国際バカロレアコミュニティ管理人、SchoolChat代表 岡庭晴です。
国際バカロレアプログラム高校1年のときの英語Aの授業を再現し、小学生向けに広告で用いられる手法を学ぶ授業をいたしました。
形式の中に、いくつかIB的な要素を盛り込んでみました。
(1)パフォーマンス向上のための意識付け
・課題前に評価基準を示す
・課題後に自分・チームメイトができたことを必ず言う
・課題後にできなかったこと、向上方法を必ず言う
(2)題材の背景・目的・手法を分析する
(美術、文学分析、社会科資料分析において必要)
・作成者の意図・目的を考える
・自分の持った印象をリストアップ
・その印象をもたらした作成者の工夫をリストアップ
・作成者の意図・目的をもう一度考える
・目的に対してされている工夫が効果的か検討
(3)自他の考えの違いを尊重
・答えをすべて生徒から引き出す問いかけをする
・まずは第一印象など明らかなことから生徒が発言する
・個人で考える、書き出す時間をとる
・のちに意見をシェア
ことのとき違う意見や「なぜ」「具体例」「類似例」「反例」を問いかけて満遍なく皆に発言させる。
「~~はこう言ったけど、これはどうしてだか思いついた人は?」など。
(4)答えを言わないで考えさせる
・IB授業のエッセンスはワークショップ終了後、参加者に聞いて考えてもらった
・広告作成を実際にすることで 学んだ広告の手法をどう使うか考えてもらった
イベント詳細:
a.school Workshop 「親子で1日体験! 探究心を育む、国際バカロレア・ライフ」
国際バカロレア認定校 卒業生の体験記を聞き、実際の授業を体感してみよう!
2015/6/21 10:00-12:30 @a.school