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1.修正【ニトリ】Nabe_慶應義塾大学.pdf

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1.修正【ニトリ】Nabe_慶應義塾大学.pdf

  1. 1. Nabe 大学生よ、 ニトリハウスに住もう! ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
  2. 2. 1. テーマ解釈 2. 現状分析 3. 不満と強みの接合 4. 新規事業 5. 背景と理由 6. 大学生側のメリット・デメリット 7. まとめ 8. 参考資料
  3. 3. 1. テーマ解釈
  4. 4. 1. テーマ解釈(“リソース”の深堀り) 生産から販売まで一貫して行う自前主義 「ニトリのリソースを最大限活用し、世の中に貢献するための新規事業を立案してください」 リソース • 商品開発のスピード • リフォーム事業 • オフィスなどの法人向け • 開発-製造-物流-小売-アフター サービスを横断的に進めている • 住まいを支えるという一貫した 考え • 「ニトリ」の知名度・ブランド イメージ ニトリのブランド認知度 + = リソースはニトリの強み
  5. 5. 1. テーマ解釈(“世の中に貢献する”の深堀り) 「ニトリのリソースを最大限活用し、世の中に貢献するための新規事業を立案してください」 ニトリの理念と 貢献する方法 • 住まいの豊かさを世界の人々に提供 • より良い家具を提供する • 生活全体を豊かにする • 衣食住を総合的に支える 世の中に貢献する =世の中に溢れている “不満”や“ニーズ” を解消する
  6. 6. 2. 現状把握
  7. 7. 2.現状分析 大学生 ニトリ 世の中 (社会) 現状分析は、「大学生」「ニトリ」「世の中(社会)」の3つに分けて分析する。 ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
  8. 8. 2.現状分析(大学生側) “将来の引っ越し予定が決まっている” 学生ならではの制約 + 初期費用をかけて 将来の部屋に合わない家具を購入 =大学生が家具を購入・所有するのは デメリットが大きい 一人暮らし大学生の制約 一人暮らし大学生の多くは4~6年で引っ越す制約を抱えているため、卒業後の引っ越し先 の部屋に合った家具を置けない。 ・一般的に4~6年で引っ越す ・社会人になった際に学生時代の家具が 部屋に合わない ・初期費用が大きい(平均50万円) 課題の整理
  9. 9. 2.現状分析(ニトリ側) 低コストを活かした販売戦略は為替リスクが大きいため、ニトリの強みを活かしつつ、 価格に囚われない競争戦略が必要となっている。 円安による輸入物価上昇による影響で、企業物価指数は 上昇し、高止まりしている 原価率を抑えるために生産の90%以上を海外で行っている ニトリにはマイナスの影響 ニトリの強みを活かした為替リスクが低い新規ビジネス が必要 ※引用:衰えぬ物価高、景気に逆風 企業物価13カ月連続8%超え:日本経済新聞 ※https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB106NY0Q2A111C2000000/
  10. 10. 2.現状分析(ニトリ側Ⅱ) 年々高まる家具・インテリア業界のEC化率に合わせて、通販サイトが新たな競合と して想定される。今後は”リアルな体験”がより重要になってくると考える。 ※「電子商取引実態調査(経済産業省)」 (https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html)の平成28年度~令和2年度報告書のデータに基づき筆者が作成 • 物販市場全体のEC化率が8.78%であるのに対し、 家具・インテリア販売市場のEC化率は28.25%と 高い • 既存企業だけでなく、Amazonなどの通販サイト との競合も十分に想定される EC化が進むにつれて、顧客のリアルな声を いち早く把握することがより重要になっている =“リアルな体験”からみえるニーズが必要
  11. 11. 2.現状分析(”世の中“(=社会)側) 空き家率は増加し続け、過去最高の13.6%を記録。 少子高齢化と都市部への人口集中が続く日本の社会的な課題となっている。 空家数及び空き家率の推移 -全国)昭和38年~平成30年) ※グラフは総務省統計局より引用 「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」, 総務省統計局 https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf 平成30年に空き家率は過去最高の13.6%を記録。 将来的に少子高齢化が加速&都市部への人口流出 が予測されるため、地方の空き家率は上昇すると 考えられる。 日本全体の社会的課題として捉えられている
  12. 12. 3. 不満と強みの接合
  13. 13. 3. 不満と強みの接合 大学生 強み • 引っ越し予定があるのに将来 的に部屋に合わない家具を買 いたくない • 初期費用が大きい • 『お、値段以上ひとり。ニトリ』 で知られる安心のニトリブランド • 生産から販売まで一貫して行う 自前主義 不満 ニトリ 新規 事業
  14. 14. 4. 新規事業
  15. 15. 4. 新規事業 大学生よ、ニトリハウスに住もう! ※画像はニトリ公式企業サイトより引用 https://www.nitori.co.jp/ ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
  16. 16. 4. 新規事業 大学生向けニトリハウス ターゲット 事業内容 ニトリ:家具付きの部屋を学生に提供 / 試作品の使用&フィードバックを学生にお願い 学生:家賃 / 定期的にニーズ・フィードバックを提供 地方の大学に通う一人暮らしの大学生 空き家を改装し、家具・食器・電化製品にわたる 全ての生活用品を部屋ごと貸し出す トータルコーディネート事業 ニトリハウスとは…
  17. 17. 4. 新規事業 定期的に ニーズ/フィードバックを提供 家具/食器/電化製品付きの トータルコーディネートされた 部屋を提供 + 試作品の使用&フィードバック をお願い 家賃 + Win-Winの関係を構築 地方の大学に通う 一人暮らしの大学生 ニトリ ※課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
  18. 18. 5. 背景と理由
  19. 19. ① ニトリのすべての強みが活かせる ② 若者世代の意見を取り込むことができる&将来の顧客獲得 ③ ニトリハウスを通じて空き家問題解決に貢献できる ニトリハウスの提案背景と理由
  20. 20. 5.背景と理由 (① ニトリのすべての強みが活かせる) ニトリの強みをすべて活かす “ニトリにしかできない”トータルコーディネートという戦略 自前主義 ニトリの 認知度 トータル コーディ ネート 自前主義を活かして、顧客 ニーズを製品に素早く反映 「お、ねだん以上。」で知られる 安心のニトリブランドの活用 家具から生活用品まで提供し、 衣食住の全てを支える トータルコーディネート ニトリのすべての強みを活かした ニトリハウスの提供 ニトリの3つの強み
  21. 21. 5.背景と理由 (②若者世代の意見を取り込むことができる&将来の顧客獲得) 若者のニーズを常に取り入れ製品に反映しつつ、将来の顧客獲得を行うことが可能。 また一定の市場規模が常に存在するため、事業の持続性は担保される。 若者世代の意見を常に取り込む ことができる 将来の顧客獲得につながる 一定の市場規模が常に存在する 実際に住むことでわかる若 者のリアルなニーズを掴み、 自前主義を活かして製品に 反映 早期にニトリファンに なってもらい、将来に わたってニトリ製品を 愛用してもらう 一人暮らし大学生は全国に 約117万人。一定の市場規模 が今後も永続的に存在する ため、事業の持続性は担保 されている。 ※一人暮らし大学生の人数 全国大学生協連調べ https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
  22. 22. 5.背景と理由 (③ニトリハウスを通じて空き家問題解決に貢献できる) ニトリハウスは、学生の不満やニーズを解消するだけでなく、空き家問題の解決の 一助となることから、CSV経営の観点からも、ニトリと社会の両方に新たな価値を 生み出しているため、世の中に貢献する事業であると考える。 ※CSV(Creating shared value / 共有価値の創造):企業の競争力強化と社会的課題の解決を同時に実現させ、 社会と企業の両方に価値を生み出すビジネスを意味する。 ※M.E. Porter & M.R. Kramer が「Harvard Business Review」2011 年 1 ・ 2 月 合 併号に寄稿した共著論文「Creating Shared Value」。 日本語版はダイヤモンド 社 「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2011 年 6 月号。 空き家問題解決は 社会の利益 + ニトリハウスを通じた 会社の利益 家具付きの部屋は 学生の利益 +
  23. 23. Q なぜ”地方”の大学生がターゲットなのか? A. 総大学数のうち約7割が地方にある。また地方の大学生の一人暮らしの割合は半数を超えて いる。そのため、地方に進学する大学生のニーズ解消と同時に、地方で特に顕著な空き家 問題の解決を同時に行えると考えた。 5.背景と理由 (補足事項) Q なぜ空き家問題に焦点を当てたのか? A. 「“世の中に貢献する”=世の中に溢れている“不満”や“ニーズ”を解消する」と定義し たため、より広く社会に対して貢献する必要性があると考えた。また、ニトリの強みと事 業の持続性を鑑みた結果、地方の空き家問題との相性が良いと考えた。
  24. 24. 6. 大学生側のメリット・デメリット
  25. 25. • コーディネートのとれた部屋で生活することにより ストレスを軽減することができる • 家具の初期投資を低く抑えることができる • 4年のために、家具を購入しなくてよい • 引っ越す先の部屋に合わないという心配がない 7.大学生側のメリット メリット 家具を購入することがないため初期費用は抑えつつ、コーディネートのとれた 部屋で快適に過ごすことができる。 また大学生ならではの、引っ越し予定があるという制約を解決できる。 課題解決プロジェクト運営事務局にて一部文言・画像を修正しております。
  26. 26. 9.大学生側のデメリット 想定されるデメリットは、コーディネートの選択肢を与えることによって解決され、 また顧客理解の一助になると考える。 デメリット 解決策 • 好きな家具を置けない • 自分の部屋感がない • ニトリハウスのコーディネートが 利用者に合わない可能性がある コーディネートの選択肢を与える ⇒利用者の趣向の理解へとつながる
  27. 27. 7. まとめ
  28. 28. 7. まとめ 新規 事業 顧客の利益 会社の利益 社会の利益 『新規事業は三者の利益』 ニトリ
  29. 29. 8. 参考資料
  30. 30. 参考資料 • 日本経済新聞社, 「衰えぬ物価高、景気に逆風 企業物価13カ月連続8%超え」, https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB106NY0Q2A111C2000000/ • 経済産業省, 「電子商取引実態調査」, https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html • 全国大学協連, 「第 57 回学生生活実態調査 概要報告」, https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html • M.E. Porter & M.R. Kramer が「Harvard Business Review」2011 年 1 ・ 2 月 合 併号に寄稿した共著論文「Creating Shared Value」。 日本語版はダイヤモンド 社 「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2011 年 6 月号。 • 総務省統計局, 「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の概要」, https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf • ニトリ公式企業サイト, https://www.nitori.co.jp/

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