テンプラーとはコメカミ付近で側頭筋の筋電位を計測して機器を操作するシステムです。 咀嚼ができる人であれば頭部や四肢に付随運動があっても操作可能です。そのため，手足が不自由な方もしくは，手足以外で何かしらの入力をしたい人への支援機器になります。 特に，手足が不自由である場合，入力方法が限られてしまい，「やりたいこと」が「できない」状態になります。そこで，やりたいことを「できる」ようになってもらいたくて開発しました。 現在、スイッチの押下をエミュレートすることができ, i+Padタッチャーに接続してiPad等のゲームを ワンキーマウスに接続してWindowsパソコンのフル操作、 Xbeeに接続しておもちゃのコントロールができています。 　現在インタフェースと各機器とは有線ですが無線化を特にPCへの入力に関してはオープンソースであるワンキー入力マウスを一体化かつ無線化（Bluetooth）したものも開発中です。

1. 1/14
手足が不自由な方の
「できない」を「できる」
に変える。
側頭筋の筋電位による、
究極のハンズフリーインタフェース
「テンプラー」
〜手足を使わずに機器を操作したい全ての人に
〜
動画： https://youtu.be/CPnilybQOCo

2. 2/14
Assistech Design Lab
リハエンジニア（リハビリテーションエ
ンジニア）が集って「タブーじゃない
ぜ」を合言葉にアシスティブテクノロ
ジーによる機器の開発と提供をしており
ます。
福祉分野の研究者
福祉工学の教育者
福祉機器の開発者
神経難病ボランティア

3. 3/14
「テンプラー」が代わりにでき
ること
「スイッチを押す」
ただそれだけですが，それだけで助かる人がいます．

4. 4/14
「テンプラー」のセットアップ
RYO 君
１．ヘッドバンドを装着する
２．筋電の出力を確認し閾値を設定する

5. 5/14
彼は「テンプラー」
を使用して
ゲーム
「できない」が「できる」に変わりました
文章の作成
玩具の操作

6. 6/14
宿題をワードで書いて提出しています
６年生の時にシステムを
セットアップ、寄宿制の中学校
に送り出しました。
が、寮でパソコンをセットアッ
プしてもらえるまで半年。
宿題提出まで１年半かかってし
まいました。
知られていることはすごく大きい

7. 7/14
もし
今日の帰り，
事故に遭遇したり，病気になったり
して
四肢が不自由になってしまったら．
あなたは，どうされますか？

8. 8/14
今困っている人，
これから困るかもしれない人
（もちろん自分自身も）
「できない」を「できる」に変
えたい
その為のインタフェース
「テンプラー」

9. 9/14
技術的説明
筋電アンプ 二値化
・スイッチは福祉機器と相性がいい
・現場が慣れている
アナ
ログ
値 スイッチ
（接点出
力）

10. 10/14
スイッチで操作できるもの
・パソコン（マウス）
・パソコン（専用ソフト）
・ iPad （スイッチインターフェイ
ス）
・電話（福祉電話）
・環境制御装置（スマートハウス）
・電動車いす

11. 11/14
デジタル筋電アンプ
2ch 24bit アナログ
フロントエンド IC
ADS1292
8bitMCU(AVR)
デジタルフィルタ処理
乾式電極
出力：アナログ、デジ
タル
電 源 (3.3 ～
5V)
入力 2ch, ±1.21V
感度 0.14uV(LSB)
ADC 24bit, 500Hz
電力 6mA(3.3 ～
5V)
出力 アナログ 2ch
基板 28 25mm☓
出力：アナログ及び
デジタル
電源 (3.3 ～ 5V)

12. 12/14
• Bluetooth 化
• 見た目のよさ
• 使い心地
• ヘッドセットの具合
• 知名度
．．．． etc.
使用者と介助者の負担を
極限まで減らしたい．
われわれの開発した「テンプ
ラー」
まだまだ，未完成

13. 13/14
われわれの開発した「テンプ
ラー」
まだまだ，未完成
ますますのご支援とご協力を願っております
「我々の願い」
便利な機械が存在することを
より多くの方に知ってもらいたい．
そして，
もっと多くの感動を味わってもらいたい
．

14. 14/14
ご清聴ありがとうございました
。
さて、ちゃんと動いていたら拍手を m(__)m
テンプラーによるはじめての
プレゼンでした。
パワーポイントをテンプラーで操作しました
。