これからの物語
- 6. 衣 食 住 共同体 学び
消費カテゴリー別の生活者充足度に関して
国内の消費者マーケットを見て感じるのは、衣・食に関する充実度だ。
どの価格帯でもほぼ全てのニーズを満たしている。当然市場は、過当競争感があり供給者目
線の拡大論理では難しい。
一方で、「住」はどうだろうか。特に都心に関しては、仕事を優先するためスペース、自然
環境面からかなり犠牲を強いらて暮らしている。働き方改革、リモートワーク、週休三日、
労働生産性課題などは、これまでの延長の資本主義、消費主義的生活がこれ以上の幸福をも
たらさないことに多くの方が気付き始めた中、社会としての調和を図る中で生まれてきた課
題である。住(場所)、共同体(コミュニティ)、学びの分野は、これから選択肢の拡大と、
一層の充足が望まれるマーケットだと感じる。
つまり、物理場と情報場(心、意識、コミュニティ)のデザインが必要とされている。
- 8. 江戸時代まで:サムライ 帰属先 藩 崩壊原因:黒船による敗北
〜1865
戦前:軍人 帰属先 国家 崩壊原因:戦争へ敗北
~1945 (80年間)
戦後:サラリーマン 帰属先 企業 崩壊原因:経済システムと国体護持の敗北
〜2025 (80年間) (社会保障、経済破綻、大量の移民)
東京オリンピック後: 帰属先 共同体(帰属先を自由意志で選べる割合が増える)
~2105(80年間)
これが、これから起こることであり、皆が予見できない理由でもある。その日が来ても人々は尚、
過去の文脈にしがみついた歴史がある。
既に企業が個人を縛る力は経済的にも精神的にも弱体化しつつある。まだ幕藩体制下の帰属意識の
ような帰属意識が残っているものの、既に、次の時代に向けた下地は出来つつある。まさに、明治
維新前夜、敗戦前夜のような今である。
【時代の洞察】
- 10. Living Life × Tech
場(物理場/情報場)を哲学せよ、科学せよ
物理場の
設計開発
情報場の
設計開発
(心・コミュニティ)