9. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
アジャイルとMoving Target
なぜターゲットは動くのか?
⁃ そもそも人間は未来予測が苦手
• 現物を見てコメントする方が圧倒的に楽だし確実
⁃ エラー処理や失敗ケースが抜ける
• 見えてても、優先度低にしたが実は致命的だった、とかも
⁃ ツールを使って慣れてきたら、新しい課題・アイディアが出てきた
http://www.slideshare.net/hiranabe/project-facilitation-at-kanazawarb
10. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ユーザが既存のやり方から新しいやり方に慣れる時間を見込む
既存のやり方を捨てて(アンラーニング)、新しいやり方を学ぶ
⁃ 時間はかかる
⁃ イテレーションの枠内には行儀よくは収まらない
⁃ 今.netやJavaをやっている人が「明日からErlangで開発してね」
と言われて慣れるのにかかる時間とほぼ同じぐらい(のイメージ)
⁃ 使い込み初めてようやく出てくるフィードバックがある
⁃ 「経験」してから選択(朝の角さんの基調講演)
質問数
期間機能リリース
開発へフィードバック
11. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
アンラーニング
弊社ファウンダーの南場さんの本に書いてあった言葉
コンサルティングの方法論は自社経営では使えなかった
⁃ 一度知識を意識的に捨てて新たに学び直す
12. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
僕の開発のイメージ
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/kankyo/animals/dogs/inusoudan.files/situkekata.pdf
13. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
何を基準にプロジェクトを進めるか?
計画ゲームやバックログで優先順位を一位に決めるのは可能か?
⁃ 今見えている課題(バグを含む)は大事
⁃ リストの中から、完成に向けて開発項目を選ぶのも大事
⁃ でもリスト化は無理かなと(後述)
⁃ 備忘録としてgithub:eのissuesは使っている
人類に予測は早すぎるので予測に頼る割合を減らす
⁃ 人類の弱さにフォーカス(木下さんの引用した白本のまえがき)
⁃ とはいえ予測をゼロにして全バリエーション試すというのは無理
⁃ 「こうなるべき」という仮説を持ってシステムを実装してみる
• 変更した結果の反応を見て、また仮説を立てて実行する
14. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
開発のフロー
システムの
境界を決める
理想のデータ
フローを考える
ふつうのUIで
実装する
使ってもらう
フィードバック実装する
リファクタリング