1.
初心者向け勉強会シリーズ
• AWSを使い始めた/そろそろ使おうかな
AWSを使い始めたばかりの人
AWSでアカウント登録していない人
• 仕事で関係ありそうな予感
自社でAWSの利用を検討している
周辺でAWSを使い始めている
• 専門用語をなるべく使いません
日本語で分かりやすく
業界用語は補足します
1

2.
JAWS-UG：各勉強会の位置づけ
初心者向け
勉強会
使う人を増やす
ビギナー
事例の共有
マイスター
シリーズ、
中の人セミナー
ユーザー
いつもの勉強会、
マスター イベント
使いこなす
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3.
Amazon EC2について
30分で徹底理解
クラスメソッド株式会社
横田 聡
@sato_shi
3

4.
今日憶えて帰るキーワード一覧
• Amazon EC2
• AWS Management Console
• インスタンス（仮想サーバー）
• リージョン、AZ（地域と場所）
• AMI（マシンイメージ）
• セキュリティグループ（ファイアウォール）
• EBS(仮想ドライブ)
• EIP（固定IPアドレス）
• ELB（ロードバランサー）
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5.
アジェンダ
• Amazon EC2（EC2）とは？
• Amazon EC2を使ってみよう
• Webサーバーを立てて公開する
• Amazon EC2は何がElasticなのか？
• 負荷分散のためにロードバランサーを使う
• まとめ
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6.
Amazon EC2（EC2）とは？
6

7.
Amazon EC2とは？
• Amazon EC2 ＝ Elastic Computing Cloud
伸縮自在な
すぐに始められる/すぐに止められる
Webコンソールから容易に利用可能
必要に応じて仮想サーバー数/タイプを変更
高負荷なコンシューマ向けWebサイトから
信頼性重視の業務向けアプリホスティングまで
1時間約2円のお試しサーバーから
世界ランキング上位のスーパーコンピュータまで
1時間単位で利用可能
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8.
Amazon EC2を絵で表すと
コマンドライン
/ SDK利用
Webコンソール
REST
API / SOAP
仮想サーバ(Amazon EC2)
Windows CentOS Oracle DB(Linux)
ターミナル ( スタンダード) (ハイCPU) (ハイメモリ)
SSH公開鍵
認証
仮想デスクトップ
AMI
AMI 仮想外部ディスク
から
保存 (Amazon EBS)
ストレージ
データセンター
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9.
Amazon EC2の主要コンポーネント
地域
マシン 場所
イメージ
EC2 ドライブ
インスタンス
監視
サービス
永続ストレージ
セキュリティ
自動伸縮 スナップ
固定IPアドレス ショット
ロードバランサー
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10.
Amazon EC2を使ってみよう
• STEP1:AWSアカウントの作成
（今日は省略します）
• STEP2:Management Consoleへログイン
EC2インスタンスを起動します
• STEP3:仮想サーバーにログイン
Webサーバーを立てて公開します。
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11.
Amazon EC2を使ってみよう
11

12.
AWS Management Consoleのタブと役割
仮想
監視 監視
サーバー
プラット 永続スト 仮想ネッ
分散処理
フォーム レージ トワーク
データ
キュー 通知 DNS
ベース
キャッ
自動化 認証 メール
シュ
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13.
リージョンを指定してインスタンスを起動
リージョンの指定
インスタンス
の起動
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14.
リージョンとアベイラビリティゾーン（AZ）
リージョン (東京) • 現時点で世界7か所のリージョン
アベイラビリ
ティゾーン A
アベイラビリ
ティゾーン B
• ユーザーは任意に選択可能
• 1リージョン内には、データセンターが複
数拠点存在
EC2 EC2 • 東京リージョンの場合、EC2のために物理
的に離れた2つのDCが存在(アベイラビリ
ティゾーン: AZと呼ぶ)
米国 米国 • AZは、お互いに、地理的、電源的、ネット
西海岸 東海岸 ワーク的に分離されており、地震面、洪
水面も考慮
• 任意のゾーンを選択し、EC2インスタンス
米国 米国 を起動できる
オレゴン 政府 • AZ間は高速専用線でつながれている
( データ転送量も安い)
シンガポー • リージョン間はインータネット経由
ヨーロッパ
ル
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15.
AMIの指定
AMIの指定
AMIには、Instance Storeタイプと、EBSタイプがあります。
良く使うのは、EBSタイプです。Quick Startに出てくる
Amazon LinuxはEBSタイプとなります。
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16.
インスタンスタイプとAZの指定
インスタンス
タイプの指定
場所（AZ）
の指定
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17.
インスタンスタイプ例
• スタンダード インスタンス 用途や性能要求に
スモール インスタンス 合わせて指定
ラージ インスタンス
エクストララージ インスタンス
• マイクロインスタンス 後からタイプの
• ハイメモリ インスタンス 変更が可能！
• ハイ CPU インスタンス
• クラスタコンピュート インスタンス
• クラスタ GPU インスタンス
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18.
インスタンスにタグをつける
インスタンスの
名前付け
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19.
キーペア（公開鍵と秘密鍵）の作成
キーペアの作成/指定
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20.
セキュリティグループの作成/指定と設定
セキュリティ
グループの作成/指定
ポートとアドレス
によるフィルタ
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21.
セキュリティグループ
• デフォルトでは、全ての
ポートが閉じており、外か
EC2ファイアウォール ポート80
らアクセスできない (HTTP)
• 必要なポートのみを、必要
に応じて空ける
ポート 22
(SSH)
EC2
インスタンス
インスタンス毎に
セキュリティグループの
設定を行うことができます
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22.
セキュリティグループ間での制御
ポート 80
(HTTP)
ポート 22
(SSH) Web
Web
サーバー
サーバー
Web Security Group ポート 22
DB
DB
サーバー ポート 22,
(SSH)
サーバー 2048
DB Security Group
App
App
サーバー
ポート3300 サーバー
App Security Group
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23.
インスタンス起動の確認
起動中から
起動完了へ
DNS名が
割り当てられる
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24.
ターミネート、リブート、ストップ、スタート
インスタンスの
ターミネート・
リブート・
ストップ・スタート
Terminate：インスタンス内のデータが消えます（デフォルト）
Reboot：インスタンスの再起動
Stop：インスタンスの停止で後から再開(Start)できます。
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25.
EBSボリュームとスナップショット
ボリュームの追加
スナップショットと
S3に保存できます
インスタンスには、
EBSボリュームが付く
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26.
EBS (Elastic Block Store)とは？
リージョン
EC2への仮想外付けハードディスク
AZ - a AZ - b
• サイズは1GB単位で～1TBまで
EC2インス EC2インス • サイズ/期間/IOで課金される
タンス タンス
詳細
EBS
EBS
• 寿命は、EC2インスタンスと独立している
(データは永続的に保存される)
EBS EBS • アベイラビリティゾーン(AZ) に存在する
• 他のインスタンスに付け替え可能
• EBSスナップショットでS3にバックアップ
Amazon
• バックアップから、EBSを作成可能
S3 インスタンス (他のAZに作成できる)
EBS ストレージ
スナップ
ショット
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27.
Webサーバーを立てて公開する
27

28.
インスタンスへの接続
インスタンスへの接続
28

29.
AWS Management Console
• SSHクライアント選択
putty,terminalなど
• 秘密鍵の場所確認
pemファイル
• アクセス権の変更
chmod 400
• パブリックDNS名を
使った接続
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30.
EC2インスタンスにSSH接続する
セキュリティグループの
対となる秘密鍵を利用 設定でSSHポートを
開けたので接続できます
$ ssh -i mykey1.pem ec2-user@ec2-175-41-195-34.ap-
northeast-1.compute.amazonaws.com
__| __|_ )
_| ( / Amazon Linux AMI
___|¥___|___|
[ec2-user@ip-10-146-9-29 ~]$
接続OK！
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31.
Webサーバーのインストールと設定を行う
アップデートと
Webサーバーの
インストール
$ sudo yum update –y OS起動時に
$ sudo yum install httpd-devel –y Webサーバーを
$ sudo service httpd start 自動起動に設定
Starting httpd: [ OK ]
$ sudo chkconfig httpd on
$ chkconfig --list httpd
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
$ echo "<h2>Hello AWS Server 1</h2>" | sudo tee
/var/www/html/index.html
ロードバランサーの
死活監視用に使う
チェックファイルの作成
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32.
ブラウザーから動作確認
ロードバランサーの
死活監視用に使う
チェックファイル
が見えるか確認
セキュリティグループ
の設定でHTTPポート
を開けているので見える
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33.
Amazon EC2は何がElasticなのか？
33

34.
EBSボリュームのサイズを変更する
リージョン
流れ
アベイラビリティゾーン
• EBSをデタッチする
EC2 • EBSからS3にスナップショット
インスタンス を作成する
• 新たなボリュームサイズを指
EBS EBS 定して、EBSを作成する
(10GB) (100GB) • EBSをアタッチする
• マウントして、リサイズする
EBSのサイズを
Amazon スナップ 後から変更可能！
S3 ショット
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35.
インスタンスのタイプを変更する
ストップ中の
インスタンスは
タイプを変更可能
スケールアップ/ダウン
が簡単！
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36.
固定IPアドレスを取得し割り振る
固定IPアドレス
の取得
Elastic IPs
を選択する
36

37.
負荷分散のためにロードバランサーを使う
37

38.
設定済みインスタンスからオリジナルAMIの作成
インスタンスを基に
オリジナルAMIの作成
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39.
AMIイメージ名の指定
AMIイメージの
名前を指定
処理が開始されました
39

40.
オリジナルAMIのインスタンスを起動する
自分で作成した
AMIのタブ
今回作成した
AMIを指定
40

41.
インスタンスを起動する場所（AZ）の指定
場所(AZ)を分ける
のがポイント
41

42.
ロードバランサーの振り分け動作確認用に
$ echo "<h2>Hello AWS Server 2</h2>" | sudo tee
/var/www/html/index.html
42

43.
同じAMIをベースにしたインスタンス群
このインスタンス群
に振り分ける
43

44.
ロードバランサーを作成する
ロードバランサー
の作成
ロードバランサー
メニュー
44

45.
ロードバランサー配下にインスタンスを指定
HTTP(80)ポート
を振り分ける設定
45

46.
その他設定
死活監視のための
ポートとアドレスの指定
46

47.
ロードバランサー配下のインスタンスを指定
複数のAZで
均等に振り分ける
47

48.
ロードバランサーの状態を確認
インスタンスの
追加/削除が可能
Out of Serviceから
In Serviceへ
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49.
まとめ
49

50.
今日憶えて帰るキーワード一覧
• Amazon EC2
• AWS Management Console
• インスタンス（仮想サーバー）
• リージョン、AZ（地域と場所）
• AMI（マシンイメージ）
• セキュリティグループ（ファイアウォール）
• EBS(仮想ドライブ)
• EIP（固定IPアドレス）
• ELB（ロードバランサー） 理解度をチェック
してみよう！
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51.
参考資料
• AWSマイスターシリーズ
 http://aws.typepad.com/aws_japan/2011/10/aws-meister-5.html
• Amazon Web Services ブログ
 http://aws.typepad.com/aws_japan/
• はじめてのアマゾンクラウド
②[仮想サーバ(Amazon EC2)を立ち上げる]
 http://slidesha.re/ec2-open
• クラスメソッド技術ブログ
 http://dev.classmethod.jp/
• クラスメソッド技術ブログ（クラウド編）
 http://dev.classmethod.jp/category/cloud/
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