Publicité
Publicité

Contenu connexe

Présentations pour vous(20)

Similaire à 事業での実践としてのUXデザイン @ 『UXデザインの教科書』出版記念セミナー(20)

Publicité
Publicité

事業での実践としてのUXデザイン @ 『UXデザインの教科書』出版記念セミナー

  1. 事業での実践としての UXデザイン 2016.6.18 藤井幹大 1 #UXDtextbook 〜 UXデザインの理論と戦略をめぐって
  2. 自己紹介 藤井 幹大 Mikihiro Fujii 夫 7歳の娘の父 デザイナー Supership株式会社 Cyberagent → 絵本ナビ → VOYAGE GROUP → Goodpatch Webデザイナー / ディレクター / UIデザイナー / UXデザイナー 「デザイン = 解決のためのコミュニケーション」 2
  3. 現在のテーマ 存続可能な価値提供を実現するデザインの仕組みづくり デザイン×インターネットは 世界を平和にできる 信念 3
  4. 4 モノづくりのゴールのサイクル 現在のテーマ 存続可能な価値提供を実現するデザインの仕組みづくり ユーザーの 体験 ユーザーの 行動 モノ 存続 }サービス / プロダクト UI / 機能 / コンテンツ 品質 / 価格 }価値 / ストーリー 感覚 / 感情 / 意味 {収益目標 ユーザー数 問題解決 ランディング インストール 閲覧 / 課金 登録 / 継続利用…{
  5. デザインについて影響を受けた本 『Getting Real』 『About Face 3』 『リーンスタートアップ』 リアルなデザイン vs 議論によるデザイン ユーザーのゴールに向かうデザイン vs 自己満足デザイン 成果に向けて学習するデザイン vs 無計画/無検証デザイン 5 エリック リース (著), 井口 耕二 (翻訳), 伊藤 穣一(MITメディアラボ所長) (解説) / 日経BP社 Alan Cooper (著), Robert Reimann (著), David Cronin (著), 長尾 高弘 (翻訳) / アスキー・メディアワークス Jason Fried (著), David Heinemeier Hansson (著), Matthew Linderman (著), 37signals (著) 公式の日本語版が無料公開されています。
  6. デザインについて影響を受けた本 『Getting Real』 『About Face 3』 『リーンスタートアップ』 リアルなデザイン vs 議論によるデザイン ユーザーのゴールに向かうデザイン vs 自己満足デザイン 成果に向けて学習するデザイン vs 無計画/無検証デザイン 6 エリック リース (著), 井口 耕二 (翻訳), 伊藤 穣一(MITメディアラボ所長) (解説) / 日経BP社 Alan Cooper (著), Robert Reimann (著), David Cronin (著), 長尾 高弘 (翻訳) / アスキー・メディアワークス Jason Fried (著), David Heinemeier Hansson (著), Matthew Linderman (著), 37signals (著) 公式の日本語版が無料公開されています。
  7. テーマ 7 事業での実践としての UXデザイン #UXDtextbook 〜 UXデザインの理論と戦略をめぐって 〜
  8. 用語の定義 1. UXデザイン:”ユーザーがうれしいと感じる体験とな るように、製品やサービスを企画の段階から理想のユ ーザー体験(UX)を目標にしてデザインしていく取組 みとその方法論” 『UXデザインの教科書』 2. 事業会社:サービス事業を自社運営しているネット系 の会社 8
  9. なぜ事業でUXデザインを 実践するのか 9
  10. 10 価値 ユーザーの 行動 モノ 事業存続 価値提供と事業存続、チームビルド 事業でUXデザインをする目的
  11. 事業でのUXデザインの現状は どうなっているのか 11
  12. 背景 ・積極的な導入から5年以上経っている。 認識・要件定義の一手法(交換可能) ・工数かかる ・採用やガス抜きなど人事的な方法 ・業界内で定量的な検証結果が共有されておらず、事業成果との 因果関係が業界的に曖昧。 ・経営側の課題意識が無い場合、本質的な導入が困難。 危機 ・バズワードとして鎮火・消費されてしまう可能性がある。 事業視点でのUXデザイン認識の現状 12
  13. 事業でのUXデザイン実践には どんな課題があるのか 13
  14. 1. 理論とプロセスと手法 2. 事業戦略での実践 3. 価値提供と事業成果の両立 課題の種類 14
  15. Why:なんのためにUXデザインをするのか How:どのようなプロセスでUXデザインするのか What:実際にどんな手法をどうやって使うのか 典型的な課題 組織に「UXデザイン」についての明確な知識が無い 1. 理論とプロセスと手法 15 『UXデザインの教科書』 安藤 昌也 (著) 丸善出版
  16. 2. 事業戦略での実践 16 Why:なんのために事業戦略に組み込むのか How:どうやって組み込むのか What:実際にどんな手法を組み込むのか 典型的な課題 事業の計画時点で組み込まれてないので後づけになる 『UX戦略』 Jaime Levy (著), 安藤 幸央 (監修), 長尾 高弘 (翻訳) オライリージャパン
  17. ? 3. 価値提供と事業成果の両立 17 Why:事業としてなんのためにUXデザインをしているのか How:どうやって価値提供と事業成果をつなげるのか What:何をすれば事業成果につながるのか 典型的な課題 価値提供と事業成果がバラバラにデザイン→検証される
  18. 課題の例 1. 事業KPIが設定されている。 2. UXデザインによる改善を実施。 3. リリース後に事業KPIで検証する。 4. 因果関係が不明確で、もやっと終わる。 例 1:UXデザインを事業KPIで検証 18
  19. 課題の例 1. 事業KPIが設定されている。 2. UXデザインによる改善を実施。 3. UXデザインの結果を検証するKPIを設定し、 リリース後に検証。 4. 事業のKPIとのつながりが不明確で、事業的 に意味があるのかわからない。 例2:UXデザインのKPIで検証 19
  20. 課題の例 1. サービス立ち上げ後にGrowthが課題に。 2. データドリブンなアプローチに対して、議論 で太刀打ち出来ない。 3. UXデザインは余裕ができたら。 例3:危機的状況では後回し 20
  21. ? 3. 価値提供と事業成果の両立 Why:なんのためにUXデザインをしているのか How:どうやって価値提供と事業成果をつなげるのか What:何をすれば事業成果につながるのか 典型的な課題 価値と事業成果がバラバラにデザイン・検証される 21
  22. なぜ価値提供と事業成果 が両立されていないのか 22
  23. 前提:事業とUXデザインは目的が違う 23 事業目標の達成 価値体験の提供 例:収益、MAU、CVRなど
  24. 過程:メンバーがUXデザイン側に行く 事業のためにUXデザインを学ぶ 24 事業目標の達成 価値体験の提供
  25. 結果:事業とUXデザインで目的が乖離して悩む 事業への有効性が不確かなので「べき論」になりがち。 25 事業目標の達成 価値体験の提供
  26. 価値提供と事業成果 を両立させるための方法 26
  27. 予期的UXとユーザーの行動 予期的 UX ユーザーの 行動 モノ 事業存続 27 ユーザーの行動を生む予期的UXにフォーカスして事業存続につなげる
  28. 行動を生むことにもUXデザインを利用すれば、 存続可能な価値提供をデザインする仕組みができるのではないか 28 https://medium.com/@mikihirocks
  29. ユーザーの行動と予期的UX 行動の創出 29 事業目標の達成 価値体験の提供 定量化できるので歩み寄れる
  30. ユーザー行動の創出への UXデザイン利用法の例 30
  31. クリエイティブ・コモンズ 表示—非営利—継承 3.0 非移植 ライセンス ユーザーの行動の直前には必ず予期的UXがある 31
  32. 予期的 UX 瞬間的 UX エピソード的 UX 累積的 UX ユーザーの 行動 最適な予期的UXをデザインして行動を生む 32
  33. 予期的 UX 瞬間的 UX エピソード的 UX 累積的 UX ユーザーの 行動 最適な予期的UXをデザインして行動を生む 33 チュートリアルで 使いやすいと 感じた 例:タスク管理アプリかっこいい! SNSで色んな人が 勧めてるのを見て 好感を持っていた 利用が楽しみ! 登録簡単そう ユーザー登録
  34. 本来のUXデザインとの違い 本来のUXデザイン 行動創出へのUXデザインの利用 因果関係をずらしている 34 原因 結果 原因 結果
  35. キー・インタラクション・キャンバス 35
  36. 事業会社での UXデザインのこれから 36
  37. 事業の外で用意してもらえるものは揃った。 1. 理論とプロセスと手法の実践 2. 事業戦略での実践 ? 3. 価値提供と事業成果の両立 UXデザインの実践方法 37
  38. 事業の中で実践し、フィードバックして共に発展させていく。 1. 理論とプロセスと手法の実践 2. 事業戦略での実践 ? 3. 価値提供と事業成果の両立 UXデザインの実践方法 38
  39. 関わる人すべてにとって価値ある事業づくりへ 存続可能な価値提供 UXデザイン実践の未来 39 事業 価値 行動
  40. Design your world!! 成功も失敗も数字もどんどん共有して いっしょに価値ある世の中をつくっていきましょう!! 40
  41. 41 ご清聴ありがとうございました ※スライド中の使用画像などに問題がある場合はお知らせください。

Notes de l'éditeur

  1. 現場からたたき上げのデザイナー UXデザインに対して意図的に距離をおいている
  2. ポジティブなイメージを持った新しいサービスが世の中に出てくるのを見ているとワクワクする 事業会社の中からつくっていきたい
  3. 仕組み デザイナー デザインはシステム 計画した体験を量産・再生産させる仕組み
  4. 安藤さん Basecamp Jason Fried UX戦略 長尾さん 現象学 それに私たちは、そもそもエクスペリエンスをデザインすることが可能かどうかに疑問を持っている
  5. 安藤さん Basecamp Jason Fried UX戦略 長尾さん 現象学 それに私たちは、そもそもエクスペリエンスをデザインすることが可能かどうかに疑問を持っている
  6. 事業会社の人どれくらい来てますか?
  7. 存続は成長も含めた意味 それを実現するためのチーム
  8. 実際に出ている会社もあると思いますが、業界内での認識の話。 UX戦略家たちの苦労がわかる
  9. 今までは体系的に学ぶのが困難だった。もう言い訳できない
  10. もう言い訳できない
  11. このスライドの内容はかなりGrowth的な話でもある。 さいわいSupershipではGrowth HackerがUX大事って言ってくれる。
  12. 事業会社の方で、どの課題も自分の会社には起きたことが無い という人いますか?
  13. ここからは仮説
  14. できるだけ学ばないようにしてきた
  15. 注目したのが
  16. 伝えたかったメッセージは・・・
  17. 価値はユーザーとサービスのインタラクションから生まれる こういったツールも共有していきます
  18. 恩返し 僕も可能な限り公表していきます
  19. 社会に価値を提供する こういうことができるチームをつくろうと思ってます
  20. UXデザインをもっと普通のものにするために 一人では実現できませんし、自分のチームだけでは成し得ないので、
Publicité