Copyright (c) 2014 Guild Works Inc.
完成の条件が言えるストーリーというのが良い
ストーリーの条件と言えるね。
他にもいくつか特徴があるんだ。次の6つだ。
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
頭文字をとってINVESTと呼ぶよ。
わかった。では、ストーリーとしては
どういうのがよく書けていると言えるの?
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独立して優先順位がつけられる
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
ストーリーの間で強い依存関係があると
スコープが調整しづらくなるし、完成の状態が
あいまいになってしまうね。このストーリーは
完成しているように実はあっちのストーリーが
終わらないと終わりにはならない…とかね。
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何をつくるかの案が調整可能である
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
やりたいことを実現する手段(How)が調整可能
でなければ、相当しっかりと計画を組み立てる
ことが求められているのと同じことになる。
最初に言ったとおり、Whyを実現するための
一番良いところのHowはチームから提示しよう
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価値のある
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
これはもう説明がいらないかな。僕達の目的はユー
ザーに価値をもたらすソフトウェアを作ることだ。
一つ一つのストーリーがユーザーにとって価値を
もたらすものになっていなければそれを積み重ね
ても目的にはたどり着けない。おそらく関係者が
理解できる内容にもなっていないだろう。
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見積可能である
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
見積ができるということは、やりたいことへの
実現手段がはっきりとしているということだ。
逆にまだ見積ができないなら、関係者との会話が
不足していそうだ。
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チームで扱いやすい手頃なサイズである
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
ストーリーを小さくできると、見積がしやすくな
る。何日もかかるような壮大なストーリーは見積
もったところで凄くブレが生まれる可能性が高い
よね。それに小さくないと1回のイテレーション
の中で終わらなくなっちゃうからね。
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テストできる
I ‒ Independent (独立して優先順位がつけられる)
N ‒ Negotiable (何をつくるかの案が調整可能である)
V ‒ Valuable (価値のある)
E ‒ Estimable (見積り可能である)
S ‒ Small (チームで扱いやすい手頃なサイズである)
T ‒ Testable (テストできる)
テストができるようになっているということは、
ソフトウェアがどう動けば良いか分かっている
ということだ。つまり、完成の条件が明確に
なっているということだね。
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ストーリーはオブジェクトに似ている
高凝集
!
!
疎結合
1つのストーリーには必ず1つの価値がある
十分に小さいこと
ストーリーは可能な限り独立していること
単体で完成することができる
高凝集、疎結合でなければ、ユーザーストーリーだけでは
プロダクトとプロジェクトの状況を把握するのが難しい