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- 6. コンセプトが大事なのは、みなさんよくご存知ですよね? たとえば、手帳のモレスキン。 1 ページ目に記されていること。 モレスキンは、過去 2 世紀にわたり、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャトウィンという名だたるアーティストや思想家に愛された伝説的ノートブックの意思を受け継いでいます。旅のお供にぴったりな、頼れる存在このノートブックは、有名な絵画や人気小説が世に出る前の貴重なスケッチ、走り書き、ストーリーやアイデアを記録してきたのです。 ・上質な紙でインクがにじまない、 ・カバーは厚紙で傷みにくい、 ・大きな栞でページがめくりやすい、 といった「商品スペック」と「エピソード」ではどちらが好まれる?
- 10. 仮説 1 。 (アメリカと日本では、 work の意味が異なる) 「 work 」≠「仕事」「働く」
- 11. 仮説 2 。 仕事、働く、という漢字を分解すると、 【仕事】 仕える事。 【働く】 人(のために)動く。 と書く。 つまり、日本企業で work するとは、 人に仕えること、 お殿様(上司)に仕えることである。 だから、殿に損をさせないために、 リスクを減らすことが求められ、 殿とより長く付き合っている 先輩は後輩より偉い。
- 12. 仮説 3 。 一方、アメリカ人は、 America as NO.1 、これ大好き。 たとえば、インテルは半導体の 1 番を目指すし、 たとえば、 AMD (もうないけど・・・) は、 インテル以外の廉価版の分野で 1 番を目指す。 何らかの分野で 1 番を目指すこと のために work し、そのための 取り組みはチャレンジと捉えるし、 失敗したら次のチャレンジし、 成功すればそこはどんどん伸ばす。
- 13. サンフランシスコ事例 1 。 AKQA では、 クライアント社長決済が通った企画について、 やめましょうと提案したことがある。 (コンセプトに本当にあっているかどうか?) 当社では、 クライアント社長決済が通った企画について、 競合勝利と大はしゃぎする。 (金額重視)
- 14. サンフランシスコ事例 2 。 Pereira & O‘Dell では、 インサイトからすべてを考え始める。 当社では、 オリエン資料を信じて疑わない。
- 16. サンフランシスコ事例 4 。 アメリカの 16 歳の女子高生は、 33 人の大人を目の前にして、 堂々とプレゼンテーションする。 当社では、 たった数 10 人のブレストでも、 ひと言も発しないやつがいる。
- 18. サンフランシスコ事例 6 。 Ys And Partners では、 東日本大震災復興にリアル参加。 当社では、 社貢献がビジネスにつながるか検討。