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詩
                        画
                        集


                    水
                    の
                    領
                    分




    画       詩
         
    小       小
    原       原   四
    憲       眞   夷
    二       紀   書
            子   社
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        著
              
              
                      
                         至
                              
                              
                                      
                                         天
                                              
                                                 左
                                                      
                                                         花
                                                              
                                                                 焚
                                                                       
                                                                          冬
                                                                                
                                                                                   秋
                                                                                        
                                                                                           土
                                                                                                
                                                                                                   茸
                                                                                                         
                                                                                                            南
                                                                                                                 
                                                                                                                    果
                                                                                                                         
                                                                                                                            脳
                                                                                                                                  
                                                                                                                                     水
                                                                                                                                          
                                                                                                                                              草
                                                                                                                                                    
                                                                                                                                                       山
                                                                                                                                                            
                                                                                                                                                               春
                                                                                                                                                                    
                                                                                                                                                                        胡
                                                                                                                                                                              
                                                                                                                                                                                 兄
                                                                                                                                                                                      
                                                                                                                                                                                          水
                                                                                                                                                                                                   
                                                                                                                                                                                                       烏
                                                                                                                                                                                                                
                                                                                                                                                                                                                   天
                                                                                                                                                                                                                       目
        者        *       福       *       地       右       弁       き        文        の       地                島       実                源        相        菜       の        蝶        弟                                 狗   次




                                                                                                   		




                                                                                                                            		




                                                                                                                                                                                         	 	
                                                                                                                                                                                                      	 	
        略                                開               を       火        字        音       の                                                  撲        採       巡        蘭
                         	




                                                 	




                                                                                                            	
                                                                                                                    	


                                                                                                                                     	




                                                                                                                                                                                 	




                                                                                                                                                                                                                   	
        歴                                闢               分                         階       名                                                           り       礼




                                                                 		
                                                                          		




                                                                                                                                             	 	




                                                                                                                                                                       	 	
                                                         解                                 ・
                         	




                                                 	




                                                                                                   	
                                                                                                            	
                                                                                                                    	
                                                                                                                            	
                                                                                                                                     	




                                                                                                                                                                                 	
                                                                                                                                                                                         	
                                                                                                                                                                                                      	
                                                                                                                                                                                                                   	
        	




                                         	




                                                                                   	




                                                                                                                                                       	
                                                                                                                                                               	
                                                         す                                 東
                                                         る                                 京
        	


                         	


                                         	
                                                 	


                                                                 	
                                                                          	
                                                                                   	


                                                                                                   	
                                                                                                            	
                                                                                                                    	
                                                                                                                            	
                                                                                                                                     	
                                                                                                                                             	
                                                                                                                                                       	
                                                                                                                                                               	
                                                                                                                                                                       	
                                                                                                                                                                                 	
                                                                                                                                                                                         	
                                                                                                                                                                                                      	
                                                                                                                                                                                                                   	
                                                         	




                                                                                           	
                                                                                                                                                                                              9            7
        47           44                  43 41 39 37 35 33 31 29 27 25 23 21 19 17 15 13 11                                                                                                                        5




3
4
書   聞   天   紅   天   馬   滲   ぽ   天   左   あ   こ   天   天
    き   こ   地   を   狗   と   み   と   狗   右   ら   の   狗
    文   え   を   点   様   化   、   り   様   を   ゆ   日   様   狗
    字   ぬ   見   す   が   す   拡   と   が   憚   る   ノ   が
    と   声   極   箇   跨       が   落   ひ   る   墨   本   隅
    し   で   め   所   り       り   ち   そ   者   絵   で   に
    て   叫       を   、           た   ん   を   に   描   い
    転   ぶ       見   走           墨   で   睨   は   か   る
    句   と       出   り           は   い   め       れ
    と           し   ま               る   る       た
    な               わ
    る               っ
                    て
                    い
                    る




5
6
わ   甲   あ   烏   そ   矢   濃   鳴   烏   わ   耳   た   そ   赤   た   必   紅   烏   烏
    た   高   な   を   の   印   墨   き   の   た   を   い   の   ・   い   死   い   は
    し   く   た   肩   先   が   が   声   黒   し   塞   が   明   黄   て   で   鳥   い
    の   同   と   に   で   変   掠   は   さ   は   い   い   白   ・   い   方   居   つ
    耳   時   い   乗   茫   わ   れ   胸   は   知   で   の   に   緑   は   角   に   も
    に   に   う   せ   然   ら   て   騒   人   っ   鳥   人   関   の   カ   を   止   叫
    そ   低   長   た   と   ず   も   ぎ   々   て   居   々   わ   信   タ   示   ま   ん
    の   い   身       闇   指       そ   の   い   を   は   ら   号   カ   す   り   で
    名   奇   の       が   し       の   影   る   く   頭   ず   の   ナ           い
    を   妙   闇       凝   て       も   で       ぐ   を       ご   で           る
    囁   な   が       る   い       の   あ       る   抱       と
    く   音               る       で   り           え       く
        楽                       あ
        で                       る




7
8
碧   旅   黒   冷   北   地   ア   イ   そ   呆   天   内   歓       流   そ   か   あ   凝   水
    宝   路   々   た   の   中   ラ   ン   し   然   へ   か   喜       れ   の   ぎ   る   縮
    が   の   と   い   極   海   ビ   ド   て   と   抜   ら   も       落   輪   り   い   さ
    足   果   墨   恋   み   を   ア   の   お   蒼   け   外   ま       ち   郭   な   は   れ
    下   て   を   人   へ   経   へ   先   前   白   る   へ   た       る   は   く   海   た
    に       こ   の       て       端   は   と   紺       色       涙   お   透   に   色
    転       ぼ   足               を   ど   な   青       彩           前   明   溶   彩
    が       す   跡               巡   こ   る           に       だ   自   な   け
    る           を               り   へ   滴           含       が   身   墨   る
                辿                   行   り           ま           が
                り                   く               れ           も
                                    の               る           た
                                    か                           ら
                                                                す




9
10
ケ   透   家   父   ケ   こ   薄   絵   弟   兄   学   電   弟   水   麻   力   春   ケ   兄
     イ   き   が   さ   ン   こ   墨   を   は   さ   校   話   を   害   紙   を   の   ン
     き   と   潰   ん   じ   は   の   描   婿   ん   に   ひ   叱   で   の   込   山   じ   弟
     ち   お   れ   が   は   ど   桜   き   養   の   も   と   り   流   山   め   に   と
     兄   る   て   判   考   こ   が   あ   子   書   水   つ   と   れ   肌   す   登   ケ
     さ   水   長   を   え       山   ぐ   に   斎   俣   で   ば   る   に   ぎ   る   イ
     ん   源   く   つ   る       に   ね   い   は   に       す   橋   皺   て       き
     、   の   離   き           け   て   っ   ガ   も       兄   を   が           ち
     い   菊   れ               ぶ   ゴ   て   リ   飛       さ   見   寄
     つ   池   て               る   ル       版   ん       ん   に   る
     死   だ   い                   フ       刷   で       の   行
     ん   よ   た                   し       り   い       額   っ
     だ   。                       て       の   っ       の   た
     の                           い       会   た       よ
     さ                           た       誌           う
                                         で           に
                                         埋           。
                                         ま
                                         っ
                                         て
                                         い
                                         た

11
12
羽   そ   虫   造   迷   浸   虫   微   羽   き   陽   昼   が   造   与   巨   天   な   胡
     ば   こ   が   物   路   食   の   か   の   ら   を   の   、   物   え   大   駆   ぜ
     た   か   空   主   の   す   居   に   縁   き   封   空   そ   主   て   な   け   虫   蝶
     か
     ぬ
         ら
         遙
             虚
             な
                 は
                 放
                     深
                     み
                         る
                         色
                             所
                             が
                                 蒼
                                 く
                                     か
                                     ら
                                         ら
                                         と
                                             じ
                                             込
                                                 を
                                                 覆
                                                     れ
                                                     を
                                                         は
                                                         後
                                                             か
                                                             ら
                                                                 輝
                                                                 く
                                                                     る
                                                                     天
                                                                         に
                                                                         羽   蘭
     翼   か   (   置   に   彩   辛   血   辿   コ   め   う   よ   悔   後   羽   使   が
     の   地   穴   す   陥       う   管   れ   ロ           そ   す       が   の   必
     ご   の   )   る   っ       じ   が   ば   ナ           に   る       ?   ご   要
     と   果   と       て       て   透       が           羽               と   な
     き   て   化       も       わ   け       こ           は               く   の
     花   に   し               か   て       ぼ           拡               透   か
     弁   通                   る           れ           が               き
     に   じ                               る           り               と
     囲   る                                                           お
     ま                                                               る
     れ
     る
     ま
     で




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14
彼   三   異   木   隠   自   光   墨   三   信   紅   蒲   二   振   新   一   俯   三   春
     ら   人   な   芽   さ   ら   の   の   人   じ   い   公   人   り   緑   人   い   人
     の   の   る   も   れ   の   中   黒   目   て   胴   英   目   返   の   目   て   は   の
     訪
     れ
         巡
         礼
             神
             に
                 ま
                 た
                     た
                     鳥
                         腹
                         を
                             で
                             濃
                                 さ
                                 が
                                     が
                                     最
                                         疑
                                         う
                                             衣
                                             が
                                                 の
                                                 茂
                                                     は
                                                     リ
                                                         る
                                                         と
                                                             輝
                                                             き
                                                                 は
                                                                 遠
                                                                     一
                                                                     列
                                                                         日
                                                                         の   巡
     が
     春
         は
         知
             そ
             れ
                 彼
                 ら
                     が
                     囀
                         見
                         つ
                             く
                             な
                                 こ
                                 の
                                     も
                                     深
                                         こ
                                         と
                                             季
                                             節
                                                 み
                                                 を
                                                     ズ
                                                     ム
                                                         い
                                                         う
                                                             に
                                                             魅
                                                                 く
                                                                 先
                                                                     に
                                                                     通
                                                                         下
                                                                         を
                                                                             礼
     そ   ら   ぞ   を   り   め   る   春   く   は   の   踏   を   概   入   を   り
     の   な   れ   め   わ   て   こ   の   俯   な   徴   み   刻   念   ら   行   過
     も   い   祈   が   た   訝   と       く   い   と   し   み   を   れ   き   ぎ
     の       り   け   り   し   を                   め   つ   持   て       る
     で           て       む                       て   つ   た
     あ           萌                                       な
     る           え                                       い
     こ           出
     と           す
     を




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香   手   野   か   文   こ   方   摘   ほ   こ   虫   う   太   時   季   蝶   蕨   春   山
     に   繰   に   か   や   の   違   む   の   ぼ   の   ず   古   の   節   々   は   は
     魅   っ   若   げ   る   屋   え   貴   か   れ   触   ま   の   矢   の   は   ぐ   う   菜
     せ
     ら
         て
         手
             菜
             立
                 た
                 袖
                     う
                     ち
                         敷
                         へ
                             つ
                             つ
                                 公
                                 子
                                     に
                                     苦
                                         た
                                         濁
                                             角
                                             が
                                                 き
                                                 な
                                                     お
                                                     山
                                                         印
                                                         を
                                                             め
                                                             ぐ
                                                                 く
                                                                 る
                                                                     る
                                                                     ぐ
                                                                         ず
                                                                         ま   採
     れ
     て
         繰
         っ
             つ
             腰
                 の
                 そ
                     に
                     小
                         と
                         仮
                             あ
                             の
                                 は
                                 ぐ
                                     い
                                     山
                                         音
                                         が
                                             ち
                                             ょ
                                                 が
                                                 ら
                                                     に
                                                     文
                                                         懐
                                                         柔
                                                             り
                                                             を
                                                                 く
                                                                 る
                                                                     る
                                                                     伸
                                                                         き   り
     蝶   て   紐   の   雪   名   屋   る   菜   種   ん   仮   字   す   確   舞   び
     が   果   を   陰   散   文   敷   ぐ   を   に   と   名   が   る   か   っ   て
     ま   て       の   り   字       る       な   突   に   湧       め   て   い
     た   も               の       め       る   き   な   き       て   い   る
     来   な                       ぐ               る               る
     る   く                       る




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18
金   八           神   目   森   懐   飛   牛   腹   ひ   早   猫   蓮   土   赤   大   素   熊   草
     の   卦           と   覚   の   か   び   が   黒   っ   す   が   華   俵   い   関   早   は
     塩   よ           動   め   な   し   交   額   狸   そ   ぎ   背   を   は   舌   、   い   横   相
     を
     撒
         い
              
                     物   る
                         頭
                             か   い
                                 か
                                     う
                                     鳥
                                         を
                                         黄
                                             が
                                             や
                                                 り
                                                 観
                                                     る
                                                     立
                                                         の
                                                         毛
                                                             避
                                                             け
                                                                 い
                                                                 ま
                                                                     巻
                                                                     き
                                                                         狼
                                                                         ど
                                                                             変
                                                                             わ
                                                                                 綱
                                                                                     撲
     い           ど       の       な   を   色   ん   て   ち   を   つ   だ   、   う   り
     て           ち       明           眺   く   や   い   会   逆   つ   草   吼   と   身
     い           ら       暗           め   染   の   る   い   立   暇   で   え   尻
     る           が       の           て   め   喝   紅   、   て   が   編   た   餅
                 跨       境           い   て   采   狐   待   て   か   み   て
                 ぐ       に           る               っ       か   か   る
                         土                           た       る   け
                         俵                           を
                         が                           か
                         編                           け
                         み                           る
                         込
                         ま
                         れ




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  • 1. 画 集 水 の 領 分 画 詩     小 小 原 原 四 憲 眞 夷 二 紀 書 子 社
  • 2. 2
  • 3.   著       至       天   左   花   焚   冬   秋   土   茸   南   果   脳   水   草   山   春   胡   兄   水   烏   天 目 者 * 福 * 地 右 弁 き 文 の 地 島 実 源 相 菜 の 蝶 弟 狗 次 略 開 を 火 字 音 の 撲 採 巡 蘭 歴 闢 分 階 名 り 礼 解 ・ す 東 る 京 9 7 47 44 43 41 39 37 35 33 31 29 27 25 23 21 19 17 15 13 11 5 3
  • 4. 4
  • 5. 聞 天 紅 天 馬 滲 ぽ 天 左 あ こ 天 天 き こ 地 を 狗 と み と 狗 右 ら の 狗 文 え を 点 様 化 、 り 様 を ゆ 日 様 狗 字 ぬ 見 す が す 拡 と が 憚 る ノ が と 声 極 箇 跨 が 落 ひ る 墨 本 隅 し で め 所 り り ち そ 者 絵 で に て 叫 を 、 た ん を に 描 い 転 ぶ 見 走 墨 で 睨 は か る 句 と 出 り は い め れ と し ま る る た な わ る っ て い る 5
  • 6. 6
  • 7. 甲 あ 烏 そ 矢 濃 鳴 烏 わ 耳 た そ 赤 た 必 紅 烏 烏 た 高 な を の 印 墨 き の た を い の ・ い 死 い は し く た 肩 先 が が 声 黒 し 塞 が 明 黄 て で 鳥 い の 同 と に で 変 掠 は さ は い い 白 ・ い 方 居 つ 耳 時 い 乗 茫 わ れ 胸 は 知 で の に 緑 は 角 に も に に う せ 然 ら て 騒 人 っ 鳥 人 関 の カ を 止 叫 そ 低 長 た と ず も ぎ 々 て 居 々 わ 信 タ 示 ま ん の い 身 闇 指 そ の い を は ら 号 カ す り で 名 奇 の が し の 影 る く 頭 ず の ナ い を 妙 闇 凝 て も で ぐ を ご で る 囁 な が る い の あ る 抱 と く 音 る で り え く 楽 あ で る 7
  • 8. 8
  • 9. 旅 黒 冷 北 地 ア イ そ 呆 天 内 歓 流 そ か あ 凝 水 宝 路 々 た の 中 ラ ン し 然 へ か 喜 れ の ぎ る 縮 が の と い 極 海 ビ ド て と 抜 ら も 落 輪 り い さ 足 果 墨 恋 み を ア の お 蒼 け 外 ま ち 郭 な は れ 下 て を 人 へ 経 へ 先 前 白 る へ た る は く 海 た に こ の て 端 は と 紺 色 涙 お 透 に 色 転 ぼ 足 を ど な 青 彩   前 明 溶 彩 が す 跡 巡 こ る に だ 自 な け る を り へ 滴 含 が 身 墨 る 辿 行 り ま が り く れ も の る た か ら す 9
  • 10. 10
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