このスライドは、OCIjp #11「Always Free、使いこなしていますか？」（2020/10/20開催）での発表資料です。 イベントページ： https://fullenergy-oci.connpass.com/event/188877/

1. Ryusaburo Tanaka (@rewtheblow)
Oct. 20, 2020
Business Development Representative
Oracle Corporation Japan
OCIjp #11:
Always Free、使いこなしていますか？
「OCIでコンテナをAlwaysなFreeプライスで始める」

2. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates2
田中 隆三郎 (@rewtheblow )
役割：
Oracleで、Cloud Native系サービスのビジネス開発を担当
（サービスを広く知っていただく活動と、各サービスの日本でのプロダク
ト・マネジメント）
経歴：
SIer系→ クラウド・ベンダー２社→ Oracle
好きなOCIサービス：
Oracle Functions
• AWS 認定 Solutions Architect – Professional
• Microsoft Certified Solutions Expert –
Cloud Platform and Infrastructure
• Google Cloud Certified – Associate Cloud Engineer
• 情報システム学修士（専門職）* ソフトウェア工学専攻

3. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates3
Cloud Nativeと言えば・・・ コンテナ使ってますか？

4. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates4
OCIのコンテナサービス
Oracle Container Engine for Kubernetes
通称 “OKE”
マネージドのKubernetesサービス

5. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates5
OKEの課金（無料？！）
OKE Kubernetes クラスタ
Cluster Subnet 1 (10.0.10.0/24)
hoge Node Pool
…
VM 10.0.10.X
…
VM 10.0.10.Z
huga Node Pool
…
VM 10.0.10.Y
• Kubernetesのマスターノード配下に、
実際にコンテナが稼働するWorker
Nodeのサーバが稼働している（実体
はVMやBare metalサーバ） 。
• 課金は、Worker Nodeのサーバのみ
で、Kubernetesのマスターノードに関
する課金は無料（！）
Master Node
の課金なし
Worker Node
のみの課金
Worker Node
のみの課金
Worker Node
のみの課金

6. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates6
OKEって、Always Freeで使えるの？
当セッションの、当初の告知内容。。。
コンテナサービス（OKE）は、現在、
Always Freeでのご提供はありません！
（OKE自体は無料ですが、Worker NodeをAlways Freeでご提供する手段がナシ）

7. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates7
Always Freeを活用してKubernetesを動かす他の手段は・・・？
マネージド・サービスのOKEは使えない・・・
でも、Kubernetesはもともとオンプレミス環
境など、普通のサーバマシンにインストールし
て使えるし、実際にそのように運用しながら
使っている人らも居る・・・
同じ事を、OCI上で実現すれば。。。

8. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates8
やってみました
ORACLE CLOUD INFRASTRUCTURE (ASHBURN REGION)
Availability Domain 1
Master Node
Worker Node
• ともにシェイプは、Always Free枠で起動できる
極小インスタンスのM.Standard.E2.1.Micro
• Kunernetesの最小構成は２ノード

9. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates9
インスタンスの起動自体は、ものの数分

10. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates10
Kubernetes環境のインストール
Master NodeとWorker Nodeに必要なパッケージをインストール。
• docker-ce（docker本体）
• kubelet (Kubernetesノードのエージェント)を、 Kubernetes 公認のイン
ストール・ツール “kubeadm” を用いてのインストール
* kubeadm
https://kubernetes.io/ja/docs/setup/production-environment/tools/kubeadm/install-kubeadm/
インストール中のコン
ソールのイメージ

11. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates11
インストール成功！
また、Kubernetesのインストールの他に、OCI側・VM側それぞれで、両ノー
ド間の通信のためのネットワーク等が必要
インストール完了時の
メッセージ

12. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates12
Kubernetesデプロイ完了～
Master/WorkerともReadyに
oci always free kuberenetes
先人の方々の知見が見つかります（ありがたいです、感謝！）
これであなたも、Kubernetes デビュー！

13. 13
かかった時間
約１時間
• ２インスタンスの起動
• DockerやKubernetesのインストール
• ネットワーク、その他の設定
→ 単に動作させるという意図のため、セキュリティ面など実践的でない設定のまま。
マスターノード１台構成のため、単一障害点あり。
現実的に使える環境にするには、もっと時間（とコストが）がかかる。
一方、OKEを使ってのKubernetesクラスタの起動は、ものの十数分。
可用性もセキュリティも、マネージド・サービスとして担保。
→ Always Free 枠を使ったKubernetes環境構築は、検証用途のみの
利用にとどめ、現実的な利用にはOKEを！

14. Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates14
OKEハンズオン・セミナーを月次開催してます！
Oracle Cloudを題材に、Kubernetesを体験できるビギナー向けのハンズオン
アジェンダ
1. Kubernetes / OKE,OCIR 概要説明
2. ハンズオン 1
・OKEクラスターの作成と動作確認 など
3. VB Studio(旧 DevCS)とAutonomous
Database(ATP)の概要説明
4. ハンズオン 2
・VB Studio(旧 DevCS)のセットアップ な
ど
5.まとめ
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15. Thank you
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