神田祭附祭プロジェクト 文化資源としての江戸祭礼
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2015/9/6に神田明神「明神塾」第一部で行った講演会。神田祭附け祭りの取り組みと、準備段階のテキスト・マイニングについて。
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神田祭附祭プロジェクト 文化資源としての江戸祭礼
- 1. 神田祭附祭プロジェクト 文化資源としての江戸祭礼 明神塾 巻之18 江戸食文化と江戸文芸 其の弐 2015/09/16 １部 神田祭の最新講座 中村雄祐・鈴木親彦 （文化資源学会・東京大学文化資源学研究室）
- 2. 神田祭 附祭の伝統
- 10. 平成27年 浦 島 太 郎
- 12. • 「神田祭大図鑑 平成２７年版 ご遷座４００ 年奉祝大祭」より • 二枚組３０００円で絶賛発売中！ 当日の「附け祭り」の様子
- 21. • 問題：3Dプリントの価格 • 2014年秋の状態では、目立つ大きさの魚を 3Dプリントすると一体数万円かかってしまう • 行列として目立つには20体程度は必要 • 3Dプリントですべてを行うのは断念 • 東京芸術大学文化財保存学専攻の荒井研 究室との協力で、「雌型」を作ることに方針転 換 つくりものつくり
- 22. • 雌型は一体あたり４万円程度 • ただし型をつかって量産できるため、最終的 には大きなコストダウン • 素体に新聞紙を利用したので、装飾部分を除 けば量産コストはほぼゼロに つくりものつくり
- 24. • 講師二人が企画を行う文化資源学会の分科 会「文化資源学を支えるテクノロジー（文テ ク）」で、連続ワークショップとしてつくりものを 作成（全4回） • 基本的な材料は100円均一で入手。色付け用 の絵の具など要所のみに高品質の材料を利 用 • 神田祭に先立ち、３３３１で展示 • 5月9日の神田祭に参加 つくりものつくり
- 26. • 祭を行うことが最重要 • 準備過程をまとめることも研究として重要 • 準備過程の記録は江戸時代の附け祭りにお いても作られている。重要な資料 • 祭がどのように作られ、継承され変化していく のかが分かる素材 – 100年後「平成二十七年の附け祭りでは…」と言っ てほしい 「つくりもの」準備の振り返り
- 28. • 準備段階の文書をアーカイブ • 交わされたメールのテキストを全て保存 • その他に、議事録や「祭の後の感想」なども デジタル・テキスト化して保存 • 「東京大学知の構造化センター」の「MIMA Search」を活用してテキスト・マイニング やってみたこと
- 29. MIMA Searchの概要 • 詳しく（難しく？）言うと • MIMA (Mining Information for Management and Acquisition) Search – 検索・可視化・テキストマイニングの統合システム • 多様な視点からのテキスト集合の俯瞰をリアルタイムで実 行可能 – 文書間の関連度計算とクラスタリング • 前処理で文書から「用語」をスコアとともに抽出 • 「用語」スコアに基づく文書間の関連度計算 • 関連度に基づくネットワーク表示・クラスタリング • クラスタに対するラベルの自動付与 美馬秀樹准教授
- 31. • 似ているテキストを自動でグループ化 • 重要なキーワードを自動で抽出 • キーワードとグループを紐付ける →この三つを分かりやすく一覧化 • 分かりやすいが、読み取るには訓練も必要 簡単に言うと
- 33. • 祭が始まる前のテキストを対象に解析 • 左上「神田祭」を代表的な用語とするクラスタ • 左下には3Dプリンティングに関するクラスター が作られている • 右側には「中村雄祐」「鈴木さん」「進藤さん」 というつくりもの復興の中心的な人物 MIMA Searchの結果を読む
- 35. • 全てのテキストを投入し、キーワード「神田 祭」に関係するものを解析 • 発表者二名の名前ばかり？ • 企画者の重要性以外にも踏み込むために、 二人の名前を対象外（STOP WORD）として、 分析から外して再計算 MIMA Searchの結果を読む
- 37. • 企画者（発表者）2名の名前や呼名を対象外 にした結果 • 今回の準備でかかわった人や組織の中で重 要なものがピックアップされる結果 – 文化資源学（学会・研究室）、文テク、神田明神、 東京芸大荒井研究室 • この年の様子を振り返る重要な情報 • 今後、広く共有活用してもらうためにも重要 MIMA Searchの結果を読む
- 38. • つくりものの作成過程を「レシピ」としてまとめ インターネットで公開 • 利用した3Dデータもダウンロードできるように • 「神田祭・文テクスタイル」の祭りが世界のど こかで？ • Instructablesで“Futured“を獲得 記録としては他にも
- 41. • ご清聴ありがとうございました • 文テクWebサイト https://sites.google.com/site/bunteku2013/ • つくりもの@Instructables http://www.instructables.com/id/3Dを使った海 の幸のつくりもの/
Editor's Notes
- 岸川雅範（神田神社権禰宜）「神田祭の過去と現在」20140712
- 岸川雅範（神田神社権禰宜、会員）「神田祭の過去と現在」
- 岸川雅範（神田神社権禰宜、会員）「神田祭の過去と現在」
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