Submit Search
Upload
「伝わるチケット」の書き方
•
1 like
•
3,430 views
onozaty
Follow
第18回redmine.tokyo勉強会にて発表した『「伝わるチケット」の書き方』のスライドです。
Read less
Read more
Technology
Report
Share
Report
Share
1 of 24
Download now
Download to read offline
Recommended
うちのRedmineの使い方
うちのRedmineの使い方
Tomohisa Kusukawa
Redmineをちょっと便利に! プログラミング無しで使ってみるREST API
Redmineをちょっと便利に! プログラミング無しで使ってみるREST API
Go Maeda
Redmineの開発状況のこれまでと現在
Redmineの開発状況のこれまでと現在
Go Maeda
RedmineのFAQとアンチパターン集
RedmineのFAQとアンチパターン集
akipii Oga
View customize plugin for Redmineの紹介 (2019年版)
View customize plugin for Redmineの紹介 (2019年版)
onozaty
View Customize Pluginで出来ること
View Customize Pluginで出来ること
onozaty
挫折しないRedmine (2022)
挫折しないRedmine (2022)
Go Maeda
挫折しないRedmine
挫折しないRedmine
Go Maeda
Recommended
うちのRedmineの使い方
うちのRedmineの使い方
Tomohisa Kusukawa
Redmineをちょっと便利に! プログラミング無しで使ってみるREST API
Redmineをちょっと便利に! プログラミング無しで使ってみるREST API
Go Maeda
Redmineの開発状況のこれまでと現在
Redmineの開発状況のこれまでと現在
Go Maeda
RedmineのFAQとアンチパターン集
RedmineのFAQとアンチパターン集
akipii Oga
View customize plugin for Redmineの紹介 (2019年版)
View customize plugin for Redmineの紹介 (2019年版)
onozaty
View Customize Pluginで出来ること
View Customize Pluginで出来ること
onozaty
挫折しないRedmine (2022)
挫折しないRedmine (2022)
Go Maeda
挫折しないRedmine
挫折しないRedmine
Go Maeda
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
Kuniharu(州晴) AKAHANE(赤羽根)
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
akipii Oga
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
Go Maeda
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
Itsuki Kuroda
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
増田 亨
View customize pluginを使いこなす
View customize pluginを使いこなす
onozaty
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
Ryou Soda
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
akipii Oga
WayOfNoTrouble.pptx
WayOfNoTrouble.pptx
Daisuke Yamazaki
Redmineの基本と適用事例
Redmineの基本と適用事例
Go Maeda
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
Kohei Nakamura
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
増田 亨
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
Hidehisa Matsutani
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
増田 亨
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
Takafumi ONAKA
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
増田 亨
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
Takuto Wada
Redmineでメトリクスを見える化する方法
Redmineでメトリクスを見える化する方法
Hidehisa Matsutani
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
Mei Nakamura
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
Go Maeda
チームで開発するための環境を整える
チームで開発するための環境を整える
onozaty
Selenium入門(2023年版)
Selenium入門(2023年版)
onozaty
More Related Content
What's hot
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
Kuniharu(州晴) AKAHANE(赤羽根)
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
akipii Oga
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
Go Maeda
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
Itsuki Kuroda
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
増田 亨
View customize pluginを使いこなす
View customize pluginを使いこなす
onozaty
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
Ryou Soda
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
akipii Oga
WayOfNoTrouble.pptx
WayOfNoTrouble.pptx
Daisuke Yamazaki
Redmineの基本と適用事例
Redmineの基本と適用事例
Go Maeda
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
Kohei Nakamura
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
増田 亨
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
Hidehisa Matsutani
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
増田 亨
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
Takafumi ONAKA
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
増田 亨
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
Takuto Wada
Redmineでメトリクスを見える化する方法
Redmineでメトリクスを見える化する方法
Hidehisa Matsutani
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
Mei Nakamura
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
Go Maeda
What's hot
(20)
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
Redmineチューニングの実際と限界(旧資料) - Redmine performance tuning(old), See Below.
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
Redmineを快適に使うためのおすすめ初期設定
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
フロー効率性とリソース効率性について #xpjug
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
ドメイン駆動設計 ( DDD ) をやってみよう
View customize pluginを使いこなす
View customize pluginを使いこなす
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
開発環境の認証を改善して Redmineを社内標準にした話
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
「Redmineの運用パターン集~私に聞くな、チケットシステムに聞け」
WayOfNoTrouble.pptx
WayOfNoTrouble.pptx
Redmineの基本と適用事例
Redmineの基本と適用事例
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
ある工場の Redmine 2022 〜ある工場の Redmine 5.0 バージョンアップ〜 ( Redmine of one plant 2022 ...
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
ドメイン駆動設計のためのオブジェクト指向入門
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
ユーザ要望に応えるView customize活用事例
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
ドメイン駆動設計サンプルコードの徹底解説
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
エンジニアの個人ブランディングと技術組織
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
ドメイン駆動設計に15年取り組んでわかったこと
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
SQLアンチパターン 幻の第26章「とりあえず削除フラグ」
Redmineでメトリクスを見える化する方法
Redmineでメトリクスを見える化する方法
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
継続使用と新規追加したRedmine Plugin
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
Redmine 5.0 + RedMica 2.1 新機能評価ガイド
More from onozaty
チームで開発するための環境を整える
チームで開発するための環境を整える
onozaty
Selenium入門(2023年版)
Selenium入門(2023年版)
onozaty
40歳過ぎてもエンジニアでいるためにやっていること
40歳過ぎてもエンジニアでいるためにやっていること
onozaty
Java8から17へ
Java8から17へ
onozaty
今からでも遅くないDBマイグレーション - Flyway と SchemaSpy の紹介 -
今からでも遅くないDBマイグレーション - Flyway と SchemaSpy の紹介 -
onozaty
Redmine issue assign notice plugin の紹介
Redmine issue assign notice plugin の紹介
onozaty
最近作ったもの
最近作ったもの
onozaty
Selenium入門
Selenium入門
onozaty
Redmineの画面をあなた好みにカスタマイズ - View customize pluginの紹介 - Redmine Japan 2020
Redmineの画面をあなた好みにカスタマイズ - View customize pluginの紹介 - Redmine Japan 2020
onozaty
View customize1.2.0の紹介
View customize1.2.0の紹介
onozaty
WebSocketでカメラの映像を共有してみた
WebSocketでカメラの映像を共有してみた
onozaty
Lombokの紹介
Lombokの紹介
onozaty
Spring Bootを触ってみた
Spring Bootを触ってみた
onozaty
30歳過ぎてもエンジニアでいるためにやったこと
30歳過ぎてもエンジニアでいるためにやったこと
onozaty
技術書のススメ
技術書のススメ
onozaty
課題管理と情報共有のためのツール群
課題管理と情報共有のためのツール群
onozaty
お試し用のLinux環境を作る
お試し用のLinux環境を作る
onozaty
業務で使うIRC
業務で使うIRC
onozaty
More from onozaty
(18)
チームで開発するための環境を整える
チームで開発するための環境を整える
Selenium入門(2023年版)
Selenium入門(2023年版)
40歳過ぎてもエンジニアでいるためにやっていること
40歳過ぎてもエンジニアでいるためにやっていること
Java8から17へ
Java8から17へ
今からでも遅くないDBマイグレーション - Flyway と SchemaSpy の紹介 -
今からでも遅くないDBマイグレーション - Flyway と SchemaSpy の紹介 -
Redmine issue assign notice plugin の紹介
Redmine issue assign notice plugin の紹介
最近作ったもの
最近作ったもの
Selenium入門
Selenium入門
Redmineの画面をあなた好みにカスタマイズ - View customize pluginの紹介 - Redmine Japan 2020
Redmineの画面をあなた好みにカスタマイズ - View customize pluginの紹介 - Redmine Japan 2020
View customize1.2.0の紹介
View customize1.2.0の紹介
WebSocketでカメラの映像を共有してみた
WebSocketでカメラの映像を共有してみた
Lombokの紹介
Lombokの紹介
Spring Bootを触ってみた
Spring Bootを触ってみた
30歳過ぎてもエンジニアでいるためにやったこと
30歳過ぎてもエンジニアでいるためにやったこと
技術書のススメ
技術書のススメ
課題管理と情報共有のためのツール群
課題管理と情報共有のためのツール群
お試し用のLinux環境を作る
お試し用のLinux環境を作る
業務で使うIRC
業務で使うIRC
Recently uploaded
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
Toru Tamaki
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
danielhu54
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Yuma Ohgami
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
iPride Co., Ltd.
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
sugiuralab
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
taisei2219
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
Toru Tamaki
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
Toru Tamaki
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
Ryo Sasaki
Recently uploaded
(9)
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
論文紹介:Content-Aware Token Sharing for Efficient Semantic Segmentation With Vis...
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Postman LT Fukuoka_Quick Prototype_By Daniel
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
Open Source UN-Conference 2024 Kawagoe - 独自OS「DaisyOS GB」の紹介
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
スマートフォンを用いた新生児あやし動作の教示システム
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
TSAL operation mechanism and circuit diagram.pdf
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Semantic segmentation using Vision Transformers: A survey
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
論文紹介:Automated Classification of Model Errors on ImageNet
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
[DevOpsDays Tokyo 2024] 〜デジタルとアナログのはざまに〜 スマートビルディング爆速開発を支える 自動化テスト戦略
「伝わるチケット」の書き方
1.
「伝わるチケット」の書き方 2020-05-23 第18回redmine.tokyo勉強会 @onozaty
2.
自己紹介 • Hirokazu Onozato •
株式会社ユニスティ所属 • ソフトウエア開発者 • Redmine歴11年くらい • View customizeプラグイン作者 • https://github.com/onozaty/redmine-view-customize @onozaty https://github.com/onozaty
3.
本日のお題 「伝わるチケット」の重要性と 書き方のポイントについて リモートワークが進み 対面でのコミニケーションが 取りずらい今だからこそ
4.
「伝わるチケット」の重要性 • チケットは起票したら終わりではなく、そのチケットを確認する人 がいる。 • 起票者1名に対して、確認者が複数名という場合も多い。 起票時間
< 確認時間
5.
「伝わるチケット」の重要性 • 確認するのにかかる時間を減らすことが重要。 • 起票者が「伝わるチケット」を書くことによって、確認にかかる時 間を減らしたい。 チームの生産性向上へ
6.
個人の時間とチームの時間 チケットに限らず、チームで作業しているならば、常に個人(自分)の 時間とチーム(自分以外)の時間の両方を考えるべき。 【開発現場での例】 コーディングがとても速い人がいても、それを読む人(メンテナンスする他の人)にとって理解に 時間がかかるコードならば、結果的にチーム全体としての生産性を下げることになりかねない。 コーディングする人が少し時間取ってコードを見直すだけでも、見直しにかけた時間以上に他 のメンバの理解に要する時間を削減でき、チーム全体の生産性を上げることができる。 他の人の作業時間を減らすために、 自分に何ができるか常に考えていく
7.
「伝わるチケット」の定義 1. 必要な情報が揃っている 2. より短い時間で理解できる
8.
必要な情報が揃っている 必要な情報が揃っていないと、その情報にたどり着くために余計な時 間が発生する。 • 追加情報をチケット起票者に聞く • 自分自身で調べる その情報に一番近いのは起票者のことが多いので、起票者がチケット に書いていれば、もっと短い時間で済ませられることが多い。 必要な情報=チケットの確認者が欲しい情報
9.
必要な情報が揃っている • 必要な情報はプロジェクト毎に異なるので、Redmine運用開始時点 で考えるのは難しい。 • Redmineを運用していくと、このトラッカーならばこの情報が必要 といったことが見えてくるので、チーム内で相談しながら、必要な 情報として定義、追加していく。 チケット起票時に必要な情報を 入力することをチームの目標に
10.
必要な情報の入力を手助けするもの 必要な情報の入力漏れを防ぐため、入力の手助けをするようなものを 利用する。 • カスタムフィールド • Redmine
Issue Templates plugin
11.
カスタムフィールド カスタムフィールド(Redmineの標準機能)を使って、必要な情報を入 力項目として追加できる。 • 様々な入力形式に対応 • あらかじめ選択肢が決まっているものについては、 リストとして定義することで入力時の選択が楽に •
テキストや数字などでは、正規表現で入力制限を つけることによって、入力誤りを防げる • 必須/任意の指定や、トラッカーに応じた表示/非表示の制御も可 能 • フィールド単位での検索もできる
12.
Redmine Issue Templates
plugin Issue Templatesというプラグインを利用することで、チケットのテン プレートが作れるので、テンプレートとして必要な情報の入力欄を用 意することができる。 • https://github.com/akiko-pusu/redmine_issue_templates • チケット作成時のデフォルトテンプレートもトラッカー毎に指定す ることができて便利。 • 説明欄だけでなくフィールドにも 値を設定することができる。 @akiko_pusu
13.
カスタムフィールドとIssue Templatesの使い分け それぞれ得意なところがあるので、うまく使い分けると良い。 • 選択肢やフォーマットが決まっているようなもの →カスタムフィールド •
入力の手間や間違えをなくせるのと、後からフィールドごとに検索できるのも大きな メリット • 文章や画像として入力したいもの →Issue Templates • 自由度が高い • カスタムフィールドでも長いテキストという形式があるが、複数並べるとかなり場所 を取るのでしんどい
14.
カスタムフィールドとIssue Templatesの使い分け どっちにすればよいか迷う場合には、Issue Templatesで定義しておく のがおススメ。 •
カスタムフィールドで定義するより、Issue Templatesで定義する 方が手軽で時間もかからない • カスタムフィールドにしようとするために、事前に項目の定義に時間をか けるのはもったいない • カスタムフィールド追加にはシステム管理者権限が必要 • Issue Templatesで定義しておいて、規則性が見えてきたらカスタ ムフィールドにすればよい
15.
「伝わるチケット」の定義 1. 必要な情報が揃っている 2. より短い時間で理解できる
16.
より短い時間で理解できる より短い時間で理解できるものにするためには、情報がわかりやすい 形で書かれている必要がある。 情報に適した表現方法を使うことで よりわかりやすく
17.
チケット上での表現方法 チケット上での表現方法はいくつかあるので、それをうまく使うこと で、より分かりやすい形で表現することができる。 • 文章 • 画像 •
アニメーションGIF • 添付ファイルなど ついついなんでも文章で表現しようとしがちなので、他の方法も適宜 使い分けていくのが良い。
18.
画像 下記のような場合は、積極的に画像を使った方が良い。 • UI上(例えばブラウザ上)で発生した現象を説明する場合 • 色や形など、目に見えるものを表現する場合 画像の方が確認者に伝わりやすく、起票する側としても文章で表現す るより簡単なはず。
19.
画像 Redmineでは下記の2パターンで画像を添付できる。 • 画像ファイルとして保存済みのものを添付 • クリップボードにあるものを画像として添付 (Redmine
4.1 以降、またはプラグインが必要) 添付するだけではなく、インライン画像(!画像ファイル名!)として説明 欄で見える状態にしてあげるのが良い。
20.
clipboard_image_paste プラグイン clipboard_image_paste プラグインを利用すると、クリップボードから 添付する際に範囲を調整でき、とても便利。 •
https://github.com/peclik/clipboard_image_paste 本家サイトで提供されているものはRedmine4 への対応が行われておらず、Redmine4以降で 利用するには下記のような他の人がforkして修 正しているものを利用する必要あり。 https://github.com/Utopism/clipboard_image_paste
21.
アニメーションGIF • 画面の動きを説明するようなものは、画像ではなくアニメーション GIFにしてあげるとさらに良い。 • 特に操作手順が複雑なものは、 文章や細切れの画像だと伝わり ずらいので、アニメーションGIF にする効果が高い。
22.
アニメーションGIF 画面操作を記録してアニメーションGIFに変換できるツールがあるの で、それを使ってアニメーションGIFを作成し、インライン画像とし て添付する。 無償のツールで簡単にできる。 • ScreenToGIF (Windowsのみ) •
https://www.screentogif.com/ • LICEcap (Windows/Mac) • https://www.cockos.com/licecap/
23.
添付ファイル 他の方法で表現するのが難しいときには、添付ファイルも使うと良い。 • ログファイルのように、ファイルとして既に存在し、説明欄で書 ききれないもの • 重要と考える個所のみ抜き出して説明欄に記載しておき、全体もファイル として添付しておけば、後から前後を確認したい場合に再度ログを収集し なくて済むので良い •
Excelのような他のファイル形式で見た方がわかりやすいもの • Redmineでも表をかけるが、フィルタやソートができないので、 Excelで 見た方が見やすいものは、 Excelとして添付されていた方が良い
24.
最後に 「伝わるチケット」を書くためのポイントを説明したが、一番重要な のは 自分が他のメンバの立場だったら、 • どこがわかりずらいか • 何を疑問に思いそうか といったところ考えていくと、自然と「伝わるチケット」になってい くはず。 チームの他のメンバのことを考えること
Download now