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5月若手問題セッション大谷配付資料

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5月若手問題セッション大谷配付資料

  1. 1. 「持続可能な歴史学」のために 明日からでも可能な 若手支援とは? アンケート調査項目 「自由記述欄」に 寄せられた意見から 大谷 哲 (西洋史若手研究者問題検討ワーキンググルー1
  2. 2. 「自由記述欄」で浮かびあがる要 望 多くの要望が寄せられた点とは 1.実態調査と見解・提言の明示 (p.27) 2.学会運営・参加の負担(p.28-9) 3.投稿機会拡大・明快査読(p.29) 4.大学図書館へのアクセス権 (p.30) 2
  3. 3. あらゆる研究者にのしかかる負担 研究を行う時間が充分に取れない (p.11 Q12, p.15 Q25, p. 17 Q36, p.21 Q 50, p.24 Q61) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 大学院生(N=62) 非常勤講師(N=32) 研究機関研究員(N=25) 大学教員(N=59) その他(N=13) とても感じる ある程度感じる どちらとも言えない あまり感じない 全く感じない 無回答 3
  4. 4. “大学教員”は校務で忙殺(p20,Q47) ただし「学会運営」を含む 社会貢献活動は負担感な し? 0% 20% 40% 60% 80% 100% 授業とその準備 学生指導 学校運営業務 社会貢献活動 とても感じる ある程度感じる どちらとも言えない あまり感じない 全く感じない 無回答 4
  5. 5. 自由記述欄には学会運営が 負担としてのしかかるという声 「院生に学会運営の雑用をお願いす るのは、断りづらいことも多いの で、控えてほしい。」(p.28, 2 a-①) 自発的協力に見えても 過重負担に常に注意が必 5
  6. 6. 自由記述欄には学会運営が 負担としてのしかかるという声 「学会事務を正当な対価なしに 任期なし常勤以外の人間に やらせるべきではない。」(p.28, 2 a- ②) ↑ 将来に渡り生活が保障されていない人 に 無償で、 あるいは有償でも重すぎる仕事量負担 6
  7. 7. 自由記述欄には学会運営が 負担としてのしかかるという声 「当初は学生のプロモートという 目的でも始まった諸学会も、 かように乱立するなかで、 むしろ開催や人集めのために、 若手(とりわけ大学院生)が 引っ張り出され酷使されるという状 況に陥ってはいないか。」(p.28, 2 a-7
  8. 8. 自由記述欄には学会運営が 負担としてのしかかるという声 「中堅の積極的参加が見られないよ うに思われる。それゆえ、バトンが うまく渡されず、若手への期待、な いし、圧力が感じられる。どのよう にこれまでの営みを継承していくか が深刻な問題になってきているよう に思う。相互交流などを深めていき つつ、個々の学会が活性化していく ような枠組みづくりが必要」(p.28, 28
  9. 9. 他方で学会運営の中核に 携わることを求めるかの声も 「いくつかの学会、研究会では 委員になることが『出世の近道』に なっているように思うときがあるが、 人選は一本釣りであることが多く ・・・(中略)・・・ 『委員』と他の多くの優秀な若手との 間に 境界を作らない、もっと開かれた学会 運営のあり方が求められる。」 (p.28, 29
  10. 10. 他方で学会運営の“中核”に 携わることを求める声も 「いくつかの学会、研究会では 委員になることが『出世の近道』に なっているように思うときがあるが、 人選は一本釣りであることが多く ・・・(中略)・・・ 『委員』と他の多くの優秀な若手との 間に 境界を作らない、もっと開かれた学会 運営のあり方が求められる。」 (p.28, 2 そんな委員職があるな ら ぜひやりたい(報告者の感 学会運営参加の対価が不明瞭 本来、学会企画運営の経験は 重要なアカデミック上のスキル・ 実績 依頼するベテラン、依頼さ れる 若手それぞれに認識曖昧 +“雑用”ばかりでは
  11. 11. 若手多数の学会運営“中枢”への参画 →若手のニーズを反映させることに も 「年一回の学会誌発行をしている学 会に関しては、年二回程度に増やせ ないかと思う。若手研究者の投稿 機会増大のために。その分編集委員 や運営委員の作業が増えると思う が、それ自体を若手研究者に任せ ることも可能なのではないか。」(p29 4 b-①) 11
  12. 12. まとめと提言:若手の学会運営参加 を 若手支援の方法に 問題点 ・学会運営が過剰負担になる可能性 →常にチェックが必要 労働量の監 査? ・運営参加の対価が不明瞭 →謝金などで明確化 ・運営の担い手の選び方に不公平感12
  13. 13. まとめと提言:若手の学会運営参加 を 若手支援の方法に 問題点 ・学会運営が過剰負担になる可能性 常にチェックが必要 労働量の監 査? ・運営参加の対価が不明瞭 謝金などで明確化 ・運営の担い手の選び方に不公平感 →若手支援の可能性へ ・過剰負担にならない学会運営実務 →若手の将来のために必要な経験 ・多数の若手による運営中枢への参 画 ・学会運営への対価明確化(謝金 等) →経済的支援にも 13
  14. 14. さらなる提案①ーA 学会運営にかかる費用について 「学会運営を担う人に謝礼をしたく ても 学会にお金がない」という現実 対策提案 :学会への寄付を呼びか け +学会グッズの販 売? 14
  15. 15. さらなる提案② 若手の学会参加を容易に 「学会参加への旅費が若手には負 担」 という訴え多数(p29 5 d-①~④,⑥) →パブリック・ビューイングの導入 本会場と複数都市の会場を リアルタイムでWeb中継するこ とで 15

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