8. 博物館は単独では機能できない。
MUSEUM NEEDS NETWORK.
DO NOT THINK AS STAND-ALONE.
• 大阪280万市民に、400万府民に伝えるには圧倒的に
足りない
• 博物館のメッセージを拡げるためには様々なネット
ワークが必要MLA連携、etc
• フットワークのよい活動のためには誰を頼りにするの
か?=博物館と関係の深い人達
12. 日本ではボランティアスタッフ
の位置づけが不明確
VOLUNTEERS, WHAT FOR?
CHEAP WORKFORCE?
EDUCATIONAL TRAINEE?
ボランティアが活動する「目的」「使命」は何なのか、「活動内
容」も含め誰が決めるのか ?
Who is responsible for missions, goals, programs of volunteers?
• 自主性(ボランタリーな精神)を発揮できないボランティアと
いう矛盾
• うまく仕事をするための教育は十分か、更に改善を考えるため
の教育はないのか
• 「参加できる」ことでいいのか、ステップアップする必要があ
るのか
でもホントはそのボランティアこそが市民との接点の最前線なの
で注力必要。
13. でも「友の会」の目的も
博物館によって様々
“FRIENDS OF MUSEUMS” ARE ALSO
DIVERSIFIED IN THEIR PURPOSES.
(1)博物館事業として担うことの困難なリピーター向け
の新たなサービスの受け皿
(2)博物館をより良く利用することを目指すなど、教育
の一部を担う団体
(3)サービスの受け手であると同時に、博物館へ貢献を
する団体
(4)館を支え、館のサービスの一部を担う団体
館種、規模によって異なる。
15. 友の会やボランティアが元気がないの
はみんなが困る
WE NEED ACTIVE PARTNERS!
• 博物館の魅力ある活動が
出来ない・・担い手がい
ない
• 来館者や社会にとっても
博物館が活きてこない
• 何よりボランティアや会
員自身がつまらない
• 博物館が友の会やボランティア
を支援するのは博物館活性化の
鍵です!
• 地域おこしにも博物館のコミュ
ニティが重要です
• やってる人が面白がってないと
新たな人はやってこない
16. 博物館のステークホルダーは誰でしょう
か?
WHO IS THE STAKE-HOLDERS?
われわれは誰に対して責任があるでしょうか?われわれ
の博物館を所有している、あるいは利害関係を持っている、
またはそのように感じているのは誰でしょうか?
納税者 ・地方および国の政治家
公務員 ・ビジネス業界
学界 ・スポンサー
利用者
将来の世代
職員
MUSEUM COMMUNITY
18. 大阪市立自然史博物館の
最大の特徴
WELL-DEVELOPED MUSEUM
COMMUNITY IS THE STRONG POINT
OF OMNH
• 人材育成組織としての「友の会」
• 1955年大阪市立自然科学博物館後援会として発足
• 何度かの組織変革の末1974年から大阪市立自然史博物館友
の会に
• 1600世帯余の会員 20〜70代まで25名の世話役(評
議員)
• ミュージアムショップなど様々な事業は同じ法人の別事業とし
て切り離し、人材育成事業に純化
• 詳しくは瀧端、大阪市立自然史博物館・大阪自然史センターな
どを参照