弁護士への上手な仕事の頼み方.pdf
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弁護士に対する上手な仕事の頼み方です。 勿論、弁護士に対して諸々とハードルが高いことはあります。弁護士に批判的な人もいます。それらが、その人が万が一弁護士を必要としたとき大変な思いをすることもあります。余計なバイアスを避け、適切に依頼し、速やかに解決してしまうことが、ご自身の人生の負担を楽にすることに繋がります。 弁護士を選ぶ際、あまりにコスパに重きを置くと、弁護士は人間扱いされているのかどうかわからない状況になります。 戦友として扱うことで、次につながるのではないかと期待感をもつこともあります。 相談をする相手がいないときに、弁護士は相談をする相手としてはうってつけです。 新規事業などでも迷いを打ち消してくれることでしょう。 法律を変えたいときに、どのような段取りで変えていくか戦略を練ってくれる相手でもあります。 自分と違う人種と思わず、利用する相手とも思わず、共に生きていく仲間として接することで、ご自身にとって実りのある人生にすることを祈念しております。
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- 2. 『弁護士への上手な仕事の頼み方！という テーマで講演をお願いしたく！』の解析 • 上手の意味は、弁護士に対する顧客の「費用対効果」があり、最大のパフォーマンスを 発揮でき、顧客が利益を得る仕組みになる、満足度が高い依頼の仕方 • 顧客の期待値＜弁護士のパフォーマンス になる依頼の仕方 • そのためには、 • ①期待値が毀損される、損になる頼み方をしない（ふるまい方） • ②間違った人を選ばない（客体） • ③案件や受けたいサービスに適した人を選ぶ（客体） • ④自分の性格にあった人を選ぶ（客体） これらの４つの要件を満たしたものを「上手」と言い換えている。
- 6. 度重なる法律の改正 • 年間１００程度 • 専門化・分業の流れ：学者ではなく、実務家なので、仕事をしな がらキャッチアップするのは困難。 • ちなみに、国際法務は、国×２と外国語と文化を学ぶ工数をイ メージすると良い。
- 7. 弁護士の仕事の際、必要な知識 • ①法律 だけではなく、 • ②顧客及び顧客の産業・商慣習（感情を含む） ⇒ 具体的には：キーパーソン・意思決定方法・財務諸表・成長度合い の把握、ライバル社との比較 ⇒ 顧客のメンタル面の安定がないと合理的な判断ができない点もある。 • ③相手方及び産業・商慣習（感情を含む） • ④社会の影響（マスメディア、SNSその他） • ⑤裁判所や役所の態度などの理解
- 13. 弁護士と協働する際のステップ（解像度 を上げていく） 見つけ方 • 知り合い • Webなどでサーチ 見積もりの頼み方 • 雑な見積もりをとると 結果的に本質を見失う 選択方法 支払い方 協働の仕方 • 任せてからが勝負勝手 に仕事をしてくれるわ けではない • 依頼したまま、弁護士 から指定されたことを しなければ前進しない • 早期に動く。初動が必 要
- 16. 契約とその後 • リスク回避には分割して支払うこと。 • なお、弁護士は、機械や道具ではなく、仲間であり戦友として 考えておくと良い。お互いに気持ちよく働ける顧客に対しては、 それなりのパフォーマンスを発揮する。 • 予防法務は、紛争法務と比べて安上がりで現場の負担が少ない。