a2i名古屋（2016年03月11日開催）第二部：ユーザー行動と文脈との対話

1ユーザーとの対話を大切にdrawing by Kazunori Tokoo, Copyright © 2016 simplescene.com All rights reserved.
ユーザー行動と文脈との対話
コンテンツ施策とは、長期運用によるユーザーとの対話です。
予算規模や筆者に依存しない、対話の運用設計が必要となります。
そして、何をもってそのコンテンツ運用を「正」とみなしますか？
「3年後もコンテンツ運用の予算を獲得できていると思いますか？」
2016年3月11日床尾一法
a2i名古屋
『優良顧客を獲得する』コンテンツマーケティング戦略！
～ユーザーが思わず見たくなるコンテンツと行動分析～

自己紹介（2分）
はじめに：ユーザー行動を概念的にひもときましょう
第1部アクセス解析から見るコンテンツの役割について
第2部コンテンツの設計軸とユーザー行動の
照らし合わせについて
第3部ユーザーの行動文脈とコンテンツの示す文脈について

プロフィール
床尾一法（とこお・かずのり）
自ら大規模商用Webサイト運営を多く体験、コンテンツ運用設計、Web解析による「見
えること化・言えること化・できること化」を軸とした集客戦略、パーチェスジャーニー可
視化、ユーザー行動分析を得意とする。
2005年からコンテンツマーケティングに注力、自動車情報メディアの立ち上げ責任者として、素人の運用でもSEO
施策を反映できるオリジナルCMSの設計と、綿密なコンテンツシナリオ設計により、当時の検索結果上位表示の定
位置化を実現。
2007年には大手動画サイトのWeb解析とSEO施策を担当、集客設計の見直しにより前期比200%を超えるトラ
フィック成長を達成。
2008年にはグルメ情報サイト運営において戦略対象キーワードを最適化し、競合サイトとの差別化を図ったキー
ワード戦略による検索結果上位表示の定位置化も実現している。
2010年にWeb解析コンサルタントとして株式会社アイレップに入社、
後にWeb解析部門とSEO部門の両部門グループマネージャー（部長職）に就任。
2014年7月からオンライン集客戦略支援「シンプルシーン」として独立、今はなき自動車メディアを立ち上げた、大
手中古車販売会社、株式会社ガリバーインターナショナル（東証一部上場）に戻るかたちで常駐。
経営直下の社長室付で、データを起点とした事業戦略と集客戦略の再設計に従事。
現在は新規事業開発室にて、新規事業の設計と推進に従事。
その他、各社でコンテンツ運用組織の設計と仕組み化指導、マーケティング人材育成支援を手がける。
大阪芸術大学写真学科卒業の元カメラマンでもあり、写真家として創作活動を継続中。

はじめに：ユーザー行動を概念的にひもときましょう

生活者の行動って
どんなものだろう？

まず生活者の消費行動を考えてみる
生活を
豊かにする
消費
高額な
消費
贅沢
消費

生活者は幸せを求めて回遊します
知る幸せ、共感する幸せ、共有する幸せ・・・
雇用と収入を守る義務・・・
暮らしを
快適に
美味しく
生活を
豊かに
理想の
労働環境
グルメコンテンツ
暮らしのコンテンツ
不動産コンテンツ
就職・転職コンテンツ
誰しもが欲しがる話題
誰しもが感じる課題
に関するコンテンツは
「誰かの共感を得やすい」
ために数多く作られている
自分の課題は誰かの課題

一方、遊びや趣味、贅沢に関しては・・・・
こんなのあるんだ？
いいな～（買えないけど）
生活者が現在必要としていない情報と
生活者行動の接点を作ることができても
商材に対する消費欲求を駆り立てるのは
とても難しい
価値観は千差万別
ニュース
メディア
ソーシャルメディアそれよりも
日々の暮らし
友達の
こと
あの人
のこと
新築
デジタル
ガジェット
新型車
旅行
便利家電

ソーシャルメディア
情報収集の導線も千差万別
日々の
暮らし
友達の
こと
あの人
のこと
これいい！
もっと知りたい！
動画メディア
キュレーションメディア
悩み暇
こんなのあるんだ
いいなぁ
ニュースメディア
比較メディア
商材や
サービスの認知
しかし、
皆が情報を欲求するとは限らないそこが悩ましい

そして生活者の時間という資産
みなさんにも
楽しい時間
幸せな時間
お金を稼ぐ時間
などなど
大切な時間がありますよね？

日々の
余暇時間
贅沢な
時間
無駄な
時間
生活の
時間
時間も消費される貴重な資源です
あなたのコンテンツは時間を奪えますか？
あなたのサービスがもたらす体験はどんな価値を提供しますか？

あなたのサービスやコンテンツの体験は
ユーザーに何をもたらしてくれますか？
誰かに幸せな時間を提供できますか？

コンテンツは
作ることが目的ではなく、
ユーザーの気持ちに寄り添い対話し、
価値ある体験をもたらすもの。
その体験がサイトの
信用と信頼につながります。

みなさんのビジネスは
どんな人達の？どんなシーンで？
ユーザーの対象となるのか
イメージできますでしょうか？
みなさんのビジネスがもたらす体験は
ユーザーにどのような価値をもたらすのか？
イメージできますでしょうか？

「我々は何者」で、
「どの」ステージのユーザーの、
「何の」想いや課題に、（※暇つぶしも「暇」という課題）
「どう作用（解決）」して感化させ、
どんな「ユーザー行動」の変化が見込めるのか？
対話の目論見を設計すること。
誰の？何に？どうやって？何のために？
コンテンツに限らず
集客とユーザーとの対話施策すべてに言えることですが

伝播や評価はその後にやってきます。
見たい
解決
した
知り
たい
共感
した
有益な時間を提供し
信頼を得ること
商用サービスとしてユーザーの信頼を得ること。

第1部アクセス解析から見るコンテンツの役割について
・・・とはいえ、解析からみなくとも、コンテンツによる対話は必要なのですが。

集客の施策と収益の構造を考えてみる

見
込
み
顧
客
に
サ
ー
ビ
ス
を
体
験
し
て
も
ら
う
に
は
見
込
み
顧
客
を
開
拓
す
る
に
は
継
続
的
に
利
用
し
て
も
ら
い
収
益
性
を
確
保
す
る
に
は
コスト投下と収益
集客の施策と収益の構造を考えてみる

20drawing by Kazunori Tokoo, Copyright © 2016 simplescene.com All rights reserved. ユーザーとの対話を大切に
マス広告
リスティング広告
LPO
リターゲティング広告
メールマーケティング
ソーシャルメディア運用ソーシャルメディア広告
流入経路と施策の役割
成果の刈り取り
Web 解析
データマネジメントオーディエンスデータ
起点特化コンテンツ
ブランドを
知ってもらい
共感してもらう
商材のある幸せ
を知ってもらう
商材の優位性を
知ってもらう
ユーザーシナリオの可視化
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
消費に納得
してもらう
繰り返し利用
してもらう
アフィリエイト
ディスプレイ広告
課題解決の検索
商材の調査検索

マス広告
LPO
コンテンツ施策の役割
成果の刈り取り
Web 解析
起点特化コンテンツ
ブランドを
知ってもらい
知ってもらう
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
消費に納得
してもらう
繰り返し利用
してもらう
課題解決の検索
商材の調査検索

起点を作る
集客力
巡回させる
情報の更新性再訪問を
誘引する
継続性
直接成果
を獲得する
説得力
コンテンツによる対話のステージ

コンテンツの価値はユーザーに伝わるのか？
競合
2番手
市場
トップの
最競合
国内旅行
検索市場を支配
その他
競合
その他
競合
解決
したい
見たい
知りたい
「床尾旅行センター」と「じゃ○ん」で、
商品品質が同等とした場合、どちらのサイトを信用しますか？
市場でナンバーワンの競合は、プロモーションも予算も強大です。
自社サイト
すぐに成果が出るのはブランド力のあるサイトのみ、と考えましょう。
回遊導線

おすすめの水族館
農村体験ツアー
自社サイトが
集客の強みとしている
ユーザー層
役に立った！
情報が得やすい
独自の指向性を持つユーザーの集客を獲得をしている状態
は、競合との差別化ポイント。可視化できていますか？

検
索
連
動
広
告
し
か
し
、
こ
ん
な
カ
タ
チ
↓
が
一
般
的
と
思
わ
れ
ま
す
。
LPO !
LPO !
LPO !
そんな
効率の悪い
いくら
かかるんだ！
ユーザー
増やさないと
広告には
限界がある
その広告費も
たりない
効率化だけ
ではいけない
ユーザーとの対話を拡張しないと、
刈取りの集客の「狭まり」から
のがれられません。

Web解析視点でのコンテンツ施策を紐解くポイント
コンテンツに触れたユーザーの姿の「見える化」
行動データとの対話から生まれる仮説思考で「言える化」
コスト効率を問う前にコスト効果を問う「できたこと化」
次に展開すべきコンテンツを示唆する「できること化」

成果の獲得
Web 解析
オーディエンスデータ
起点
コンテンツ
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
繰り返し利用
してもらう
ブランドを
知ってもらい
新規セッション
の観測
ラストタッチ
成果への関与率
新規/再訪問
のシェア構成
知ってもらう
平均PV
平均滞在時間
消費に納得
してもらう
コンテンツの評価例

顧客と
対話
接点を
最適化
体験して
もらう
開拓
する
大切なこと！データの解析を元に施策施行メンバーが
ユーザーの姿と担う役割を理解すること！
その文化づくりが重要

では事例のご紹介

店舗ブログ施策
オーディエンスターゲティング
文脈の解析
ユーザーと対話した3つのテーマについてお話します

第2部コンテンツの設計軸とユーザー行動の
照らし合わせについて
成果の獲得
Web 解析
起点
コンテンツ
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
繰り返し利用
してもらう
知ってもらう
平均PV
平均滞在時間ラストタッチ
消費に納得
してもらう
の観測
ブランドを
知ってもらい
新規/再訪問
のシェア構成

私は今こんな企業様に
（出戻りで）常駐させていただいております。
10年前にメディアサイトを立ち上げさせていただいた
（後にサイトブランドは他社に譲渡）

東証一部上場で、東京駅丸の内の目の前。
大きな会社です。広く人材を募集中（ぼそっ）
もちろん、広告を含めた集客予算も巨大です。
ゆえに広告解析データから色々なことが解ります。

（あくまで「今のところ」）事業はこの領域です。
生活に必要な
クルマ
欲しかった
クルマ
すこしでも高く
クルマを売る
中古車
新車

常駐先企業が取り組むオンラインマーケティング課題
成果刈り取り
X日間X訪問
成果のXX%が初回訪問からX訪問以内
成果のXX%が初回訪問からX日以内
検討初期段階の
ユーザーを捉える
ブランド力と
広告集客力
検討段階のユーザー不在
利用するサービス検討段階の
ユーザー母数の不足
ポジティブネガティブ
ヒミツ
ヒミツ
ヒミツ
ヒミツ
ヒミツヒミツ

成果件数のピーク
CVRの高まり
店舗やサービスへ
関心が高まる
第2の成果地点
訪問のピーク
成果シナリオの空白期間
ユーザーは
この期間に何を考え
どんな行動を
とっているのか？
ヒミツヒミツヒミツヒミツ

AdobeAnalytics「訪問者ID（Visitor_ID）」データウェアハウス使用
Google アナリティクスプレミアム「ClientID」BigQuery使用
こういったWeb解析の見解は、基本的に
「細かなセグメント設計群」×「ユーザーID」で
ユーザー「個」の動きを統計的に解析して導いています。
めちゃくちゃ手間ですが・・・

ひとつめの事例
2大ネットワークでの
オーディエンスターゲティング広告
配信テスト

ディスプレイ
広告
きっかけは、ターゲティング広告や配信面固定型の広告の解析結果から導いた、
「検索履歴が関与しないユーザー」の伸びしろ発見。
クルマ
検索
へぇ
ディスプレイ
広告
母数は少ないが
深く回遊
再訪問も多い
離脱
母数が多くあっさり訪問
サービス利用多い
離脱サービス利用

そこで2大ネットワークのユーザーの閲覧行動や興味関心と、店舗営業マンの
経験値を照らし合わせてペルソナ像を造り、25象限にセグメント分け。
そして、「クルマに関心がないユーザー」「関心があるユーザー」ごと※
に広告配信のテストを実行。
※オンライン上でのクルマ関連検索や関連サイト訪問履歴

具体的にGoogleの例で説明すると
営業現場の接客経験を元に、
アフィニティカテゴリの掛けあわせで
ペルソナ的なユーザーセグメントを作り、
そのグループに
クルマ関連興味あり・なし
バナー広告のクルマ画像あり・なし
などといった組み合わせで、
バナーのクリエイティブとLPを
各種テストしながら配信を行った。

わかったこと

検索をせずに繰り返し来ているユーザーの存在。
普段はクルマの検索調査はしないが、広告は積極的にクリックし、
抵抗なく再訪問しているユーザーがいる。
クルマ
検索
へぇ
ディスプレイ
広告
サービス利用はやはり検索が強い
ディスプレイ
広告
クルマ
検索
ディスプレイ広告はクリックするが、
訪問履歴に検索連動広告が入る確率が低い。
（それは広告の出稿量が多いが故に解ること）

X日間X訪問
成果履歴5日～1ヶ月
オーディエンス
ターゲティング再訪問での成果が30～60%
投資家、エコ生活など
コストを気にしそうなユーザー
ＤＩＹ、アウトドア、ペット好き、
旅行好き、インテリア好きなど
移動やＸＸに関心がある
ユーザーの再訪問成果を獲得
クルマに
関心なし※
（調査行動なし）
既存広告
顕在化していない見込みユーザー開拓の余地はまだまだあり、
空白であったクルマ選考シナリオに割り込むこともできる。
※もちろん、母数は獲得できないものの、粗利ベースでROIが成立するセグメントがある。

ネイティブ
AD
コンテンツ目線で行える示唆（当たり前のように言われていることばかりですが）
友達の
こと
あの人
のこと
動画メディア
キュレーションメディア
趣味暮らし
いいなぁ
比較メディア
商材認知
まとめられる
ような
役立つ記事
ユーザーの
信用信頼を得る
おもてなし
検索しないユーザーとも対話ができるコンテンツ展開を
接点確保
自分たちは
何者か

ふたつめ
みんなでできる！
店舗ブログ

常駐先は400店超の直営店でブログを運営。
ご覧のとおり
プロのコンテンツとは
比べられない、
アマチュアの記事群。

しかし店舗を入口とする自然検索流入よりも、
ブログを入口とした訪問の方が、CVRが高い。
自然検索自然検索
＞
CVR

また成果シナリオも他の流入経路よりも長く、
他の集客施策とは異なるシナリオをカバーしていた。
店舗ブログ
CV
他の
流入経路
獲得母数は少ないものの、
他の流入経路での成果獲得への
アシスト力も高かった。
ヒミツヒミツヒミツヒミツ

そこで経営者様に号令をかけていただき、全社を上げ
てブログ記事作成促進の働きかけを行っていただいた。
どんな人達？
信用できるの？
これは営業現場の士気高揚、顧客対応の面で
賛同を得やすく、経営層に歓迎された。
ユーザー

結果

2014年6月 2014年7月 2014年8月 2014年9月 2014年10月 2014年11月 2014年12月 2015年1月 2015年2月 2015年3月 2015年4月 2015年5月 2015年6月 2015年7月 2015年8月
閲覧URL数
24,644
閲覧URL数
26,717
閲覧URL数
27,328
閲覧URL数
30,788
閲覧URL数
34,478
閲覧URL数
37,273
閲覧URL数
39,466
閲覧URL数
42,647
閲覧URL数
40,667
閲覧URL数
40,231
閲覧URL数
40,778
閲覧URL数
48,136
閲覧URL数
52,585
閲覧URL数
55,720
閲覧URL数
58,737
月間記事投稿数と、閲覧を記録したURL数が大幅成長。
直近3ヶ月合計の昨年対比276%成長

ブログを入口として訪問するユーザーや、
獲得する直接成果の件数も成長。

ブログを入口として訪問するユーザーから獲得する、
間接成果の件数も僅かに増加。

4訪問前 3訪問前 2訪問前 1訪問前 CV訪問査定 CV後の訪問
1 7 29 88 2014年 136
1 5 34 91 2015年 248
100% 71% 117% 103% 差分 182%
4訪問前 3訪問前 2訪問前 1訪問前 CV訪問提案 CV後の訪問
1 2 6 26 40 2014年 185
1 5 11 47 75 2015年 240
100% 250% 183% 181% 188% 差分 130%
4訪問前 3訪問前 2訪問前 1訪問前 CV訪問在庫 CV後の訪問
1 1 10 2014年 249
2 3 10 22 2015年 342
300% 1000% 220% 差分 137%
4訪問前 3訪問前 2訪問前 1訪問前 CV訪問来店 CV後の訪問
2 7 2014年 252
1 1 1 10 2015年 366
50% 143% 差分 145%
特に、中古車販売に関する成果訪問「1訪問前」の訪問、
アシスト効果の成長が目立つ。
クルマ買取
中古車
ご提案
※取り寄せサービス
在庫問合
来店予約
成長率
成長率
どんな人達？
ポイントは「店舗の人の顔」。事実、アンケートで
「この人たちなら行ってもいいかも、と思った」
というお客様の回答もいただいている。

4位まで独占
【余談ですが】
このような状態を量産する可能性も秘めています。

起点
コンテンツ
の観測
成果の獲得
Web 解析
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
繰り返し利用
してもらう
ブランドを
知ってもらい
新規/再訪問
のシェア構成
知ってもらう
平均PV
平均滞在時間ラストタッチ
消費に納得
してもらう
第3部ユーザーの行動文脈とコンテンツの示す文脈について

友達の
こと
あの人
のこと
動画メディア
いいなぁ
ブランド
認知
役立つ
記事
ネイティブ
AD
興味のある
記事
ネイティブADのインフラを利用してユーザーが関心をもつ
「クルマ以外」の行動文脈をデータを解析してみました
ネイティブ
AD
文脈
文脈
趣味暮らし
分析協力

マイクロ
コンバージョン
ログリーＡＤネットワーク
ねらいの文脈を持つコンテンツ群
文脈Xを持つ
コンテンツ群
媒体A
コンテンツ
文脈Ｘ
媒体B
コンテンツ
文脈Ｘ
媒体C
コンテンツ
文脈Ｘ
CVポイント
YTM
コンテンツ
LP
サイト全体
ねらいの文脈X
ターゲティング
成果誘導遷移
具体的にはこのように「コンテンツの持つ文脈」を中心に
ユーザー行動を追う広告インフラです

マイクロ
コンバージョン
CVポイント
YTM
コンテンツ
LP 成果誘導
サイト全体
ねらいの文脈X
媒体
媒体
オーディエンスターゲティング
任意の文脈を持つユーザー群
遷移
この仕組を利用して特定の文脈に触れたユーザーを
トレースすることができます

媒体
媒体
外部データの解析：成果到達ユーザーの自動車関連回遊文脈
文脈
解析
221616.com
在庫検索
ページ

外部データの解析：成果到達に至らなかったユーザーの自動車関連回遊文脈
媒体
媒体
文脈
解析
221616.com
在庫検索
ページ

友達の
こと
あの人
のこと
趣味暮らし
いいなぁ
ブランド
認知
分析協力
ネイティブ
AD
ネイティブ
AD
文脈（1）
転職
文脈
文脈（2）
？ヒミツ
文脈（3）
？
文脈（4）
？
ヒミツ
ヒミツ
この分析ので今まで自分たちが把握しきれていなかった
成果見込み濃度の濃いユーザーの回遊文脈を発見。

外部データの解析：成果到達ユーザーの「転職」関連回遊文脈
媒体
媒体
文脈
解析
221616.com
在庫検索
ページ

外部データの解析：成果に至らなかったユーザーの転職関連回遊文脈
媒体
媒体
文脈
解析
221616.com
在庫検索
ページ

まとめ

顕在化しない非検索ユーザーとも対話できる、
ユーザーの文脈を意識したコンテンツ展開をそして・・・
友達の
ことあの人
のこと
趣味暮らし
ユーザーの
行動文脈の
想定
訪問したユーザーの
文脈を理解した
ご挨拶とおもてなし
お付き合いの始まり
どんな人達？
ユーザーの信用と信頼を獲得できるコンテンツ展開を。
商材認知
接点確保
信用と
信頼
ターゲティング広告
のデータ活用
いいなぁ

【追記】
最後に問いたいこと、お伝えしたいこと。
「コンテンツを推進する覚悟はあるのか？」
え？えっ？？ともかく
やってみる必要があるので

コンテンツ
企画
コンテンツ
集客設計
コンテンツ
シナリオ
得られる
効果
目論見
頑張って予算もとりましたが・・・
どんな計画？
どんな予算組？
施策結果
の評価
どこの？
どんな
状況の？
誰に
対して？
どうやって？起点？
回遊？
終点？
感化？
共感？
共有？
拡散？
検索結果
順位？

集客の
予算とりました
予算で何をするの？
効果を見て
継続する
つもりです
効果って何？
何をもって継続？
被リンクを
いっぱい
もらって
おもしろい
コンテンツで
おもしろい
って何？
施策の最終的な
目論見は？結局ユーザーは
何を得る？
何が変わる？成果は？

見たい
知り
たい
そもそも、自社業態の市場のなかで、
集客を行う目的は何ですか？
何かと戦う武器なのでしょうか？
そこで戦う必要があるのでしょうか？

Point 「仮説」力と「課題の棚卸し」力
目論見が想定できないならコンテンツ予算と工数はムダ。
なぜなら結果検証ができず、
価値（何に影響を与えたか）すらも見えないからです。

まずは自社ユーザーの
（おそらく偏った）集客の文脈を読み、
• 現状の自分たちの成果シナリオ
• あるべき姿の（あるいは拡張余地のある）シナリオ
の差分を、定量的なデータを元に
議論すべきです。

そして

LPO
起点となるコンテンツへの集客で最も困難な戦い
ユーザー定着の可視化を遂げるまでの予算と体制の維持
Web 解析
起点
ブランドを
知ってもらい
知ってもらう
コ
ン
テ
ン
ツ
施
策
消費に納得
してもらう
繰り返し利用
してもらう
起点からサービス定着への橋渡しを確認！
これいい！
もっと体験したい！
へぇ

ステークスホルダーを意識したことがありますか？
ユーザー
メンバー
市場
決裁者や組織とともに、定量的な根拠で理解し、
共通の定性的な目標を持ちましょう。

【絶対に必要なこと】
効果の可能性が見えてくるまで
戦い続ける体制づくり。
中途半端な情報の羅列は、
ユーザーの信頼を失い、
ブランドの毀損にもつながります。

Point 運営体制の死守
これまで述べたポイントを組織的に仕組み化をしないと、
コンテンツの「やる気」と文化はカンタンに霧散化してしまいます。
コンテンツ運用の
テーマの決め方
評価基準となる
KPI設計
コンテンツの役割
あれやりたい
これやりたい
おもしろいこと
をやりたい
「おもしろいこと」
だけでは困る
編集方針

次の一手を戦略的に、
ロジカルに行えるような仕組み化を行いましょう。
業界の新しい
ニュースソースを
探してみようよ！
担当者が
名誉を感じてもらう
評価体系も大事
業界各社の
プレスリリースを
毎日巡回！
Web解析数字と
市場調査を見ると
こんな特集が必要
だと思うな
属人的な企画は長続きせず、文化も継承されません。
予算獲得もヒトの熱意に比例します。

まとめグダグダにならない仕組みと体制づくり
これらを成立しないと中途半端な結果に終わります。
少なくとも「やったこと」、「実現できたこと」、
そして「実現できなかったこと」と「次の一手」を
整理して考えられるフローを作れば、
その継続が成果の伸びしろの拡大につながります。
・目論見の明確化
・定量的なデータを元にしたシナリオ仮説力
・論理的な設計と戦略的な動き
・シナリオの貢献検証と証明
・運営体制の構築

みなさま。
コンテンツを
これからやるなら
（すでにやっているなら）
どこまでやりきりますか？

１ヶ月？
半年？
１年？
５年？
１０年？
ずっと？

信用と信頼は一日でならず。情報の継続は力なり。
何がいいの？
選び方が分からない
色や解像度
選択基準ごとの
情報が欲しい
僕のチョイスに
賛同してほしいな
アナタのスタイルなら
断然コイツだよ！
君にはこのカメラが
いいんじゃない？
豊富な機能なら
アレで
独特の写りや
色ならコレで
アッチは
カワイイ色
が選べる
こっちは
キレイに
撮れそう
実はXX-02Rに
決めている
人気機種だし
けど安直かな？

信用と信頼を得続ける限りずっとです。
稚拙でもかまいません。
コンテンツを介しユーザーと対話しましょう。
選択基準となる
情報が豊富
選び方をじっくり
教わった
僕のチョイスは
間違ってない！

本日はご聴講いただき
ありがとうございました！

a2i名古屋（2016年03月11日開催）第二部：ユーザー行動と文脈との対話

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