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推し技術書「ユースケース駆動開発実践ガイド」
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「推しが100万部売れて欲しい!」 推し技術書LT大会(https://connpass.com/event/183677/)で発表した資料
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1.
推し技術書 「ユースケース駆動開発 実践ガイド」 2020/8/28 須藤圭太 1
2.
自己紹介 ID:suusanex( connpass・Twitter・GitHub共通)
名前:須藤圭太 サイエンスパーク株式会社という独立系ソフトウェアベンダーに所属 4年ほど受託開発で、上流から下流まで全部を回す ここ6年ほどは、自社製品開発を担当 Windowsアプリ開発のネタが多い 勉強会もやってます、最近はオンラインで
3.
本が実務で必要になったシーン IT業界に就職して最初に困った事 「要求を実装に落とす方法」が分からない!
手法が決まっているわけではなく、先輩が教材を使って教えてくれるわけでも ない 良い技術書を探して参考にしないといけない 3
4.
「ユースケース駆動開発実践ガイド」の 発見 基本的な考え方と具体的な一つの手順をはっ きり示してくれたこの本は、最も頼りになっ た この手法自体を実務で何度も使った
「UML」「デザインパターン」を学ぶとっか かりを与えてくれた 一度絶版になったが、今は普通に手に入るし 電子書籍版もある 画像出典: https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/97 84798114453 4
5.
内容の概要 大雑把な要求が書かれた文章から、どうやって詳細設計(クラス図・シーケン ス図)に落としていったら良いのか? その一つの技法を説明した本
技法について簡単な流れを説明して、その後に私が得られたことを紹介します 1. ドメイン分析 2. ユースケース記述 3. ロバストネス分析 4. シーケンス図 5
6.
ドメイン分析 まず用語を洗い出して、その 関係をドメイン図に示す 6
7.
ユースケース記述 その用語を使って、ユースケース記述を「何が」「何に対して」「何をする」 という構成になるように加筆する データを送る 1.
管理者が操作アプリでデータを入力すると、操作アプリはデータ置き場にデー タを送る 2. 続けて操作アプリは結果を表示する 7
8.
ロバストネス分 析 ロバストネス図を書いて ユースケースの漏れ抜けを潰 す
どのクラスにデータを持たせ るかを、クラス図に書く 8 追加
9.
シーケンス図 シーケンス図を書きながら どの機能がどのクラスの責務かを考えたり
デザインパターンを入れたり 色々設計を考えて、クラス図を完成させる 9追加 追加
10.
技法まとめ 設計を漏れなく詳細化していく、考え方のフレームワーク 「データをどこが持つべきか」「操作の責務をだれが負うべきか」という基本 的な検討が入っているので、どんな粒度の設計でも使える
迷ったときはとりあえずこれに流し込んでみると、思考が整理できる 10
11.
自分が得たもの 静的な構造と動的な動きに分けて理解せよ、という考え方を教わった 改めて言うと当たり前な気がするが、意外とできていない資料をよく見かける
Wordの文章だけでデータ構造と動きを全部説明しようとしていたりとか 状態の比較表の体裁でExcelに書かれているのに、読むと処理の流れが文章でセルに 書かれていたりとか・・・。 そういった資料しか無い場合に、「実装できる仕様書」に落としていく考え方 として有効 11
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