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男It番長 it投資評価のすすめ
- 1. ズ
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で使 え
! !会社
押っ 忍
IT投資評価のすすめ
IT投資の
有効性を最大化する
- 2. 目次
★
1、目的/目標 03
2、 IT投資の満足度と評価状況 04
3、 IT投資評価の影響 05
4、投資タイプ別の評価手法 06
5、具体的な評価方法 07
6、評価にあたっての留意点 11
7、評価の具体例 12
2 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 3. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
1、目的/目標
<目的>
・IT投資効果を可視化する。
<目標>
・経営的側面からIT投資の効果を説明
・できる。
・IT投資の効果を定量的に測定できる。
3 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 4. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
2、IT投資の満足度と評価状況
IT投資効果を明確にするためには、明示的な目標を設定することが必要ですが、投資評価を行わな
ければ、システム導入効果の測定ができません。
IT投資の満足度 IT投資評価の実施割合
システム導入
事前評価
システム導入
事後評価
出典:ガートナー (ITデマンド調査室)
出典:JUAS 企業IT動向調査2007
明確な“効果あり”と答えているのは8%に過ぎない。 評価を実施していない企業の割合は
あいまいな評価である、“ある程度は成功”と 39%(事前評価)、46%(事後評価)と、比較的高い。
“どちらでもない”が全体の8割以上を占めている。 IT投資効果が不明。戦略的なシステム利活用が
投資評価の方法が確立されていない?? できているのか??
IT投資の透明性確保と説明責任を果たすためには、適切な評価の実施が必須
4 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 5. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
3、IT投資評価の影響
システム導入前後にかかわらず、投資評価を行わない場合に企業に与えるインパクトは小さくありま
せん。毎回のシステム投資を成功させ、中長期的に企業の戦略的なシステム利活用を行うためには
投資評価がかかせません。
事前 事後
感覚的な
感覚的な ITベネフィット
ITベネフィット 不明瞭な
不明瞭な 同じ過ちを犯す
同じ過ちを犯す
投資評価を 投資優先度
投資優先度 低下
低下 IT投資効果
IT投資効果 可能性
可能性
行わない場合 投入リソースの
投入リソースの
ムリ、ムダ
期待はずれの
期待はずれの
ビジネスバリュー
不備、改善事項の
不備、改善事項の
非摘出
IT投資リスクの
IT投資リスクの
放置
ムリ、ムダ ビジネスバリュー 非摘出 放置
プロジェクト 赤字
成功が不透明 システムへの
満足度低下 プロジェクト
過度な期待
事前 事後
投資優先度の
投資優先度の ITベネフィット
ITベネフィット 不備、改善事項の
不備、改善事項の 次回以降への
次回以降への
投資評価を 明確化
明確化 向上
向上 明確化
明確化 参考、判断材料
参考、判断材料
行った場合 経営ニーズと
経営ニーズと
IT戦略の整合性
ビジネスバリュー
ビジネスバリュー
向上
有益な情報の
有益な情報の
蓄積
IT投資リスクの
IT投資リスクの
低下
IT戦略の整合性 向上 蓄積 低下
プロジェクト 有用性の
投資効率の 説明責任の
成功率向上 確保、認知
向上 明確化
5 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 6. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
4、投資タイプ別の評価手法
企業のIT投資は、「インフラ型」、「業務効率型」、「戦略型」の3つのタイプに分類できます。※1
それぞれのタイプ別に適した評価方法があります。
投資タイプ 概要 評価方法 評価対象例
グループウェアやサーバ、運用管理 ・現状からのコストダウンがある場合はペイ
ペイ メール、ネットワーク、
インフラ型 ツールの導入等、共通の業務基盤とし バックで評価
バック サーバ統合、ID管理
投資 て必要なもの。IT部門が一括して基盤 ・新規導入の場合は、この投資が無いため ツール 等
整備として予算化することが多く、セキュ に実現できなくなるアプリが生み出す予定
リティ投資もここに分類される。 の効果について合意形成手法
合意形成手法で評価。
・対売上高、コスト、採用する手段の妥当性
妥当性
評価を行い、トップ責任で決定
評価
既存業務の効率化、省力化、また在庫 投資額と得られるリターンを定量的に測定 DWH、KB、EIP
業務効率型 削減、経費削減などを目的に導入する し、ROI
ROIで評価。 CAD/CAM 等
投資 情報システム。投資の効果をコストの削
減等、定量的な評価で表しやすい。
新規事業の展開、顧客満足度の向上な BSCの目標達成がIT投資の目標。目標設 ERP、生産・在庫管理
戦略型 どを目的に導入する情報システム。IT効 定責任は利用部門にあるので、目標達成 経営情報システム 等
投資 果そのものの評価だけを取り上げること の度合いは合意形成手法
合意形成手法を採用する。定量
が難しく、定量的な評価が難しい。 可能な目標はKPI
KPI、定性的な目標はユーザ
ユーザ
満足度で評価。
満足度
※1経済産業省 IT投資価値評価ガイドライン(試行版)より
6 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 7. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
5-1、具体的な評価方法①
システム導入前後の比較がしやすいため、評価は可能な限り財務的な指標で捉えたいところです。
以下に財務評価の代表的な手法を紹介します。
<ペイバック (Pay back:投資回収期間) > 投資案件の案別のROI比較
案① ※システムリプレイスでランニングコストの削減を実現できる。
・ペイバックとは 初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
投資額(キャッシュアウト)が一定の期間(カットオフ期間)内に キャッシュ - 600 600 600 600 600 3,000
回収できるかどうかを、投資可否の判断とする手法である。 イン
投資額がカットオフ期間内(通常3年)に回収されない場合、 キャッシュ 2,000 100 100 100 100 100 2,500
アウト
原則としては投資が見送られることになる。ペイバックの数値
キャッシュフ -2,000 -1,500 -1,000 -500 0 500
が小さいほど、投資額を短期間で回収できると判断できる。 ロー累積
・計算式 案②
ペイバック = 累積キャッシュイン - 累積キャッシュアウト > 0 初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
<
キャッシュ - 500 500 500 500 500 2,500
イン
・留意点 キャッシュ 1,000 60 60 560 60 60 1,800
カットオフ期間後のキャッシュフローに ついては アウト
検討の対象外であること、キャッシュフローの キャッシュフ -1,000 -560 -120 -180 260 700
ロー累積
現在価値化を考慮していないといった欠点がある。
簡易的な評価や、ライフサイクルが短いシス テムなどの
投資判断には有効だが、一般には他の手法と ペイバックの比較
組み合わせて評価する。
案① ペイバック →4年目
案② ペイバック →3.5年目
案②が有利
7 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 8. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
5-2、具体的な評価方法②
システム導入前後の比較がしやすいため、評価は可能な限り財務的な指標で捉えたいところです。
以下に財務評価の代表的な手法を紹介します。
<ROI (return on investment:投資利益率)> 投資案件の案別のROI比較
・ROIとは 案①
投下した資本がどれだけの利益を生んでいるのかを 初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
測る際に使われる基本的な指標。 キャッシュ - 500 700 1000 2000 3000 7200
企業の収益力や事業における投下資本の運用効率を示す。 イン
企業の収益性を考えた場合,限られたリソースは、 キャッシュ 4000 200 300 300 500 500 5800
できる限り投資効率の高い案件に対して優先的に アウト
割り当てていく必要があることから,
複数の投資候補案件を比較する際に有効だ。
案②
初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
・計算式
キャッシュ - 40 300 1000 2000 3000 6340
ROI=利益/投資額×100
イン
キャッシュ 2000 50 500 1500 500 500 5050
・留意点 アウト
ROIが大きいほど投資効率が高い案件と判断できるが、
投資効率が「率」で測られるため、ROIの高い案件が必ずしも ROIの比較
キャッシュフローの「額」が高いとは限らない。
また、キャッシュフローの現在価値化が考慮されていないため 案① (7,200-5,800)/5,800=24.1%
長期にわたっての評価としては現実味に欠けることもある。
案② (6,340-5,050)/5,050=25.5%
案②が有利
8 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 9. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
5-3、具体的な評価方法③
システム導入前後の比較がしやすいため、評価は可能な限り財務的な指標で捉えたいところです。
以下に財務評価の代表的な手法を紹介します。
<NPV (Net Present Value 正味現在価値法)> 投資案件の案別のNPV比較
案① 割引率を5%としている 単位:万円
・NPVとは
初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
将来の現金流入の現在価値から、投資である現金流出の
キャッシュ - 500 700 1,000 2,000 3,000 7,200
現在価値を差し引いた正味の金額。 イン
投資の採算性を示す指標で、最も一般的な基準である。 キャッシュ 4,000 200 300 300 500 500 5,800
アウト
NPVが大きければ大きいほど経済価値が大きく、
キャッシュ -4,000 300 400 700 1,500 2,500
NPVがマイナスであれば採算が得られないことを示す。 フロー
複数の投資案件があれば,その中で値が最も大きいものが 現在価値 286 363 605 1,234 1,959 4,446
有利と言える。資本コスト※1を反映し、また時間的価値を
考慮しているため,期間や投資時期が異なる投資案件を 案② 割引率を5%としている
一元的に比較できる。 初期 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 合計
ROIよりも正確な投資判断が可能となる。 キャッシュ - 40 300 1,000 2,000 3,000 6,340
イン
キャッシュ 2,000 50 500 1,500 500 500 5,050
・計算式 n
アウト
キャッシュ -2,000 -10 -200 -500 1,500 2,500
NPV=∑(キャッシュフロー/(1+割引率) ) - 初期投資額 フロー
現在価値 -10 -181 -432 1,234 1,959 2570
・留意点
NPVを計算するにはキャッシュフロー、割引率、
期間の3つの要素が必要となる。 NPVの比較
投資期間が長期の案件などでは、割引率の予測が困難
であり、また不確定要素が増えるため、注意が必要となる。 案① 4,446-4,000=446
案② 2,570-2,000=570
※1・・・資金調達にかかるコスト。借入金に対する利息、株式の配当金等 案②が有利
9 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 10. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
5-4、具体的な評価方法④
IT投資の財務的評価が難しい場合には、定性的な評価を用いる。主観的な評価で終わらないよう、
定量的な評価を行うことが重要である。
評価手法 概要
投資効果が業務スピードの向上や顧客満足度の向上などの場合、効果を金額換算するの難しい。
KPI ○○がどうかわったか?の○○を1つの指標として捉え、投資前後でどう変わるか、変わったかをフォ
ローする手法である。
投資計画の時点で数量的に目標を明確にし、システム導入後には“○○が前年度に比べて何%増
加した”等で評価する。BSCの顧客の視点、業務プロセスの視点、人材育成の視点などがKPIとして
の指標となる。
システムの利用者側の満足度を問う方法である。
ユーザ満足度 システム導入後に、漠然と満足度をヒアリングするのではなく、システム企画時に調査の内容を明ら
かにし、導入後のその実績を問う方式が望ましい。
システム利用者の満足度は、「機能性、信頼性、使用性、業務効率性」等で確認し、
プロジェクト責任者の満足度は、KPI を含めた効果、業務改革度等の項目で測定する。
同様の投資分野で、高い効果を出している先行企業との比較を行う。
ベンチマーク ベンチマーキングでは,生産性や性能、品質、コストといった様々な視点の指標で評価する。
目標とする数値との乖離や状況の差異が明確に把握出来れば、他社との比較で評価するため、自
社の状況を相対的に捉えることができる。
ベストプラクティスの定義やデータの収集が困難といった問題がある。必要なデータの収集方法がポ
イントである。
セキュリティ投資に対する評価方法は、一般には、リスクを金額換算で評価し、投資実施前と実施後
リスク分析 を比較し、その差額の範囲内で最も効果的な方法を採用するというアプローチをとっている。リスクの
計算式は以下の通りである。
リスク=予想損失額×発生確率
10 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 11. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
6、評価にあたっての留意点
実際にIT投資の評価を実施する際は、評価手法の決定だけでなく、他にもいくつかポイントがあります。
Point① 洗い出し
財務的な評価にしろ定性的な評価にしろ、IT投資(システム導入)によって、何がどう変わるのか(効果)を多面的な
視点で洗い出し、かかるコストについても導入時だけでなく、導入後にかかる費用も見落とさないことが重要である。
インフラ整備効果 間接的効果
効果
戦略的効果 定性的効果
経済的効果 直接的効果
IT投資
システム開発、パッケージ他
初期投資コスト
ハード、ソフト
費用
ランニングコスト
教育、トレーニング
Point② 評価手法の定型化と評価データのデータベース化
評価に必要なデータを収集するためには、体系化または標準化されたやり方を整備しておくことが望ましい。
評価フォーマットや投資案件ごとの評価項目の分類、評価の判断基準の整備などがこれにあたる。
その都度人手がかかる、特定の人のスキルに依存するような作業であってはならない。
また、可能であれば収集データはデータベース化し、有効活用するべく社内で広く共有していくことが望ましい。
Point③ 評価プロセスの確立
投資評価手法は、その是非について議論するためのコミュニケーションツールとしての役割があるため、手法についての
厳密さよりも、関係者が納得できる内容であるかどうかが重要である。またそのやり方については
関係者間で合意された内容でなければならず、責任の所在を明確にし、継続的に実施していくことが、
中長期的に投資評価の正確性を高めていく。
11 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 12. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
7-1、評価の具体例①
投資タイプ別のIT投資評価の例を紹介します(インフラ型投資)。見せ方、グラフ等の作り方に決まりは
ありませんが、評価の考え方を添えて結果をわかりやすく説明するのがよいでしょう。
●投資案件:仮想化によるサーバ統合 ●収支計算の例
キャッシュアウトのうち、①と②を投資とした。
サーバ運用に係わる費用はランニングとして定常的に
インフラ型 発生するものとし人件費とした。
ペイバックで評価
投資 キャッシュインは④⑤⑥のコスト削減分と
⑦の工数削減分を金額換算した。
仮想レイヤー
8,000
仮想サーバ
6,000
人件費
4,000
統合によりサーバ台数削減 固定費
2,000 投資
●投資効果と費用 0 コスト削減
累計利益
キャッシュアウト -2,000
①事前環境調査、コンサルティング費用 利益
②ハード、ソフト投資 -4,000
③インテグレーション費用
-6,000 2005 2006 2007 2008 2009
キャッシュイン 人件費
固定費
-600
-300
-800
-300
-1000
-300
-1200
-300
-1200
-300
④台数削減による、ハウジング(場所、電源)費用削減 投資 -4000 -500
⑤台数削減による、サーバ保守費用削減 コスト削減 1000
-3900
3000
-2000
4000
200
5000
3700
5000
7200
累計利益
⑥ダウンタイム低下による、保守工数削減 利益 -3900 1900 2200 3500 3500
⑦仮想環境構築による、新規環境構築リードタイム向上
→ 3年以内に投資分を回収可能
12 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 13. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
7-2、評価の具体例②
投資タイプ別のIT投資評価の例を紹介します(業務効率型投資)。見せ方、グラフ等の作り方に
決まりはありませんが、評価の考え方を添えて結果をわかりやすく説明するのがよいでしょう。
●投資案件:紙情報のe-文書化 ●投資効果と費用
業務効率型 ①②③初期投資とし、システム導入後にも文書類を
投資 電子化する作業工数と機器の保守費用をランニングの
ROI、KPI キャッシュアウトとする。
リスク分析で評価 投資効果としては、コスト削減に分類される⑤⑥と
紙情報を電子化して 定性的な効果として見込める⑦⑧、また情報の電子化による
保存、利用 セキュリティリスクの低下を考慮してキャッシュインを算出する。
保管スペース削減
アクセス管理
検索の容易性・・・
●投資効果と費用 ROI(リスク削減込)=
(12,500-6,800)
キャッシュアウト 6,800
①コンサルティング費用 =83.8%
②ハード、ソフト投資、インテグレーション費用
③管理用のソフトウェア、アプライアンス製品
④電子化に必要な作業費用
KPI目標達成率平均
キャッシュイン (77+100)/2 = 88.3
⑤紙媒体利用量削減、保管スペース削減
⑥検索時間削減
⑦既存情報利用機会増大 → 耐用年数期間中の投資利益率は83.8%
⑧情報逸失による機会削減の減少 → KPI達成率平均88.3%
⑨情報漏えい等、セキュリティリスク削減
13 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.
- 14. IT投資評価のすすめ 押っ忍!!会社で使えるシリーズ
7-2、評価の具体例③
投資タイプ別のIT投資評価の例を紹介します(戦略型投資)。見せ方、グラフ等の作り方に
決まりはありませんが、評価の考え方を添えて結果をわかりやすく説明するのがよいでしょう。
効果としては
●投資効果と費用 【財務的な効果】
●投資案件:ECサイトのリニューアル ⑤1回あたりの買い物金額 2,000円→3,000円
⑥一人当たりの年間利用回数 5回→8回
⑦新規会員獲得数 5000人/年 → 7000人/年
戦略型 【定性的な効果】
投資 ROI、ユーザ満足度 ⑧商品開発力
ECサイトの ベンチマークで評価 ⑧顧客満足度の向上
リニューアル があり、このうち⑤⑥⑦からキャッシュインとして算出。
また⑧については、システム化前後のユーザ満足度、
ベンチマークで評価
①②③④は投資または定常コストとして計算。
Flash
動画、 ビュー
Web2.0 タマーレ ROI=
s t カス
Podca ッシュアップ (20,000-15,000)
マ 15000
=33.3%
●投資効果と費用
キャッシュアウト
①コンサルティング費用
②ハード、ソフト投資、インテグレーション費用 ユーザ満足度
③周辺連携システムの改修費用 評価1UP
④社内関係者の対応費用
キャッシュイン ベンチマーク
⑤利便性向上による一人当たりの利用金額増大 上位企業と
⑥顧客価値増大によるリピート率向上 同レベルに達成
⑦マーケットにおける新規顧客獲得数の増大
⑧顧客情報の収集によるマーケティング効果
→ 耐用年数期間中の投資利益率は33.3%
→ 顧客満足度、ベンチマークは目標値を達成
14 2008(C) Kojima Noriaki All Rights Reserved.