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エンタープライズソーシャルネットワークを
                 成功させるためには



                株式会社ループス・コミュニケーションズ


                 岡村  健右(おかむら  けんすけ)




2012年7月11日水曜日
社内SNSは2007年頃から
                 盛り上がっていたにも
                関わらず成功事例が少ない




            社内SNSの成功事例が少ないのはなぜか

2012年7月11日水曜日
•あまり使われなくなった
     •⼀一部の⼈人しか使わなくなった
     •雑談しか書き込まれなくなった

                         orz
                導⼊入後どうなったか?

2012年7月11日水曜日
•⽬目的、テーマを設定しなかった
     •社員の参加意識が低かった
     •社内の締め付けが厳しかった

                          ?
                なぜ使われなくなったか?

2012年7月11日水曜日
1.ビジネスをメインテーマにする
                プライベートなどの趣味のことばかりを話すようになると企業活動にプラス
                になることが限られる。ビジネスをメインテーマにしないと会社に認めても
                らう活動にならない


     2.参加するモチベーションを⽤用意する
                参加するモチベーションを⽤用意しないと⻑⾧長続きしない。モチベーションはイ
                ンセンティブを⽤用意することであるが必ずしも報酬を⽤用意しなくてもよい。


     3.トップの参加と現場の盛り上げ
                社内ソーシャルを業務として⾏行行っているという意識付けが必要。それには
                トップの参加が理想。



                        どうすればよいか

2012年7月11日水曜日
エンタープライズソーシャルネットワーク
                  導⼊入⼿手順




2012年7月11日水曜日
企業にソーシャルネットワークの⼒力力を

2012年7月11日水曜日
! 部         の壁を超えた情報共有
                部   を横断した情報共有で、社員の交流やノウハウの共有を実現する。
                適時、イベントも実施、コラボレーションとイノベーションを促す。



        !  ソーシャルリテラシーの向上
                ソーシャルメディア時代において、無知や無体験は最     のリスクとなる。
                クローズされた安全な空間で社内ソーシャルリテラシーを    める。



        !  社員を        切にする経営
                社員を   切にする経営にするために、社員の発   場所を提供し、社員の
                声を傾聴する。経営者の想いもダイレクトに社員に伝えられる。



                            ⽬目的の明確化

2012年7月11日水曜日
導⼊入効果

2012年7月11日水曜日
アクションプラン

2012年7月11日水曜日
•ビジネスをメインテーマとする
       •ファシリテーターを置く
       •部⾨門を横断して参加できる企画を実施する
       •トップの参加と現場の盛り上げ
       •運⽤用チームによるスモールスタート



                運⽤用のポイント

2012年7月11日水曜日
1.各部⾨門から有志を募集し、運⽤用チームを結成
                       ⇩
       2.運⽤用チームと少⼈人数のメンバーでスモールスタート
                       ⇩
       3.全社ローンチする前に問題点、活性化ポイントを洗い出し
                       ⇩
       4.今後の⽅方向性、運⽤用ルールを社内でコミットメント
                       ⇩
       5.全社アナウンス、利⽤用開始




                導⼊入ステップ

2012年7月11日水曜日
1週   2週   3週   4週   5週       6週   7週

                    事前ヒアリング


                    基本計画書作成


                    ガイドライン作成


                    ツール選定
           初期
                    ツール初期設定


                    PJチーム利 開始


                    オリエンテーション                            ●

                    全社利 開始


                    定例会                                                ●
                例
                    勉強会実施                                              ●



                                スケジュール

2012年7月11日水曜日
ツール機能⽐比較

2012年7月11日水曜日

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エンタープライズソーシャルネットワークを成功させるためには

  • 1. エンタープライズソーシャルネットワークを 成功させるためには 株式会社ループス・コミュニケーションズ 岡村  健右(おかむら  けんすけ) 2012年7月11日水曜日
  • 2. 社内SNSは2007年頃から 盛り上がっていたにも 関わらず成功事例が少ない 社内SNSの成功事例が少ないのはなぜか 2012年7月11日水曜日
  • 3. •あまり使われなくなった •⼀一部の⼈人しか使わなくなった •雑談しか書き込まれなくなった orz 導⼊入後どうなったか? 2012年7月11日水曜日
  • 4. •⽬目的、テーマを設定しなかった •社員の参加意識が低かった •社内の締め付けが厳しかった ? なぜ使われなくなったか? 2012年7月11日水曜日
  • 5. 1.ビジネスをメインテーマにする プライベートなどの趣味のことばかりを話すようになると企業活動にプラス になることが限られる。ビジネスをメインテーマにしないと会社に認めても らう活動にならない 2.参加するモチベーションを⽤用意する 参加するモチベーションを⽤用意しないと⻑⾧長続きしない。モチベーションはイ ンセンティブを⽤用意することであるが必ずしも報酬を⽤用意しなくてもよい。 3.トップの参加と現場の盛り上げ 社内ソーシャルを業務として⾏行行っているという意識付けが必要。それには トップの参加が理想。 どうすればよいか 2012年7月11日水曜日
  • 6. エンタープライズソーシャルネットワーク 導⼊入⼿手順 2012年7月11日水曜日
  • 8. ! 部 の壁を超えた情報共有 部 を横断した情報共有で、社員の交流やノウハウの共有を実現する。 適時、イベントも実施、コラボレーションとイノベーションを促す。 !  ソーシャルリテラシーの向上 ソーシャルメディア時代において、無知や無体験は最 のリスクとなる。 クローズされた安全な空間で社内ソーシャルリテラシーを める。 !  社員を 切にする経営 社員を 切にする経営にするために、社員の発 場所を提供し、社員の 声を傾聴する。経営者の想いもダイレクトに社員に伝えられる。 ⽬目的の明確化 2012年7月11日水曜日
  • 11. •ビジネスをメインテーマとする •ファシリテーターを置く •部⾨門を横断して参加できる企画を実施する •トップの参加と現場の盛り上げ •運⽤用チームによるスモールスタート 運⽤用のポイント 2012年7月11日水曜日
  • 12. 1.各部⾨門から有志を募集し、運⽤用チームを結成 ⇩ 2.運⽤用チームと少⼈人数のメンバーでスモールスタート ⇩ 3.全社ローンチする前に問題点、活性化ポイントを洗い出し ⇩ 4.今後の⽅方向性、運⽤用ルールを社内でコミットメント ⇩ 5.全社アナウンス、利⽤用開始 導⼊入ステップ 2012年7月11日水曜日
  • 13. 1週 2週 3週 4週 5週 6週 7週 事前ヒアリング 基本計画書作成 ガイドライン作成 ツール選定 初期 ツール初期設定 PJチーム利 開始 オリエンテーション ● 全社利 開始 定例会 ● 例 勉強会実施 ● スケジュール 2012年7月11日水曜日