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Similaire à Tsubota 20120915
Similaire à Tsubota 20120915 (20)
Tsubota 20120915
- 2. グローバル人材とは?
• グローバル人材育成推進事業は、若い世代の「内向き志
向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆
の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦
し活躍できる「人財」の育成を図るため、大学教育のグ
ローバル化を推進する取組を行う事業に対して、重点的
に財政支援することを目的としています。
本会では、文部科学省と共同でグローバル人材育成推
進事業プログラム委員会を設け、この事業に関する審査・
評価を実施します。
http://www.jsps.go.jp/j-gjinzai/index.html より 9月14日
アクセス
- 3. グローバル人材とは?
• 「内向き志向」を克服
→英語に対する苦手意識の克服
コミュニケーションへの恐れの克服
• 国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強
化の基盤
→東工大の工学系コンテンツ
+英語によるコミュニケーション能力の育成
• グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる
→異文化に対する積極的な態度の涵養
- 4. 英語でのコミュニケーションへの恐れ
を克服
• 理工系の学生のコンテンツを自信を持って英
語で発信できるようにするための授業
• (当たり前ですが)中身に対しての指導はしま
せん!
英語コミュニケーション能力に
対する自信の強化
より積極的な
英語能力の向上 コミュニケーション
英語によるコミュニケーション
の量の増加
- 7. コンセプト
• 学生にたくさん話をさせる
– 講師のお話は最小限。スピーキング演習です。
– 多くの発表スタイルに慣れさせる。
– 質疑応答等で通じない体験をさせ、それを自分で乗り越
えることを目指す。
– お互いから学び合う。よかったこと、改善した方がよいこと
についてコメントする。(いいところは積極的に盗む!)
• 同じ内容をオーディエンスを変えて何度も繰り返す。
• オーディエンスは毎回、質か量、もしくは両方を変える。
- 9. 東京工業大学
情報工学英語プレゼンテーション
集中講義 9月3日~7日
1. PCにログインしてください。
ID: student PASS: ******
2. 無線LAN(titech)にアクセス確認をして下さい。
3. 資料が3部あります。前にとりに来て下さい。
4.後ろに多読用の本があります。課題になります
ので、自分で面白いと思う本を選んで下さい。
5. 事前アンケートに記入をお願いします。
担当: 坪田 康
tsubota@media.kyoto-u.ac.jp
- 10. 自己紹介
• 所属・出身など
– 学術情報メディアセンター 語学教育システム研究分野 助教
– 工学部情報工学出身 音声情報処理系の研究室
• 研究の興味・関心
– CALLやICT支援の外国語学習関連
– 音声認識や音声情報処理を用いた発音学習
– マルチメディアCALL教材の開発など
• 業務
– CALL教室の機器管理やCALL授業のお世話
- 11. 本講義の目標
• 英語で話をするためには
– 相当量の練習が必要で継続した学習が必要
– 今回だけで英語が話せるようにはなりません!
• 今回の講義の目標
• 英語で話すことに慣れること
• 怖くない、できそうだと思うこと
– 話すための実力は既に持っています。
• 文法力、語彙力という意味
• 場数が絶対的に足りません。
• 話す練習をしましょう!
- 14. スピーキングの場合
Speak much
communicate Speak little or speaking and positively
hesitantly
speak communicate
speak
speaking
- 15. 結局は
• Virtuous Circleを作りだすのが重要!
– こんな感じでいいんだという安心感を得る
– 喋ってみて、コミュニケーションに自信をつけて、いっぱ
い喋って、悪いところを直して、もっと喋る
⇒聴衆(オーディエンス)の前で発表する必要あり
• 安心感を得るために
– 他の人を見ながらよいところをどんどん吸収
– これも重要
⇒いろいろな人のスピーチを見る、グループ活動も活用
- 20. 新たな枠組み
記事のレポート
• 短い英文を読んで、サマリーと感想。
– 10分ほどで読んだ後、グループ内で口頭レポート
• 最初は同じ物を読んだ人同士で報告しあう。
– 相手は足りない所に気づいてくれやすい。
– お互いにコメントしやすい。
• 続いて、別のものを読んだ人たちが集まる
– Information Gap
– わかりにくいところは言い直したり、説明する必要
- 22. 授業スケジュール
• 1日目:Pre-test (Versant 電話による口頭試験)
Self-introduction(自己紹介)
• 2日目:Oral presentation(口頭発表)
こちらで用意 日本の地理
• 3日目:Poster presentation(ポスター発表)
各自で用意 専門の内容
• 4日目:本を読んでサマリーと感想をレポート
多読本の利用 30ページほど
• 5日目:Speech(内容は自由)
Post-test(Versant 電話による口頭試験)
- 23. 気持ちの変化
ー初日の感想
• 英語でまとまった量の文章を自分で考えて発表するというのは、予想以上に難し
く気疲れした。昔から英語が苦手で、苦手意識が骨の髄まで染みついているので、
これを機に少しでも改善したい。
普段英語を使って話す機会が少ないので、この集中講義は英語を使ういい機会
だと思います。また、人前で話すという点でも、この講義では英語以外に学べるこ
ともあって、他の生徒からもコメントがもらえて、色々成長できる点があると思いま
す。
初回にしては意外としゃべれて楽しかった。久しぶりだったり初めてだったりした
ことが多くて時間があっという間に過ぎていく感じだった。
一人で話した時は気づかなかった事柄が良く分かったので、メンバー全員の前で
話して批評し合うといった方法は5日間続けてほしい。これからの励みになり、指
針となると思うので、なるべくたくさんのアドバイス、改善点を知りたい。
多くの人(いろんな人)と話すことで様々な意見がもらえたのでよかった。また、時
間配分がよく、おちついて参加できたと思う。
- 24. 気持ちの変化
ー初日の感想
• このままでいいと思う。僕はあまりうまくしゃべれないのでそういう人でも
やっていけるよう配慮があってよかった。オブザーバーの人がいるのも新
鮮でよかった。これをずっとやれればたしかにしゃべれるようになると
思った。これから今後どうやって勉強していけばいいのかをくわしく教え
てほしい。
周りの皆が上手すぎると思います。質疑等の準備できない会話は、非常
に難しかったと思います。2分も持たせられません。自分の語彙の低さを
思い知りました。
楽しかったです。自分の弱点が分かりました。これからもっと練習したい
と思います。今日、英語をよく使って、本当によかったです。
いい雰囲気だと思います。いろいろな意見を聞いて、自分の改善すべき
ところが分かり、良かったと思います。
- 25. 気持ちの変化
―最終日 講義全体の感想
• 講義全体の感想
月曜日には全く自信がなく、英語で話すことに恐怖がありましたが、今は
英語で話すこと自体にはあまりにがてな感じはなくなりました。たぶん。た
だ準備することが多くて睡眠不足になりました。
よかったと思う。来年度もこのままでよいのではないかと思う。
全ての学生からアドバイス、Tipsを数多くもらえたので、さらにモチベー
ションが上がった。
先生のお話通り5日間では完全に上手くならなかったが、「こうすればで
きるだろう」という自信が付いたので、今後も(来年の授業も参加?)似た
ような練習を続けていきたい。
英語を”気楽に”話せる”機会をもらえたことが非常にありがたかった。今
まで自分の中で常識であったのが「自分で英語を話す」=苦痛 or 義務と
いう図式だったがそれがいくらか解消された。
- 26. 気持ちの変化
―最終日 講義全体の感想
• 講義全体の感想
最初は英語で話すのになれなかったり3日目以降のプレゼンの準備など
もあってハードスケジュールでちょっとつらいところもあったが、授業自体
はとてもおもしろく、勉強になる有用なものでとても楽しかった。
この5日間でReading,Listening, Speakingと様々な英語が学べてとても有
意義な時間を過ごせました。特にReading, Listeningは普段一人でできま
すが、Speakingは他に人がいないとやりづらいのでとても英語を使えるい
い機会だったと思います。
おもしろかった。オブザーバーがいるのもかえっていい点としていいたい。
スカイプも接続悪かったけど、そういう状況でしゃべる練習になっていいと
思う。研究についてもスライド作ったりして色々勉強できたのもよい。これ
から自分で色々講義でやったのをやってみる。
- 28. では、うまくなったのか?
Versantの結果
Overall score
Iは最終日欠席。*ポストテストは4日目(最終日1日前)に実施したので無関係と思われる。
Pretestと +7 +5 +5 +1 0 -1 -2 -2 +6
OVERALL
Posttestの
5点以上向上 4名
差分 3~4点向上 0名 (誤差の範囲の可能性あり)
1~2点向上、降下 4名
Fluency(Vocabulary)
Pretestと +2 +9 +6 +4 -3 +5 -7 -1 +4
Posttestの差
分
- 29. 役に立ったかの評価
• 平均 5.0 (全員5!)
• 英語でしゃべる恐怖心を取り除くのが主眼だが、それ
以外のプレゼンスキルや、フィードバックスキル、コ
ミュニケーションスキルの勉強にもなり非常に有用。
• 英語を話すいい機会でした。また、プレゼンのスキル
も学べたのが良かったです。
• 何回も同じプレゼンするチャンスがあって、段々成長
していくのが実感できた。
• これからの勉強指針がよく分かり、その勉強を実行す
る意欲も出た。
- 31. 気持ちの変化
―難しさに対する評価
• 平均 3.0(全員3!)
• 話せないうちは結構壁を感じるけど、慣れてくると少し
気持ちにゆとりを持てるようになり、完璧ではなくても
それなりの対応ができるようになる。
• 難易度は特に難しくはなかったですが、プレゼンをす
るという行為がまだ慣れていないので、今後もっと練
習したいと思います。
• トピックのレベル、内容もよくできていたと思う。
• 最初は手も足も出ないと思っていたが、全員のレベル
に合っていて、最後には自分も向上したと感じた。
- 32. 来年度の学生に薦めるか
• おすすめします!!英語でのプレゼンに場慣れするのに主眼をおいているけど
純粋なプレゼンテーション力も上がるし、人の話を聞いてフィードバックする技術
もある程度身につく。そして何よりコミュニケーションする機会が多くとても楽しい。
• 英語を使うのはもちろん、プレゼンのスキルもたくさん学べるので是非すすめた
いです。
• 知り合いには全員すすめる。英語ができない人に特にすすめる。こういう「きっか
け」が重要だから。
• 研究で時間がとれないような人以外にはすすめたいです。メリットばかりあって素
晴らしい授業なので、できれば受けるべきだと思います。ただ、この講義は少人
数だからこその良さも多いので増えすぎてももったいないかも。
• プレゼンの授業を受ける機会はなかなかないので一回は聞いておくべきだと思う。
• 自分に最も合致したスピーキングのアドバイスや技法が手に入れられるので、英
語・日本語に依らず、スピーチで自信もスキルも欲しい人には丁度良い。
• 自分と同じように英語に絶大な苦手意識を持っている人がいたらお薦めしたい。