LoRaWAN技術最新動向 とTTIビジネスモデル
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2019年2月アムステルダムで開催されましたThe Things Conferenceに於いてLoRaWAN技術最新動向をご紹介します。
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LoRaWAN技術最新動向 とTTIビジネスモデル
- 1. 吉田 秀利 The Things Network Japanアンバサダー April 12, 2019 You are the network. Let’s build this thing together. LoRaWAN技術最新動向 とTTIビジネスモデル
- 2. ・主旨 2019年1月31日、2月1日とアムステルダム で開催されましたLoRaWAN開発者向け会議 The Things Conferenceに於いて ・LoRaWAN技術最新動向 ・TTI (The Things Industries）ビジネスモデル について説明します。
- 3. 名称 機能 設置者 LoRaノード （DEVICE) LoRaWAN対応IoTデバイス ゲートウェイとLoRa無線伝送を行う エンドユーザ or ベンダー ゲートウェイ (GATEWAY) LoRa無線伝送をバックエンドに転送 エンドユーザ or プライベート ルーター （ROUTER） ゲートウェイプロトコル変更、ステータス＆メタデータ付与 ダウンリンク設定、デバイスアドレス抽出 TTN or プライベート(TTI) ブローカー (BROKER) 重複トラフィック排除、アプリケーション検索、 メタデータ集約・付替、フレームカウンタチェック TTN or プライベート(TTI) ハンドラー (HANDLER) メッセージ複合化、ペイロード変換、アプリケーションI/F変換 ペイロード変換、メッセージ暗号化 TTN or プライベート(TTI) アプリケーション （APPLICATION) 外部サーバ上で動作し、エンドユーザ用タスクを実行 エンドユーザ or ベンダー 出所：https://www.thethingsnetwork.org/article/the-things-network-architecture-1 LoRaWANネットワークサーバー
- 5. ・世界各都市ごとに非営利で LoRaWANコミュニティを創設 ・最低条件として8名の参加メンバー ・基本機能とコミュニティ運営ツール ・API連携対応可だが基本自己責任 ・現在国内22都市で自主運営中 ・2018年からサービス開始 ・顧客オンプレミス環境に有償対応 ・基本機能＋カスタマイズ有償対応 ・チューニングや既存システム連携可 ・欧州キャリアや欧州大手企業実績有 ・国内ではこれから拡販開始予定 オランダ・アムステルダム本社 TTI BV PEERING ※ 国内22カ所 TTNコミュニティ https://www.thethingsnetwork.o rg/country/japan/
- 6. LoRaWANサービス提供事業者（国内、海外） 国内事業者 海外事業者 LoRa変調技術を発明 したNicolas Sorninが 主となり設立した LoRaWAN技術推進 の業界団体 有料 無料 The Things Network(TTN) 世界各地の地域メンバーが コミュニティネットワークとして運営 PEERING
- 9. LoRaWAN技術最新動向 1. TTN Stack V3正式リリース 2. LoRaWAN 新PHY(新変調方式)とLEO (Low Earth Orbit) 3. LoRa Cloud Geolocation リリース 4. Mbed OSとFOTA (Firmware update Over The Air) 5. 低価格多機能センサ Generic Node リリース
- 10. 1. TTN Stack V3 正式リリース https://www.youtube.com/watch?v=qx7owPVmMLk&t=25s ※ 下記Webinarをご参照ください プライベイトgateway マルチテナント マルチリージョン 自動スケール FOTA SLA サポート リリース The Things Network X X Ｏ Ｏ X X X 2019 Q1 TTI SaaS Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ Ｏ 2019 Q1 TTI Private Cloud Ｏ Ｏ Ｏ X Ｏ X Ｏ 2018 Q4 TTI Images Ｏ Ｏ Ｏ X Ｏ X Ｏ 2018 Q4 TTI LoRaWAN Stack Ｏ X X X X X X 2018 Q4 https://github.com/TheThingsNetwork/lorawan-stack ※ TTN Stack V3 ソースコード 2019年2月公開
- 14. 2. LoRaWAN 新PHYとLEO ＊ LoRaWAN リレー
- 16. ３．LoRa Cloud Geolocationリリース LoRa Cloud Geolocation サービス COLLOS http://preview.collos.org/
- 17. ３．LoRa Cloud Geolocationリリース ■LoRa Cloud™ Geolocaitonの特長： ・LoRaWANベースのゲートウェイから信号強度、信号対雑音比、 および到着時間のデータを受け取り、推定された位置を返す シンプルなAPI ・正確な到着時刻データの有無にかかわらず、すべてのLoRaWAN ベースのゲートウェイをサポート ・全てのLoRaWANベースのネットワーク上のLoRaWANベースの デバイスとの互換性 ・精度を向上させるために単一のクエリーに複数のパケット （アップリンク）を含めるためのオプション ・クエリに含まれる全ての必要なデータを含む100％ステートレス ・デバイスIDを必要としない - デバイス全体の匿名性が保証 ・ゲートウェイごとに複数のアンテナをサポート ・パブリッククラウドまたはオンプレミスに展開が可能
- 18. ３．LoRa Cloud Geolocationリリース https://www.youtube.com/watch?v=e_wYgatzW_I *地元オランダ通信キャリア KPN MULTILATERALなLoRa Geolocationについて説明
- 20. 4. Mbed OSとFOTA 実は、FOTA (FUOTA)はこの二人が開発した！ http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-1048.html
- 21. 4. Mbed OSとFOTA https://www.youtube.com/watch?v=SSbDT1jxxwg&t=149s *The Things NetworkでFOTA GITHUB https://github.com/ARMmbed/lorawan-fota-demo
- 22. 5. 低価格多機能センサ Generic Node https://www.youtube.com/watch?v=cbOuo-wL2Ms&t=195s *Microchip Secure Boot参照動画 https://github.com/ARMmbed/mbed-os-example-lorawan-atecc608a *GITHUB
- 23. 5. 低価格多機能センサ Generic Node https://www.genericnode.com/ *Generic Nodeサイト
- 24. 5. 低価格多機能センサ Generic Node *Generic Nodeのサンプル
- 25. TTI (The Things Industries）ビジネスモデル *Enterprise 価格表 ※ Deploymentモデルにつきましては別途打ち合わせおねがいします。 Bundle1 Bundle2 Bundle3 Number of Device 1,000 10,000 100,000 Applications Unlimited Unlimited Unlimited User Accounts 10 20 50 Gateways Unlimited Unlimited Unlimited Storage(days) 180 days 180 days 180 days Minimum Contract Term 3 months 6 months 12 months Help Desk Support Baseline Standard Extended Price per Month お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ
- 26. どうもありがとうございました The Things Networkアンバサダー 吉田 秀利 hide@thethingsnetwork.org https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/ 2019.４.12