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みんなでつくる相模原「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら)事業終了報告

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みんなでつくる相模原「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら)事業終了報告

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相模原市 協働事業提案制度:
相模原市立博物館情報ネットワークセンター事業
みんなでつくる相模原
「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら)
事業終了報告会 2015/7/11
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科
白井 暁彦

相模Ingress部が後半のトピック、質疑応答動画などは後日公開予定です。

相模原市 協働事業提案制度:
相模原市立博物館情報ネットワークセンター事業
みんなでつくる相模原
「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら)
事業終了報告会 2015/7/11
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科
白井 暁彦

相模Ingress部が後半のトピック、質疑応答動画などは後日公開予定です。

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みんなでつくる相模原「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら)事業終了報告

  1. 1. 相模原市 協働事業提案制度 相模原市立博物館情報ネットワークセンター事業 みんなでつくる相模原 「知的探求散策アルバム」 (通称:スマ歩さがみはら) 終了事業報告 神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 白井 暁彦 sumaho@shirai.la
  2. 2. 事業の目的:みんなで作る相模原 「知的探求散策アルバム」 (1)相模原の自然、文化、歴史の ネットワーク地図の構築 (2)スマートフォンを使用した 「知的探求散策ワークショップ」の実施 (3)市民参加+学芸員による 未来的展示物の構築 (4) 事業の記録、検証 (5) 事業成果報告書などの作成
  3. 3. 平成25年度の活動(抜粋) ■ 市民による探訪会への参加 ■ 来館者アンケート実施 ■ サイネージの開発・展示 ■ 次年度に向けたWebサイトの開発
  4. 4. 平成26年度 (1)来館者の反応分析 (2)一般向けワークショップの開発 (3)ネットワーク地図のコンテンツ化 (4)コンテンツの試作運用および検証 (5)システムの改良及び運用継続 (6)報告書・Webによる発信 ・「相模Ingress部」, 関連イベント ・次年度以降の活動に向けて
  5. 5. 実施状況 (1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備 1-1 新ドメイン,新HPの開発,新旧公式HP移行作業 1-2 博物館側での更新が行えるよう,マニュアルの作成,講習会の実施 1-3 関連施設やイベント特設ページの開設拡張性追加 1-4 館内無線LANの整備 (2) スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施 2-1 ワークショップの実施 2-2 動画+マップの作成 2-3 市民学芸員との連携 (3) 展示物の開発 3-1 夏季企画展「太陽にいどむ」でのインタラクティブな展示物の開発 3-2 博物館に設置したサイネージの刷新 3-3 緑区でのサイネージ展開 (4) 事業の記録、検証 (5) 事業成果報告書などの作成 → 平成26年度末で事業完了
  6. 6. 1-1 新ドメイン,新HPの開発,新旧公式HP移行作業 旧HP http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/ →新公式HP http://sagamiharacitymuseum.jp/ 1-2 博物館側での更新が行えるよう,マニュアルの作成, 講習会の実施 1-3 関連施設やイベント特設ページ(サブドメイン)の開設拡張性追加 ・スマ歩!相模原:http://sumaho.sagamiharacitymuseum.jp/ ・相模原動画地図:http://dokodemo.sagamiharacitymuseum.jp/ 1-4 館内無線LANの整備・ 利用者アンケートの実施 {調べもの,博物館のHP閲覧, 交通機関,SNS等} (1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備(1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備 無線LANサイネージ 無線LANアンケート 新公式HP マニュアル講習会の実施 ☆移設以来 366,352ビュー
  7. 7. 3-1 夏季企画展「太陽にいどむ」での インタラクティブな展示物『全身・太陽圏』の開発 →夏の企画展として、博物館から依頼。 JAXA阪本先生の監修の下、JAXA・博物館・白井研究室の3者で企画開発を, 神奈川県立青少年センターでの大学主催イベントにてテスト展示, フィードバックを経て,完成。7月中旬~8月末まで博物館にて無人展示を成功させた。 (3) 先進的な展示物の開発(3) 先進的な展示物の開発 テスト展示 完成音声収録 展示設営 定例MTG企画会議 ■開発の様子(6月~7月) 相模原市立博物館2014年度企画展 「JAXA×博物館 太陽にいどむ~ 日時計から太陽観測衛星まで~」
  8. 8. EC2014 パンフレットテンプレート PDFに出力して提出してください 297mm x 210mm(A4) 印刷時にはA5サイズに縮小されます。 左綴じの予定 各ページの中央下部にページ数が入る予定です 球体ディスプレイとモーション入力を用いた 科学コンテンツのエンタテイメントシステム化と展示評価手法 上石悠樹, 岡本遼, 小瀬由樹, 三上雄太, 白井暁彦 (神奈川工科大学) 球体ディスプレイとモーション入力を用いた 科学コンテンツのエンタテイメントシステム化と展示評価手法 上石悠樹, 岡本遼, 小瀬由樹, 三上雄太, 白井暁彦 (神奈川工科大学) ExPixelを使用した映像多重化↓ (左)科学解説/(右)ゲーム体験解説 情報処理学会エンタテイメントコンピュー ティング2014(明治大学)にて展示, 関連技術はゲーム開発者会議CEDEC2014 にてインタラクティブセッションで受賞。 (3) 展示物「全身・太陽圏」の開発 ■展示の様子(7月~8月) ■球体ディスプレイとモーション入力を用いた科学コンテンツ のエンタテイメントシステム化と展示評価手法,上石悠樹,岡本遼,小瀬由樹,三上雄太,白井暁彦
  9. 9. 2-1 ワークショップの実施(1・2回目:講習型 → 3回目:自由散策型) 2-3 市民学芸員との連携 →HP / 館内LAN設置に ついてのフィードバック による調整・修正作業 (2)スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施(2)スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施 「取材手帳」を 持って自由に 撮影 講習型 自由散策型 取材記事を特設サイトと 館内サイネージで共有 博物・写真・情報メディアの 3分野を体験学習
  10. 10. ■ 「楽しみをもって、市民が主体的に関わるには?」 ■ どこでも博物館 = フィールドミュージアム の定義は? ■ 経年的な変化にも対応していけるように。活動の成果を評価できるように。 ■ 得られたデータから、知見を共有し、後進・他自治体に貢献する 来館者アンケートの結果から… 闇雲にイベントやコンテンツ開発 システム構築をしていても、 そもそも、効果が不明瞭。 このままシステム開発を続けていく意味があるのか?このままシステム開発を続けていく意味があるのか?
  11. 11. • Googleが運営する同コンセプトの ARG(代替現実/位置情報利用ゲーム) • 神社,史跡, ローカルビジネスを使った陣取りゲーム • スマホを持っている人ならだれでも遊べる • 世界的にも珍しい博物館とのコラボレーションで 注目を集める http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/
  12. 12. Google発のベンチャー企業「Niantic Labs」が開発運用する 代替現実ゲーム(ARG: Alternate Reality Game) • 史跡等にある「ポータル」を使った陣取り – スマホ標準搭載のGPSセンサとGoogleMapsを使用 – 緑(Enlightened)と青(Resistance)に分かれて探索 – プレイヤー自身でポータルを申請できる • 完全無料 • 全世界で1000万人がプレイ • 第18回文化庁メディア芸術祭 (ビデオゲームを押さえて) エンタテイメント部門 大賞 • 人々を外に連れ出す設計の 最先端のスマホ利用ゲーム 代替現実ゲーム「Ingress」とは Google/Niantic Labs. による公式紹介映像
  13. 13. • 宮城県石巻市 – 震災からの復興支援に利用 – 被災する前の姿をゲーム内で確認できる • 岩手県Ingress活用研究会 – Ingressの地域振興への活用を検討する会 – 11月9日には街歩きイベントを開催 • 神奈川県横須賀市 – 特設サイトを開設 – Ingressを関連付けた観光コース紹介 – Ingressプレイヤの猿島への 運賃を割引する「Ingress割」の実施 主にシティセールス、観光を中心に盛り上がり 他の自治体のとりくみ
  14. 14. 開始2年目時点の公式データ • 800万以上,200以上の国で インストールされる • Ingressエージェントが 動いた総距離は 1億km(地球2500周分) • ポータルを訪れた回数 1億7000万回 • 600万以上のポータル申請 • 281イベント、5万人の参加 者 • 300万以上のSNSフォロワー • 5000以上のローカル Google+グループの開設 数字で見るIngressの社会現象
  15. 15. Ingress Intel Map @ 5th March, 2015 Atsugi – Sagamihara city area
  16. 16. • 2014年10月ごろは過疎 • 相模原市内700ポータル 活動開始頃
  17. 17. • 相模原は“東京圏の中央” • ポータル“候補地”の紹介 →オリジナルミッションの開発 地道な活動から注目
  18. 18. http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/ ※相模原市立博物館公式HPのサブドメイン 【相模Ingress部 心得】 一、緑とか青とか勢力にこだわらない 一、博物を知り相模の国を愛する 一、ゲームを楽しみ節度をわきまえる 【相模Ingress部 心得】 一、緑とか青とか勢力にこだわらない 一、博物を知り相模の国を愛する 一、ゲームを楽しみ節度をわきまえる 【コンセプト】 ・Ingressを使った フィールドミュージアムの実現 ・Web, SNS, 館内サイネージ, 印刷物を展開しゲーム外に発信 ・中高生にとっての「部活動」を 想起させるようなネーミング ・カッコよすぎないこと
  19. 19. ゲーム内シナリオの開発、HPとの連携
  20. 20. • 13.7万件のインプレッションを獲得 – 2014年12月13日と2015年1月4日が特に上昇している – 両日ともイベントの開催日 Twitterでの反響 日付 イ ン プ レ ッ シ ョ ン 数
  21. 21. • Twitterでは相模原各地の情報が寄せられる ユーザーからの情報提供 ゲーム内のポータルに関連する情報だけでなく、訪問のための情報、 相模原市内で開催される各種イベント(クリーンアップ作戦等)との 関連情報が寄せられることも。
  22. 22. • 初心者、非プレイヤ向けの情報 • 用語集、ミッションの紹介 • 版を重ね2,000部規模の配布 • 文化庁メディア芸術祭での配布 印刷物メディア「部員手帳」
  23. 23. • ワークショップイベント 第1弾 「ふちのべIngress初詣」 – 2015年1月4日実施 – 淵野辺駅から相模原市立博物館まで – 参加者:21名 – 目的:ゲームにしか興味がない層を市立博物館に来館させる • アンケートによる調査 – 参加希望者に対する 事前アンケート – イベント事後アンケート • その後、自主的な イベント企画が浮上する コミュニティに成長 ワークショップイベントの実施 イベントの様 子
  24. 24. • イベントに利用した立ち上げたハングアウト(チャット)から 自主的な行動に発展 • 初詣イベントの開催(1/4) 市民による自主的なイベントの発案行動
  25. 25. • 博物館へ21名の来館 イベント#2「Ingress豆まき」から ・博物に興味がない市民にアプローチ ・30-40代のSFファンが多い 市民の自発的イベント:2月7日「春よ来い!相模原Ingress豆まき!」開催
  26. 26. Google 公式初心者育成イベントに採択 • 21名→61名の来館者、満足度98% • 成長ランキング世界第5位を達成 • その後、自主的に町田・相模大野でも開催される イベント#2「Ingress豆まき」 ※公園は許可を得て使用、人物の撮影は許諾必要 女性が多い点が特徴 呉服店「つるや」にて ※交戦中
  27. 27. 多重化サイネージの実験 偏向フィルタを通すとIngressの世界が見える
  28. 28. • 「ゲームを用いたゲーミフィケーション」 • 無料で「おもしろい」をフィールドミュージアムの実現 – Ingressのみでは解決できない課題 • Ingress内の出来事はIngressプレイヤーしか知らない • 緑と青、常に敵対する勢力 • 幅広い層を対象にしたい • 子供と親および3世代の参加  ゲームをゲームで終わらせずに “現実の課題”を解決するためのITCサービスおよび 博物館との連携展開手法の研究は世界的にも新しい 新規性
  29. 29. ペルソナモデルとICT・展開ふりかえり
  30. 30. • Ingressを用いた「ゲームへの興味」を利用した フィールドミュージアムの実現 (Gamification) • デジタルサイネージ、印刷物による発信 • ゲーム内シナリオなど無料でできる活動を継続 探訪会シナリオ、緑区ウォーキングマイレージなどとの連携 • ワークショップイベントは重要 今まで博物館に来たことの なかった層を来館させる→今後も支援 Ingress部関連:まとめ と 今後 サイネージでの報告/ 利用SNSの変化
  31. 31. ご支援ありがとうございました ■ 市民主体の 知的探究 活動との融合 Webサイト,Twitter,サイネージ,Ingress,… ■ これからも市民主体,市域全域を使った 無料でできる活動 「どこでも博物館」の具現化を 応援ください

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