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BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 1
コトづくり時代の経営システム
名古屋工業大学
産学官金連携機構
加藤 雄一郎
J社 3部門合同ミーティング
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 2
競争戦略
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BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
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BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 4
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BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
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BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
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6
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
弱い 強い
不明確
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Organizational
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競争戦略は「位置取り」と「組織能力」から構成された4象限で表すことができる
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7
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
事業の位置づけ
< SP: Strategic Positioning >
組織能力
< OC: Organizational Capability >
競争戦略
8
当該事業は顧客の何を実現して儲け続けるのか?
上記をどのように実現するのか?
⇒ What
⇒ How
極論すれば事業構想で意思決定すべきは上記2点
その結果、構築されるものが・・・
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
活動システム
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活動システムは「経営システムの“しくみ”」であって、「業務プロセス」ではない
マネジメントのシステムを「しくみ」として表したもの
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 10
しかし、この仕組みは今は無い
だから、中期経営計画と方針管理
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 11
活動システムに基づく
中計策定
第2章
~ 組織オペレーションの全体像を俯瞰した組織マネジメントの実践 ~
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
本提案が目指すこと
12
脱 ・ 戦略の アクションリスト化
【問題意識】
脱 ・ 戦略の アクションリスト化
個々に独立した相互関連性が薄い
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 13
• 売上、利益、市場シェア、生産性など結果指標に重点を置かれている
• 数字だけを重視した目標設定となっている。しかも、それが評価に直結している
• 「売上等」の結果目標となりがち。その背景となる戦略や施策が浸透していない
• 業績目標、注力セグメントを中心に方針が構成されている
• 数値目標を上位から下位へ配分するだけの方針展開
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• 各部門の目標と重点活動を取りまとめて並べただけの積み上げ型の全社経営方針
• 上位方針は、前年度の達成水準をすこし高めただけの踏襲に留まっている
• 「現状起点」で「現状の延長」の「業績目標、領域拡大目標」
• 最上位方針がすでに機能別管理になってしまっており、事業がこの先どこへ向かおうとしている
のかわからない
総花的で何が重要かわからない全社方針(とりまとめただけ・前年踏襲・いきなり機能別管理)
• 上位方針が実現される為の部署間でのヨコの調整が十分図られていないケースが散見。そ
の問題の背景は、各部署のマネージメントの視点が自部署の守備範囲に偏っていること。
• 自部署に有利な解釈をしてしまいます。横断的組織に目標を持たせ、横の繋がりで達成する
動きをとれる場を作る必要がある。
• 改善活動、QCサークルなど小集団活動、自工程完結は事業全体からみた狭い範囲の内
部適応策になり、部分最適化の追求に留まるリスクがある。
戦略不在が招く、部門間の不整合と組織的なコミュニケーション不足
企業が直面する組織マネジメントの実態
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 14
操船において基本となるのは当面目的としている地に向けて、まっすぐと
船を進めることである。このためには、各部門がそれぞれの与えられた基
本的役割を果たす必要がある。そのための方法論が『日常管理』である。
また、部門間の連携を良くして船全体としての行動を円滑にするための
活動として『機能別管理』がある。これに対し、目的地の変更が必要に
なることがある。このようなために用意されているのが『方針管理』である。
目的地変更に伴う重点志向
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
脱 ・ 戦略の アクションリスト化
【問題意識】
15
脱 ・ 戦略の アクションリスト化
因果論理の繋がりに基づき
各部門から見て納得感ある重点項目立て
個々に独立した相互関連性が薄い
方針展開のありたい姿
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 16
検討手順
第3章
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
1.事業戦略基本フレーム
活動システム
事業の戦略的ポジショニング
< SP: Strategic Positioning >
組織能力
< OC: Organizational Capability >
17
当該事業は顧客の何を実現して儲け続けるのか?
上記をどのように実現するのか?
⇒ What
⇒ How
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
2.活動システム
18
前頁の経営三要素(特にオペレーション全体方針)を受けて
部門横断的組織オペレーションの全体像を「活動システム図」として俯瞰
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
3.イシュー立て
19
❶ いかに・・・を
・・・するか
❺ いかに・・・を
・・・するか
❽ いかに・・・を
・・・するか
❹ いかに・・・を
・・・するか
❷ いかに・・・を
・・・するか
❼ いかに・・・を
・・・するか
❻ いかに・・・を
・・・するか
❸ いかに・・・を
・・・するか
活動システムの高度実現に向けた重点強化領域を
「イシュー」として立てる
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
4.イシューに基づく方針設定
20
イシュー 現状 目標(KPI) 方策
1
2
3
4
5
活動システムの実現に向けて
一丸となって答えるべき問い
各イシューに関する現状
イシューは何の達成をもって
クリアしたといえるか
左記目標を達成するための
打ち手(方策・手段・道具立て)
6
7
8
活動システム全体を俯瞰した上でのイシューをもとに
各部門の利害を超越した最上位レベルの事業方針を設定する
BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand
拠り所は、活動システム
21
開発部門方針へ展開 生産部門方針へ展開 営業部門方針へ展開
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講義「コトづくり時代の経営システム」

  • 1. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 1 コトづくり時代の経営システム 名古屋工業大学 産学官金連携機構 加藤 雄一郎 J社 3部門合同ミーティング
  • 2. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 2 競争戦略 第1章
  • 3. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 競争戦略とは 「違い」をつくること 3
  • 4. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 4 経済学 vs 経営学 完全競争 熱烈歓迎! 脱・完全競争!
  • 5. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 完全競争は、利潤ゼロ 利潤を獲得するとは 他社と同じではないということ だから、違いをつくる 違いのつくり方には2つある。 「位置取り」の違いと、「組織能力」の違い。 競争戦略とは「違い」をつくること 5
  • 6. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 競争優位の源は 企業外部にある 位置取りの戦略 (positioning approach) 組織能力の戦略 (resource-based view) 基本的な立場 競争優位の源は 企業内部にある 違いづくりの着眼点 外部環境における 「自社の位置づけ」に着目し 「うまいこと儲かるところに 身を置こう」という考え方 「仕事のやり方」に着目し (ways of doing thing) 「他社と違う道具と 運用方法でうまくやろう」 という考え方 レストランにたとえると ジャンルの戦い 厨房の戦い 競争戦略における2つの「違いのつくり方」 考え方の誕生時期 70年代 80年代 6
  • 7. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 弱い 強い 不明確 明確 位置取り Strategic Positioning 組織能力 Organizational Capability 競争戦略は「位置取り」と「組織能力」から構成された4象限で表すことができる 位置取りが明確、かつ、組織能力が強い場合が最強となる 競争戦略のタイプ 7
  • 8. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 事業の位置づけ < SP: Strategic Positioning > 組織能力 < OC: Organizational Capability > 競争戦略 8 当該事業は顧客の何を実現して儲け続けるのか? 上記をどのように実現するのか? ⇒ What ⇒ How 極論すれば事業構想で意思決定すべきは上記2点 その結果、構築されるものが・・・
  • 9. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 活動システム 9 活動システムは「経営システムの“しくみ”」であって、「業務プロセス」ではない マネジメントのシステムを「しくみ」として表したもの
  • 10. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 10 しかし、この仕組みは今は無い だから、中期経営計画と方針管理
  • 11. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 11 活動システムに基づく 中計策定 第2章 ~ 組織オペレーションの全体像を俯瞰した組織マネジメントの実践 ~
  • 12. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 本提案が目指すこと 12 脱 ・ 戦略の アクションリスト化 【問題意識】 脱 ・ 戦略の アクションリスト化 個々に独立した相互関連性が薄い
  • 13. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 13 • 売上、利益、市場シェア、生産性など結果指標に重点を置かれている • 数字だけを重視した目標設定となっている。しかも、それが評価に直結している • 「売上等」の結果目標となりがち。その背景となる戦略や施策が浸透していない • 業績目標、注力セグメントを中心に方針が構成されている • 数値目標を上位から下位へ配分するだけの方針展開 売上・利益・市場シェアなど、欲しい数値結果だけを示し、戦略を伴わない全社方針 • 各部門の目標と重点活動を取りまとめて並べただけの積み上げ型の全社経営方針 • 上位方針は、前年度の達成水準をすこし高めただけの踏襲に留まっている • 「現状起点」で「現状の延長」の「業績目標、領域拡大目標」 • 最上位方針がすでに機能別管理になってしまっており、事業がこの先どこへ向かおうとしている のかわからない 総花的で何が重要かわからない全社方針(とりまとめただけ・前年踏襲・いきなり機能別管理) • 上位方針が実現される為の部署間でのヨコの調整が十分図られていないケースが散見。そ の問題の背景は、各部署のマネージメントの視点が自部署の守備範囲に偏っていること。 • 自部署に有利な解釈をしてしまいます。横断的組織に目標を持たせ、横の繋がりで達成する 動きをとれる場を作る必要がある。 • 改善活動、QCサークルなど小集団活動、自工程完結は事業全体からみた狭い範囲の内 部適応策になり、部分最適化の追求に留まるリスクがある。 戦略不在が招く、部門間の不整合と組織的なコミュニケーション不足 企業が直面する組織マネジメントの実態
  • 14. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 14 操船において基本となるのは当面目的としている地に向けて、まっすぐと 船を進めることである。このためには、各部門がそれぞれの与えられた基 本的役割を果たす必要がある。そのための方法論が『日常管理』である。 また、部門間の連携を良くして船全体としての行動を円滑にするための 活動として『機能別管理』がある。これに対し、目的地の変更が必要に なることがある。このようなために用意されているのが『方針管理』である。 目的地変更に伴う重点志向
  • 15. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 脱 ・ 戦略の アクションリスト化 【問題意識】 15 脱 ・ 戦略の アクションリスト化 因果論理の繋がりに基づき 各部門から見て納得感ある重点項目立て 個々に独立した相互関連性が薄い 方針展開のありたい姿
  • 16. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 16 検討手順 第3章
  • 17. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 1.事業戦略基本フレーム 活動システム 事業の戦略的ポジショニング < SP: Strategic Positioning > 組織能力 < OC: Organizational Capability > 17 当該事業は顧客の何を実現して儲け続けるのか? 上記をどのように実現するのか? ⇒ What ⇒ How
  • 18. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 2.活動システム 18 前頁の経営三要素(特にオペレーション全体方針)を受けて 部門横断的組織オペレーションの全体像を「活動システム図」として俯瞰
  • 19. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 3.イシュー立て 19 ❶ いかに・・・を ・・・するか ❺ いかに・・・を ・・・するか ❽ いかに・・・を ・・・するか ❹ いかに・・・を ・・・するか ❷ いかに・・・を ・・・するか ❼ いかに・・・を ・・・するか ❻ いかに・・・を ・・・するか ❸ いかに・・・を ・・・するか 活動システムの高度実現に向けた重点強化領域を 「イシュー」として立てる
  • 20. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 4.イシューに基づく方針設定 20 イシュー 現状 目標(KPI) 方策 1 2 3 4 5 活動システムの実現に向けて 一丸となって答えるべき問い 各イシューに関する現状 イシューは何の達成をもって クリアしたといえるか 左記目標を達成するための 打ち手(方策・手段・道具立て) 6 7 8 活動システム全体を俯瞰した上でのイシューをもとに 各部門の利害を超越した最上位レベルの事業方針を設定する
  • 21. BRAND DESIGN: Chance Discovery for The Brand 拠り所は、活動システム 21 開発部門方針へ展開 生産部門方針へ展開 営業部門方針へ展開 「活動システムを高度実現する」という観点から各部門へと方針展開 活動システムは「部門連携の俯瞰図面」としての役割を担う 活動システムに基づく方針展開