2. 2Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
能登 弘
の と ひろし
株式会社 野村総合研究所( NRI )
マルチクラウドインテグレーション事業本部
プラットフォームアーキテクチャー開発一部
テクニカルエンジニア
2014年〜
asleadの社内展開を担当
2018年8月〜
Mattermost社内向けサービス開発
および展開を担当
3. 3Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
高いユーザビリティ
大規模利用に耐えうるスケーラビリティ機能
オンプレミス対応の高いセキュリティ
OSSによる高いカスタマイズ性
なぜMattermostを選定したか
4. 4Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
月間アクティブユーザ率
アクティブユーザ数
1ヶ月以内にログインしたユーザ
1ヶ月以上非アクティブ
8300+
90%+
弊社内導入状況
9. 9Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
15万社をユーザにもち、
Fortune 100企業のうち80%の企業が
Atlassian社ツールを採用
高度なカスタマイズ性を備えた
プロジェクト管理ツール
進捗・ワークフロー管理など
10. 10Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
15万社をユーザにもち、
Fortune 100企業のうち80%の企業が
Atlassian社ツールを採用
高度なカスタマイズ性を備えた
プロジェクト管理ツール
進捗・ワークフロー管理など
13000+アクティブユーザ数
14. 14Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
大規模プロジェクトで朝会 / 夕会を削減し、業務を効率化
Excelで障害(発生課題)を管理し、朝夕のオフライン会議で担当割当・
状況確認・相談を実施
• 関係者(特に有識者)全員が集まる必要があり、非効率
• 担当の割当・初動・対応が迅速に行えない
管理をJiraに集約し、新規・更新情報をMattermostに通知
• 障害の発生都度その場で担当割当が可能となった
• 対応開始までの時間が短縮された
• 情報共有のための時間(朝会 / 夕会)が不要となった
Before
After
+
15. 15Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
情報の見え方を統一し、
ヘルプデスク運用担当者の業務負荷を軽減
メールで申請等の通知を受け取り、通知を起因に運用担当者が対応
• メール振り分け設定を、個々の担当者で実施する必要がある
• 振り分けルールの統一や更新が難しい
• 通知情報を個々人が独自に扱うため、通知見逃しが発生しや
すく、業務変更の負荷が高い
通知情報をMattermostに集約し、全担当者共通の情報で業務
• 運用者の出入りの際に、複雑な振り分け設定が不要となった
• 通知の見逃しがへり、ユーザへのレスポンスが早くなった
• 他業務領域の見通しもよくなりフォローができるようになった
Before
After
ユーザ申請
プロジェクト追加申請
QA
設定変更申請
改善要望
18. 18Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
社会インフラを支えるコンピュータ機器を運用
データセンターサービス本部
コンビニ
証券会社
ATM
自動車・バイク向け保険
19. 19Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
東京第一データセンター
(兼監視拠点)
横浜第一データセンター
(兼監視拠点)
大阪データセンター
(兼監視拠点)
横浜第二データセンター
大阪第二データセンター
(兼監視拠点)
みなとみらい
大連
札幌
データセンター(兼監視拠点):5拠点
専用監視拠点 および 執務拠点:5拠点
大手町
中之島
20. 20Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
東京第一データセンター
(兼監視拠点)
横浜第一データセンター
(兼監視拠点)
大阪データセンター
(兼監視拠点)
横浜第二データセンター
大阪第二データセンター
(兼監視拠点)
みなとみらい
大連
札幌
データセンター(兼監視拠点):5拠点
専用監視拠点 および 執務拠点:5拠点
大手町
中之島
どんな時でも極力サービスを継続するために
多拠点間の円滑なコミュニケーションが重要
21. 21Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
東京第一データセンター
(兼監視拠点)
横浜第一データセンター
(兼監視拠点)
大阪データセンター
(兼監視拠点)
横浜第二データセンター
大阪第二データセンター
(兼監視拠点)
みなとみらい
大連
札幌
データセンター(兼監視拠点):5拠点
専用監視拠点 および 執務拠点:5拠点
大手町
中之島
どんな時でも極力サービスを継続するために
多拠点間の円滑なコミュニケーションが重要
災害発生時
22. 22Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
• 災害発生時は、携帯端末で連携をとりなが
ら各拠点に出社
• 移動中にも情報のキャッチアップ・判断・
指示を随時実施
拠点A, B・・・
災害発生時
の業務の背景
抱えていた課題
23. 23Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
• 取り纏め役を配置するなどし、多種多様な情報を迅
速に多拠点・多チームで共有が必要
対策本部長
事務局
取り纏め
対策チーム
リーダー
リーダー
DC運用
チームA
リーダー
チームB
リーダー
チームC
リーダー
災害発生時
の業務の背景
抱えていた課題
24. 24Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
携帯端末 + メールで情報を
処理しきれない
• メールの操作性(一覧 + 内容)が大量の情報を処理する
には不向き
• 振り分け機能が貧弱で情報が分類できず処理しきれな
い
災害発生時
の業務の背景
抱えていた課題
26. 26Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
手段を組み合わせることで
これまでの良さを残しつつ
より安全に・迅速に・見やすく
メール + メール連携 + Mattermost
27. 27Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
メール
メール連携
Mattermost
実績あるサービスレベル
• 長年に渡り運用され、災害時対応も行ってきた実績
既存システムからの通知
• 既存システムはメールでしか通知できないものが多い
28. 28Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
メール
メール連携
Mattermost
既存のメールを使った通知や、既存システムからの通知をRPA
ツールで受け取り、適切なチャンネルへ内容を連携
DC障害
インシデント共有
設備障害
・
・
・
29. 29Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
メール
メール連携
Mattermost
• 多種多様な情報がMattermost
に一元化・整理され、キャッチ
アップが容易となった。
• 大量の情報のナナメ読みが可能
となり、キャッチアップのため
の時間が大幅に削減された。
30. 30Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
メール
メール連携
Mattermost
機動的なやり取りが必要な情報連携を
Mattermostに移管
• 参集状況・現在地情報
• インシデント内容連携
• 対応状況報告・相談
31. 31Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
メール
メール連携
Mattermost
取り纏めによる情報中継なく、リーダーが現場の状
況をリアルタイムで把握可能に
対策本部長
事務局
取り纏め
対策チーム
リーダー
リーダー
DC運用
チームA
リーダー
チームB
リーダー
チームC
リーダー
36. 36Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション 情報セキュリティ部
A本部セキュリティ担当
A本部 B本部
部長A 部長B
GM A GM B
現場 現場
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
B本部担当
①本部セキュリティ担当者連絡会
②部室長会
③部推進
④グループ定例
一方通行
現場現場 現場
37. 37Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション A本部セキュリティ担当
A本部 B本部
部長A 部長B
GM A GM B
現場 現場
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
B本部担当
情報セキュリティ部
現場現場 現場
双方向
38. 38Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
お待たせしました。8/20から、github.comの閲覧・DL操作への対外通信
許可申請が不要になります。
ご対応ありがとうございます。GitHub上でコード書いたりするのはログインが
いるから、申請が必要ということですね。
ルールを作ったり厳しくするのは簡単ですが、その逆は大変かと思います。
今後共よろしくお願いします。
GitHubへの通信は暗号化されているため通信種別の区別がつかず、短
期策でいったん規制をかけました。
閲覧・DLを開放し、PUTは許可制とするには、SSLデコードが必要となる
ためその検証と設定変更で中期策として対応いたしました。
ありがとうございます!お疲れ様でした!
39. 39Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
お待たせしました。8/20から、github.comの閲覧・DL操作への対外通信
許可申請が不要になります。
GitクライアントのHTTPS通信が問題ないかは検証されていますか?
情報セキュリティ部から利用してるGitクライアントをヒアリングされたので、
その後検証されたものがあれば対応状況を把握したいです。
以下のアプリケーションで確認しています。
・・・・
git clone の過程で git-upload-pack への POST があり、そこで弾かれ
てしまうのですがどうすれば回避できるかご存知でしょうか?
申請が足りないように見受けられます。該当の通信は対外通信許可申
請が必要です。
アナウンス内容を一部誤った理解をしておりました。ありがとうございます。
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身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
これまでのコミュニケーションラインに加えて利用することで、
現場の理解度・満足度を素早く向上させることができた
41. 41Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
情報セキュリティ部から
全社へ情報発信するケース
これまでのコミュニケーションラインに加えて利用することで、
現場の理解度・満足度を素早く向上させることができた
組織横断のコミュニケーションラインが自発的に生まれる
さらに・・・
43. 43Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
A本部 B本部
部長A 部長B
GM A GM B
現場 現場 現場現場 現場
本部長 本部長
社長
NRI
A部 B部
44. 44Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
A本部 B本部
部長A 部長B
GM A GM B
現場 現場 現場現場 現場
本部長 本部長
社長
NRI
A部 B部
各組織用のコミュニケーションスペース
45. 45Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
A本部 B本部
部長A 部長B
GM A GM B
現場 現場 現場現場 現場
本部長 本部長
社長
NRI
A部 B部
組織横断のプロジェクト用スペース
52. 52Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
身近な活用事例
組織横断
コミュニケーション
重要連絡
新人日報
組合
勤怠連絡
サテライトオフィス
育児
共有情報
AWS
部の情報発信は「重要連絡」チャンネルで発信するので、
部員は全員ログインして確認すること!!
部長
勤怠連絡・テレワークの連絡はチャットでOK!!
部長
ちょっと他のことにも活用してみよう
もっと他のことにも活用してみよう
53. 53Copyright(C) Nomura Research Institute, Ltd. All rights reserved.
他ツールとMattermostとの連携で、業務改善のポイントが見えてくる
Jiraとの連携で業務スピードの改善
Jiraとの連携で情報の見え方の統一
メールとの連携でみやすさ向上・情報共有スピードの向上
組織横断のコミュニケーションが自然発生する
展開の工夫
組織用・プロジェクト用と使い分け、情報統制をしつつ使いやすいコミュニケーショ
ン設計
上の立場の人の協力が展開速度を加速する
Wrap Up