2. 開催趣旨
昨年の横浜オープンデータデイ
←オープンデータ活用アプリで街歩き
↑オープンデータ利活用のアイデアを出し合うアイデアソン
YOKOHAMA International Open Data Day2014は、横浜開港の地「大さ
ん橋」にある国際客船ターミナルプラザで開催。総面積2400平方を
超える世界最大規模の会場で、アイデアソンやハッカソン、見本市や
ワークショップなど様々なイベントが繰り広げられます。
International Open Data Dayとは、世界中の国や都市などの公共機関が
取り組んでいるオープンデータ政策をサポートし、公共データ利用を促
進するためのイベントを世界で同日開催するものです。昨年は世界で1
00都市以上が、国内でも横浜を始め、8都市で開催されました。
International Open Data Dayの流儀は、参加者が“お客さん”ではなく、誰
もが“主催者”であること。すなわち市民一人、ひとりが知恵や技を持ち寄
り、それを公共データと掛け合わせることで、生活をより便利に、そして社
会をより豊かにしていくためのアプリやソリューションを開発することを目
的にしたイベントです。だから、このイベントの参加者には、誰かが、あら
かじめ用意し、提供をするサービスやシステムに身も心も委ねてしまうので
はなく、主体的な意志を持って、集まった仲間たちと対話をし、協力しなが
ら、社会に役立つ新しい何かを創り上げて行く「DO IT OURSELVES」の精
神が求められます。
幕末から明治にかけて、開港の地・横浜には職業、性別、世代、国籍を問わ
ず国内はもとより世界中からフロンティア・スピリットを持った様々な市民
が集まりました。そしてお互いに交流し、切磋琢磨することで日本の近代社
会を形づくる技術や産業、ライフスタイルを次々と生み出して行きました。
だからこそ21世紀の今日でも、私たちの横浜は開明的で、行動力があり、ク
リエィテブな市民が集まり、暮らす日本でも有数の都市であり続けているの
だと思います。まさに横浜とは「DO IT OURSELVES」の精神が街の隅々ま
で吹き渡る都市であるのです。
2月22日に開催される「YOKOHAMA International Open Data Day2014」
は、そんな横浜らしいフロンティア・スピリットを持つ市民が、市内はもと
より日本国中から集まり、交流し、協力することで、社会に役立つ新しい何
かを生み出すこと、そして世界最先端のIT国家を目指す日本のハブとなり、
オープンデータの成果を世界中に発信するーそんなイベントにしたいと考え
ています。
その主役は、あなたです。私たち横浜・神奈川のInternational Open Data
Dayには、あなたの知恵と技と力、そして志が必要です。是非、ご参加くだ
さい。
そして、オープンデータとICTの力で、未来の横浜・神奈川を共に創りあげ
て行きましょう!
横浜オープンデータソリューション発展委員会
■What’s International Open Data Day?
http://odhd14.okfn.jp/
世界中で70を越える都市がエントリーし、日本では横浜の他、札幌/東京/千葉/名
古屋/京都/鯖江/会津若松/青森など現在24都市での開催が予定されています。以
下のサイトに開催都市のリストがあります。
http://okfn.jp/2014/01/16/iodd2014-2/
http://wiki.opendataday.org/2014/City_Events