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アバターロボット、人間拡張の全体俯瞰

5G Innovation
21 Oct 2019
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アバターロボット、人間拡張の全体俯瞰

  1. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 主催:株式会社NTTドコモ 運営協力:日本仮想化技術株式会社
  2. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 少し主語の大きいお話から 2 –人間の定義のひとつ • 道具を作り、使いこなす生き物 –つまり、人の歴史と進歩とは、 • 技術を生み出し、道具を作り出すことで生活を豊かに不 便を取り除き、種として出来ることを“拡張”してきた 新しい技術体系が発明され、普及する度に 新しい産業やライフスタイルが生み出される =新規事業機会
  3. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 人の身体能力拡張の事例 : 見る/視覚 3 –目が悪くなった ⇒メガネ –もっと遠くを見たい ⇒望遠鏡 –もっと細かく精密に見たい ⇒ルーペ/顕微鏡 histrace.comコンラート・フォン・ゼスト
  4. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 拡張目的に応じた技術/道具の開発 4 –速く効率的に移動したい ⇒馬、自転車、自動車 –海でも空でも移動したい ⇒舟、船、気球、飛行機 –農作業を楽にしたい ⇒農機具、トラクターetc ドライス男爵(1817年) ライトフライヤー号
  5. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. “拡張”により産業も発展してきた 5 • では、昨今伸び盛りの新しい技術群は何をもたらそうとしている? – VR、ARなども技術としては固まってきているが産業としてはまだ見えない ことが多い – 同様に、ユーザー/生活者の利用スタイルもまだ一部しか見えていない 動力 認知/ 情報処理 産業革命以前 第1~3次産業革命 第4次産業革命 人の手 ・蒸気機関 ・内燃エンジン 職人の目 (精密)測定機械 ・センシング ・VR、AR ・人間認知への フィードバック ・産業ロボット 機械化手工業 情報化 どのようなサービス モデルになる?
  6. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. ではいま“拡張”されようとしているのは何か? 6 身体・認知拡張/アバターロボット軸での整理 • 自分の代わりに作業を出来るロボット :ロボティクス+5G • 離れた場所の現場感ある認知 :VR/AR+5G • 精密繊細な動作の自動学習 :AI/深層学習 音声、映像に加えて動作の伝送と雰囲気の共有が可能に NTTドコモ・新日鉄住金ソリューションズの「Mobile World Congress 2018」でのデモ
  7. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 例えばこんなことが可能になる??① 7 • すきやばし次郎の小野二郎さんが、イギリスにいるベッカム氏と アメリカにいるオバマ氏を同時にもてなす –遠隔地の寿司ロボット+VR/ARでのゲストコミュニケーション (現実には、超高品質の寿司はまだまだ難しいとは思いますが)
  8. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 例えばこんなことが可能になる??② 8 • 月面/宇宙空間など、人が生身で行けない場所での現場作業 –ANAとJAXAの協同プロジェクトである「AVATAR X」が月面での作業をコン セプトとしているように、各分野で実現に向け動いている –リアルなところでは福島原発の内部作業に用いるロボットなど 『宇宙兄弟』より「AVATAR X」のコンセプトイメージ
  9. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 「**元年」の呪縛をどう超える? 9 • **元年と盛り上がるものの普及と実用化が上手く進まないケ ースは珍しくない –3Dテレビ、2016年の“VR元年”、第2次人工知能ブーム etcetc –利用ニーズのある領域の見極め絞り込み/どうにかして「まずはやってみ る」と出来るフィールドを探し出す –人間の身体能力を補綴・拡張する道具や技術を用いるとどのようなスポー ツが実現可能になるか?、という実践研究活動=超人スポーツ協会
  10. ©2019 5G innovation. All Rights Reserved. 参考:政府行政もアバターロボット普及を後押し • 経済産業省「ロボットによる社会変革推進会議」会議資料より 10 本日のゲスト
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