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- 2. 子どもたちのゲーム時間が年々増加
半数以上の子どもが毎日「1時間以上」ゲームしている
(特に男子は約7割が1時間以上ゲーム)
テレビゲームをする時間
テレビゲームにはパソコンゲーム、携帯ゲーム機のゲーム、携帯電話でのゲームを含む
ベネッセ教育研究開発センター 「第2回子ども生活実態基本調査」(2009年)より
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- 3. 親子の会話不足
半数以上の子どもが特に「父親と会話が不十分」と回答
小学生:親と会話を「よくする」+「ときどきする」子どもの割合
相対的に
父親との
会話が不足
2 ベネッセ教育研究開発センター 「第2回子ども生活実態基本調査」(2009年)より
- 5. • ドイツゲームとは:
– 1990年代から、主にドイツで発展したボード
ゲームやカードゲーム
– 子供から大人まで幅広い年齢層で楽しめる
– 参加者全員が対等な立場で参加できる
• 「トレーディングカードゲーム」のように、最初から
参加者に優劣のあるゲームではない
– 運と技術(経験や戦術)の両方が適度に必要
• 将棋やオセロなど、実力が全てのゲームではない
– 平和なテーマが多く、他のプレイヤーを蹴落とす
行為が少ない
4 – 参加者の関わりあいが多く、会話が促進される
- 6. • ドイツゲームを通じた学び:
– 不利な状況でも諦めなければ、報われることが
あること
– 自分が選択した結果を潔く受け入れること
– 経験を積めば効果が出ること
– 勝つこともあれば、負けることもあること
– 時にはとても運の悪い日もあること
– ルールを守り、みんなで仲良く遊ぶこと
すぐリセットできるテレビゲームでは、
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なかなか学べないことばかり
- 7. • 子供の脳に良い刺激となる
ゲーム中の思考:
– ゲーム全体の状況判断 自分は有利か不利か
高い視点から物事を捉える
– ゲームの進行状況をもとに 相手の行動を推測
する
– 今後の状況の変化を予測する
– 正解(最善手)が見つからない(存在しない)
場面で、自分の行動を決断する
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- 9. 『カタンの開拓者たち』 1995年 ドイツゲーム大賞受賞
• カタン島を開拓し、自分の街を発展させるゲーム
• ドイツゲーム隆盛の立役者。総販売数は1500
万部を超え、いまでも売れ続けている
• 世界大会が開催されるなど 人気は衰えず
「カタンを超えるゲームは存在しない」
とまで言われる
1995
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- 10. 『カルカソンヌ』 2001年 ドイツゲーム大賞受賞
• 城塞都市「カルカソンヌ」を作り上げるゲーム
• ゲームファンが選ぶ「ドイツゲーム賞」も受賞し、
2冠を達成
• 運と戦術のデザインバランスが絶妙 子どもでも
大人でも楽しめるファミリーゲームの代表格
2001
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- 11. 『ドミニオン』 2009年 ドイツゲーム大賞受賞
• 小国の領主となり 領土発展を目指すゲーム
• ドイツゲーム賞に加え、ゲーム誌「フェアプレイ」が
選ぶ「アラカルト カードゲーム賞」も受賞。史上初
の3冠を達成。
• 「デッキ構築型」と呼ばれるゲームシステムで新境
地を開いた傑作。現在 世界中で大ブームを巻き
起こしている
2009
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