【EMCカンファレンス2019】みずほ銀行さま｜『社会課題解決』型訴求によるマーケティング成果向上事例

Proprietary and Confidential to Mizuho Bank, Ltd.
メンバーズ
EMCカンファレンス2019
1
株式会社メンバーズ主催 EMCカンファレンス2019 2019.6.20.
https://marke.members.co.jp/20190620.html

セキュリティ
社会課題解決型施策に
ついて
2

みずほ銀行のセキュリティへの想い
そもそも、セキュリティはお客さまにとっても銀行にとっても重要なことの１つ。
みずほダイレクトをはじめ、お客さまに快適に安全にサービスを利用してほしい。
3

ワンタイムパスワード
1回限りで無効となるつかい捨ての取引実行に必要なパスワード。
万が一第三者がログインパスワードを不正に入手し
悪用しようとしても､ワンタイムパスワードが被害を防ぐ。
無料提供
4

ウイルス対策ソフトRapport（ラポート）
パソコンでのインターネットバンキングを狙ったウイルスの感染から、
Rapportが自動的に検知・駆除。
ウイルス､スパイウェア感染が原因の不正送金被害を未然に防ぐ。
無料提供
5

生体認証機能
お客さまの生体情報をみずほダイレクトアプリに登録することで
パスワードの盗難・悪用､第三者からの不正アクセス等の
犯罪被害を防ぐ。
無料提供
6

モニタリング（みずほ銀行側）
ログインや振込等､さまざまなタイミングで
24時間365日お客さまのお取引を見守る。
7

しかし
セキュリティ強度を高めようとすると
利便性が低くなってしまう
8

セキュリティ強度
利
便
性
セキュリティ低
利便性高
セキュリティ高
利便性低
セキュリティ強度と利便性が反比例
9

どうすればユーザーに
利用してもらえるのか？
＜課題＞
10

マーケティング3.0や
トレンドマイクロ社の
社会課題解決型施策の事例を聞いた
＜メンバーズ社に相談＞
11

＜仮説＞
機能訴求ではユーザーが
動かないのでは？
12

仮説から
社会課題解決型アプローチを
試してみることに
13

＜社会課題解決型施策実現への不安＞
本当にお客さまに
届くのだろうか
みずほとして
｢不正送金ゼロ｣
と言い切って
良いのだろうか
上席は前例がない
この施策に
反対するのでは
14

ワークショップ
実施内容
15

グループワークを実施。
Aチーム､Bチームに分かれて考えた。
16

顧客､銀行､社会にとって､セキュリティ
を推進するWHYを書き出した。
ワンタイムパスワードが何のために存在するのか？
なぜみずほ銀行が推進するのか？顧客にとって、銀行にとって、
社会にとってWHYを出し合った。
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ブロックで考えを具現化するなど､
ユニークな方法で考えをまとめた。
18

チーム別に施策内容を発表
19

Aチーム：イメージ案
インターネットバンキングを享受しながら
当たり前でしあわせな暮らしのために
銀行とお客さまが協力していく
ストーリーを写真を用いて表現。
メンバーズ社資料
20

Bチーム：イメージ案
幸せな未来へのビジョン･プロセスを
明るい未来から遡って時間軸で表現。
ワンタイムパスワードを利用することが
理想世界を実現することを訴求。
＜メインビジュアル＞
船を表現。水（海）に帆をはるイメージ。
キャッチコピー
「その「ひと手間」で、世界を笑顔に！」
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ワークショップにより
社会課題解決型施策の
土台ができた
22

コンセプト定義
23

訴求サイト比較
機能訴求型（従来）社会課題解決型
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社会課題解決型施策を
実施した結果
25

倍に増えた!!13
お申し込み件数が
26

WHY?
27

社会課題を自分事に感じやすい
ユーザーの存在
28

そもそも
関心があるユーザーはすでに
動いて（利用して）いる
29

普及させるためには
通常の機能訴求施策では
動かしづらかったユーザーを
動かす必要があった
30

Q：あなたは社会課題の解決に関心がありますか?
社会課題への関心
非常に関心が
ある
15％
どちらかと言えば
関心がある
48％
どちらかと言えば
関心がない
17％
関心がない
14％
わからない
6％
31

 回答者の63%が非常に関心がある、
どちらかと言えば関心があると答えている
 回答者の66%が商品・サービスを購入の際、
企業の姿勢が重要だと考えている
 回答者の64%が社会課題解決にコミットしている企業の
商品・サービスを購入したいと答えている
 直近6ヶ月で社会課題にコミットしている企業のサービスを買った
人は10%で、そのうちの51%は知人にその商品を進めている
32

 一方直近6ヶ月に意識していたが買わなかった人は14%で､その理由は､
「そういう商品に出会わなかった」（32%）､「どの企業の商品が取り組んでいるか
分からなかった」（17%）、「種類が限られていて欲しいものがなかった」（15%）
 社会課題解決にコミットしている企業として､サントリー（84名）､トヨタ（55名）､
パナソニック（22名）､キリン（19名）などがあげられた
 生活者が商品を選定する際に､40歳代､50歳代､60歳代はテレビ広告の
影響力は依然大きいが、20歳代、30歳代はデジタルの比率が大きくなり、
Webサイトやソーシャルなどでのコミュニケーションが重要
33

CSV施策が与えた我々への影響
34

プロダクトアウトから
ユーザー目線へ
①
35

WHYから考える必要性②
36

社会課題解決型関連企画
セキュリティ第２弾検討中
＜今後の展望＞
37

最新サービスの
ご紹介
38

モバイルテクノロジー賞／審査委員長特別賞
MCPC Award 2018
万ダウンロード突破!60
口座のお金で､
かんたんスマホ決済。
Walletみずほ
39

万ダウンロード突破!160
よりシンプルに｡より安全に｡
いつもの銀行手続きを
みずほダイレクトアプリ
スマートに。
40

ご清聴､ありがとうございました。
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