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「旅のことば」活用に関するご紹介
- 6. 専門職同士の集まりにおいて
• OT学会年次総会のワークショップで利用。
• 奈良では、ベテランと若手、専門職と非専門職が「これからの自分たちの職
場」についての話し合いに活用。
• 東京では、「旅のことば」を使いながら、職員同士が経験を共有。
地域の集まりにおいて
• 川崎市職員向け認知症サポーター講座では、自分事化のために利用。
• 千葉市では、家族会、市職員、IT専門家が立場を越えて話す場で利用。
• 恵那市では、地域のさまざまなセクターの人によるワークショップで活用。
• 練馬区では、図書館職員同士の研修「認知症にやさしい図書館」で利用。
• 町田市では、地域のカフェと連携した出張Dカフェで活用。
教育の現場において
• 慶應義塾大学では、看護2年生の実習前教育に活用。
「旅のことば」の利用例
- 7. 【前提】 参加者は「旅のことば」を使ったことがない
【ポイント】
① 「旅のことば」が何かという情報は重要ではない
② 「使えた」という感覚が大切 (「体験」>「知識」)
③ 自分ごとになっていくプロセスが大切
【全体の流れ】
1. テーブルには4人-5人が着席(5人以上だと「話せた」という満足感が減る
2. テーブルにカードを拡げる (40枚)
3. カードを眺めて好きなカードを1枚選ぶ (文章部分は気にしない) 5分
4. 選んだカードについて、選んだ理由を話す: テーブル人数 x 2分
5. 様々なバリーションへ
• 別のカードを選んで、会話を繰り返す
• 特定の一枚を選んで、テーブルで会話を続けていく
• 実現したいイベント(例:料理教室)に、選んだカードのイメージを
重ねて、どんな新しいアイディアを追加したらよいかを話してみる
簡単な「旅のことば」のワークショップ例