SlideShare une entreprise Scribd logo
1  sur  57
組織の経済学 2015年1月25日
オリエンテーション:自己紹介
 グループでそれぞれ自己紹介をお願いします
 お名前
 お仕事
 参加の動機 等
2
オリエンテーション:組織の経済学って?
 古い経済学
 企業=利潤最大化を行う経済主体であり、イン
プットからアウトプットへの変換を行う
 どのように変換するのかは説明されない(ブラッ
クボックス)
3
インプット アウトプット
企業=ブラックボックス
オリエンテーション:組織の経済学って?
4
 組織の経済学
 ビジネスにおける組織デザインや慣行の合理性を
経済学の観点から検討
 ケーススタディ中心の経営学と補完関係
オリエンテーション:組織の経済学って?
5
市場 組織
境界
オリバー・ウィリアムソン
→2009年 ノーベル経済学賞
オリエンテーション:組織の経済学って?
 (過去の)日本的経営にも経済合理性があった?
 終身雇用・年功序列
 株式の持ち合い、メインバンク
 自動車メーカーが部品メーカーをケイレツ化
 経済合理性がなければ継続しない
→キャッチアップ型の経済成長を行っている時期
の環境には適応していたが・・・
6
オリエンテーション:組織の経済学って?
 具体例①:鉄鋼会社のM&A
 鉄鋼業界第2位のA社が同業他社(製造方法や製品
が同じ)で第4位のB社を買収
 B社単独(スタンドアローン)の株式価値は100億
円だが、A社はプレミアムを付けて120億円で買収
した
 なぜか?
7
オリエンテーション:組織の経済学って?
 規模の経済
 生産規模が大きい程、単位当りの固定費の負担が
低くなる
 同業他社を買収(水平統合)する理由
8
オリエンテーション:組織の経済学って?
 具体例②:電機メーカーのM&A
 総合電機メーカーのX社はY社を買収することによ
り、X社としては新規事業であるリチウム電池市場
に参入
 Y社単独(スタンドアローン)の株式価値は100億
円だが、X社はプレミアムを付けて120億円で買収
した
 なぜか?
9
オリエンテーション:組織の経済学って?
 範囲の経済
 共通の経営インフラ(購買、営業等)を活用して、
異なる製品・サービスを一緒に生産・提供するこ
とで、単品しか生産・提供しない場合よりもコス
トが下がる
 企業が多角化する理由
10
オリエンテーション:組織の経済学って?
 具体例③:繊維メーカーのM&A
 飛行機メーカーのα社は、機体を作るために炭素繊
維を購入しているサプライヤーのβ社を買収
 β社単独(スタンドアローン)の株式価値は100億
円だが、α社はプレミアムを付けて120億円で買収
した
 なぜか?(グループディスカッション)
11
オリエンテーション:組織の経済学って?
 不完備契約、ホールドアップ問題
 複雑な取引において、お互いの義務を網羅的に定
義する契約は不可能
• α社:生産能力を拡大するため、β社に設備投資
をして欲しい
• β社:α社専用設備(関係特殊的投資)への投資
はしたくない→α社との取引が終了すると回収
できないから(埋没費用)
 過少投資を解消するために買収(垂直統合)
12
オリエンテーション:組織の経済学って?
 応用例
 垂直統合型 vs 水平分業型
(日本の総合電機メーカー vs アップル)
 アウトソーシング
13
オリエンテーション:組織の経済学って?
 ゲーム理論
 寡占市場等、少数の参加者で構成される市場をモ
デル化
 相手の行動を考慮にいれて、自分の行動を決定
14
オリエンテーション:組織の経済学って?
 じゃんけん
 「グー」と「パー」しか出せない場合、あなたは
何を出しますか?
15
オリエンテーション:組織の経済学って?
 じゃんけん
 「チョキ」は手の動きが複雑になるので、最初の
手としては(一般的に)避けられる傾向
 従って、(一般的に)最初は「グー」か「パー」
を出す可能性が高い
 これを前提にすると「パー」を出すことで勝つ確
率が高まる ⇒ ゲーム理論の実践
 ただし、上記を理解している人は戦略的に「チョ
キ」を出す可能性も
16
オリエンテーション:組織の経済学って?
 具体例④:製紙会社の生産能力拡大
 N社とO社は同じ製品を生産しており、翌年の生産
能力を拡大するか、決めなくてはいけない
 生産能力を拡大すると大きなシェアを確保できる
可能性があるが、供給過多により市場価格を下げ
る可能性もある
 100%の稼働率を想定
17
オリエンテーション:組織の経済学って?
 戦略形ゲーム(同時に意思決定を行う場合)
 両者はお互いの行動に対して結果(経済的利得)
を正しく予測できる場合、どのように行動する?
(グループディスカッション)
18
O社
拡大しない 拡大する
N社
拡大しない (18,18) (15,20)
拡大する (20,15) (16,16)
左側がN社、右側が
O社の利得
N社の視点
O社の視点
O社
拡大しない 拡大する
N社
拡大しない (18, 18) (15, 20)
拡大する (20, 15) (16, 16)
オリエンテーション:組織の経済学って?
 ナッシュ均衡→相手が他の選択肢を選ぶ動機が無く
なる(安定)
 N社の戦略:O社の選択に係わらず「拡大する」
 O社の戦略:N社の選択に係わらず「拡大する」
19
ナッシュ
均衡
本当はお互い「拡大しな
い」方が良いのに・・・
→囚人のジレンマ
オリエンテーション:組織の経済学って?
 応用例:支配戦略が存在しない場合
 下表におけるナッシュ均衡は?(グループディ
スカッション)
20
O社
拡大しない 小規模拡大 大規模拡大
N
社
拡大しない (18,18) (15,20) (9,18)
小規模拡大 (20,15) (16,16) (8,12)
大規模拡大 (18,9) (12,8) (0,0)
左側がN社、右側が
O社の利得
オリエンテーション:組織の経済学って?
 ナッシュ均衡は両者とも「小規模拡大」
21
N社の視点
O社の視点
O社
拡大しない 小規模拡大 大規模拡大
N
社
拡大しない (18, 18) (15, 20) (9, 18)
小規模拡大 (20, 15) (16, 16) (8, 12)
大規模拡大 (18, 9) (12, 8) (0, 0)
ナッシュ
均衡
オリエンテーション:組織の経済学って?
 応用例:後出しじゃんけん
 コニーちゃんがチョキを出した時、あなたは何を
出しますか?
22
Copyrights: Fuji Television Kids Entertainment Inc
オリエンテーション:組織の経済学って?
 応用例②:展開形ゲーム
 もしN社の1年後にO社が意思決定する場合はど
うなる?(グループディスカッション)
23
O社
拡大しない 小規模拡大 大規模拡大
N
社
拡大しない (18,18) (15,20) (9,18)
小規模拡大 (20,15) (16,16) (8,12)
大規模拡大 (18,9) (12,8) (0,0)
左側がN社、右側が
O社の利得
N社
拡大しない O社
拡大しない (18, 18)
小規模拡大 (15, 20)
大規模拡大 (9, 18)
小規模拡大 O社
拡大しない (20, 15)
小規模拡大 (16, 16)
大規模拡大 (8, 12)
大規模拡大 O社
拡大しない (18, 9)
小規模拡大 (12, 8)
大規模拡大 (0, 0)
オリエンテーション:組織の経済学って?
24
O社の視点
N社の視点
N社による戦略的
コミットメント
→O社の選択肢を
限定する
T+1年
T年
組織の経済学 目次
1. 組織は重要か
2. 経済組織と効率性
3. コーディネーション:市場と組織
4. 計画と行動のコーディネーション
5. 限定合理性と私的情報
6. モラル・ハザードと業績インセン
ティブ
7. リスク・シェアリングとインセン
ティブ契約
8. レントと効率性
25
9. 所有と財産権
10.雇用政策と人的資源のマネジメン
ト
11.内部労働市場、職務配置、昇進
12.報酬と動機づけ
13.経営者および管理者の報酬
14.投資とファイナンスの古典的理論
15.金融構造、所有、コーポレート・
コントロール
16.企業の境界と構造
17.経営・経済システムの進化
第1章:組織は重要か
GM:アルフレッド・スローンがCEOに就任、事業
部制を採用
市場をセグメント化し、それぞれに独立した権限
を持つ経営チームが担当(独立採算制)
本部はスタッフ機能及び全体戦略に関するコー
ディネーション(部品共通化による規模の経済
性)
「組織は戦略に従う」A.D.チャンドラー
トヨタで販売の神様と呼ばれた神谷正太郎氏も日
本GM出身
26
第1章:組織は重要か
トヨタ:JIT生産によって在庫を削減
工程保証(品質の作り込み)
アンドン(不具合が見つかった場合は作業者が生
産ライン停止)
ケイレツ化(サプライヤー支援)
自働化(産業用ロボット等への省人化投資)
多能工化(作業員間の助け合い)
大部屋(チーフエンジニアを中心に設計・開発に
関する情報を共有することで開発期間を短縮)
27
ハドソン・ベイ(HBC)vsノースウエスト(NWC):
カナダでビーバーの毛皮を加工してロンドンへ輸出
28
HBC NWC
意思決定 • 現地のことを知らないロンド
ンの貴族によって経営
• (ハドソン湾の凍結で航海が
できない期間がある等)意思
決定に時間がかかった
• 2つの事業体(マーケティン
グを行うロンドンの企業家と
カナダの毛皮産地の商人)に
よるパートナーシップ
• 現地への権限委譲が行われて
おり、迅速な意思決定
取引形態 • 仲買人 • 直接取引
賃金体系/
昇進
• 固定給
• 貴族が支配しており、経営者
にはなれない
• 責任/業績に見合った報酬
• 共同経営者になれる可能性
第1章:組織は重要か
ソロモン・ブラザーズ:トレーダー
クオンツを駆使して、トレーディング・自己勘定取
引を活発化→トレーダーが大きな権限を保有
ジョン・メリウェザーによる債券アービトラージ
(ウォール街の帝王)
業績給→従業員間の競争・情報共有を阻害→報酬の
一部を株式→企業と個人の利害を一致
米国国債の不正入札によって信用失墜→ウォーレ
ン・バフェットの仲介によって、トラベラーズ・グ
ループ(現シティグループ)傘下のスミス・バー
ニーと合併して現在に至る 29
第1章:組織は重要か
共産主義(旧ソ連)
資本は国家もしくは集団で所有
国家による資源配分(計画経済)
− 市場メカニズムによる調整機能が働かない
− ノルマを達成するために品質を犠牲にする
− ラチェット効果:今期のノルマを達成すると、来期
は更に高いノルマが課される
• ノルマ以上の生産量を達成する必要がない
• 適当な理由を付けて、生産能力をごまかすインセ
ンティブ
30
第1章:組織は重要か
グループディスカッション
ファーストフードのチェーン店:本社決定事項 vs 現
場の管理者が決定する事項
− バイトの時給
− 価格
− 調理方法
− 仕入先
戦場:司令官が決定する事項 vs 現場の指揮官が決定
する事項
31
第1章:組織は重要か
(参考)イラク戦争
高度にIT化された中央集権組織による空爆・無人兵
器・特殊部隊中心の機動戦(ラムズフェルド)
− フセイン政権打倒までは効果的→治安維持に失敗
− 市街地は遮蔽物等もあり、自爆テロや即製爆弾に対
して、無人偵察機も軍事衛星も効果無し
− 中央からの指示に数分間(敵も味方も移動)
− テロ組織は市民に紛れ込み、米軍はテロを恐れて作
戦行動以外の時間を強固な砦で過ごす
− 市民はテロ組織を支援してはいないが、米軍に協力
したら後でテロ組織に殺されることの恐怖 32
第1章:組織は重要か
現場指揮官による試行錯誤+ラムズフェルド更迭
ペトレイアス司令官による分権型組織
− 現場の意見を尊重(ボトムアップ型)
− 被害を恐れて砦に隠れることなく、(現場に近
い)交番に駐在
− 市民の理解(テロを匿わなくなった)を得て、テ
ロと市民を隔離することで米軍被害が激減
(出所:ティム・ハーフォード「アダプト思考」)
33
第1章:組織は重要か
中央集権組織 vs 分権型組織
中央集権組織の課題
− 情報伝達(タイムリーに正しく、暗黙知をどう伝え
るか)
• 例:イラクに大量破壊兵器が存在しないと報告して
きた調査員を冷遇→トップに近づく程、情報が劣化
− 環境(情報)に適応するまでにタイムラグが発生
分権型組織の課題
− 個別最適に陥りがち(タコツボ化)→全体戦略との
整合を図るための調整費用が高くなる
34
第1章:組織は重要か
(参考)分権型組織のコーディネーションの難しさ
− 米空軍がイラク飛行禁止区域に飛行する機体を撃墜
• 実は、米陸軍のブラックホーク(ヘリ)だった
• 空軍の定義において航空機(高高度)にはヘリコプ
ター(低高度)が含まれていなかった→空軍の敵味
方識別信号は独自のもの(陸軍に通知していない)
• 飛行禁止区域に入る全ての航空機は特定の周波数に
切り替える義務・ルールがあったが陸軍の慣習(周
波数の切り替えは危険を伴うので行わない=実用的
逸脱)に従い、ブラックホークは遠距離用周波数を
使い続けた
35
第1章:組織は重要か
優れた組織
情報を持つ人に意思決定の権限を委譲することで環
境の変化に迅速に対応
− GM:事業部長
− トヨタ:主査、現場の作業者
36
第1章:組織は重要か
第2章:経済組織と効率性
組織の定義
契約論からのアプローチ
− 契約の束
• 顧客や従業員、仕入先等がそれぞれ個別に契約し
て事業を行うと・・・
→n人の場合、契約の数はn(n-1)/2
• それよりは法人としてまとめて契約する方が効率
的(利害調整が容易)
37
第2章:経済組織と効率性
組織の定義
取引費用からのアプローチ→取引費用の最小化
− 調整費用(マッチング)
• 証券取引所等の市場運営費用
• 市場調査の費用等
− 動機付け費用(モニタリング)
• 情報の非対称性によって生じる機会損失
• 機会主義的行動を抑止するための費用
38
取引特性
資産の特殊性
− 特定取引以外に活用できない資産に投資する場合、
十分な回収見込みがなければ投資できない
取引の頻度と継続期間
− 一時的な取引ではなく、長期間継続する取引の場合、
明文化された契約書がなくても、相互調整によって
紛争解決等の費用を低減することが可能
不確実性と複雑性
− 契約時点で取引内容が明確に決まっていない場合、
権利や義務等の手続きを規定する 39
第2章:経済組織と効率性
グループディスカッション
道路沿いのレストランと地元の人がよく通うレス
トランでは、どちらの方がチップが高いか?その
理由は?
CATV会社が各家庭にケーブルを敷設する際、こ
の投資はどの程度特殊性を持つか?料金設定につ
いてはどのように考えるべきか?
• スカパーが割引キャンペーンを行った結果、衛
星放送に乗り換えられてしまった場合・・・
40
第2章:経済組織と効率性
関係特殊的資産→ホールドアップ問題の例
A社は自社製品のみに使用可能な専用部品の生産と、
専用設備への投資をB社に依頼
部品生産開始後、A社は当初の約束よりも低い価格
をB社に要求
• 拒否=取引を打ち切ると通告(ホールドアップ)
• B社にとっては埋没費用であり、少しでも回収でき
た方がまし→A社の要求を受け入れざるを得ない
ホールドアップ問題のリスクを考えると十分な投資
はできない→過少投資に陥る可能性
41
第2章:経済組織と効率性
取引特性
業績測定の難しさ
− 契約履行の程度が正確に測定できない場合は有効な
インセンティブを与えることが困難なので、正確に
測定できる仕組みが必要
42
第2章:経済組織と効率性
グループディスカッション
棒高跳びのセルゲイ・ブブカは世界記録を35回も更
新したが、なぜ、こんなに回数が多くなったのか?
ホワイトカラーの人事評価はどのような仕組みで行
われているのか?またそれはなぜか?
アメリカのCEOの報酬が従業員の平均よりも数百倍
も高いのはなぜか?
43
第2章:経済組織と効率性
業績測定
世界記録を更新する度にボーナスが支給された
− 練習ではもっと高く飛べたかもしれないのに、1cm
刻みで記録を更新していった
− インセンティブ設計が重要
ホワイトカラーの生産性→客観的な測定が困難
− 相対的(A/B/C/D)に評価(トーナメントモデ
ル)
44
第2章:経済組織と効率性
業績測定
CEO本人の業績に対する報酬というよりも、部下が
よく働くためのインセンティブ
高額の報酬=クビになったときのコスト(機会損
失)が大きくなる→株主から解任されないように意
思決定が行われる
企業がお互い、社外役員に就任する(インターロッ
ク)ことで牽制機能が機能せず、報酬が高止まり
45
第2章:経済組織と効率性
取引特性
他の取引との連結性
− 個別の取引が相互に関連する場合、中央の調整メカ
ニズムを強化するか、取引関係者を少なくすること
でコーディネーション費用を低減する
46
第2章:経済組織と効率性
グループディスカッション
19世紀のアメリカで鉄道が全国を網羅するまで数十
年を要した主な理由は?
− 1840年:2,808マイル→1870年:52,922マイル
(大陸横断鉄道開通)→1890年:163,597マイル
47
第2章:経済組織と効率性
規格の統一
鉄道のレールの幅が異なっていると、いちいち貨物
を積み替えなければならない
− 日本では世界標準と比べて狭い軌道が一般的(明治
時代、新橋~横浜間で採用されたため)
− 一部の地下鉄(銀座線・丸の内線等)や私鉄(京
急)は標準の軌道を採用→乗り入れが難しい
政府や業界団体等の上位組織による技術・規格の標
準化(コーディネーション)が必要
− 多くの企業が参入→価格競争が生まれ、市場が拡大
48
第2章:経済組織と効率性
資産効果=資産額の違いによる選択の変化
誰にとっても10,000円紙幣の価値(効用)が同じ
− 資産効果が存在しないと仮定した場合、いかに価値
を分配するかという問題はいかに価値を創出するか
という問題と完全に分離できる
49
第2章:経済組織と効率性
資産効果=資産額の違いによる選択の変化
価値最大化原理(コース)
− 当事者が交渉によって効率的な合意に達し、彼らの
選好に資産効果が存在しない場合(=分配が問題に
ならない)、効率性だけが活動を選択する上での決
定要因となる→全ての経済活動が当事者たちの総価
値を最大化するように決定される
− 従って、取引費用を最小化(=総価値を最大化)す
ることが最適
50
第2章:経済組織と効率性
米国における医学部生インターンと病院のマッチング
安価な労働力を求める病院側の求人数が応募者数を
上回る→青田刈り、内定辞退(契約違反)等
ゲール=シャプレー(GS)アルゴリズム
→安定マッチング
− 全参加者にとって手の届く相手の中でベストなパー
トナーとマッチしている状況(パレート最適)
51
第2章:経済組織と効率性
具体例(3対3の合コン)
それぞれの好みは下表の通り
全員が一人で帰るのは嫌だと考えている
可能な限り、お互いが好みの相手を見つけたい場合、
どのような組み合わせが一番良いか?
(グループディスカッション)
52
第2章:経済組織と効率性
男性陣の好み 女性陣の好み
A君 B君 C君
1位 Xさん Xさん Zさん
2位 Yさん Zさん Xさん
3位 Zさん Yさん Yさん
Xさん Yさん Zさん
1位 C君 C君 B君
2位 A君 A君 C君
3位 B君 B君 A君
1. 各男性が第一希望の女性に一斉にプロポーズ
 A君とB君はXさんへ
 C君はZさんへ
2. 複数の男性からプロポーズされた女性はその中でベ
ストの男性をキープして後はリジェクト
 XさんはA君をキープ、B君をリジェクト
 ZさんはC君をキープ
53
第2章:経済組織と効率性
A君 B君 C君
1位 Xさん Xさん Zさん
2位 Yさん Zさん Xさん
3位 Zさん Yさん Yさん
Xさん Yさん Zさん
1位 C君 C君 B君
2位 A君 A君 C君
3位 B君 B君 A君
3. リジェクトされたB君が第二希望のZさんへ
4. 女性は毎回ベストな男性をキープ、残りをリジェク
ト(キープしていた男性をリジェクトすることも)
 ZさんはC君をリジェクトして、B君をキープ
 XさんはA君をキープしたまま
54
第2章:経済組織と効率性
A君 B君 C君
1位 Xさん Xさん Zさん
2位 Yさん Zさん Xさん
3位 Zさん Yさん Yさん
Xさん Yさん Zさん
1位 C君 C君 B君
2位 A君 A君 C君
3位 B君 B君 A君
5. リジェクトされたC君が第二希望のXさんへ
6. 女性は毎回ベストな男性をキープ、残りをリジェク
ト(キープしていた男性をリジェクトすることも)
 XさんはA君をリジェクトして、C君をキープ
 ZさんはB君をキープしたまま
55
第2章:経済組織と効率性
A君 B君 C君
1位 Xさん Xさん Zさん
2位 Yさん Zさん Xさん
3位 Zさん Yさん Yさん
Xさん Yさん Zさん
1位 C君 C君 B君
2位 A君 A君 C君
3位 B君 B君 A君
7. リジェクトされたA君が第二希望のYさんへ
8. リジェクトされる男性がいなくなった時点で確定
(下表参照)
 各ラウンドで直ちにペアが確定するのではなく、暫
定的な仮マッチとなっているのがポイント。
 1対多数の形にも拡張可能。
56
第2章:経済組織と効率性
A君 B君 C君
1位 Xさん Xさん Zさん
2位 Yさん Zさん Xさん
3位 Zさん Yさん Yさん
Xさん Yさん Zさん
1位 C君 C君 B君
2位 A君 A君 C君
3位 B君 B君 A君
 ひたすら読むエコノミクス(伊藤秀史)
 戦略の経済学(デイビット・ベサンコ他)
 アダプト思考(ティム・ハーフォード)
 人は意外に合理的(ティム・ハーフォード)
 市場を創る(ジョン・マクミラン他)
 経済システムの比較制度分析(青木昌彦他)
57
参考文献

Contenu connexe

En vedette

20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)FED事務局
 
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)Izumi Akiyama
 
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)日本UNIXユーザ会50か年計画(?)
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)法林浩之
 
青空文庫サーバの今と今後
青空文庫サーバの今と今後青空文庫サーバの今と今後
青空文庫サーバの今と今後Keisuke Katsuki
 
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門	ノンプログラマのためのウェブサーバ入門
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門 Atsu Yamaga
 
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)masayoshi takahashi
 
自作サーバ同窓会スライド
自作サーバ同窓会スライド自作サーバ同窓会スライド
自作サーバ同窓会スライドKazuhito Ohkawa
 
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入Takeru Nakazato
 
Unixコマンド入門
Unixコマンド入門Unixコマンド入門
Unixコマンド入門Satosi Sakai
 
20160214 fintech革命
20160214  fintech革命20160214  fintech革命
20160214 fintech革命FED事務局
 
Unix 基礎
Unix 基礎Unix 基礎
Unix 基礎Sho A
 
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバ
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバXenとzfsで作る家庭内VDIサーバ
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバzgock
 
契約理論って何だろう?
契約理論って何だろう?契約理論って何だろう?
契約理論って何だろう?Yosuke YASUDA
 
Unixファイルシステムの歴史
Unixファイルシステムの歴史Unixファイルシステムの歴史
Unixファイルシステムの歴史magoroku Yamamoto
 
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyoMasahiro NAKAYAMA
 
アメーバピグにおける自作サーバ運用
アメーバピグにおける自作サーバ運用アメーバピグにおける自作サーバ運用
アメーバピグにおける自作サーバ運用Akihiro Kuwano
 
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなった
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなったアメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなった
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなったAkihiro Kuwano
 
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルール
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルールSchoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルール
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルールschoowebcampus
 

En vedette (20)

20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(後半)
 
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)
Google先生によるウィルス配布の件(正確にはアドウェアかな…)
 
Unix
UnixUnix
Unix
 
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)日本UNIXユーザ会50か年計画(?)
日本UNIXユーザ会50か年計画(?)
 
青空文庫サーバの今と今後
青空文庫サーバの今と今後青空文庫サーバの今と今後
青空文庫サーバの今と今後
 
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門	ノンプログラマのためのウェブサーバ入門
ノンプログラマのためのウェブサーバ入門
 
Ext4 filesystem(1)
Ext4 filesystem(1)Ext4 filesystem(1)
Ext4 filesystem(1)
 
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)
aozorahackと青空文庫の現状とこれから (OSC 2016 Tokyo/Spring)
 
自作サーバ同窓会スライド
自作サーバ同窓会スライド自作サーバ同窓会スライド
自作サーバ同窓会スライド
 
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入
NGS速習コース:UNIXの基礎の理解/Linux導入
 
Unixコマンド入門
Unixコマンド入門Unixコマンド入門
Unixコマンド入門
 
20160214 fintech革命
20160214  fintech革命20160214  fintech革命
20160214 fintech革命
 
Unix 基礎
Unix 基礎Unix 基礎
Unix 基礎
 
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバ
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバXenとzfsで作る家庭内VDIサーバ
Xenとzfsで作る家庭内VDIサーバ
 
契約理論って何だろう?
契約理論って何だろう?契約理論って何だろう?
契約理論って何だろう?
 
Unixファイルシステムの歴史
Unixファイルシステムの歴史Unixファイルシステムの歴史
Unixファイルシステムの歴史
 
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo
20分でおさらいするサーバレスアーキテクチャ 「サーバレスの薄い本ダイジェスト」 #serverlesstokyo
 
アメーバピグにおける自作サーバ運用
アメーバピグにおける自作サーバ運用アメーバピグにおける自作サーバ運用
アメーバピグにおける自作サーバ運用
 
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなった
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなったアメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなった
アメーバピグにおける自作サーバ運用それからどうなった
 
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルール
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルールSchoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルール
Schoo web campus 誰も教えてくれなかった給料のルール
 

Plus de FED事務局

20170930 金融に未来はあるか
20170930 金融に未来はあるか20170930 金融に未来はあるか
20170930 金融に未来はあるかFED事務局
 
20170604 第2回クルーグマン国際経済学 比較優位
20170604 第2回クルーグマン国際経済学  比較優位20170604 第2回クルーグマン国際経済学  比較優位
20170604 第2回クルーグマン国際経済学 比較優位FED事務局
 
20170402 クルーグマン国際経済学
20170402 クルーグマン国際経済学20170402 クルーグマン国際経済学
20170402 クルーグマン国際経済学FED事務局
 
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章FED事務局
 
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章FED事務局
 
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章FED事務局
 
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章FED事務局
 
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章FED事務局
 
20160319 知識創造企業
20160319 知識創造企業20160319 知識創造企業
20160319 知識創造企業FED事務局
 
20160306 マイナス金利政策
20160306 マイナス金利政策20160306 マイナス金利政策
20160306 マイナス金利政策FED事務局
 
20160228 法と経済学勉強会 v1.0
20160228 法と経済学勉強会 v1.020160228 法と経済学勉強会 v1.0
20160228 法と経済学勉強会 v1.0FED事務局
 
20160131 fintech革命
20160131  fintech革命20160131  fintech革命
20160131 fintech革命FED事務局
 
20160124 第1回法と経済学勉強会
20160124 第1回法と経済学勉強会 20160124 第1回法と経済学勉強会
20160124 第1回法と経済学勉強会 FED事務局
 
20151205 第8回組織の経済学勉強会
20151205 第8回組織の経済学勉強会20151205 第8回組織の経済学勉強会
20151205 第8回組織の経済学勉強会FED事務局
 
20151031 第7回組織の経済学勉強会
20151031 第7回組織の経済学勉強会20151031 第7回組織の経済学勉強会
20151031 第7回組織の経済学勉強会FED事務局
 
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)FED事務局
 
20150627 第5回組織の経済学勉強会
20150627 第5回組織の経済学勉強会20150627 第5回組織の経済学勉強会
20150627 第5回組織の経済学勉強会FED事務局
 
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会20150418 ポーター「競争の戦略」読書会
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会FED事務局
 
20150201 日本経済入門
20150201 日本経済入門20150201 日本経済入門
20150201 日本経済入門FED事務局
 
20140322 第8回valuation勉強会
20140322 第8回valuation勉強会 20140322 第8回valuation勉強会
20140322 第8回valuation勉強会 FED事務局
 

Plus de FED事務局 (20)

20170930 金融に未来はあるか
20170930 金融に未来はあるか20170930 金融に未来はあるか
20170930 金融に未来はあるか
 
20170604 第2回クルーグマン国際経済学 比較優位
20170604 第2回クルーグマン国際経済学  比較優位20170604 第2回クルーグマン国際経済学  比較優位
20170604 第2回クルーグマン国際経済学 比較優位
 
20170402 クルーグマン国際経済学
20170402 クルーグマン国際経済学20170402 クルーグマン国際経済学
20170402 クルーグマン国際経済学
 
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章
20170205 第7回法と経済学勉強会 第16章及び第17章
 
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章
20161030 第6回法と経済学勉強会 第14章及び15章
 
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章
20160919 第5回法と経済学勉強会 事故法_第12章及び第13章
 
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章
20160515 第4回法と経済学 事故法_第10章及び第11章
 
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章
20160403 第3回法と経済学勉強会 事故法_第8章及び第9章
 
20160319 知識創造企業
20160319 知識創造企業20160319 知識創造企業
20160319 知識創造企業
 
20160306 マイナス金利政策
20160306 マイナス金利政策20160306 マイナス金利政策
20160306 マイナス金利政策
 
20160228 法と経済学勉強会 v1.0
20160228 法と経済学勉強会 v1.020160228 法と経済学勉強会 v1.0
20160228 法と経済学勉強会 v1.0
 
20160131 fintech革命
20160131  fintech革命20160131  fintech革命
20160131 fintech革命
 
20160124 第1回法と経済学勉強会
20160124 第1回法と経済学勉強会 20160124 第1回法と経済学勉強会
20160124 第1回法と経済学勉強会
 
20151205 第8回組織の経済学勉強会
20151205 第8回組織の経済学勉強会20151205 第8回組織の経済学勉強会
20151205 第8回組織の経済学勉強会
 
20151031 第7回組織の経済学勉強会
20151031 第7回組織の経済学勉強会20151031 第7回組織の経済学勉強会
20151031 第7回組織の経済学勉強会
 
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)
20150906 第6回組織の経済学勉強会(前半)
 
20150627 第5回組織の経済学勉強会
20150627 第5回組織の経済学勉強会20150627 第5回組織の経済学勉強会
20150627 第5回組織の経済学勉強会
 
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会20150418 ポーター「競争の戦略」読書会
20150418 ポーター「競争の戦略」読書会
 
20150201 日本経済入門
20150201 日本経済入門20150201 日本経済入門
20150201 日本経済入門
 
20140322 第8回valuation勉強会
20140322 第8回valuation勉強会 20140322 第8回valuation勉強会
20140322 第8回valuation勉強会
 

20150125 第1回組織の経済学勉強会