de hiroyuki Yamamoto (20)
第30回名古屋アジャイル勉強会「『アジャイルな見積りと計画づくり』のエッセンス」
- 2. 本日のおしながき
● 30分で分かる「アジャイルな見積りと計画づくり」
● グループ討議
● グループ発表とコメント交換
- 3. 自己紹介
● 今日はグループでいろいろ話し合いしてもらいます
ので、グループ(テーブル)で自己紹介をしてくださ
い
● 自己紹介で話してほしいこと
● お名前(本名でなくて可。呼ばれたい名前)
● 見積りおよび計画づくりに対してどのような立場にある
か
● 今日のこの勉強会に期待すること
● 最近ハマっていること
- 5. 見積りなんて大嫌い!
● 分からない/したくない
● 見積りはノルマを発生させる約束
● 約束した奴が負け/死亡フラグ
● あるいはサバの読み合い/腹のさぐりあい
● なんてひどい世界なんだIT業界は!
- 9. アジャイルな見積り
● 見積りはコミットメントではない
● 相対見積り
● 規模を見積り、期間は導出する
- 10. 見積りはコミットメントではない
● 「そもそも見積りというのは、見積もった時間内に作
業が完了する確率のことである」
● 「チームが...コミットメントするためには、事前にさま
ざまなビジネス上の要素やリスクを検討しておかね
ばならない。チームにはそのための機会が与えられ
るべきであり、いかなる見積りも暗黙のコミットメン
トになってはならない」
- 11. 見積もりに必要なもの
● なにかを作るためには、計画が必要で
● そのためには
● 規模(これの大きさは?)
● スケジュール(いつできるの?)
● を知る必要がある
- 13. 期間を導出する
● 実際にいくつかやってみる(測ってみる)
● あるいはよく似た経験から
● それを行うのにはどれだけの期間がかかるか?
● 完了したコトの規模を期間で割ると、係数が算出で
きる
● 今後はこの係数を使えば期間も見積もれるぜ!
● 期間=係数×規模
● この係数のことを「ベロシティ」と呼ぶんだぜ
- 17. 計画
● そもそも計画はなんのためにするのか
● 予算、人の割り当て、報告、等々に必要
● いやそれだけではないぞ
- 18. 計画作りは価値の探求
● 本当になにが欲しいのか、なにを作るべきなのか
● それは探求(あるいは開発)しなければならない
● 失敗例:要件通りに作ったつもりが完全ダメ出し
● 探求する姿勢が、より高い価値を見出す
- 20. 重要な概念
● フィーチャ:
ユーザにとって価値のあること(ソフトウェアやシス
テムの売り文句になるもの)
● ユーザーストーリー:ユーザーの視点からフィーチャーの
概要を記述したもの
● リリース:
ソフトウェアを実際に顧客に渡して使ってもらうこと
フィーチャを提供すること
3~6ヶ月の周期で行なわれる
● イテレーション:
1~4週間程度の固定された作業期間
1~数イテレーションでリリースを行う
- 21. アジャイルな計画遂行
● リリース計画を立てる
● イテレーション計画を立てる
● 日々のチーム運営
● イテレーション毎のふりかえりとリリース計画の見直し
● リリースからのフィードバック
- 22. リリース計画
● なにをいつまでに開発するかを決断する
● プロジェクトの道標になる
● 進め方:
● 満足条件を決める
● ユーザーストーリーを見積もる
● イテレーションの長さを決める
● ベロシティを見積もる
● ユーザーストーリーに優先順位を付ける
● ストーリーを選択し、リリース日を決める
- 23. イテレーション計画
● このイテレーションで何をするかを決める
● 進め方:
● ストーリーの優先順位を調整する
● イテレーションのゴールを決める
● ストーリーを選び、タスクに分割する
● チーム全員でタスクを見積もる
● この時点ではまだタスクを人に割り当てない
- 24. アジャイルな計画遂行
● リリース計画を立てる
● イテレーション計画を立てる
● 日々のチーム運営
● イテレーション毎のふりかえりとリリース計画の見直し
● リリースからのフィードバック
- 25. なぜアジャイルな計画づくりがうまく行くのか
● 1. 頻繁に計画を見直している
● 完璧な計画を立てることは不可能
● 徐々に計画の精度を高めていく
● 2. 規模の見積りと期間の見積りを分離している
● 規模と期間に相関はあるが一定ではないし他の要素もある
● ベロシティを介して規模から見積り期間を導出する
● 3. 複数レベルの計画を立てている
● リリース、イテレーション、今日
● 大局観と現実感との両立
● 4. 計画の基準がタスクでなくフィーチャーである
● ビジネス的な目的を常に意識する
- 26. なぜうまく行くのか(続き)
● 5. 小さなストーリーがよどみない流れを作っている
● 一個流しでサイクルタイムを短縮
● 6. イテレーションから仕掛り作業を持ち越さない
● グダグダにならない
● フィードバックが増える
● 7. チーム全体を対象にトラッキングしている
● 個人をトラッキングしてもマイナス面が大きすぎる
● 十分な情報が得られる
● 8. 不確実性を受け入れて、計画に取り入れている
● 入れ子になった繰り返し型プロセスからのフィードバッ
クと改善
- 27. グループワークにあたって
● ここまででよく分からなかったらゴメンナサイ!
● 一応、アジャイルな計画づくりがうまく行く理由をレジュ
メにプリントアウトして、各テーブルに配ります
● ここまでの発表とレジュメ、みなさんの感想や意見
を材料に、各グループで話し合いをしていただきま
す
● そして、議論の概要を、最後に各グループに発表し
ていただきます
● そこで改めてコメントしあいます
- 28. グループワーク
● 見積りと計画づくりについて、分かったことはなんで
すか?
● 分からないことはなんですか
● それに対する答え(想像も可)は?
● あなたの経験と合致することはなんですか、異なる
点はなんですか
● 来週(休出する人は明日から...)役に立ちそうな、
なにかがありましたか?それはなんですか
- 29. グループ発表
● 各グループでどんな話をしたか、他のグループの人
達に紹介してください
● 全部話すと時間が足りないので、要点をお願いします
● 発表を聞いた人から、コメントがあればぜひお願い
します
- 31. なぜアジャイルな計画づくりがうまくいくのか
● 1. 頻繁に計画を見直している ● 5. 小さなストーリーがよどみない流れを作っている
● 完璧な計画を立てることは不可能 ● 一個流しでサイクルタイムを短縮
● 徐々に計画の精度を高めていく ● 6. イテレーションから仕掛り作業を持ち越さない
● 見直しやすい計画 ● グダグダにならない
● 2. 規模の見積りと期間の見積りを分離している ● フィードバックが増える
● 規模と期間には相関があるが一定ではない ● 7. チーム全体を対象にトラッキングしている
● その他の要素もある ● 個人をトラッキングしてもマイナス面が大きすぎ
る
● 規模から見積り期間を導出する
● 十分な情報が得られる
● 3. 複数レベルの計画を立てている
● 8. 不確実性を受け入れて、計画に取り入れている
● リリース、イテレーション、今日
● 入れ子になった繰り返し型プロセスからのフィー
● 大局観と現実感との両立
ドバックと改善
● 4. 計画の基準がタスクでなくフィーチャーである
● ビジネス的な目的を常に意識する