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名古屋大学
附属図書館
情報サービス課
岡部幸祐
2013.5.27
ラーニング・コモンズを知るための
9つのQUESTION
大学図書館の機能という観点から、ラーニン
グ・コモンズについて考えます。
大学図書館の機能とその変化
ラーニング・コモンズとはどういう空間なのか
を考えます。
設備・サービス
経緯
特徴・機能
本日のテーマ
どんな時に図書館に行きますか?
図書館に何をしに行きますか?
何故図書館に行くのですか?
授業を受けるにあたって、図書館に行く必要性
はありますか?
Q1.皆さんにとって大学図書館とはどんな所で
すか?
 本を読む、借りるところ?
 勉強をしに行くところ?
 PCを使うためにに行く?
 友達と待ち合わせ?
 時間つぶし?
 授業の合間に一休み
etc.
大学生になって、図
書館の利用に変化は
ありましたか?
「図書館に行って勉
強をする」という
文化
図書館としての基本的な機能
大学図書館としての機能
新しい大学図書館の機能
Q2.大学図書館の機能とは何でしょうか?
 種類
 図書
 雑誌(一般雑誌、学術雑誌)
 新聞
 統計・白書
 辞典・事典
 視聴覚資料
 形態
 冊子体、紙の資料
 マイクロフィルム
 電子媒体(電子書籍、電子ジャーナル)
 データベース
それぞれの資料はど
ういうときに利用さ
れるのか?
図書館資料
 図書館に来て利用できるサービス
 図書館にある冊子等の資料を読む、借りる、コピーする。
 PCを使う。
 閲覧スペースで勉強する。
 グループ学習スペースを利用する。
 視聴覚資料を利用する。
 レファレンス等の人的サポート
 図書館に来なくても利用できるサービス
 電子ジャーナル、OPAC、データベース
 オンラインのレファレンス
 オンラインでのILL申し込み
場としての図書館
サービス
大学図書館のサービス
蔵書構築(リソース)
• 図書・雑誌、デジタル資料、データベース
組織化
• 目録作成(データベース化)
提供
• 利用、検索システム
保存
• 知の伝承
「図書館」の基本的な機能
研究支援
•学術情報基
盤の整備
• 電子ジャーナ
ル
•学術情報の
発信
• 学術機関リポ
ジトリ
教育支援
•授業支援
• シラバス図書
• 情報リテラ
シー教育
学習支援
•学習場所の
提供
• 個人学習
• グループ学習
•学習用資料
の整備
大学図書館としての機能
Q2.まとめ
研究支援 教育支援 学習支援
図書館としての基本的な機能
資料 場所 職員
図書館のリソース
大学図書館としての機能
大学の置かれている環境
大学生に求められている能力
Q3.今、どういう大学教育が求められてい
るのでしょうか?
大学のユニバーサル化
18歳人口の減少
進学率の上昇
大学教育(学士過程教育)の質保証
学士力の育成
学修時間の確保
大学の置かれている環境
18歳人口の減少
1992:205万人 → 2010:122万人
大学入学者数
1960:16万人 → 2010:62万人
大学進学率
平成22(2010)年度50.9%
大学のユニバーサル化
平成23年版 労働経済の分析 ─世代ごとにみた働き方と雇用管理の動向─ 厚生労働省
http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaa230301/b0029.html
エリート型
15%未満
マス型
15〜50%未満
ユニバーサル型
50%以上
training teaching care
steal learn enjoy
弟子 受講者 観客
M.トロウ『高学歴社会の大学』、島田博司『大学 授業の生態誌』をも
とに作成
中央教育審議会
「学士課程教育の構築に向けて(答申)」
2008.12.24
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin
/1217067.htm
「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向
けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する
大学へ~(答申)」2012.8.28
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin
/1325047.htm
大学教育の質保証
グローバル化する知識基盤社会において,学士
レベルの資質能力を備える人材養成は重要な課
題である。
 他方,目先の学生確保が優先される傾向がある
中,大学や学位の水準が曖昧になったり,学位の
国際的通用性が失われたりしてはならない。
 各大学の自主的な改革を通じ,学士課程教育に
おける3つの方針の明確化等を進める必要があ
る。
「学士課程教育の構築に向けて
(答申)」
1. 学位授与の方針について
2. 教育課程編成・実施の方針について
3. 入学者受入れの方針について
3つの方針
【現状・課題】
 他の先進国では「何を教えるか」より「何ができる ようになる
か」を重視した取組が進展
 一方,我が国の大学が掲げる教育研究の目的等は総じて抽象的
 学位授与の方針が,教育課程の編成や学修評価の在り方を律する
ものとなっていない
 大学の多様化は進んだが,学士課程を通じた最低限の共通性が重
視されていない
【改善方策】
 大学は,卒業に当たっての学位授与の方針を具体化・明確化し積
極的に公開
 国は学士力に関し,参考指針を提示
学位授与の方針について
1. 知識・理解(文化,社会,自然 等)
2. 汎用的技能(コミュニケーション・スキル,数
量的スキル,情報リテラシー、論理的思考力、
問題解決能力)
3. 態度・志向性(自己管理力,チームワーク・
リーダーシップ,倫理観,社会的責任、生涯学
習力)
4. 総合的な学習経験と創造的思考力
学士力に関する主な内容
これからの目指すべき社会像と求められる能力
求められる学士課程教育の質的転換
学士課程教育の現状と学修時間
学士課程教育の質的転換への方策
質的転換に向けた更なる課題
今後の具体的な改革方策
新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて
~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ
~(答申)
予測困難な時代において、我が国にとって今最も必要なのは、
将来の我が国が目指すべき社会像を描く知的な構想力である。
「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創り出すことであ
る」未来を創り出すために、大学ができることは計り知れな
い。新しい知識やアイディア、人と人とのネットワークに基づ
いた新しい時代の見通しとその中での大学の役割を、大学は自
らの言葉で国民と世界の人々に対して語り、働きかけることが
できる。未来を見通し、これからの社会を担い、未知の時代を
切り拓く力のある学生の育成や、将来にわたって我が国と世界
の社会経済構造や文化、思想に影響を及ぼす可能性を持つ学術
研究の推進などを通して、未来を形づくり、社会をリードする
役割を担うことができる。様々な社会システムの中で、知的蓄
積を踏まえた「知」の継承や発展そのものを目的とした自律的
な存在である大学にこそ、こうした役割が求められている。
大学の役割と今回の答申の趣旨
は、学生からみて受動的な教育の場では育成することが
できない。従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業
から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋
琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、
学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく
である。すなわ
ち個々の学生の認知的、倫理的、社会的能力を引き出し、そ
れを鍛えるディスカッションやディベートといった双方向の
講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業への転換
によって、学生の主体的な学修を促す質の高い学士課程教育
を進めることが求められる。学生は主体的な学修の体験を重
ねてこそ、生涯学び続ける力を修得できるのである。
求められる学士課程教育の質的転換
生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った
人材
能動的学修
(アクティブ・ラーニング)への転換が必要
求められる学士課程教育の質的転換
学生の主体的な学修を促す具体的な教育の在り方は、それぞれ
の大学の機能や特色、学生の状況等に応じて様々であり得る。し
かし、従来の教育とは質の異なるこのような学修のためには、学
生に授業のための事前の準備(資料の下調べや読書、思考、学生
同士のディスカッション、他の専門家等とのコミュニケーション
等)、授業の受講(教員の直接指導、その中での教員と学生、学
生同士の対話や意思疎通)や事後の展開(授業内容の確認や理解
の深化のための探究等)を促す教育上の工夫、インターンシップ
やサービス・ラーニング、留学体験といった教室外学修プログラ
ム等の提供が必要である。
求められる学士課程教育の質的転換
学生には事前準備・授業受講・事後展開を通して主体的な
学修に要する総学修時間の確保が不可欠である。一方、教育
を担当する教員の側には、学生の主体的な学修の確立のため
に、教員と学生あるいは学生同士のコミュニケーションを取
り入れた授業方法の工夫、十分な授業の準備、学生の学修へ
のきめの細かい支援などが求められる。
21世紀型スキル
ATC21S(THE ASSESSMENT AND TEACHING OF 21ST-CENTURY
SKILLS )
思考の方法(Ways of Thinking)
【1】創造力とイノベーション
【2】批評的思考、問題解決、意思決定
【3】学びの学習、メタ認知(認知プロセスに関する知識)
仕事の方法(Ways of Working)
【4】コミュニケーション
【5】コラボレーション(チームワーク)
仕事のツール(Tools for Working)
【6】情報リテラシー
【7】情報通信技術ICTに関するリテラシー
社会生活(Skills for Living in the World)
【8】地域と国際社会での市民性
【9】人生とキャリア設計
【10】個人と社会における責任(文化に関する認識と対応)
(http://atc21s.org/)
学士過程教育の質保証
学士力の育成
能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転
換
学修時間の確保
Q3.まとめ
求められる機能の変化
教育・学習支援の場としての大学図書館
どういう機能を強化するのか?
または、新しい機能を追加するのか?
新しいサービスが必要なのか?
Q4.では、Q3を実現するために、大学図書館にはどん
な機能、サービスがあれば良いでしょうか?
「はじめに」から
 大学の教育機能に対する社会的要請
 教育機能の支援に対して、大学図書館はこれまで以上の関心
 学生が自ら行う調査、学習のための基礎資料の整備を含む学習
環境の充実
 研究機能に対する、これまで以上に直接的な還元への
社会的要請
 機関リポジトリ、学術成果物の電子的管理と教員業績データ
ベース等との連携
 学術情報流通におけるインターネットの役割
 電子情報資源の導入、管理、提供
大学図書館の整備について(審議のまとめ)
-変革する大学にあって求められる大学図書館像-
平 成 2 2 年 1 2 月 科 学 技 術 ・ 学 術 審 議 会 学 術 分 科 会 研 究 環 境 基 盤 部 会 学 術 情 報 基 盤 作 業 部 会
 電子化の進展と学術情報流通の変化
 インターネット世代
 電子ジャーナル化
 検索エンジン、データベース
 大学を巡る環境変化
 18歳人口の減少
 自発的な学習や実践の必要性
環境の変化と大学図書館の課題
大学図書館の整備について(審議のまとめ)
最近の大学においては、学生が自ら学
ぶ学習の重要性が再認識され、その支
援を行うことが大学図書館にも求めら
れている。近年、整備が進められてい
るラーニング・コモンズ、図書館職員等
によるレファレンスサービスや学習支
援は、このような要請に応える方策と
いえる。
ラーニング・コモンズは、複数の学生
が集まって、電子情報資源も印刷物も
含めた様々な情報資源から得られる情
報を用いて議論を進めていく学習スタ
イルを可能にする「場」を提供するも
のである。その際、コンピュータ設備
や印刷物を提供するだけでなく、図書
館職員等が、それらを使った学生の自
学自習を支援することも重要である。
また、学生の自学自習を支援するため
には、教員や図書館職員だけではな
く、大学院生や学部3、4年生などが自
身の経験などに基づき下級生を指導す
る体制を組織化することも効果がある
と考えられる。
このような「場」を利用して、学生が
レポートや論文の書き方を実践的に学
んだり、ライティングセンターの講義
や演習を実施することも考えられる。
また、各種検索ツールや大学図書館の
使い方のガイダンス、教員による研究
会の実施にも対応することで、学生や
教職員の知的交流活動の活性化を図る
ことが可能であろう。
学生が大学を卒業して以降も生涯にわ
たって自ら学習し、課題解決するため
には、電子情報資源、印刷物を含め
て、適切な情報を得るために各種ツー
ルを使いこなし、得られたデータや情
報を分析・評価し、その成果を分かり
やすく表現し、発信する能力を身に付
けることが求められている。
現在、情報環境が豊かになり、多様な
情報に容易にアクセスできるように
なったが、多くの学生はそれらの分析
と選択のスキルが不十分であり、利用
可能な関連する情報を常に入手できて
いるわけではないことに留意する必要
がある。
情報リテラシー教育は、大学図書館が
主体となって取り組むことが求められ
ている。例えば、新入生に対する初年
次教育の一環として必修の授業として
開講することが考えられる。カリキュ
ラムの開発や実施を教員と協同して行
うだけでなく、図書館職員が教員を兼
任するなどして、直接授業を担当する
ことも視野に入れるべきである。
名古屋大学中央図書館
ラーニング・コモンズ
 学生の学習に必要な情報資源や情報技術関連設備とそれらの活用能力を育成
するためのサポートを学生のスキルの程度や情報ニーズに応じて統合的に提
供する。
 図書館職員によるレファレンスサービス、教員による情報リテラシー教育、
TA等による情報技術活用支援、学生のピア・チューターによる学習相談等の
サービスを一箇所で受けることができるワンロケーション・サービスとす
る。
 これを実現するために、大学図書館が教養教育院、学部・研究科、情報基盤
センターや情報メディア教育センター等学内の教育・情報施設との連携・協
力を強化し、大学の教育課程に深く関与する新たな役割を創出する。
 グループ・プレゼンテーション、授業、自学自習等さまざまな学習形態に対
応したスペースと必要な設備、ツール、情報資源を統合的に提供する。
 授業資料ナビ(パスファインダー)、オープンコースウェア「名大の授
業」、学術機関リポジトリなどのデジタル・コンテンツと印刷体の図書館資
料をシームレスに活用できる能力を効果的に育成する情報リテラシー教育の
実践の場を提供する。
 科学技術・学術審議会報告「学術情報基盤の今後の在り方について」(平成
18年3月)で示された今後の大学図書館における教育支援機能強化及び基盤設
備整備のあり方のモデルを提示することにより、他機関での同様の取り組み
を支援する。
名古屋大学ラーニング・コモンズの
考え方
平成20年度~平成21年度に2階フロアに整備
面積 約1,600㎡
275席
PC66台
平成22年5月 エントランスにスターバックス
コーヒー開店
概要
グループラーニングエリア
多目的ラーニングエリア
ライティングサポートエリア
セミナールームA・B
ディスカバリー・スクエア
AVブース
海外衛星放送コーナー
総合サポートカウンター
学生相談コーナー
エリア構成
総合サポートカウンター
スタッフ :平日15時~19時 現在9名
サポート件数 :平成24年度 692件
講習会 :スタッフ企画によるミニ講座開催
学生相談コーナー(ピアサポート)
学生相談総合センター学生相談部門と連携
毎週水曜日の午後に活動
人的サポート
大学院生を雇用
日本人3名、留学生6名
日、英、中国語での対応
学習支援、IT支援、ライティング支援
講習会も担当
スタッフ
設置館数 226館
国立大学 60館
公立大学 13館
私立大学 153館
60
ラーニング・コモンズの整備状況
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
国立大学 公立大学 私立大学 全大学
設置率
平成24年度学術情報基盤実態調査結果報告をもとに作成
2006以前 2007 2008 2009 2010 2011 2012
私立大学 52 11 5 13 23 29 20
公立大学 1 0 1 0 2 4 5
国立大学 4 4 2 8 10 24 8
0
10
20
30
40
50
60
設置年
私立大学
公立大学
国立大学
平成24年度学術情報基盤実態調査結果報告をもとに作成
55
9
133 197
5
4
20 29
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
国立大学 公立大学 私立大学 全大学
設置場所
図書館外
図書館内
平成24年度学術情報基盤実態調査結果報告をもとに作成
0
50
100
150
200
250
設置スペース
国立大学
公立大学
私立大学
全大学
平成24年度学術情報基盤実態調査結果報告をもとに作成
学習支援機能の強化
自主的な学修を支援する。
学修環境を整備する。
教育への積極的な関与を行う。
Q4.まとめ
ラーニング・コモンズ
ラーニング・コモンズの構成要素
どんな設備があるのか?
どんなサービスが行われているのか?
Q5.ラーニング・コモンズにはどんな設
備、サービスがあるのでしょうか?
1. コンピュータ・ワークステーション・クラスター
2. サービスデスク
3. 協同学習スペース
4. プレゼンテーション支援センター
5. FD(Faculty Development)のためのインストラク
ショナル・テクノロジー・センター
6. 電子教室
7. ライティングセンターなどアカデミックサポート部
門
8. ミーティング、セミナー、パーティ、プログラム、
文化活動向けのスペース
9. カフェおよびラウンジエリア
LCの構成要素
McMullen.「米国の大学図書館:今日のラーニングコモンズモデル」2008.
教育の
場
生活の場
(インフォーマルコ
ミュニケーション)
学習の
場
LCの3つの側面
学習の場 教育の場
生活の場
プレゼンスペース
PCクラスタ
IT機器
PC教室
オープンスペース
ラウンジ
自販機・ショップ
カフェ・食堂
共同学習スペース
カウンター
参考図書
図書館資料
軽雑誌
ライティング支援
IT支援
講習会
授業
イベント
生活アドバイス
学習アドバイス
レファレンス
米澤誠.ラーニング・コモンズの本質:ICT時代における情報リテラシー/オープン教育を実現する基盤施設としての図書館.
『名古屋大学附属図書館研究年俸』.2008,7,p.42. 図6を基に作成
ラーニング・コモンズの歴史
インフォメーション・コモンズからラーニング・コモンズへ
インフォメーションコモンズ
ラーニングコモンズ
 ジャクソン・コミュニティ・カレッジ
コンピュータ・ラボ、図書館のオンライン・サービ
ス、教室でのメディア・サービスを統合
→最初の事例?
 1992 アイオワ大学 Information Arcade
 1994 南カリフォルニア大学 Information Commons
定義
「学習を支援するために組織された、物理的、デジタル的、人的、
社会的な資源を関係付けた、ネットワーク利用のためのアクセスポ
イントと、関連する情報技術(IT)の道具の集合体」
(Beagle, Donald Robert. et. The information commons handbook. , 2006)
70
コモンズの始まり(1980年代半ば)
デジタル&プリントリソース、マルチメディ
ア、サービスへのアクセスを統合して提供
ライティング&テクニカルサポート
データベース、OPAC
PC,ソフトウェア(情報処理実習室など)
グループ学習スペース
71
インフォメーション・コモンズ
知識の
伝達
知識の
創造
教育形態の変化
「知識の伝達」から「知識の創造」へ
協同学習・自律的学習の場
学習支援に関する全学的ビジョン・ミッション
(学内関係機関の連携をもとにした)
73
インフォメーション・コモンズからラー
ニング・コモンズへ
ラーニング・コモンズのポイント
「図書館やコンピュータ関連部局のよう
な、サポートやサービスの部局が協働す
ることのみではだめで、学習の目標を設
定している他の学内組織等の参加があっ
て始めて成功する」
(Bennett, Scott. The information or the learning commons: Which will we
have? The Journal of Academic Librarianship, 2008, Vol.34, no.3, p.183-185)
1. 図書館メディアを活用した自律的な学習の支援
2. 情報リテラシー教育とアカデミックスキルの育
成
3. 協同的な学びの促進
ラーニング・コモンズの特徴
河西由美子.“自律と協同の学びを支える図書館”学びの空間が大学を変える.ボ
イックス,2010,p.107-108.
1. 学内のラーニング・コモンズ的学習空間の
ニーズと必ずしもマッチしていない。
2. インフォメーション・コモンズからラーニン
グ・コモンズへと移行したのではない。
3. 図書館職員の位置づけ
日本のラーニング・コモンズの特徴
ネット世代に対応するICT環境
PC、ネットワーク環境、タブレット端末、スマホ
協調的な学習を促す学習環境
空間構成
机、椅子などの設備
学習を促す道具(ホワイトボード、電子黒板、プロ
ジェクターなど)
学習を支援する体制
人的サポート
学内組織の連携
学習に必要な図書館資料
Q5.まとめ
ラーニング・コモンズではどういう学習
が行われると良いのでしょうか?
Q6.ラーニング・コモンズで会話ができること
には、どんな意味があるのでしょうか?
 授業の予習、復習
 学生が自ら行う調査、学習
 協調的な学習
 学習方略(学び方)を身に付ける
ラーニング・コモンズでの学び
アクティブ・ラーニング
は、学生からみて受動的な教育の場では育成することが
できない。従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業
から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋
琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、
学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく
である。すなわ
ち個々の学生の認知的、倫理的、社会的能力を引き出し、そ
れを鍛えるディスカッションやディベートといった双方向の
講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業への転換
によって、学生の主体的な学修を促す質の高い学士課程教育
を進めることが求められる。学生は主体的な学修の体験を重
ねてこそ、生涯学び続ける力を修得できるのである。
新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて
~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ
~(答申)
生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った
人材
能動的学修
(アクティブ・ラーニング)への転換が必要
協調学習
「個人の理解やそのプロセスを他人と協調的に
比較、吟味、修正する過程を経て一人ひとりが
理解を深化させる学習プロセス。うまく機能し
た場合、個人単独では到達しにくいレベルの理
解に到達できる。」1)
 グループによる学習
 理解やそのプロセスを人と比較、吟味、修正しながら
学ぶ
 問題解決、学習成果の公開、相互評価
協調学習とは
1) 佐伯胖監修,渡部信一編(2010)『「学び」の認知科学事典』,大修館書店,p.460
図書館全体が会話ができる空間である必要はな
い。
静謐な空間も重要
図書館全体のノイズコントロール(ゾーニン
グ)が必要
図書館の中に会話ができる空間があると
いうこと
アクティブ・ラーニング(協調学習)を促すに
は会話ができる空間が必要
オープンな学習スペースが協調学習を促進
ノイズコントロール(ゾーニングの重要性)
Q6.まとめ
ラーニング・コモンズにおける人的サポートに
はどういうものがあるか?
大学院生などが担当することにはどういう意味
があるのか?
Q7.ラーニング・コモンズでの、図書館員や大学
院生などのサポートは必要なのでしょうか?
人的サポート
何故、人的サポートが必要なのか?
誰かの手助けがあったほうが学習しやすいか
ら。
最近接発達領域(Zone of Proximal
Development)
一人で達成できる発達水準と誰か(教師、先輩、友
達)と共同することで達成できる発達水準との差
最近接発達領域
ヴィゴツキー(Vygotsky,L.S.) 1896-1934
子どもは、社会的な相互作用の中で発達が促され
る。
まったくできないこ
と
手助けがあればできること
【 最近接発達領域 】
独力でできること
(広がっていく)
図書館利用
PC利用などITサポート
情報収集及び情報評価
レポート・ライティング
特定の教科に関するサポート(数学、物理、化
学など)
何を?
図書館員によるサポート
学生スタッフ(学部生、大学院生)によるサ
ポート
教員・学内他機関によるサポート
ITサポート
教科(数学、物理、化学など)、授業と連携した
サポート
誰が?
学生がサポートすることの意味
「また、学生の自学自習を支援するためには、
教員や図書館職員だけではなく、大学院生や学
部3、4年生などが自身の経験などに基づき下級
生を指導する体制を組織化することも効果があ
ると考えられる。」
大学図書館の整備について(審議のまとめ)-変革する大学にあって求められる大学図書館
像- 平成22年12月 科学技術・学術審議会 学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作
業部会
学生によるピアサポート
 情報リテラシー教育を効果的に企画・実施できるための
Instructional Designに関する知識
 協調学習に関する知識
 レポート・ライティングに関する知識
 情報収集及び情報評価に関する知識
 教員・IT関連部局との連携力
※図書館利用及びIT関係は前提として
サポートに求められる能力
分析(Analysis) 設計(Design)
開発
(Development)
実施
(Implementation)
評価(Evaluation)
ADDIEモデル
リテラシー
教育の実践
(協同学
習)
教員との連
携
Instructional
Design
指導計画立
案
情報関係部
署との連携
トレーニングの必要性
人的サポートは必要不可欠
サポートするスタッフ間の連携が大切
図書館員、学生、ITスタッフ、教員
ピアサポート
先輩から後輩へ
教え合うことの意味
Q7.まとめ
図書館にある場合と図書館ではないとこ
ろにある場合の機能の違い。
Q8.図書館にラーニング・コモンズがある
ことに意味はあるのでしょうか?
55
9
133 197
5
4
20 29
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
国立大学 公立大学 私立大学 全大学
設置場所
図書館外
図書館内
平成24年度学術情報基盤実態調査結果報告をもとに作成
図書館資料の重要性
学習に必要な図書、参考図書
図書館のリソース
図書館という文化
図書館だからできる学び
研究支援 教育支援 学習支援
図書館としての基本的な機能
資料 場所 職員
ラーニング・コモンズのリソース(資源)
場所
ICT機器
資料
人的サポート
学習空間は必ずしも図書館にある必要はない。
図書館にあることのメリットは最大限活用すべ
き。
場所、資料、人的サポート
Q8.まとめ
ラーニング・コモンズの必要性
どういう学習が行われれば良いのか?
そのためには、どのような空間、サービスのデ
ザインが必要なのか?
Q9.ラーニング・コモンズとはどういう空間な
のでしょうか?
大学図書館に求められるサービス・機能
はどう変わってきたのか?
目録の
データベース化
電子図書館化
(資料の電子化)
電子ジャーナルの
整備
教育・学習支援の
強化
(場としての図書
館)
ラーニング・コモンズは単なる大学図書館の新
しい施設ではない。
大学図書館の機能を強化する場
図書館員にも新しい知識・スキルが求められ
る。
大学図書館の新しい機能
学習環境デザイン
空間
ツール
(道具)
活動 共同体
学習者中心主義
102
主体的な学びの空間
大学教育に求められるものが変化する中で、学
内関連組織と連携し、大学図書館が教育・学習
支援を行う機能の中心となる場、サービス。
アクティブ・ラーニング(協調学習)を支援す
る設備、サービス
トータルに学びをデザインする学修支援環境
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カリキュラムに関連する学修と課外学修を支援
Q9.まとめ

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