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Introduction of Business Models in Requirement Development

  1. 要求開発モデリング入門 株式会社 匠BusinessPlace 細川 努 www.takumi-businessplace.co.jp
  2. 要求開発におけるモデリング システムのための“価値のある要求”を開発するために ビジネス戦略・業務・システム要求を見える化する 戦略 デザイン ビジネス戦略 業務 ビ BSC戦略マップ ゴール記述書 ビジネスユースケース ジ 要求分析ツリー 長期の株主価値 プロジェクト定義 概念モデル ネ 財務の 視点 原価構造の改善 資産の有効活用 収益機会の拡張 顧客価値の向上 顧客への価値提案 顧客の パートナー 視点 価格 品質 入手可能性 品揃え 機能性 サービス シップ ブランド 業務フロー 製品/サービスの属性 関連性 イメージ 業務管理の 顧客管理の イノベーション 規制と社会の プロセス プロセス のプロセス プロセス 内部 ・調達 ・顧客の選別 ・機会の識別 ・環境 プロセスの ・生産 ・顧客の獲得 ・R&Dポートフォリオ ・安全衛生 ・配送 ・顧客の維持 ・設計/開発 ・雇用 視点 ス ・リスクマネジメント ・顧客との関係強化 ・市場投入 ・地域社会 スキル 人的資本 訓練 知識 学習と 成長の システム 情報資本 データベース ネットワーク 視点 組織文化 リーダーシップ 組織資本 戦略への 方向づけ チームワーク システムユースケース シ 設計モデル ス 非機能要件 テ ム システム要求 システム設計 2 www.takumi-businessplace.co.jp
  3. 要求開発のフェーズ別主要成果物 フェーズ デザイン 準備フェーズ 立案フェーズ 移行フェーズ 目的・ 成果物 フェーズ 要求開発プロジェクト全 現状業務を分析しながら あるべき業務とシステムを システム開発への橋渡し 般の計画と準備を行う 方針を立案する 設計する を行う 目 的 ・プロジェクト定義 ・ステークホルダー マネジメント リスト ・ゴール記述書 ・戦略マップ ビジネス ・要求分析ツリー 要求 主 要 ※AS-ISベース ※TO-BEベース 成 業務 ・ビジネスユースケース ・ビジネスユースケース ・業務フロー ・業務フロー 果 要求 ・概念モデル ・概念モデル 物 ※AS-ISベース(省略可) ※TO-BEベース システム ・システムユースケース ・システムユースケース ・非機能要求 ・非機能要求 要求 ・(プロトタイプ) ・分析モデル システム ・画面一覧 設計 ・帳票一覧 3 www.takumi-businessplace.co.jp
  4. マネジメント ステークホルダーリスト ・説明 要求開発における利害関係者を一覧化する。 ・なぜ必要か? 要求開発においては、こたつモデル(ステークホルダーが 要求開発のための合意形成の場に入ること)の確立が重 要。 そのためには、ステークホルダーリストを作り、参加すべき ステークホルダーを明確にする。 4 www.takumi-businessplace.co.jp
  5. マネジメント ステークホルダーリストの例 重要度 : 高い 3 ・ 2 ・ 1 低い ステークホルダー名 説明 重要 人数 具体例 想定される影響 度 (メリット・デメリット) 経営 会社経営の実施 3 4 山岸社長 経営指標の迅速 な把握。経営の見 える化 物流管理部 倉庫在庫の管理及び顧客への配 3 4 山田 在庫の適正化 送等の業務を実施 情報システム部 会社の情報システム、インフラの 3 2 吉田 運用管理の負荷 管理・運営を実施 増大 5 www.takumi-businessplace.co.jp
  6. マネジメント ゴール記述書 ・説明 プロジェクトで実現すべき要求を、ゴールとして記述する。 ・なぜ必要か? 要求開発においては、“どのような要求が必要か”がわかっ ただけでは「絵に描いた餅」になる。 実現される時期と効果を明確にすることによって、要求の実 現を宣言し、関係者が覚悟することが必要。 6 www.takumi-businessplace.co.jp
  7. マネジメント ゴール記述書の例 プロジェクトゴール記述書 プロジェクト名: XX業務 要求開発プロジェクト 作成日 No 何をすることで 何が いつまでに どうなるのか 評価尺度 ネット販売サイトを開設することで 新しい販売機会が 創出され、結果として販売件数が大サイトアクセス数 1 2009年4月 幅に増加する 顧客管理システムを構築することで様々な会員サービスが 提供され、結果として新規顧客とリ ポイント利用数 2 2009年4月 ピーターが大幅に増加する (特記事項) 7 www.takumi-businessplace.co.jp
  8. ビジネス要求 戦略マップ ・説明 企業戦略をインプットとして、要求開発プロジェクトに関係す る戦略を、BSC戦略マップにより可視化。 ・なぜ必要か? 多くの企業では、中期経営計画など、なんらかの企業戦略 を持っています。 こうした戦略に基づいて、価値のある要求を導くためには、 戦略自体を体系化して整理し、要求の実現が戦略に対して どのように役に立つのかについて「見える化」する必要があ るのです。 8 www.takumi-businessplace.co.jp
  9. ビジネス要求 戦略マップの例 長期の株主価値 財務の 視点 原価構造の改善 資産の有効活用 収益機会の拡張 顧客価値の向上 顧客への価値提案 顧客の パートナー 視点 価格 品質 入手可能性 品揃え 機能性 サービス シップ ブランド 製品/サービスの属性 関連性 イメージ 業務管理の 顧客管理の イノベーション 規制と社会の プロセス プロセス のプロセス プロセス 内部 ・調達 ・顧客の選別 ・機会の識別 ・環境 プロセスの ・生産 ・顧客の獲得 ・R&Dポートフォリオ ・安全衛生 ・配送 ・顧客の維持 ・設計/開発 ・雇用 視点 ・リスクマネジメント ・顧客との関係強化 ・市場投入 ・地域社会 人的資本 学習と 成長の 情報資本 視点 組織文化 リーダーシップ 組織資本 顧客への 方向づけ チームワーク R・キャプラン、D・ノートン 「戦略マップ」より引用 9 www.takumi-businessplace.co.jp
  10. ビジネス要求 要求分析ツリー ・説明 BSC戦略マップや現場ステークホルダーとの議論などを元 に視点毎の要求を体系的に整理し、要求に対して、課題と 解決策の所在を明示する。 ・なぜ必要か? BSC戦略マップでは、経営の視点でのトップダウンな要求 が描かれるのに対して、要求分析ツリーは、現場ステーク ホルダーの要求までを詳細化し、課題を解決するためのシ ステム要求までを導く。 (私見) 要求分析ツリーは議論が発散したり、モデルが複雑化しすぎる可能性があるの で、視点の絞り込み(例では顧客の視点を除外)や、要求範囲の絞り込み(プロ ジェクトのターゲットとする部分に要求を絞り込む)が必要。 10 www.takumi-businessplace.co.jp
  11. ビジネス要求 要求分析ツリーの例 経営の視点 業務の視点 情報システムの視点 (財務の視点) (内部プロセスの視点) (学習と成長の視点) 課題 解決策 新規顧客の 獲得 既存顧客の 販売数量の リピート率 拡大 低価格化・ 値引き 売上の拡大 マーケティ 余剰在庫が発生 ング し、在庫管理コス トが急増している 販売単価の 高級化 向上 収益の向上 自動発注システ 原価の削減 ム機能を導入し 最適な発注量の 変動費削減 自動計算と自動 発注を実現 歩留り率の 発注量の最 発注量の自 改善 適化 動計算 コスト削減 在庫の最適 不要資産の 化 固定費削減 処分 在庫の減少 仕入リード 自動発注 タイム短縮 11 www.takumi-businessplace.co.jp
  12. 業務要求 ビジネスユースケース ・説明 企業が外部に対して提供するサービスをビジネスユース ケースとしてモデル化する。 ・なぜ必要か? ビジネスが提供するサービスをわかりやすく見える化するこ とによって、その価値について議論することが可能になる。 12 www.takumi-businessplace.co.jp
  13. ビジネス要求 ビジネスユースケースの例 株式会社 XXXX 商品説明を受ける 商品を購入する 顧客 商品を予約する 商品を納入する 仕入先 商品を配送する 配送業者 13 www.takumi-businessplace.co.jp
  14. 業務要求 業務フロー ・説明 業務における作業の流れをモデルとして表現。 ・なぜ必要か? システムの導入によって、業務作業の流れがどう変わるの かを、現場のステークホルダーにわかりやすく説明し、変化 への合意を形成するために必要。 14 www.takumi-businessplace.co.jp
  15. 業務要求 業務フローの例 15 www.takumi-businessplace.co.jp
  16. 業務要求 業務フローの例 16 www.takumi-businessplace.co.jp
  17. 業務要求 概念モデル ・説明 業務を実施するために重要な要素とその構造を示したモデ ル。 ・なぜ必要か? 業務に必要な、情報、機能やその構造等を「見える化」して、 その必要性や価値について検討する。 17 www.takumi-businessplace.co.jp
  18. 業務要求 概念モデルの例(TFPモデル) cd +貸し方 仕訳 0..1 1..* 勘定科目 +借り方 0..1 1..* 支社 月次更新 累積データ BS/PL - 借り方計: int 科目 - 貸し方計: int 1 1 18 www.takumi-businessplace.co.jp
  19. 業務要求 (参考)TFPの要素 TFPは概念(クラス)を、Thing(もの)、Function(機能)、 Place(場)で分類したモデル 大分類 小分類 事例 リソース系 科目 商品 顧客 店 Thing モノ もの(情報)として識別された単位。 Entity(属性の集合が一般的) イベント系 仕訳 取引 注文 コト 機能系 取引業務 注文業務 概念(クラス) Function 機能として識別された単位。 スル Control(機能名がクラス) ルール系 A取引 B取引 通常、属性と操作がない。 キソク Place 場所系 会社 部署 役職 グループ、組織や人の役割など バ を示す。 19 www.takumi-businessplace.co.jp
  20. システム要求 システムユースケース ・説明 システムが提供するサービスを表現したモデル。 必要に応じてユースケース毎にユースケース記述を作成。 ・なぜ必要か? 業務に必要なシステムサービスを明確に定義。 20 www.takumi-businessplace.co.jp
  21. システム要求 システムユースケースの例 スコープ(システム境界) アクター ユースケース 21 www.takumi-businessplace.co.jp
  22. システム要求 非機能要求モデル ・説明 システムの非機能要求(性能、信頼性、セキュリティ等)に 関する記述。 ・なぜ必要か? システムへの要求には、機能要求(システムユースケースなどで示され る)だけでなく、非機能要求も必要。 特に最近はセキュリティ対策が十分か、動かないシステムにならないか 等の問題も多いので、システム要求の中で定義しておく必要がある。 22 www.takumi-businessplace.co.jp
  23. システム要求 非機能要件モデルの例 23 www.takumi-businessplace.co.jp
  24. (参考)BABOKとの比較 要求開発 BABOK ビジネス要求 ビジネス要求 業務要求 ステークホルダー要求 システム要求 ソリューション要求 ・機能要求 ・機能要求 ・非機能要求 ・非機能要求 ※今後検討? 移行要求 24 www.takumi-businessplace.co.jp
  25. 詳細については、次回以降で 月度 定例会コンテンツ案 2010年01月 新年につきお休み 2010年02月 【チュートリアル】 モデリング入門 【メイン講演】 要求開発モデリングの使い分け、適用場面 2010年03月 【チュートリアル】 戦略マップ入門 【メイン講演】 (仮)戦略マップ、実戦ではこう使う 2010年04月 【チュートリアル】 要求分析ツリー入門 【メイン講演】 (仮)要求とはなにか/BABOKの動向 2010年05月 【チュートリアル】 コタツモデル入門 【メイン講演】 (仮)要求開発ファシリテーション 2010年06月 【チュートリアル】 ビジネスユースケースとビジネスフロー 【メイン講演】 (仮)ユーザー企業における業務改善事例 2010年07月 【チュートリアル】 TFPってどうよ(概念モデリング入門) 【メイン講演】 (仮)モデリングスキルを高めるには 2010年08月 納涼会 2010年09月 【チュートリアル】 要求開発とRFP 【メイン講演】 (仮)システム企画書、RFP作成の要点 2010年10月 【チュートリアル】 要求開発と非機能要求 【メイン講演】 (仮)クラウドの最新状況 2010年11月 【全員参加型演習】 (仮)君ならどうする?要求開発 2010年12月 【チュートリアル】 X'mas特別企画 「教えて隊長」 【メイン講演】 (仮)隊長おまかせ枠 2011年01月 新年につきお休み 25 www.takumi-businessplace.co.jp