SlideShare une entreprise Scribd logo
1  sur  36
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OSの設計コンセプトと先端IT
2018年2月2日
先端IT活用推進コンソーシアム
ビジネスAR研究部会
日本総合システム株式会社 中川雅三
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
BizAR部会
• Business AR
– 娯楽以外にも使いたい
– 広義のAR
• 人の能力をITで拡張する → Augmented Human
– 感じる・知る力
– 実行する力
2
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
ARとしての空気を読む家
• 家のAR化:家という空間が人を拡張する
– 五感や四肢の延長としての家
• 無意識に作動する。
– 家族の一員としての家
• 自分や家族のことをよく知っている。
– 街の一員としての家
• 地域のサービスを使う。地域へ貢献する。
3
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
家におけるARの構成要素
• デバイス・ロボット
– 家電、センサー、電力 …
• サービス
– 電気・水道・ガス・通信、宅配、医療・介護
…
• 人
– 家族、来客、出入り業者、民生委員 …
4
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
たとえば「忘れ物」
• 五感や四肢の延長としての家
– 出がけの忘れ物に気付いて教える。
– 10年後の自分へメッセージを送る
• 家族の一員としての家
– 適切なタイミングで忘れ物していないか声をかけ
る。
– 「忘れ物をしにくい人」へ導く。
• 街の一員としての家
– 忘れ物の知らせを受けて、宅配業者へ託す。
5
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
欲しいのは
• 「頼れる」システム
– 何10年たっても使える
• 新旧デバイスの混在
• 個人データの保存
– 変化につれて進歩する
• 技術や常識の変化、家族の変化、老い…
– 存在を忘れる自然さ
• 寡黙だが大事なことはフォローしてくれる
• 社会ともつながっている
6
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
ARのインフラ化
• ARを「インフラ」とすることで、社会を
よりよくデザインできるはず。
– インフラ
• 生活・事業のデザインにおいて前提とできるよう
な、どこにでもある設備
– デザイン
• 現在の延長線ではなく、望ましい社会をデザイン
する
• 一部の大企業だけではなく、世界中の多様な現場
にいる人々がデザインする
7
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
インフラ化への課題
• インフラへ発展させるときの課題
– 多様な分散処理の実現
– 「一生・代々」の使用
– 社会への参加
8
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
多様な分散処理の実現
• 身の回りのデバイスを巻き込む分散処理
9
村井純教授
「…それから分散処理。実は全然できてないの
がこれなんです。さっき自律走行と交差点の話
をしましたが、たとえばこの部屋にはノートPCや
スマホなど、コンピューターが10台くらいありま
すよね。でも、インターネットにはつながっていて
も、自律的にお互いにつながって一緒に処理す
ることはありません。」
iNTERNET magazine Rebootより
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/imreboot/
column/1094016.html
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
「一生・代々」の使用
10
• 新旧デバイスの混在
• 100年単位のデータ保存と利用
事業や企業より長生きに
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
社会への参加
• デバイスが社会の一員となる
– デバイスの社会
– 人間の社会
11
人をユーザとしたデザインから
社会をユーザとしたデザインへ
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
ユースケース
• 家・家電・モバイル・車の連携あたりまえ
– その場での連携、コンテキストの共有
• デバイスを更新しながらシステムが数10年以上稼働をつづける
– 「川の流れ」のようなシステム
• 備品が故障すれば、家が修理屋さんを呼ぶ
– 世界とも連携
• 家が病気や老いを検知してサポートする
– 家族や主治医と連携
– 数10年にわたるデータを蓄積で過去と未来を連携
• 孤立してもその場でできることを続ける
– 故障・災害・テロ・紛争 …
…
12
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OSによる解決
• 多様な分散処理の実現
多様なデバイス+多様な処理形態
– デバイス・ロボット群・人々・サービスを仲介
• HTTPS,WSS,JSONで接続
• 「一生・代々」の使用
– 100年使えるフォーマットでのデータ共有
• APIを作る
• データを記録する
• 社会への参加
– デバイス群
– 人々
– 企業・行政サービス
13
「総連携」の実現
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OSとは
• その場所にある様々なエージェント(ロ
ボット)を連携させる「メタOS」
14
空間OS
最初は「家」で実装開始
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
現在の構成
• 1個のサーバを設置
– エージェントが接続
15
空間OS
サーバ
環境整える
監視カメラ
ロボット
ドアロック
警備する
空気を読む
人認識人認識人認識
空調連携空調連携空調連携
人認識人認識門番
人認識人認識執事
将来は多重化するだろう
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OS2016
• 空間OS2016
– 空間内の機器を連携させる機能拡張RDFストア
• 物理ノード
– 外部データの変化に値がリアルタイム追従するノード
– WebSocketによって
» センサーなどからの変化通知を受信
» 制御プログラムなどへ変化通知を送信
» 全履歴の記録
• アクセス権限制御(未実装。実証実験は行った)
– すべてのRDFノードに個別にアクセス権限を指定
– Read権限レベル:可、推論のみに可、不可
– Write権限レベル:可、不可
– Apache Fusekiを改造
16
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OSの実装
17
RDFストア
(Apache Jena)
拡張SPARQL
・動作指示
・アクセス制御
現在値ブローカー
・即時配信
・RDFストア反映
・時系列記録
拡張ストア
空間OS native
アプリケーション
HTTPサーバ
CPLOD
GET/PUT/POST
WebSocket
アダプタ
空間OSサーバ
最初は簡単な実装から
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
RDFによるデータ表現
• 任意のグラフ構造を作れる
• 独自の名前空間を作れる
規格化された名前空間も同居できる
• 問い合わせ言語SPARQLで目的のデータや
構造を探し出すことができる。
18
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
居間のレターボックスの爪切り
19
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
例:爪切りを探す
• 問い合わせ:「爪切りの存在する場所」
20
SPARQLによる問い合わせ
PREFIX fos: <http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/>
PREFIX : <http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#>
SELECT ?name1 ?name0 ?object
WHERE {
?place1 :構成 ?place0 .
?place0 fos:tag ?name0 .
?place1 fos:tag ?name1 .
{
SELECT *
WHERE {
{
?place0 :存在 ?item .
?item :検出 ?object .
}
FILTER (str(?object) = "爪切り")
}
}
}
JSONによる応答
{
"head": {
"vars": [ "name1" , "name0" , "object" ]
} ,
"results": {
"bindings": [
{
"name1": { "type": "uri" , "value": "http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#居間" } ,
"name0": { "type": "uri" , "value": "http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#レター
ボックス" } ,
"object": { "type": "literal" , "value": "爪切り" }
}
]
}
}
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
デモ
• 爪切り探しのRDF
• 空間OSの紹介
– 複数の人が、何かの評価値(0~100)を入力
– リアルタイムに全員がそれをみれる
– 機械からも値を書き込める
– その値で何かが動作する
21
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
デモ構成
22
空間OSサーバ
AWS EC2 T2small
(デモの都合でクラウド上)
ブラウザ上のエージェント
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
物理ノード
23
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
デモのポイント
• 複数のOS上でエージェントが動作
– UIエージェント(スマホ、PC)
– 計数エージェント(PC)
– 心電計のふりエージェント(PC)
– 電気スタンドエージェント(Raspi)
• RDFへの抽象化
• 準リアルタイムの情報共有
– 画面への反映
– 秒間数万イベント
• SPARQLによる問い合わせと操作
• 履歴保存とHTTPSによる読み出し
• IoTデバイスの制御
24
https://aitc2.dyndns.org
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
メタOS?
• 空間OSと既存OS(Linux)の比較
OS:ハードウエアの抽象化と資源管理
25
Linux 空間OS
実行単位 プロセス エージェント
OSアクセス システムコール HTTPS+WSS
API ユーザランドlib アダプタ
データ表現 バイナリ テキスト+JSON
I/O抽象化 ファイル+ioctl RDF+物理ノード
デバイス制御 デバイスドライバ デバイスエージェント
プロトコルコンバータ
メタデータ・設定 Man, procfs RDF
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
エージェント
• 「使命」を持ったソフトウエア(+ハードウエア)
– 例:空調、スマホ、掃除ロボット、自動車
上記デバイス内のアプリケーション
– 人と会話するエージェントも
• エージェントの特徴
空間OSや他のデバイスとは独立に
– 起動・停止する
– 世代交代する
– 移動するやつもいる
• エージェントに空間OS対応インタフェースを持たせて、連携
させる。
– 異種連携
– 新旧連携
26
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
分散処理の実現
• 空間OSがエージェント群を結びつける
– 共同利用のデータベース
• ある空間内にあるエージェント・デバイスのデータ
– メタデータ
– 現在の状態
– API
• アクセス権限管理
• 動作履歴の超長期保存
– エージェントサービスの中継・仲介
• 「黒板モデル」の黒板のようなもの
– 書かれているのはRDFグラフ
– 変化をプッシュしてくれる
– メタデータも書けるし、外部URLへのリンクもある
– アプリケーションのローカルオントロジーを勝手に作れるし共有もで
きる
– アクセス権限チェックがある(未実装。実装実験は成功)
27
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
「一生・代々」のサポート
• 空間OSはRDFストレージ
– RDF
• 100年使えるデータ表現
• 多様性の許容
– 名前空間の分離
» 誰でも規格を作れる
– 「矛盾」の許容
» 不完全でもスタート可能
• 変化の許容
– クラウドへのバックアップとプライバシー保
護
28
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
社会への参加
• 空間OSによる人・サービス・デバイスの連携
– その場での連携
• そこにあるデバイスをとりつぐ
• 関係者へとりつぐ
例:
– いつものデリバリ
– エアコンが故障したときのサービス業者
– 家人が倒れたときの緊急連絡先
– 他の空間OSとの連携
• 上位の空間
– 人、人のいる部屋、家、ビル、街、国、世界
• 異なる空間
– 離れた場所
– 仮想空間
29
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
ロボットOSに似ている
• 共通点
– 分散処理
• 多数のヘテロなエージェント
• 自律制御の集合体
– データ・イベントの伝達
• 相違点
– システム寿命
• ロボットOS:そのロボットの寿命
• 空間OS:寿命がきたデバイスを入れ替えながら存在・稼働しつづける
– コンフィグレーション
• ロボットOS:事前に設計
• 空間OS:その場でアドホック
– データ
• ロボットOS:使い捨て
• 空間OS:保存し、利用する
30
実現したい
空間OS:ロボット群のOS
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
空間OS2018
• Apache Fuseki互換性向上
• エージェントコード生成ツール
– Java → RDF
– RDF → Java, etc…
• プログラミングモデルの定義とツールの追加
– 「ルール」によるデータノードの監視と制御
• データノードの監視・制御方法の確立
– 包摂アーキテクチャのサポート
» 権限モデル
– 機械学習エンジンとの接続
– ルール実装ツール
• データアクセスコードジェネレータ
– ルールエンジン
• アルゴリズムをRDFで記述
• 配備方法をSPARQL(SPIN)で記述
• すべての入出力と内部状態をRDFストア内にもつ
31
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
Apache Fuseki互換性
• Fusekiとの同居
静的データはFuseki、動的データはMoyo
(布石&模様)
32
Moyo拡張
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
エージェントコード生成ツール
• プログラミング言語 ⇔ RDF
コンパイラ・トランスレータ
– Moyo用RDF作成の自動化
– プログラミング言語の多様性・変遷からの独立
Java → RDF → JavaScript, Go, etc…
– 人間や、未来のAIのための可読性(意味表現)
WebAssemblyやLLVMのような仮想マシン語表現では不足
33
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
課題(の一部)
• どういうシナリオで開発するか
• エージェント・ルール作成には膨大な手
間
– パターン認識系は機械学習でできるだろう
• 「今玄関にいるのはお父さん」
– 常識発動系の作り方がわからない
• 「お父さんが横たわっている。救急車呼ぶ?」
34
「人にできないところは人に頼む」
からスタート
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
ご興味のある方
• AITC BizAR(ビジネスAR)部会
入会のご案内
http://aitc.jp/consortium/join.html
• Moyoのダウンロード
2017年1月版(空間OS2016)
https://github.com/m-nakagawa/jena/releases
35
Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
http://aitc.jp
https://www.facebook.com/aitc.jp
最新情報は
こちらをご参照ください
ハルミン
AITC非公式イメージキャラクター

Contenu connexe

Similaire à ソフトウェアジャパン2018 ITフォーラムセッション(5)

クラウド座談会資料
クラウド座談会資料クラウド座談会資料
クラウド座談会資料知礼 八子
 
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 Tokyo
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 TokyoPrestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 Tokyo
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 TokyoTreasure Data, Inc.
 
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティングaitc_jp
 
情報爆発シンポジウム infoplosion
情報爆発シンポジウム infoplosion情報爆発シンポジウム infoplosion
情報爆発シンポジウム infoplosionRakuten Group, Inc.
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎Insight Technology, Inc.
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)ITフォーラム2024 AITCセッション(4)
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)aitc_jp
 
JISAAwards2013講演会資料(hifive)
JISAAwards2013講演会資料(hifive)JISAAwards2013講演会資料(hifive)
JISAAwards2013講演会資料(hifive)Osamu Shimoda
 
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack HinemosソリューションHinemos
 
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれから
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれからAITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれから
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれからYasuyuki Sugai
 
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定シスコシステムズ合同会社
 
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619知礼 八子
 
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例Ataru Shimodaira
 
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理Takayuki Ushida
 
Automation with SoftLayer and Zabbix
Automation with SoftLayer and ZabbixAutomation with SoftLayer and Zabbix
Automation with SoftLayer and Zabbixsoftlayerjp
 
忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリ忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリNaoto Umemori
 
Apache Solrで実現する共創のエコ システム ‒検索、クロール、自然言語処理‒
Apache Solrで実現する共創のエコ システム  ‒検索、クロール、自然言語処理‒Apache Solrで実現する共創のエコ システム  ‒検索、クロール、自然言語処理‒
Apache Solrで実現する共創のエコ システム ‒検索、クロール、自然言語処理‒MasayukiIke
 
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~法林浩之
 
ITフォーラム2020 AITC(3)
ITフォーラム2020 AITC(3)ITフォーラム2020 AITC(3)
ITフォーラム2020 AITC(3)aitc_jp
 
おすすめインフラ! for スタートアップ
おすすめインフラ! for スタートアップおすすめインフラ! for スタートアップ
おすすめインフラ! for スタートアップKoichiro Sumi
 
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~Koichi Sasaki
 

Similaire à ソフトウェアジャパン2018 ITフォーラムセッション(5) (20)

クラウド座談会資料
クラウド座談会資料クラウド座談会資料
クラウド座談会資料
 
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 Tokyo
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 TokyoPrestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 Tokyo
Prestoで実現するインタラクティブクエリ - dbtech showcase 2014 Tokyo
 
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング
2016年2月4日 空間OSが『空気を読む』ためのコンテキストコンピューティング
 
情報爆発シンポジウム infoplosion
情報爆発シンポジウム infoplosion情報爆発シンポジウム infoplosion
情報爆発シンポジウム infoplosion
 
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ  by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
[db tech showcase Tokyo 2014] D33: Prestoで実現するインタラクティブクエリ by トレジャーデータ株式会社 斉藤太郎
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)ITフォーラム2024 AITCセッション(4)
ITフォーラム2024 AITCセッション(4)
 
JISAAwards2013講演会資料(hifive)
JISAAwards2013講演会資料(hifive)JISAAwards2013講演会資料(hifive)
JISAAwards2013講演会資料(hifive)
 
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション
【HinemosWorld2014】B1-4_NTTデータ先端技術のOpenStack Hinemosソリューション
 
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれから
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれからAITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれから
AITCクラウド部会 2014年度 これまでの振り返りとこれから
 
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定
【Interop tokyo 2014】 Internet of Everything / SDN と シスコ技術者認定
 
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619
ICT復興支援国際会議八子(印刷用)110619
 
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例
商用導入実績世界1位! ミランティスが提供するOpenStackとお客様の導入事例
 
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理
脆弱性スキャナVulsの紹介とMackerelメタデータと連携した脆弱性管理
 
Automation with SoftLayer and Zabbix
Automation with SoftLayer and ZabbixAutomation with SoftLayer and Zabbix
Automation with SoftLayer and Zabbix
 
忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリ忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリ
 
Apache Solrで実現する共創のエコ システム ‒検索、クロール、自然言語処理‒
Apache Solrで実現する共創のエコ システム  ‒検索、クロール、自然言語処理‒Apache Solrで実現する共創のエコ システム  ‒検索、クロール、自然言語処理‒
Apache Solrで実現する共創のエコ システム ‒検索、クロール、自然言語処理‒
 
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
IoT×ビジネス活用 ~最先端技術のビジネス活用に向けて~
 
ITフォーラム2020 AITC(3)
ITフォーラム2020 AITC(3)ITフォーラム2020 AITC(3)
ITフォーラム2020 AITC(3)
 
おすすめインフラ! for スタートアップ
おすすめインフラ! for スタートアップおすすめインフラ! for スタートアップ
おすすめインフラ! for スタートアップ
 
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~
モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~
 

Plus de aitc_jp

ITフォーラム2024 AITCセッション(5)
ITフォーラム2024 AITCセッション(5)ITフォーラム2024 AITCセッション(5)
ITフォーラム2024 AITCセッション(5)aitc_jp
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)ITフォーラム2024 AITCセッション(3)
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)aitc_jp
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)ITフォーラム2024 AITCセッション(2)
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)aitc_jp
 
ITフォーラム2024 AITCセッション
ITフォーラム2024  AITCセッションITフォーラム2024  AITCセッション
ITフォーラム2024 AITCセッションaitc_jp
 
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定aitc_jp
 
TForum2023_AITC_2.pdf
TForum2023_AITC_2.pdfTForum2023_AITC_2.pdf
TForum2023_AITC_2.pdfaitc_jp
 
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定aitc_jp
 
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web35)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3aitc_jp
 
4)技術視点でウェルビーイングを考える
4)技術視点でウェルビーイングを考える4)技術視点でウェルビーイングを考える
4)技術視点でウェルビーイングを考えるaitc_jp
 
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想aitc_jp
 
1)空気を読む家』のこれまでの取り組み
1)空気を読む家』のこれまでの取り組み1)空気を読む家』のこれまでの取り組み
1)空気を読む家』のこれまでの取り組みaitc_jp
 
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」aitc_jp
 
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」aitc_jp
 
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」aitc_jp
 
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」aitc_jp
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)aitc_jp
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)aitc_jp
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)aitc_jp
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)aitc_jp
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)aitc_jp
 

Plus de aitc_jp (20)

ITフォーラム2024 AITCセッション(5)
ITフォーラム2024 AITCセッション(5)ITフォーラム2024 AITCセッション(5)
ITフォーラム2024 AITCセッション(5)
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)ITフォーラム2024 AITCセッション(3)
ITフォーラム2024 AITCセッション(3)
 
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)ITフォーラム2024 AITCセッション(2)
ITフォーラム2024 AITCセッション(2)
 
ITフォーラム2024 AITCセッション
ITフォーラム2024  AITCセッションITフォーラム2024  AITCセッション
ITフォーラム2024 AITCセッション
 
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
 
TForum2023_AITC_2.pdf
TForum2023_AITC_2.pdfTForum2023_AITC_2.pdf
TForum2023_AITC_2.pdf
 
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定2)AIを活用したウェルビーイングを測定
2)AIを活用したウェルビーイングを測定
 
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web35)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3
5)パネルディスカッション:『空気を読む家』×ウェルビーイング/メタバース・Web3
 
4)技術視点でウェルビーイングを考える
4)技術視点でウェルビーイングを考える4)技術視点でウェルビーイングを考える
4)技術視点でウェルビーイングを考える
 
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想
3-2)『空気を読む家』とメタバース駆動開発構想
 
1)空気を読む家』のこれまでの取り組み
1)空気を読む家』のこれまでの取り組み1)空気を読む家』のこれまでの取り組み
1)空気を読む家』のこれまでの取り組み
 
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション2 「空間OSと空気を読む家の実証」
 
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」
2022/07/22 AITC 第4回オープンラボ「メタバース応用編~空間OSのこれまでとこれから~」セッション1 「空間OSとメタバース」
 
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」
2022/04/20 AITCオープンラボ第2回「田園都市国家構想とデジタル政策について」
 
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」
2022/03/23 AITCオープンラボ第1回「メタ―バース入門」
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(3-1)
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-2)
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(5-1)
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-2)
 
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)
ITフォーラム2022 先端IT活用推進コミュニティ(4-1)
 

Dernier

スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムsugiuralab
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdftaisei2219
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Yuma Ohgami
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Danieldanielhu54
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A surveyToru Tamaki
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略Ryo Sasaki
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...Toru Tamaki
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNetToru Tamaki
 

Dernier (9)

スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システムスマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
 
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdfTSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
 
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
 
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By DanielPostman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
 
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
 
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
 
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
 

ソフトウェアジャパン2018 ITフォーラムセッション(5)

  • 1. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OSの設計コンセプトと先端IT 2018年2月2日 先端IT活用推進コンソーシアム ビジネスAR研究部会 日本総合システム株式会社 中川雅三
  • 2. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. BizAR部会 • Business AR – 娯楽以外にも使いたい – 広義のAR • 人の能力をITで拡張する → Augmented Human – 感じる・知る力 – 実行する力 2
  • 3. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ARとしての空気を読む家 • 家のAR化:家という空間が人を拡張する – 五感や四肢の延長としての家 • 無意識に作動する。 – 家族の一員としての家 • 自分や家族のことをよく知っている。 – 街の一員としての家 • 地域のサービスを使う。地域へ貢献する。 3
  • 4. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 家におけるARの構成要素 • デバイス・ロボット – 家電、センサー、電力 … • サービス – 電気・水道・ガス・通信、宅配、医療・介護 … • 人 – 家族、来客、出入り業者、民生委員 … 4
  • 5. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. たとえば「忘れ物」 • 五感や四肢の延長としての家 – 出がけの忘れ物に気付いて教える。 – 10年後の自分へメッセージを送る • 家族の一員としての家 – 適切なタイミングで忘れ物していないか声をかけ る。 – 「忘れ物をしにくい人」へ導く。 • 街の一員としての家 – 忘れ物の知らせを受けて、宅配業者へ託す。 5
  • 6. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 欲しいのは • 「頼れる」システム – 何10年たっても使える • 新旧デバイスの混在 • 個人データの保存 – 変化につれて進歩する • 技術や常識の変化、家族の変化、老い… – 存在を忘れる自然さ • 寡黙だが大事なことはフォローしてくれる • 社会ともつながっている 6
  • 7. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ARのインフラ化 • ARを「インフラ」とすることで、社会を よりよくデザインできるはず。 – インフラ • 生活・事業のデザインにおいて前提とできるよう な、どこにでもある設備 – デザイン • 現在の延長線ではなく、望ましい社会をデザイン する • 一部の大企業だけではなく、世界中の多様な現場 にいる人々がデザインする 7
  • 8. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. インフラ化への課題 • インフラへ発展させるときの課題 – 多様な分散処理の実現 – 「一生・代々」の使用 – 社会への参加 8
  • 9. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 多様な分散処理の実現 • 身の回りのデバイスを巻き込む分散処理 9 村井純教授 「…それから分散処理。実は全然できてないの がこれなんです。さっき自律走行と交差点の話 をしましたが、たとえばこの部屋にはノートPCや スマホなど、コンピューターが10台くらいありま すよね。でも、インターネットにはつながっていて も、自律的にお互いにつながって一緒に処理す ることはありません。」 iNTERNET magazine Rebootより https://internet.watch.impress.co.jp/docs/imreboot/ column/1094016.html
  • 10. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「一生・代々」の使用 10 • 新旧デバイスの混在 • 100年単位のデータ保存と利用 事業や企業より長生きに
  • 11. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 社会への参加 • デバイスが社会の一員となる – デバイスの社会 – 人間の社会 11 人をユーザとしたデザインから 社会をユーザとしたデザインへ
  • 12. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ユースケース • 家・家電・モバイル・車の連携あたりまえ – その場での連携、コンテキストの共有 • デバイスを更新しながらシステムが数10年以上稼働をつづける – 「川の流れ」のようなシステム • 備品が故障すれば、家が修理屋さんを呼ぶ – 世界とも連携 • 家が病気や老いを検知してサポートする – 家族や主治医と連携 – 数10年にわたるデータを蓄積で過去と未来を連携 • 孤立してもその場でできることを続ける – 故障・災害・テロ・紛争 … … 12
  • 13. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OSによる解決 • 多様な分散処理の実現 多様なデバイス+多様な処理形態 – デバイス・ロボット群・人々・サービスを仲介 • HTTPS,WSS,JSONで接続 • 「一生・代々」の使用 – 100年使えるフォーマットでのデータ共有 • APIを作る • データを記録する • 社会への参加 – デバイス群 – 人々 – 企業・行政サービス 13 「総連携」の実現
  • 14. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OSとは • その場所にある様々なエージェント(ロ ボット)を連携させる「メタOS」 14 空間OS 最初は「家」で実装開始
  • 15. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 現在の構成 • 1個のサーバを設置 – エージェントが接続 15 空間OS サーバ 環境整える 監視カメラ ロボット ドアロック 警備する 空気を読む 人認識人認識人認識 空調連携空調連携空調連携 人認識人認識門番 人認識人認識執事 将来は多重化するだろう
  • 16. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OS2016 • 空間OS2016 – 空間内の機器を連携させる機能拡張RDFストア • 物理ノード – 外部データの変化に値がリアルタイム追従するノード – WebSocketによって » センサーなどからの変化通知を受信 » 制御プログラムなどへ変化通知を送信 » 全履歴の記録 • アクセス権限制御(未実装。実証実験は行った) – すべてのRDFノードに個別にアクセス権限を指定 – Read権限レベル:可、推論のみに可、不可 – Write権限レベル:可、不可 – Apache Fusekiを改造 16
  • 17. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OSの実装 17 RDFストア (Apache Jena) 拡張SPARQL ・動作指示 ・アクセス制御 現在値ブローカー ・即時配信 ・RDFストア反映 ・時系列記録 拡張ストア 空間OS native アプリケーション HTTPサーバ CPLOD GET/PUT/POST WebSocket アダプタ 空間OSサーバ 最初は簡単な実装から
  • 18. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. RDFによるデータ表現 • 任意のグラフ構造を作れる • 独自の名前空間を作れる 規格化された名前空間も同居できる • 問い合わせ言語SPARQLで目的のデータや 構造を探し出すことができる。 18
  • 19. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 居間のレターボックスの爪切り 19
  • 20. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 例:爪切りを探す • 問い合わせ:「爪切りの存在する場所」 20 SPARQLによる問い合わせ PREFIX fos: <http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/> PREFIX : <http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#> SELECT ?name1 ?name0 ?object WHERE { ?place1 :構成 ?place0 . ?place0 fos:tag ?name0 . ?place1 fos:tag ?name1 . { SELECT * WHERE { { ?place0 :存在 ?item . ?item :検出 ?object . } FILTER (str(?object) = "爪切り") } } } JSONによる応答 { "head": { "vars": [ "name1" , "name0" , "object" ] } , "results": { "bindings": [ { "name1": { "type": "uri" , "value": "http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#居間" } , "name0": { "type": "uri" , "value": "http://bizar.aitc.jp/ns/fos/0.1/local/label#レター ボックス" } , "object": { "type": "literal" , "value": "爪切り" } } ] } }
  • 21. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. デモ • 爪切り探しのRDF • 空間OSの紹介 – 複数の人が、何かの評価値(0~100)を入力 – リアルタイムに全員がそれをみれる – 機械からも値を書き込める – その値で何かが動作する 21
  • 22. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. デモ構成 22 空間OSサーバ AWS EC2 T2small (デモの都合でクラウド上) ブラウザ上のエージェント
  • 23. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 物理ノード 23
  • 24. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. デモのポイント • 複数のOS上でエージェントが動作 – UIエージェント(スマホ、PC) – 計数エージェント(PC) – 心電計のふりエージェント(PC) – 電気スタンドエージェント(Raspi) • RDFへの抽象化 • 準リアルタイムの情報共有 – 画面への反映 – 秒間数万イベント • SPARQLによる問い合わせと操作 • 履歴保存とHTTPSによる読み出し • IoTデバイスの制御 24 https://aitc2.dyndns.org
  • 25. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. メタOS? • 空間OSと既存OS(Linux)の比較 OS:ハードウエアの抽象化と資源管理 25 Linux 空間OS 実行単位 プロセス エージェント OSアクセス システムコール HTTPS+WSS API ユーザランドlib アダプタ データ表現 バイナリ テキスト+JSON I/O抽象化 ファイル+ioctl RDF+物理ノード デバイス制御 デバイスドライバ デバイスエージェント プロトコルコンバータ メタデータ・設定 Man, procfs RDF
  • 26. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. エージェント • 「使命」を持ったソフトウエア(+ハードウエア) – 例:空調、スマホ、掃除ロボット、自動車 上記デバイス内のアプリケーション – 人と会話するエージェントも • エージェントの特徴 空間OSや他のデバイスとは独立に – 起動・停止する – 世代交代する – 移動するやつもいる • エージェントに空間OS対応インタフェースを持たせて、連携 させる。 – 異種連携 – 新旧連携 26
  • 27. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 分散処理の実現 • 空間OSがエージェント群を結びつける – 共同利用のデータベース • ある空間内にあるエージェント・デバイスのデータ – メタデータ – 現在の状態 – API • アクセス権限管理 • 動作履歴の超長期保存 – エージェントサービスの中継・仲介 • 「黒板モデル」の黒板のようなもの – 書かれているのはRDFグラフ – 変化をプッシュしてくれる – メタデータも書けるし、外部URLへのリンクもある – アプリケーションのローカルオントロジーを勝手に作れるし共有もで きる – アクセス権限チェックがある(未実装。実装実験は成功) 27
  • 28. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「一生・代々」のサポート • 空間OSはRDFストレージ – RDF • 100年使えるデータ表現 • 多様性の許容 – 名前空間の分離 » 誰でも規格を作れる – 「矛盾」の許容 » 不完全でもスタート可能 • 変化の許容 – クラウドへのバックアップとプライバシー保 護 28
  • 29. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 社会への参加 • 空間OSによる人・サービス・デバイスの連携 – その場での連携 • そこにあるデバイスをとりつぐ • 関係者へとりつぐ 例: – いつものデリバリ – エアコンが故障したときのサービス業者 – 家人が倒れたときの緊急連絡先 – 他の空間OSとの連携 • 上位の空間 – 人、人のいる部屋、家、ビル、街、国、世界 • 異なる空間 – 離れた場所 – 仮想空間 29
  • 30. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ロボットOSに似ている • 共通点 – 分散処理 • 多数のヘテロなエージェント • 自律制御の集合体 – データ・イベントの伝達 • 相違点 – システム寿命 • ロボットOS:そのロボットの寿命 • 空間OS:寿命がきたデバイスを入れ替えながら存在・稼働しつづける – コンフィグレーション • ロボットOS:事前に設計 • 空間OS:その場でアドホック – データ • ロボットOS:使い捨て • 空間OS:保存し、利用する 30 実現したい 空間OS:ロボット群のOS
  • 31. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OS2018 • Apache Fuseki互換性向上 • エージェントコード生成ツール – Java → RDF – RDF → Java, etc… • プログラミングモデルの定義とツールの追加 – 「ルール」によるデータノードの監視と制御 • データノードの監視・制御方法の確立 – 包摂アーキテクチャのサポート » 権限モデル – 機械学習エンジンとの接続 – ルール実装ツール • データアクセスコードジェネレータ – ルールエンジン • アルゴリズムをRDFで記述 • 配備方法をSPARQL(SPIN)で記述 • すべての入出力と内部状態をRDFストア内にもつ 31
  • 32. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. Apache Fuseki互換性 • Fusekiとの同居 静的データはFuseki、動的データはMoyo (布石&模様) 32 Moyo拡張
  • 33. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. エージェントコード生成ツール • プログラミング言語 ⇔ RDF コンパイラ・トランスレータ – Moyo用RDF作成の自動化 – プログラミング言語の多様性・変遷からの独立 Java → RDF → JavaScript, Go, etc… – 人間や、未来のAIのための可読性(意味表現) WebAssemblyやLLVMのような仮想マシン語表現では不足 33
  • 34. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 課題(の一部) • どういうシナリオで開発するか • エージェント・ルール作成には膨大な手 間 – パターン認識系は機械学習でできるだろう • 「今玄関にいるのはお父さん」 – 常識発動系の作り方がわからない • 「お父さんが横たわっている。救急車呼ぶ?」 34 「人にできないところは人に頼む」 からスタート
  • 35. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. ご興味のある方 • AITC BizAR(ビジネスAR)部会 入会のご案内 http://aitc.jp/consortium/join.html • Moyoのダウンロード 2017年1月版(空間OS2016) https://github.com/m-nakagawa/jena/releases 35
  • 36. Copyright © 2015 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. http://aitc.jp https://www.facebook.com/aitc.jp 最新情報は こちらをご参照ください ハルミン AITC非公式イメージキャラクター