モノづくりのまち墨田で、工場内の本物の加工設備を使って、東京スカイツリー®の金属立体モデルをつくるワークショップ。 投票の手引はこちら http://www.kyouikuouen.com/award2014/voting/

1. イベント募集部門賞
本格モノづくり教室
メタルツリーを作ろう！
2014年度
エントリー
番 号12
株式会社浜野製作所
対象：小学生

2. 教育CSR活動の基本情報
タイトル本格モノづくり教室・メタルツリーを作ろう！
教育目標ものづくり教育
実施概要
ノミネート部門
モノづくりのまち墨田で、工場内の本物の加工設備を使って、東京スカイツリー®の金属立体モデル
を作るワークショップを行う。
受賞のポイント
イベント募集部門
活動に活かす自社技術・
活動への思い
プロと同じ機械で板金加工を実際に体験することで、未来の技術者育成と、町工場の活性化を目指
します。
継続するための工夫
社員研修の一環として自ら講師となって丁寧に説明できるようにしている。
キッザニアと連携し、「アウトオブキッザニア」の一環として、参加費をいただいて実施している。
テーマテーマが最先端、話題性が高い
活動学校では出来ない体験ができる。学校にはない機器が使える。
社員テーマの技術に明るいスタッフが関わっている
地域地域との関わりの深い企業

3. プログラム概要
墨田区は古くから「ものづくり」の町でした。現在も約3,000以上もの町工場が所在し、日本だけでなく世
界のものづくり産業を支えています。しかし、現在ものづくりの様子を子どもたちが触れる機会がとても
減っています。
そこで、板金加工を行っている浜野製作所では、子どもたちにものづくりの楽しさを学んでもらおうと工
場を開放し、半日かけて本物の工作機器を使って、１つの作品を作り上げるワークショップを開発しまし
た。
2014年度実施概要浜野製作所の思い
対象：小学生・中学生
時間：100分〜
内容：モノづくりのまち墨田で、本物の加工設備
を使って、スカイツリー（R）の
金属製立体モデルをつくるワークショップ。
工作：タレットパンチプレスで穴あけ
レーザー加工機で切断
金型をつかって成形
リベットを使って組み立て
身の回りに完成した「モノ」があふれる一方で、
それがどのように作られているかイメージできな
ければ、モノづくりに対する興味は生まれてこな
い。
材料を自分の体と頭を使って意味のある「モノ」
に変えるという体験を通して、モノづくりの楽しさ
と、モノづくりという仕事の意味を感じてもらいた
い。
将来モノづくりの仕事に就かない子供にとっても、
「モノ」がどのように作られているかを知ることは、
身の回りの世界を理解することに繋がると思う。

4. プログラム内容
アウトオブキッザニア
職業体験施設「キッザニア」を運営するＫＣＪ ＧＲＯＵＰ株式会社と
共同で、メタルツリー作りを通しモノづくりの仕事を学ぶイベントを
開催。

5. 実施実績/今後の展望
• 自分の手でモノを作る喜びを知ってもらえてとても良かった。
• 子供向けの施設ではなく、本当の工場で体験が出来るのがよかった。
• 一枚の板からメタルツリーが出来上がっていく工程の体験は、見ている大人でさえ感動した。
• 子供たちのワクワクしている様子が手にとるように伝わってきた。
• このようなプログラムが、子供が将来の仕事を見つけるきっかけになればいいと思います。
• モノづくりに関わっている人を考えたり、ものを大切に考えるようになれると思います。
（保護者アンケートより）
参加者の声
今後の展望
• 作るものや所要時間、難易度などのバリエーションを増やして、より広い年齢層が体験できるプログラ
ムを設けていきたい。
• 中高生の修学旅行向けのプログラムを実施予定。町工場は東京や日本社会のユニークな要素。
• 電子工作や地場の伝統産業と組み合わせた、より高度なモノづくり体験プログラムも検討中。