Substanceのちょっといい話
- 4. Smart Mask
Smart Materialのマスクバージョン
マスクのテンプレートみたいなもの
1レイヤーに対して設定可能
設定後に個別編集可能
自分で作成することも可能
- 7. Rust FX、Skin Implant
フィルタの中にはペイントした部分に適用されるものがある
今回紹介するのは過去にMonthly Dropとして提供されていたもの
現在はSubstance Shareにアップロードされている
Rust FX:https://share.allegorithmic.com/libraries/732
Skin Implant:https://share.allegorithmic.com/libraries/711
- 8. Rust FX、Skin Implant
Rust FX
塗ったところに錆と周囲の腐食を適用する
Skin Implant
肌への埋め込み手術の結果を表現したり
やり方次第で溶けたプラスチック、
やけどっぽい表現も可能
- 9. Stencil Mask、Quick Mask
マスク情報として残らないマスク
基本はペイントで使用
Stencil Mask
ステンシルテクスチャを使ってマスクする
ショートカットはSキー+マウス操作
Quick Mask
その場限りのマスクを作成する
あまり使わないほうがいい
Tキーで編集・使用の切り替え
Iキーで反転
Yキーでクリア(使用終了)
Stencil Mask
Quick Mask
- 14. Reproject
条件付きだが、ペイント情報を残すことが出来る
[Edit] -> [Project Configuration] -> [Mesh] でFBXを読み直し
OKを押すと新しいメッシュが読み込まれ、ペイント情報もコンバートされる
3DViewでペイントした情報のみ
2DViewでペイントするとReprojectに失敗する
Maskでも同様の現象が発生する
ジオメトリ選択でも同様
詳しくは茄子さんのブログを参照!
http://envgameartist.blogspot.jp/2016/05/sp.html
- 15. Light bake filter
SP上でライトをベイクしてしまうフィルタ
ゲームエンジン上でライティングを行えない環境で活躍する
スマホ、携帯ゲーム機など
動的ライティングは行えないが、高品質のライティング結果を使用できる
シェーディング結果をハンドペイントするより簡単
- 19. 金属のベースカラー
金属のベースカラーはほぼ固定
計測によって求められている
有名なのはDONTNODのPBRチャート
https://seblagarde.wordpress.com/2014/04/14/dontnod-
physically-based-rendering-chart-for-unreal-engine-4/
PBR Metal Refrectanceノード
ほしい金属の種類を選んでベースカラーに接続するだけ
- 20. Safe color、Validationノード
PBR Albedo Safe Color
PBRとして正しいベースカラーを保証するためのノード
拡散反射は真っ黒・真っ白にはならないので、PBRで許されているカラー
の範囲にクランプする
PBR BaseColor / Metallic Validate
ベースカラーとメタリックの組み合わせが間違っていないかどうか調べる
問題なければ緑、間違っていたら赤になる
赤い部分がなくなるように調整を行う
- 22. 紹介しきれなかった機能
Dynamic Material Layering
SPでマテリアルレイヤーのマスク情報を書き出すことが出来る機能
まだ検証中で、今のところ地形以外に使い道が見当たらない…
プラグイン
SP用のプラグインを作成することが出来る(言語はJavascriptっぽい)
出来ることはそこまで多くないようだが、データの保存、UIの追加は出来るようだ
シェーダの改造
自前のシェーダを作成することが出来る
そこまで細かく制御できないのが難点だが、ある程度の対応はしている
とは言え、あまり期待しないほうがいいかも